(21.3.28) イオンの反省

Images3_2   国内のスーパー業界を二分するイオンイトーヨーカドー値下げ合戦に突入した。
3月18日、イトーヨーカドー2600品目の衣料品、住居関連商品、食料品の価格を15%~30%値下げすることにしたが、その翌日イオンは信じられないような広告を掲載してイトーヨーカドーに対抗した。

イオンの反省
イオンの価格は他店にくらべて、決して安くは有りませんでした」
「イオンの売場は、欲しいと思える商品が並んでいませんでした」
「もう一度、お客様が求める本当の低価格、売場、サービスを取り戻すことに全力を尽くしていきます」


 具体的には食品や衣料品など5100品目について、食品で20%、衣料・住宅関連で30~35%の値引きを予定しているという。

 イオンが今までの常識を覆すような衝撃的な広告を掲載したのには、深い理由がある。

 実はスーパー業界は完全な冬の時代に入っており、イオン全店売上高は08年8月以降、前期比マイナス11月▲4.9%、12月▲3.9%、1月▲4.6%、2月▲8.4%)が続いている。
そして09年2月連結決算最終赤字になることが確実視されており、イオンは利益を上げることができなくなった

 理由は特に総合スーパーのジャスコ専門店衣料のユニクロ、家電のヤマダ電気、薬のマツモトキヨシ、家具の大塚家具、100円ショップのダイソー)との価格競争に負けているからである。

このままいったら総合スーパーというビジネススタイルは崩壊する
岡田社長の危機感が「イオンの反省」を掲載させた。

 もっともイオンとしても今まで指をくわえて何もしなかったわけではない。総合スーパージャスコのジリ貧をカバーするために食品専門スーパーマックスバリュの展開を積極的に進めたり、PBプライベートブランド)の取り扱い品目を増やしたりして顧客の獲得に努力してきた。

 しかしそうした取り組みも売上の減少速度を弱めるだけで、イオン全体のジリ貧傾向を止めることができない。

 イオンは「イオンの反省」で価格を下げる方針を打ち出したが、この戦略は以下のようだ。

① PBの扱い商品の拡大を目指すことで、現在売上の約10%程度の割合を11年2月期までに20%程度にまで引き上げる。
PBの価格はNB(ナショナルブランド)の価格より10%~40%程度の低く設定されているので価格低下に結びつく。

② PBは主として中国や東南アジアに生産拠点があるが、工場をイオンが所有しているわけでないので需要の増減にフレキシブルに対応できるその結果不要在庫を持たなくて済む。

 イオンがこうした低価格戦略をとることにしたのは、今後の世界経済がデフレ傾向にあると判断したからである。
昨年の夏までは石油価格や穀物価格、原材料の高騰によりインフレ傾向が加速し、イオンもNBブランドを中心に値上げラッシュが続いたが、リーマン・ブラザーズの倒産以降世界経済は完全にデフレ傾向に転じた。

デフレになれば低価格でないと物は売れないしかもデフレはこの先何年も続くだろう
岡田社長の「イオンの反省」はこうした世界経済の潮流に何とか追いついていきたいとの悲鳴のようなものである。

 私のように、年金生活者はデフレは大歓迎だし、またジャスコ鎌取店でほとんどの買い物をする身には、イオンのこの戦略が何とか成功して欲しいと応援したくなる。

反省イオン まけるな やまちゃん ここにあり

 

 

 

 

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(20.6.18) イオンおゆみ野SCの開店とちはら台unimoへの影響

 イオンおゆみ野SCが開店してから20日間がたとうとしている。当初のフィーバーが落ち着いてきたと思われたので、本日(17日イオンおゆみ野SCちはら台unimoをのぞいてみた。
おゆみ野SC開店の影響がちはら台unimoに現れているか確認したかったからだ。

 火曜日の午後と言う比較的客の少ない時間帯であったが、このよく似たSC平日の実情を知ることができた。

 私は前から述べているように、ここおゆみ野からちはら台にかけて大型のSC4つもあるのは明らかに過剰と判断しており、いずれ競争に負けたSCが撤退するのではないかと予想している。

 何しろ近在の人口規模は約6万人であり、1SC当たり15000人の規模だが、これは他ならぬイオンおゆみ野SCの基幹店マックスバリュの出店基準3万人半分にしかならない。

 またイオンおゆみ野SCちはら台unimoシネマコンプレックスを除けば、SCとしての店構えからまた入っている基幹店や専門店の種類まで酷似しており、鎌取駅前のジャスコやミスター・マックスより競合の度合いだ強そうだ。
しかも両者の距離は直線距離で1km程度しか離れていない。

 これでは家電の専門店競争でやったように、対抗店の側にわざと似た店を作って相手を撤退させる競争をしているようなものだ。

 両者を比較をしてみると規模としてはちはら台unimoの方が大きい
たとえば床面積unimoが約7万㎡に対し、おゆみ野SC約4万㎡である(ヤマダ電気分を含む。以下同じ)。
入っている店舗もunimo約180店に対し、おゆみ野SC約90店に過ぎない。
また、駐車場unimo約2400台に対し、おゆみ野SC約1700台だ。

 大雑把に言って、イオンおゆみ野SCちはら台unimoの6割から7割程度の規模と言える。

 しかし店の賑わいははるかにイオンおゆみ野SCのほうがにぎわっている。まだ開店当初のものめずらしさから来店者が多いのかもしれないが、おおよそ来店者数はイオンおゆみ野SCがunimoの倍だ。

 私が特に驚いているのはおゆみ野SCに来る車のナンバーのうち約4割程度が袖ヶ浦ナンバーだったことだ。これは市原市茂原市からの来店者と思われる。

 一方ちはら台unimo千葉ナンバーの車は1割程度しかなかった。
これは明らかにunimoが当初想定していた市原市や茂原市のお客がおゆみ野SCに流れていることを意味する。


 具体的によく似た店舗の来客数を目視してみた。
基幹店のマックスバリュ(おゆみ野SC)とヤオコーunimo)はマックスバリュに約2倍程度の顧客が入っていた。.
ヤマダ電気おゆみ野SC)には50名程度、一方コジマunimo)は20名程度の来店者がいた。

 また本屋の来店者数もおゆみ野の精文館書店方が多かった。規模や内容では明らかにunimoのアカデミヤがすぐれているのにもかかわらずである。

 専門店になると、平日のせいだろうかこれはどちらも来店数はちらほらでまったく人が入っていない店舗も目立つ。
平日の午後はまったく顧客が来なくても経営が成り立つのだろうか。

 さて、私が観察した状況は上記のとおりだが、これをどのように判断したらよいのだろうか。
人口の規模から言ってもおゆみ野ちはら台2倍程度あり、それに市原市茂原市からの顧客層のかなりの部分をイオンおゆみ野SCがつかんでいる。
ちはら台unimoはSC間の競争で厳しい立場に立たされているといえそうだ。

 特に専門店にいたっては平日の午後とはいえ、顧客が見当たらない店が目立っている。最も専門店に限ればイオンおゆみ野SCもにたりよったりで、顧客を奪い合いした結果互いに厳しい状況におかれてしまったということのようだ。

 私は直接の当事者ではなく単なる顧客で、また競争が資本主義社会の基本法則とはいえ、あまりに過剰な出店にはひとごとならず心配だ。
少なくとも今回のイオンおゆみ野SCの進出は適切なマーケットリサーチをした結果とは思われないので、何か非常に無駄な競争をしているように見えてしまう。

 そしてその影響がちはら台unimoに強く現れているようだというのが今回の結論だ。


写真を撮ってきました。現状がよく分かると思います。

http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/SC20617?authkey=FOPQj5LFUZk

 

 

 

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(20.5.31) イオンおゆみ野SCがオープンした

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
 「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード



 本日(30日)、イオンおゆみ野SCがオープンした。このSCについてはブログで何回も書いてきたので、自分の予想と実際が当たっているか気になって見に行ってみた。

 初日だけあって、平日の金曜日にもかかわらずかなり混雑していた。駐車場は満車状態だが、道路でひどく待つというほどでなく見ているとつぎつぎに駐車場に入っている。道路の混雑はないといってよい。
自動車の出入口は当初4箇所と思っていたが、5箇所あっていづれもスムーズに動いていた。
もっとも平日の状況なので、土日にどのようになるかはもう一度確かめる必要はありそうだ。

 中に入ってみた印象は、ちはら台unimoにそっくりだった。
建物のつくり方から中に入っている店からほとんど区別がつかない。
マックスバリュについても生鮮食料品を売っているジャスコ鎌取店の1階売り場とほとんど同じだ。

うぅ-ん、SCはこんなにも同じになるのだろうか。それで十分な集客は可能だろうか」唸ってしまった。

 もともとここはおゆみ野ちはら台をあわせて約6万程度の人口規模だが、そこに4つのSCが存在することになった。
一SCあたり15000人だ。

  これはマックスバリュを展開するための、想定商圏人口3万からすると半分に過ぎない(1993年、マックスバリュを展開することにしたが、その時の指針で商圏人口を3万人と想定した)。
この計算によると、この地区のSCとしては2社程度が適正規模ということになる。
やはり、SCが乱立だ

 そうなると、イオンおゆみ野SCの戦略としては、この地域の人口が倍増してくれるまで我慢するか、他のSCの顧客を奪う以外に手はない。

 マックスバリュについては、ヤオコーセンドーと同様の生鮮食料品の専売店だから、近在の人は重宝して利用しそうだ。
ヤマダ電気については、かなり健闘しそうな雰囲気を感ずる。売り場面積はケーズ電気とさして変わらないが、得意のポイント制でかなり顧客を獲得するだろう。

 ヤマダ電気の他店への影響を見るため、帰りにケーズ電気100満ボルトをのぞいてみたが、ケーズ電気にはそこそこ人が入っていたたものの、100満ボルトは顧客がほとんど入っておらず、店員が手持ち無沙汰だった。
やはりヤマダ電気の影響は100満ボルトに強く現れている。

 イオンおゆみ野SCその他の店については、これといった特色は見られない。
本屋は精文館書店が入っていたが、これはちはら台unimoアカデミアに規模と本の種類ではるかに劣る。
スポーツ店はあるのかもしれないが見つけることができなかった。
私が期待して待っていたユニクロは思いのほか店構えが小さく、マラソン用スポーツウェアをさがしに行ってみたのだが、残念ながらなかった。
うぅーん、少し期待はずれだ

 飲食店はかなりある。しかし郊外のファミリーレストランに比較して、価格がやや高い印象だ。飲食店自身の魅力は余りなさそうなので、SCに人が集まらなくなるとかなり苦戦しそうだ。

 その他のSCの印象としては、カフェはかなり充実しており感じ良く、休むには手ごろそうだ。また休憩用の高級感のあるソファーもあって、顧客に対するサービスはかなり考慮されている。

 さて、総合的に見てイオンおゆみ野SCは競争力があるのだろうか。
ちはら台unimoには映画館が併設されて、私は非常の重宝しているが、イオンおゆみ野SCにはどうもそのような特色ある目玉はなさそうだ。

 ヤマダ電気(建物は別)はかなり集客力がありそうなのとマックスバリュには相応の顧客が付くと思われるが、その他の店は特色のある店が少なくかなり苦しい経営になりそうだ。

初日の様子を写真に撮ってきました
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/SC20530?authkey=Y9l93IfLDIY


別件)おゆみ野の街の散策者を募集しています。


① 日程  6月1日
② 時間  午前9時半から12時まで
③ 集合場所  鎌取駅改札口(ここに齋藤さんと私がいます)
④ 散策コース

・四季の道(夏の道) ここでケヤキ並木の剪定がされたがその後の経緯について確認する。

・泉谷公園  森および菖蒲園の散策  植生について齋藤さんのレクチャーあり

・泉谷公園 川沿いの道  あずまやや水車小屋が放火や破壊されたが、その後の経緯について確認

・苅田郷  時間があればここまで足をのばす。時間がなくなれば学園前駅で解散。

⑤ 雨の場合は取りやめ(別途日にちを設定する)

 

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(20.5.13) イオンおゆみ野SCは交通渋滞を引き起こすだろうか

 最初にイオンおゆみ野SC周辺の交通路のイメージを得るために、写真の確認をお願いします。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20511?authkey=bybHdvowrjw

 
 この5月末日に、イオンおゆみ野SCが開業されるという。すでに建物の建設は外側から見ると完了しており、駐車場も綺麗に整備された。
おそらく最後の内装をしている段階と思われるが、準備万端ととのってきたと言う感じだ。

 通常ショッピングセンター(SC)が開業されると、交通渋滞の問題がかまびすしくなり、特にまわりに住宅街があったり、従来より混雑している道路に面したりしていた場合は、住民運動に発展しかねない。

 実際あちこちでそのような例があり、三井不動産が入間市に開業したSCでは、国道16号線が慢性的に渋滞して、住民の顰蹙(ひんしゅく)を買っていると言う。
 日立市の鮎川町にできた鮎川SCでも同じ様な問題が発生して、周辺住民が交差点の改良や、道路の拡張を行政に求めているのだそうだ。

 さて、イオンおゆみ野SCでは、同様の交通渋滞問題が起こるだろうか。
先日(12日)、ここのパーキングエリアへのアクセス状況を見てきたが、開業当初を除けば基本的には問題はなさそうだった

 一番大きな理由は周辺に住宅が少ないことで、原っぱの中にポツンとSCがあるような感じだ。
また、交通のアクセスは非常によい。パーキングは都合4箇所あるのだが、2箇所は鎌取からちはら台駅方面に行く4車線の道路に面しており、交通量はそこそこあるが、ちはら台unimo(おなじくこの道路に面している)の例から見て、問題は起こりそうにない。

 後の2箇所は通常自動車があまり通らない広い2車線の道路に面しており、ここも問題がなさそうだった。

 前にも記したが、ここは6万人程度の人口規模のところに4つの大型SCができることになり、交通渋滞より集客に悩むほうが実態だろう。

 だが、しかしこれは絶対に問題になりそうな箇所が1箇所ある。
四季の道(冬の道)を横切る自動車道が1箇所あるのだが、ここは金沢小学校の生徒の通学路になっている。

 従来から朝の通学時間帯と自動車の通勤時間帯が重なっているらしく、自動車の通行量が多くなっていた。
毎朝、金沢小学校の関係者交通整理に当たっているが、ここはSCができると、間違いなく渋滞が発生しそうだ。
おゆみ野の住宅街からSCに行く近道だからだ。

 従来から問題があったため金沢小学校の教頭先生が交通量調査をしたり、市民ネット福谷議員現地調査をしていたが、現状は従来のままだ。
地区の利便性と小学生の安全性について、意見の集約がままならないらしい

 見ていると遊歩道を横切る道路には、スピードを落とすための道路面のでっぱりなどがあって、必然的に速度は落ちるのだが、時に無理やり速度を上げて通過する自動車もある

 SCが開業して、ここが便利な短縮路となると、やはり子供達の安全性と住民の利便性との間で問題が発生しそうだ。

 私の提案は、「児童が通学と帰宅をする時間帯は通行禁止にすること」で、実際渋滞すれば通ることもままならなくなるのだから、通行禁止にしても問題はなさそうだ。
いくら待っても通れないんじゃ、開かずの通勤路じゃないか」了承してくれるのではなかろうか。

 私は直接の利害関係者ではないが、金沢小学校地区自治会、および警察署の3者で、適切な対応を取る事を願っている。

 

 

 

 

 

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(20.4.24)なぜヤマダ電機はイオンおゆみ野SCに進出したのだろうか

 おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
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 イオンおゆみ野SCの一角に、ヤマダ電機が進出する。延べ面積は1万㎡を越え、このあたりでは最大規模だ。
このSCから数百mの距離に、ケーズデンキ100満ボルトの家電専門店があり、少し離れてMrMaxジャスコ鎌取店の家電部門がある。
また、少し離れるがちはら台unimoにはノジマ電気が入っている。

 この近在ではケーズデンキの評判が最もよく、私も液晶テレビ以外の家電製品はすべてケーズデンキで購入していた。
ケーズデンキの「売り」はメーカーとは別にケーズデンキが長期間の保証をしていることで、物により3年、5年、10年の追加保証がされていた。
またクレームに対する対応も誠実で、クーラーの通風孔のクレームにもすぐに対応してくれ、私はとても満足している店だ。

 ここに、日本で最大規模の家電量販店ヤマダ電機が進出すると言う。売上規模約1兆5千億円、シェア20%のガリバー企業の進出だから、周りの家電販売店としては心穏やかではいられないだろう。

 なにしろヤマダ電機は「安さ日本一」と「高ポイント制度」をうたい文句に、将来売上高3兆円、国内シェア30%を目標にしている企業だ。飽和状態の国内市場では当然のこととして、他の企業のシェアを奪うことと、M&Aが主体になる。
販売方法はかなり強引だし、また敵対的なM&Aもあり、まさに関東の暴れん坊だ。

 ここおゆみ野地区を見てみると、ヤマダ電機に対抗できるのはケーズデンキしかなさそうだ。
100満ボルトは経営的にもかなり難しい立場に立たされている。すでにケーズデンキとの競争で相当程度体力を消耗していたところに、ヤマダ電機が進出してはとても勝ち目はないだろう。
また、ジャスコ鎌取店MrMaxは液晶テレビ等の特定商品を除いてすでに競争力はなくなっている。

 どうやらヤマダ電機の戦略は数百mの距離にある、ケーズデンキに勝負を挑むことにありそうだ。
おゆみ野地区ちはら台とあわせ、約6万の人口があり、今後も増大が予想される好立地だから激戦地になるのは無理もない。
私のようにケーズデンキのファンとしてはその帰趨がとても気になる。

 今回このブログを書くためにGoogleで検索してみると、ヤマダ電機は何かと新聞種になっている企業だと言うことが分かった。
特に昨年の5月公正取引委員会が「強制派遣の疑い」で調査に入っている。

 きっかけは読売新聞が1月から始めたキャンペーンで、内容は「メーカー各社に応援社員(ヘルパー)の派遣を求め、派遣されたヘルパーをヤマダ電機が自社の社員と同じように扱ったと言うものだ。

 これは実は派遣法違反になる。派遣された人は派遣元(メーカー)の指示命令以外聞いてはいけないからだ。
ただし、これは家電販売店一般の慣習と言っていい位普通に行なわれているのが実情で、何もヤマダ電気だけの問題ではない。
消費が伸び悩んでいる日本ではメーカーより量販店の力が強いためメーカーは量販店の言いなりなのだ。

 最もメーカーは自社の社員を派遣する訳にいかないので、派遣会社に頼んでヘルパーを募集して、その人を量販店に派遣することになる。
実はこれも派遣法違反で二重派遣と見なされる。

 ヤマダ電機が槍玉に挙げられたのは、家電量販店ので、その最も優位な立場を利用してメーカーに露骨に強制していたからだと言うのがもっぱらの評判だが、おそらく垂れ込みが公取にもされたのだろう。
実際、ヤマダ電気の要請を断れるようなメーカーはいない。
(ただしヤマダ電機事実無根だとの反論をしている)

 さて、おゆみ野地区でのヤマダ電気ケーズデンキの闘いはどうなるだろうか。資本力と販売力で勝るヤマダ電気がかつてコジマとの闘いに勝ったように、ケーズデンキを破るのだろうか。
私のようなケーズデンキのファンにとっては、何とか新参者に負けないで踏ん張ってもらいたいのだが、かなり情勢は厳しそうだ。


最新のヤマダ電気の建物の写真です。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20423?authkey=SNaze4i9v3A

 

 

 

 

 

 

  


 

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(20.4.18)なぜイオンは「イオンおゆみ野SC」を作ったのだろうか

 おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
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 なぜ、イオンはこのおゆみ野地区に「イオンおゆみ野SC」を作ったのか気になり始めた。
それというのもここにはすでにイオンジャスコ鎌取店があり、近くにはちはら台unimoMr.MaxのようなSC(ショッピングセンター)、またヤオコーセンドーのような食品専門スーパーもあって、どうみても過当競争に見えたからだ。
こんな競争の激しいところに進出する理由があるのだろうか

 それに最近発表されたイオン08年2月の決算では、売り上げは5兆円を確保したものの、当期利益は439億円と前年比24%の減益になっている。この傾向はここ3年継続しており、減益傾向は留まるところをしらない。
そのためイオンの建て直しが始まり、ジャスコ600店舗のうち、不採算の店舗約100店を削減すると発表したばかりだ。
削減するのに、なんで進出するのだろう

 Googleで検索してみると、私はイオンジャスコが同じだと思っていたが、これがとんだ間違いだということが分かった。
ジャスコイオンの主要な企業だが、単なるグループの一員だ。

 イオン160社グループ企業の集合体であり、別別の会社が株式の持ちあいでグループを形成していることがわかった。
ただし、50%以上の株式の取得は少なく、完全に経営権を握っていない。

 そのため、中央の統制は弱く、それぞれが自分の会社の意図で勝手に動いている。それでも日本経済のパイが拡大している時は問題がなく、かえってバイタリティーあふれる企業群といえたのだが、21世紀に入り消費が低迷し、状況が逆転したようだ。
特に各企業が勝手に投資をおこなうので、二重投資になり投資効率が落ちているらしい。

 そのため今年の8月持ち株会社制度に移行して、経営権を確保し全体調整がおこなえる体制をとるのだそうだ。

もはや日本ではパイは増えない。勝手に投資をしていては資源の無駄だ。イオンとして統制の取れた投資をしよう」ということらしい。

 もう一つ私が知らなかったのは、イオンスーパー展開は大きく分けて、ジャスコマックスバリュという2系列で店舗展開していたことだ。
ジャスコは食品、衣料、家電等の総合スーパーで、一方マックスバリュは食品の専門スーパーだ。
イオンおゆみ野SCに入るのは、マックスバリュでジャスコではない

 そして、ここが重要なのだけれど、現在収益がどんどん悪化しているのは総合スーパージャスコ、分けても人口が増加しない地方のジャスコの店舗で、一方マックスバリュはよく健闘していることが分かった。

 どうやらダイエーと同じでイオンの総合スーパージャスコも個別の分野を専門店衣料のユニクロ、紳士服のコナカ、家電のヤマダ電機、薬のマツモトキヨシ、家具の大塚家具、100円ショップ ダイソー等)に脅かされて、収益力を低下させていたのだ。

イオングループは中期経営方針として、今後は規模拡大を狙わず、収益力重視に転換する」という。
国内では、ジャスコを縮小して、マックスバリュを中心とした、SCの展開を目指すということらしい。

選択と集中」という言葉を使用しているが、さて「イオンおゆみ野SC」は本当に「選択と集中」になるのだろうか。


 熊さんご隠居さんが、縁台で話し込んでいた。

ご隠居、やっぱりあっしは店が多すぎると思うよ。でいいち、鎌取駅前にもジャスコがあって同じじゃねえか。これでイオンおゆみ野SCに客が集まるのかね
まあ、イオンとしてはジャスコマックスバリュは店舗の内容が違うので、客層の重複はないと言いたいのだろう。マックスバリュヤオコーセンドーと競争になると言うのだろうが、人口が増えないとジャスコ鎌取店とも客の奪い合いになってしまうだろうね

人口は増えるんでやんすか
確かに増えてはいるな。ジャスコ鎌取店ができた15年ほど前のおゆみ野の人口は一万3千人だった。今は4万人を越えている。
ここ、おゆみ野の将来人口は
8万人を見込んでいるし、とくにイオンおゆみ野SCの近くのおゆみ野南の人口は増加してはいるな


その程度で大丈夫なんですかね。増えるたって徐々にしか増えねでしょう。今は周りは原っぱしかねえですよ
うーん、実はそこが問題だ。どこから客を引っ張ってこれるかだろうな。
どこのSCも集客で苦労している。目玉がないと人は集まらない。
ちはら台unimoは映画館が目玉だが、イオンおゆみ野SCユニクロヤマダ電機が目玉になるかだな


たしかご隠居はユニクロのファンだったんじゃねえですか
熊さん、よく知ってるね。私はユニクロには行くつもりでいるよ。

でもねえ、ご隠居、あっしにはまだ納得がいかねえんでさあ。SCを展開するにしても、何もジャスコがすでにあるおゆみ野に展開しないでもよさそうなもんじゃねえですか。これじゃタコが自分の足を食っているようなもんだ。なぜおゆみ野なんですかね
私も実は不思議に思っている。これは想像だが土地の手当てがすでにしてあったのと、ここは大店法の規制がゆるい場所だからじゃないかな。
何しろ昔からの商店街なんてないのだから反対する人がいない。
はっきり言って作りやすい場所だったということだと思うよ


それじゃ、北海道の道路建設みたいなもんなんですかね
それともう一つジャスコ店舗削減計画の中に、ジャスコ鎌取店は含まれますかね。あっしはこの店の常連だから、なくなると大弱りでさ
それはないな。ジャスコ鎌取店は収益の上がっている店のはずだ。削減されるのは地方の人が入らないジャスコ店舗だろう。

 私がまだ仕事をしていた頃、ダイエーの地方店に行ったら、あまりに人がいないのにびっくりしたことがある。
つぶされる店舗は見れば分かる


ご隠居、なんだか分かってきましたよ。イオンおゆみ野SCは将来のおゆみ野の人口増を当て込んで、今は無理して作ったって訳ですね
イオンの全体調整が弱いままに作られたという印象はぬぐい得ないし、選択と集中には程遠いが、まあ長い目で見てやろうじゃないか

 

 

 

 

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(20.4.13)イオンおゆみ野SCの開店が迫った

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
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 おゆみ野南地区に建設中だった「イオンおゆみ野SC」の開店が迫ってきた。5月末日に開店予定だという。
盛んに求人広告が出されている。なんでも24時間営業だそうだ。
ショッピングセンターだけでなく、家電の量販店「ヤマダ電機」も同時にオープンする予定だ。

 今まで何もなかった草原にオープンを控えて3階建ての立派な建物がその威容を現してきた。
この近くにはこのSC以外に、ちはら台にちはら台unimo、おおど池のそばにMr.Max、JR鎌取駅前にジャスコ鎌取店があり、素人目にもSCが多すぎる感じがする。

 娘が不思議そうに言っていた。
ジャスコは全国で600店舗程度あるけれど、不採算店約100店舗を削減する計画なのに、おゆみ野には2つも作るのかしら

 私の個人的な行動を見てみると、ジャスコ鎌取店でほとんどの買い物を済ませてしまう。それ以外のSCに行くのは、ジャスコ鎌取店にサービスがない場合で、ちはら台unimoには映画を見るために行っている。
Mr.Maxにはまったく行くことがない。
ほとんどの人が近くのSCに行って買い物を済ませそうだ。
また家電については、K'S電気で十分満足しているので、ヤマダ電機に行くことはあまりなさそうだ。

 おゆみ野の人口は4万人強ちはら台2万人弱だから、あわせて6万人の人口の規模だが、1SCあたりにすると、1万5千人になる。
平成6年ジャスコ鎌取店ができた頃の人口が、1万3千人程度だったから、この程度の人口があれば十分に採算に乗ると計算したのだろうか。

 ただ耳寄りの話をカモシカ姉さんから聞いた。
今度できるジャスコおゆみ野店には、ユニクロが入るそうよ
ユニクロがおゆみ野から撤退した後は、とても不便だった。私はユニクロのファンで、ほとんどのものをユニクロで調達している。
昔、会社の同僚にその話をしたら「俺は、ユニクロで買うほど落ちぶれたくはない」といわれてしまったが、私は落ちぶれてもユニクロの価格対比高品質の商品に魅力を感じている。

 このSCが採算に乗るか否かを心配するのは私の役目ではなさそうだ。せいぜいユニクロに行って、大好きなスポーツ用タイツを購入することにしよう。

開店が迫ったジャスコおゆみ野店、ヤマダ電機の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20412?authkey=i3v_JYFDHp4

 

 
 

 

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