(20.6.3) Dellパソコン始末記
「おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
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ようやくDellのパソコンが直った。3週間程度かかってしまった。最初はDellの本体が問題だと思い緊急入院させたが、マザーボードを変えて見たのにかかわらず症状はまったく同じだ。
報告書を見ると「テストも行い、問題ないことを確認した」との責任者の印鑑も押してある。
症状はDellの最初の画面が0.2秒程度でて、次にマイクロソフトの画面が0.2秒程度でて、さらにマウスの矢印が0.2秒程度でる。出た後は真っ暗な画面になって操作のしようもない。
再びDell電話サポート対応窓口に電話をかけた。
「まったく症状は同じで、少しも治っていないのですが」
再びF12、F8、F2キーを散々押してみたが以前と変わらない。
「もう一度本体を引き取らせてください」再び緊急入院しようということになったが、納得がいかない。
「これ、もしかしたらモニターが原因ではないですか」直感が働いた。
本体は問題ないと修理担当者が保証しているのだから、後はモニターのはずだ。
ところがモニターはDellの純正品ではなくサムスンの安いモニターだ。
「こちらではサムスン製品の対応はしていないのでサムスンと連絡を取ってください」と言われてしまった。
「うむ、一ヶ所ではすまないのか」価格を抑えるとこお言う時に苦労する。
仕方なくサムソンの窓口対応係に電話したが、こちらはDellと違って、窓口がなかなか出てくれない。
「こんなことなら純正品を買えばよかった」愚痴がでた。
何回かかけてようやくサムスンの係りが出てくれた。症状を話し、すでにDell本体についてはマザーボードまで変えたと話をしたら、すぐさまモニターも緊急入院になった。数日前のことである。
今日(31日)、サムスンから「インバータ電源基盤」を交換して直したモニターが戻ってきた。
インバータとは、直流電流から交流電流を電気的に生成する電力変換装置のことであるが、だからといってなぜそれを変えなければならなかったのかさっぱり分からなかった。
しかしセットしてみると完全に直っている。
「まあいいや。直ったのだから」
今回は勉強になった。Dellのパソコンは安価だが、安価なパソコンにはそれなりに問題があることを知った。
① 特にモニターをサムスン製品にして最低価格を目指したが、思いのほかサムスンのモニターには問題があった。
購入して半年で壊れるのはやはり問題だ。これも中国で生産していた。
② 電話対応はDellはまったく問題がないのだが、サムスンは電話対応の人数が少なくらしく、なかなか電話がかからない。すこしイラつく。
③ 画面が出てすぐ消えるのは、本体の問題でなくモニターの問題だ。特に画面が中にどんどん入っていく場合はそお言える(これが本体が問題の場合は中に入れない)。
④ マザーボードやインバータ電源基盤の交換だけだと、ディスクにある情報はそのまま保持される。だから今回は設定についてはまったくやり直さないですんだ。
Dellのパソコンはかみさんがインターネットとメールで使用していたため、その間私のシャープのメビウスをかみさんに使用させることにした。
かみさんはパソコンのヘビーユーザだから、私が利用する時間がかなり制限されてしまった。
しかし、直ってやれやれだ。安いパソコンを購入するとどうなるかも十分経験した。
これでまたメビウスを自由に使用できるのだから、よしとしよう。
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