(20.1.10)何がいるのだろうか
「おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード
今年最初のみやこ会の里山・調節池整備合同作業日だ。数えて17回目になる。
気候はここ数日穏やかで風もなく、絶好の作業日だった。
平日でもあり集合したのは定年退職者の4名である。
今日(9日)は調節池に生息している魚や、水生昆虫類の調査を行なった。
この調節池には入水路が3箇所あるのだが、今日は、こやつ公園近くの入水路に出来ている水溜りの生き物調査を行なった
ここは一見すると単なる水のたまり場みたいに見えるのだが、サギやカワセミがこの水溜りに来ている事もあり、何らかの生き物が居るのではないかと予測されたからである。
調節池の草原方面からこの水溜りに接近したのだが、途中つる類が繁茂しており、こうしたつるの除去をしないと水溜りに近づけない。
調査地点の葦を取り払って、魚すくいの網で探ってみると、小魚や小エビ、それとおたまじゃくしが網にかかった。
この時期におたまじゃくしがいるのがなんとも不思議だったので調べてみたらウシガエルのおたまじゃくしだった。ウシガエルはおたまじゃくしで冬を越す。
Wikipediaには「繁殖形態は卵生で、日本では5-9月に寒天質に包まれた10,000-20,000個の卵を産む。幼生の状態で越冬し、翌年の夏に変態し幼体になる。幼体は水場をつたい他の水場へと移動する」と記載されている。
この調節池は調査すればするほど、色々な生物がいることが分かってきて驚かされる。
もともとこの調節池に入ることは学校で禁止されており、また実際にヨシやセイタカアワタチソウが繁茂していて人が近づけなかったため、生き物の楽園になっていたみたいだ。
今回発見した小魚と小エビはインターネットで検索し調べてみる事にした.。
それにしてもここはみやこ会が里親になって整備しているのだが、何か後世に残すべき自然環境を委託されたようになってきた。
作業中の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2019?authkey=J_UWl4DLkIk
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