(22.1.30) きみちゃんの扇田堤

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完成したきみちゃんの扇田堤)

 信玄公があの暴れ川として有名だった笛吹川に堤を築かれ、甲府盆地の民百姓から洪水の苦難を取り除いてくださいましたのは今から450年以上も前のことでございます。
以来、甲府盆地は豊穣の地となり、民と武田家の繁栄の礎になったのでございます。

 ここおゆみ野四季の道は普段は何事もなく老若男女が散策を楽しむ道でございますが、一旦大雨が降りますと扇田小の四季の道に面した斜面から土砂が大量に流れ込み、その場所は泥濘の道になってしまうのでございます。

 特に川の道四季の道が交差する場所は流れ落ちた濁流が行き場を失い、湖となりそこを通学路にしている扇田小学校の児童は難儀を極めておりました。

 ここのセイフティー・ウォッチャーを長年にわたってしていましたきみちゃんは大雨が降るたび子供たちが迂回路を通らねばならなくなる現状を何とかして解決したいと思っておりました。
斜面から泥が流れ落ち、それが四季の道に積もるからいけないんだわ。なんとか泥をせき止めることはできないかしら

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斜面の土砂が大雨のとき削られて四季の道をふさいでいた。堤が完成前は四季の道が泥で覆われていた

 きみちゃん扇田小学校の打ち合わせ会議でも何回か解決策がないか提案してみましたが、うまい解決策を見出すことができませんでした。
きみちゃんは途方にくれていましたが、あるときひらめいたのでございます。

これは、ここの御領主様に直接窮状を訴えて、泥濘を止める堤を作っていただくのが一番だ

 昨年の12月に思い余ったきみちゃんは、緑土木事務所の御領主、弾正様に、「どうか子供たちのために斜面から流れ落ちてくる土砂を止めるための堤を作っていただきたい」とたった一人で訴えたのでございます。

 弾正様はとても心根の広い方で、しかもこの場所が来月行われる四季の道駅伝のコースであることも知っておりましたので、「それほどまでに民百姓や児童が困っているのでは、放って置くわけにはいくまい。すぐさま土塁を築き泥濘が四季の道に流れ込まないように対策を打とう」といってくださいました。

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排水溝が泥で詰まってしまうためこの場所が湖のようになる

 そしてこの1月の半ばから終わりごろまでにかけて、実にすばやい工事をなされ、ありがたいことに土砂が四季の道に流れ込まないように堤を築いてくださいました。
信玄公信玄堤約20年の歳月をかけて築いたのと比較すると、何と約2週間でここ扇田に堤を築いてしまったのでございます。

 きみちゃんの喜びはひとしおでございました。
よかった、これで扇田小学校に通う児童が濁流に足をとられて横転することがなくなった
きみちゃんは完成した扇田の堤の前を子供たちが嬉々として通学している姿を見て一人涙をこぼしておりました。

 土地の人はこの堤がきみちゃんのそうした献身的な努力によってできたのを知っておりますので、誰言うともなく「きみちゃんの扇田堤」と言うようになったそうでございます。

 

 

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(21.9.28) 野口健さんの富士山クリーンツアーに参加した

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(西湖 いやしの里)

 娘が野口健さん富士山クリーンツアーに参加しないかと言う。
野口健さんはここおゆみ野の住民で、ヒマラヤ清掃登山や富士山清掃登山を行っている世界的アルピニストだ。
はっきり言えば、ここおゆみ野の誇りみたいなものだから、すぐに飛びついた。
よし、行こう。私も及ばずながら志を同じくするものだ

 娘の案内書を読んでみると、この富士山クリーンツアーを企画しているのは毎日新聞旅行で、それを資金的・人員的に各企業体がバックアップしていることが分かった。
娘が働いている企業もその一つで、毎年資金と人員をこのクリーン活動に投入しているらしい。

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 そしてその活動を現地で指導してくれるのが、ここ富士山の裾野でクリーン活動を10年以上にわたって実施しているNPO法人富士山クラブで、野口健さんはそこの顧問のような役割らしい。

 東京駅に集合し、新宿経由で出発した。バス2台、約100名のボランティアである。ボランティアには企業からおそろいのオレンジのTシャツがくばられ、何か仲間意識が高まる。サッカーの応援団みたいだ。

 富士山のクリーン活動は上から5合目辺りまでは非常に綺麗に清掃が行き届くようになったが、まだ青木が原の樹海には不法投棄されたごみがあちこちに残されているのだと言う。

 富士山クラブのメンバーが週2回樹海をパトロールし、不法投棄をした場所を見つけるとチェックをしておいて、富士山クラブ自身で処理したり、今回のようなボランティア活動時にごみを搬出しているのだと言う。

037_2   今回の場所は西湖の近くの林道大和田線で行われた。青木が原樹海の真っ只中なので、ごみに夢中になると「自身がごみになってしまう」ので林道から離れないように注意された。

 実際ごみの投棄がされるのは林道の沿線だけで、溶岩のくぼ地などがあるとそこに集中的に捨てられるらしい。
渡された竹のへらで地面を掘ると、次々にビニール袋に入ったジュースの缶や家庭ごみがでてくる。
缶のラベルからいまから30年ぐらい前のごみと分かる。

いやー、これでは貝塚を掘っているようなものだ」びっくりした。
一緒に掘っていたボランティアの奥さんが「人間の骨なんか出てきたらいやですね」と言っていたが、確かにそんな可能性もある場所だった。

029  野口健さんも一緒になってクリーン活動をしていたが、たまたま私たちの清掃範囲と違っていたので娘が残念がっていた。
一緒に掘れれば、いろいろお話ができたのに残念だわ・・・・・」

 今回初めての野口健さんをまじかで見る機会を持ったが、とてもスピーチの上手な好青年だった。
娘が「野口さんは、私と同じ年なのにこんなにも差がでるのね。一方は世界的アルピニストで、クリーン活動の先駆けだし、26才頃からヒマラヤの清掃活動をはじめていたのね」と言っていた。

今回の清掃活動関係の写真です。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/kZdVoH?authkey=Gv1sRgCOS1pJ3j16mapQE#

 

 

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(20.4.16)バンパイアが暴れている その2

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 バンパイアの饗宴が止まらなくなった。例の消火器を盗んで消化剤を放出して遊ぶ饗宴だ。今まではバイクを壊してそれに消化剤を撒き散らしていたが、今回は消火器を6本盗んで、それを撒き散らして遊んでいた。

 場所は、私たちみやこ会が管理している都川源流の調節池の斜面やその周辺で、消火器6本は近くのマンションから盗んだものだった。
被害届については管理会社が検討しているようだが、確認していない。
 消火器以外にも自転車が二台、調節池の斜面に投げ捨てられていたので、こちらは I さんが警察に届けておいた。

 消化剤については水で流すと調節池の水質に悪影響が懸念されたため、このマンションの管理会社の職員とみやこ会のメンバーで、粉末を掃き集めて、特別な不燃ごみとして環境事務所に廃棄する手はずを整えた。
 また、近くの水面に消化剤の皮膜が漂っているため、これも除去する予定にしている。
 ここ、都川源流の調節池には野鳥や多くの魚類が生息しているので、環境を維持することがとても大事な場所だ。

 しかし、このところのバンパイアの饗宴は止まるところを知らない。場所は従来の春の道公園そばら公園でなく、小谷小学校の周辺に移ってきている。夏の道、秋の道、こやつ公園が主なターゲットだ。
何か従来とは異なる新たなバンパイアの登場みたいだ。

 小谷小学校周辺ではガラスが割られたり、標識を蹴破られたり、バイクが破壊されたりしていたが、ますます規模が拡大し始めた。
破壊者を特定して止めさせないと、ニューヨークのハーレムのようになってしまう。

 会長の I さんによると「定期観察で調節池に3日に空けず訪れているが、現場を見て愕然とした」という。
 I さんはさっそくみやこ会のメンバーに呼びかけて、消化剤の除去をすることにした。私は用事があって行くことができなかったが、会長はじめ数人で除去を行なっている。

 この除去作業は、13日の10時から約4時間かけて除去を行なったが、除去された消化剤の量は4袋に及んでいる。

 しかし、本当に困ったものだ。このようなことをしているのは特定のバンパイアなのだが、その影響する範囲は大きすぎる。

消化剤の清掃作業の写真を掲載します。なお写真はかなり清掃が進んだ段階からの写真で直後の写真はありません。この写真は主としてみやこ会のMさんが撮ったものです。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2041302?authkey=Z4DN6lf97b4

 

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(20.3.15)力持ちの殿様

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 世の中には信じられないような力持ちの人がいる。Aさんという。
おなじみやこ会のメンバーで、都川源流の調節池周辺のボランティアをしているのだが、力が半端でない。

 私より数歳は年齢が上なのだが、調節池周辺に捨てられていたバイクや自転車や大きなタイヤ等を一人で片付けてしまった。
若者でも苦労するバイクを、平気で持ち上げる。
この調節池から大型ゴミが消えたのはAさんのおかげである

何でそんなに力があるのですか
若い頃から力が強かったですが、最近はこの調節池の作業をすると、疲れて夜中うなっていますよ
本人はそう言うが、どう見てもいたって元気だ。

この調節池には、水質調査をするための水を取る装置が設置してある。水辺に下りるのが大変なので、遠隔操作で木に設置した滑車を利用して水を採取するのだが、この装置を木に登って取り付けたのもAさんだ。
私など絶えて木登りなどしたことはないし、木に登ったとたん落ちそうだが、Aさんはサルのような身のこなしだ。

チエンソーで30cm程度ある丸太を切って、それをベンチにしたのもAさんである


 実はAさんは普通の人がとても読めないような苗字をしている。私などは漢字を見てもどう読むか分からないので、漢字を見ないようにしているくらいだ。

 しかし世の中には物知りの人がいて「この苗字は戦国時代の千葉氏ゆかりの武将の名前のようですね」と聞いていた。
世が世であれば一国一城の主ですよ」と笑って答えていたが、あとで資料を調べたらそれがうそでないことが分かった。

 何かお殿様に粗大ゴミの片づけをさせたり、木登りをさせたりして申し訳ない気持ちになってしまった。

殿、世が世であれば一国一城の主(あるじ)でございますのに、このようなおいたわしい姿でタイヤを片付けているとは、爺は悲しゅうございます
言うな、爺。わが家が滅びてすでに400年、その間徳川様にお家再興を幾度となく嘆願したがかなわなかった。
今また福田様にお願いしているが、福田様はお家騒動でとてもわが家のことまで気にかけることができぬ。
無念じゃが、余は家の再興は諦める」

では、殿はお家再興を諦めてどのようにお過ごしあそばされるのでしょうか
うむ、幸いここ都川源流の調節池周辺の普請も終わったゆえ、ここに方丈の庵(いお)を構えて風流を友として住むことにしたそう。
さっそく、歌もできたぞ。爺、聞いてくれ。


わが庵(いお)は 都川なる里山に タイヤで築きし 方丈の里


おお、おいたわしや


都川源流の調節池の作業写真です。この写真の中にあるタイアをAさんが片付けました。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2031302?authkey=ZG2qyHqf08E

 

 

 

 

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(20.2.24)わくわくキャンパスに誘われた

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
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 最近は朝の清掃活動をしていると友達だらけだ。「おはよう」なんてハイテンションで挨拶を交わしているが、名前まではなかなか覚えられない。

 先日は犬を散歩させていた妙齢な女性から、小谷小学校の「焼き芋大会」に誘われた。
山崎さん、最近小谷小学校には来ています? こんど学校で焼き芋を焼くので来られませんか

 小谷小学校でよく会っていた女性であることをようやく思い出した。
はい、木曜日の3時ですね。いいですよ」女性から誘われて断わらないのは相変わらずだ。

 行ってみると顔なじみのお母さん方が何人もいた。誘ってくれた女性もいる。Tさんというらしい。そろいのジャンバーを着て準備に奮闘していた。
教頭先生も忙しげに飛び回っていたが、どこの学校でも教頭先生は保護者との橋渡し役だ。

 前に「おにごっこ」という通信だよりに私の記事を載せてくれたMさんもいた。今日の焼き芋大会を記事にするのだと言う。
しばらくしてクリーンクラブの仲間のNさんまで現れた。

 行って見てこれが「わくわくキャンパス」と言うものだと始めて知った。
コーディネーターがいて色々なイベントを企画する。Tさんはそのコーディネータらしい。
子供達が50名程度、保護者のお母さん方が20名程度集まった焼き芋大会だ。

 教育委員会から焼き芋作りや燻製作りのベテランが派遣されてきて指導をしている。Aさんという。
焼き芋作りや燻製作りのエキスパートで子供達の尊敬のまとだ。

 焼き芋作りは数十年ぶりだ。
焼き芋は、かつて自分がそうしたように火の中に芋を投げ込むだけだと思っていたが、大変な違いだった。

 芋を濡れた新聞紙で包み、その上からアルミフォイルで包む。
炎がおき火状態になったところで、芋を並べ、さらにその上に薪を重ねて上と下から熱する。
30分ぐらいこうしておくと焼き芋の出来上がりだ。

 当初は作業方法が分からなかったが、途中から私もコツが分かった。薪をくべたり、芋を取り出したりしているうちに身体中に煙が染み付いてしまった。

 保護者用の焼き芋も用意されていて、お母さん方からいもを分けてもらって食べさせてもらった。なかなかの味だ。
子供達も楽しそうに焼き芋をほおばっていた。

なるほど、これがわくわくキャンパスか
61歳になって始めてこうした行事に参加したが思いのほか楽しめた。
Tさんに感謝しておこう。

わくわくキャンパスの写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20223?authkey=5UWP-VjaZt8

別件)金沢小学校から京成おゆみ野駅に下る坂道に設置されている街路灯が再び壊されました。
ここは以前にも壊されていたのですが、今回は4基壊されていました。金曜日(22日)の夜半に行なわれた犯行と思われます。
なお、緑土木事務所には連絡済です。

以下に写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2022302?authkey=DNp3p2ytba4

 

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(20.1.26)男気 その2 S先生

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 世の中には男気のある人がいるものだと思う。
私と一緒に小谷小学校で評議員をしているSさんである。元高校の教員だ。私はS先生と呼んでいる。

 学校評議会は年に2回程度開催され、そこで学校からの経営状況が説明され、評議員からの質疑がされるのだが、評議会が終わったあとの給食を食べながらの雑談が面白い

 S先生の教育談義が始まる。
小学校の教育は、基礎学力の向上が一番ですよ。読み書きそろばん。この3つでいい。特に大事なのは読む能力だな。本が読めればおのずと学力はついてくる。
総合力や考える力なんてものは、基礎学力の上に芽生えるものだ。
最初から考える力なんて育つはずがない

文部科学省の「考える力」への反論だ。

それにもう一つはラジオ体操だな。今の学校ではラジオ体操をしなくなった。ストレッチと称して各自勝手なことをしている。
これではいかん。小学生の体力低下の最大の要因はラジオ体操をしなくなったことだ

 
 S先生武勇談も面白い。S先生天下のご意見番だ。
私はね、中学生や高校生がタバコを吸っていたり、バイクを四季の道で乗り回したりしているのを見ると、必ず注意する。
大人が注意すればやめるもんだよ


怖くありませんか。第一相手はわたし達より身体が大きいですよ」聞いてみた。こうした場合私は注意したことがないからだ。

気迫だね。それと優しさだ。優しく言えば誰だって言うことを聞く。これは私が教員だった時の経験から言えるね

それに秋の道から冬の道にかけて、バイクを乗り回すものがいなくなったでしょう。これは私が見つけ次第注意しているからだ

 確かにバイクの乗り入れを見なくなった。
以前はナンバープレートを見えないように加工したバイクが我が物顔に走っていたが、ここ半年ぐらい見ていない。

 S先生が目を光らせているからだとは知らなかった。

 S先生は72歳である。かくしゃくとして地域のご意見番になっている。確かS先生は「おゆみ野風土記」の著者にもなっているが、私が「読みづらい」とケチをつけた本だ。

 今はS先生が私のブログを見て「お前が山崎か」なんて気がつかないことをこい願うばかりだ。

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(19.11.26)都川源流の調節池の水質

 私たちがボランティアで保全をはかっている都川源流の調節池水質については、非常に不思議な現象が出ていた。実施してきた水質検査(パックテスト)の結果が悪いのだ。
なんど検査しても「河川の下流部に相当する水」という結論になるのである。

 私たちは調節池の流入口と流出口で検査を行っているのだが、生活排水等に含まれる窒素の割合が特に高かった。
しかし流れ込んでいる水は透明そのものでどう見ても生活排水なんかは含まれていない。
見た目と検査結果が合わないではないか」頭を抱えてしまった。

 そこで先日(10月19日)千葉市に依頼して水質検査を実施してもらい、その結果を報告してもらったが、その結果、私たちが異なった指標で評価していたことが分かった。

 実は測定項目には二種類あり、たとえば生活排水の汚染度を示す「窒素濃度」については「硝酸性窒素」と「硝酸イオン」がある。私たちは河川の汚染度合いとして「硝酸イオン」を計っていながら、指標は「硝酸性窒素」の指標を見ていたことが分かった。
そのようにすると数値が悪く出るのである。

 さっそく、会長の I さんが計算式(「硝酸イオ」ンの重さを「硝酸性窒素」の重さに変換する式)に基づいて置き換え計算をしてみると、「窒素濃度」については河川の上流部の値を示すことがわかった。
うれしいことに、この調整池の水質は生活排水で汚れてはいなかったのである。

 一方有機物などによる水質汚染を示す指標のCODは、手賀沼や印旛沼の現在の状況と同じ10前後の値を示している。
これについては「葦やその他の水草等が十分に分解されずに湖底に堆積しているからではないか」等の推定ができるが、確実なことはわからない。

 しかし「なぜだかあまり綺麗な水質ではないと思っていたが、実は結構綺麗な水で魚もすめる水だった」という結論になった。
見た目と検査結果がようやく合ったので「生活排水に汚染されていなかった」ことを、このブログの読者に訂正して報告したい。


別件」  明日(27日)の朗読会のお知らせを再掲します

日時  11月27日(火)  午前10時~12時

場所  おゆみ野公民館の多目的室
(扇田小学校の近くです。なお多目的室は二階の奥にあります。自動車の駐車場はありますが、いつもいっぱいになっていますので、近所の方は自転車か徒歩にしてください)

朗読の本  磯笛(乙川優三郎著 「むこうだんばら亭」のなかの一編)

 

 

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(19.11.19)おゆみ野クリーン大作戦

 今日(18日)おゆみ野地区(泉谷中学校区)小中学校が参加して、いっせいに清掃活動が行われた。それぞれの小学校を基点としてその周辺の清掃を行うのだが、私はボランティアをしている小谷小学校クリーン作戦に参加した。

 参加人員は約100名程度だったが、小学生、中学生、学校の先生や役員、地区の責任者等が集まっていた。
たまたま当日はおゆみ野4丁目の年2回の合同清掃日にも当たっていたので、4丁目自治会の会長さんもお見えになり挨拶をされた。

 校長先生が「教頭先生が事前に見て回ったところ、あまりゴミは落ちていないようですが、天気も快晴で気持ちがよいので、楽しく散歩を楽しみながら清掃をいたしましょう」と挨拶されていた。

 実はこの日、私はいつものように早朝、四季の道の清掃に出かけた。
すっかり今日がクリーン大作戦の日だということを忘れていたが、知り合いのAさんから「今日はゴミ掃除をみんなでするのですよ」と聞かされ大作戦を思い出した。
まずい、ゴミを残しておかなければ
あわてて四季の道の清掃を止めて、近所の幹線道路に切り替えた。

 クリーン大作戦は年1回のイベントだが、こうしたイベントが行われ、多くの人が参加することは、とても大事なことだと思う。
拾う立場になってみると、捨てることの問題点がよくわかる。

 よくテレビの報道などで、参加者が「こんなにゴミを捨られていて、とてもひどいとおもいました」なんてコメントを述べているが、そうしたことを知るのが、このイベントの目的だろう。
しかし今回はコメントできるほどはゴミは多くなかった。

 教育効果という点からは、もう少しゴミがあったほうがよかったようで、来年からは大作戦の1週間前からは四季の道の清掃を止めておいたほうがよさそうだと悟った。

本日のクリーン大作戦の写真を掲載いたします。なお顔が明確に分かる写真は編集を加えてあります。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191118

「別件」
おゆみ野火遊び情報  NO3

 最近私は公園に近づくのが苦痛だ。行けば何がしかの問題点を発見してしまう。しかしB地区の育成委員をしているF姉さんはめげずに定期的に公園のチェックをしており、先日「六通むかい公園でも火遊びの跡があった」と教えてくれた。
 行ってみたが、テーブルの上で火遊びをした跡が残っていた。

 今日(18日)はクリーン大作戦こやつ公園に行ったが、ここのあずまやで火遊びがされていたらしく、緑公園緑地事務所の看板が立っていた。

 どうやら火遊びはおゆみ野地区のほとんどの公園にわたって行われており、必ずテーブルの上で火を燃やすのが特色となっている。

六通むかい公園とおゆみ野公園の火遊びの跡の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19111802

 

 

 

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(19.9.24)男気

 Aさんはいつも早朝に四季の道でランニングをしている理髪屋さんである。
仕事の関係でランニングができるのが早朝しかない」と言っていたが、ほぼ毎日決まった時間に走っているので、私とは顔なじみだ。

 フォームがすばらしく、快調な走りをしているがレースにはでたことがないという。
レースは日曜日におこなわれるでしょう。日曜日は商売のかきいれ時だから休めないんですよ

 Aさん男の中の男である。先日四季の道の清掃活動をしていたら、ランニング中のAさんが若者を叱り飛ばしていた。
まったく常識がないんだから、ゴミを捨てていくなんてダメじゃないか。拾え
若者は二十歳前後だったが、引き返して不承不承ゴミを拾っていた。

 実は、私はこおした注意をしたことがない。注意して反対にからまれたら事だと思っているため、黙ってゴミを拾ってしまう。
しかしAさんは、ゴミやタバコのポイ捨てを絶対に許さない。
今の若者は、親から殴られた経験がない。だから世間をなめてしまって何でも平気でやる。私は許せないので、必ず注意することにしている

からまれたら困るでしょう」聞いてみた。
いや、今の若者は喧嘩をする気力もない。ぶつぶつ言うがそれだけだ
男である。

 私も少し見習うことにした。さっそく泉谷公園の池でつりをしている人を見かけた。目の前に「つり禁止」と書いてあるがまったく無視している。
ここはつりが禁止なのはご存知でしょうか。私はここの監視員を兼ねておりますので、つりを止めて頂けないでしょうか
監視員」はボランティアだと付け加えなかったが、まあ、許容範囲だ。なんとも迫力のない言い方だったが、相手は言うことを聞いてくれた。

 これからはAさんをまねて男になりたいものだが、口調が丁寧なのは性格だから直しようがない。
迫力ある男になるのは難しいものだ。

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(19.8.11)あいさつ

 毎日ほぼ同じ時間帯に清掃活動をしていると、決まって会う人がいる。自分の健康のために散歩をしたり、犬の散歩をさせていたり、JOGをしているような人である。

 毎日会うので、いつしか挨拶をするようになり、立ち話などをするようになるが、一方どうしても挨拶が交わせない人も多い。
顔をみると目をそらせて反対側を見る人や、下を向いて絶対に顔をあげない人や、目が会うとにらみつけるような人である。

 私は古い時代の人間であり、顔見知りで挨拶も交わさないと精神的にどうも落ち着かなくなる。
あの人、私に敵意を持っているのかしら

 1ヶ月程度前から、朝会う人に必ず挨拶することにした。
おはようございます」元気いっぱいハイテンションの声で挨拶をしてみた。ちょうど小学校の挨拶運動みたいだ。

 やってみてわかったが、階層ごとにそれぞれ反応が違う。

主婦  いつも挨拶に慣れているので一番反応がよい。「いつもお掃除をしていただいてありがとうございます」なんて言われる。

男性  挨拶を返してくれる人と、無反応の人に分かれる。無反応の人は「なんでお前から挨拶されなくてはならないんだ」なんて顔をしている。

若い女性 私の顔を見ると、すぐに目をそむけるので挨拶ができない。無理に挨拶すると「この人もしかしたら怪しげな人じゃない」なんて顔をされる。

若い男性 一応にびっくりした顔をするが、「おはよう」という返事は返してくれる。

 相手の反応の有無にかかわらず挨拶運動を続けたおかげで、最近はかなりの人と挨拶が交わせるようになってきた。
 しかしそれはそれで大変で、四季の道を歩いている間中ハイテンションな声を出さなくてはならない。

 いくつかの反応をご紹介しよう。

Aおばあちゃん 「あんたさんと会うのが、たのしみでねえ、あえないと、どうしたのかねと思うよ

古希のご夫婦 「今日は、あなたにあえて縁起がいい。なにかいいことがありそうだ

B 姉さん山崎さんの笑顔はとても素敵ですよ
 実はB姉さんの言葉をすっかり信じて、精一杯の笑顔を振りまいているのだが、これがお世辞だったら大変だ。変なおっさんが、ニタニタ笑っていると思われているかもしれない。

 それでも、私のあいさつ程度でこんなに喜んでくれる人もいるのだから、これからも思いっきり笑顔で、「おはようと言おう。

 
 

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