(23.1.27) ザック・ジャパンが快調だ  アジアカップ カタール大会

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 ザッケローニ監督率いるサムライブルーザック・ジャパンが快調だ。
予選の第一試合でヨルダンと引き分けた時は「大丈夫だろうか?」と心配したし、第2試合のシリア戦で主審のひどい誤審(線審はオフサイドとしていたが主審が見逃した)で飛び出した相手選手と接触したゴールキーパー川島が一発退場になったときはどうなるかと思ったものだ。

 しかし段々とサムライブルーは力強さを増していき、カタール戦では先行されても試合をひっくり返すし、昨日の韓国戦ではPK戦をゴールキーパー川島の神業のような読みで勝ち残ってくれた。

ザックはなかなかやるじゃないか」すっかりザッケローニ監督のファンになった。
元々アジアでは日本と韓国とオーストラリアがずば抜けた力を持っているのだから、こうしたチームが勝ち残るのは当然とはいえ、試合になると何が起こるか分からない。
今回は中東のカタールでの試合だから当然カタールの応援団は熱狂するし、選手は実力以上の力を出すので、アジアカップが始まる前は「中東勢有利」との前評判が高かった。
その中で中東勢や宿敵韓国を打ち破って決勝進出したのだからたいしたものだ。

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 私などは相手が韓国だと「どうせまた日本が負けるのだろう」と最初から負け犬根性が出てしまうが、イタリアのACミランで鍛えられたザッケローニ監督にはそうしたコンプレックスは微塵にも感じられなかった。

ヨーロッパの強豪チームから見たら、アジアのチームははるかに劣る。韓国と言えども例外でない」というところだろう。
当初ザッケローニ氏が日本の監督になると聞いた時は、私はザッケローニ氏のことを知らなかったから懐疑的だった。
ザッケローニは日本のサッカーを知っているのだろうか・・・・・」

 しかしここまで来たのだから彼は本物だ。
次は強豪オーストラリアだ。オーストラリアがこんなに強くなってきたのは最近の数年間だが、間違いなくアジアでトップクラスのチームだ。
日本はこのオーストラリアを破って優勝すると信じたい。

注)2006年以降オーストラリアはサッカーではアジアリーグに参加している。

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 アジアのサッカーは確実に力をつけているが、それに引きかえ審判団の実力はかなり劣る。
昨日の日本・韓国戦のサウジアラビアの主審もひどかった。
最初の韓国のPK はどう見ても単なる接触でPKを与えるようなものではない。さすがにこの主審は自分がミスしたと思っていたらしく、今度はPKにもならない韓国の接触(しかもペナルティーエリアの外だった)で日本にPKをあたえて誤審をチャラにしていた。

注)審判は自分がミスをしたと思ったときはよくこうした形で誤審の取り消しを行う

 ところで私は熱狂的なサッカーファンだが、実はアジアカップワールドカップをライブで見ることはほとんどしない。
相手チームに先行されでもしたらそれだけで心臓が破裂しそうになり、応援する声は枯れ、めまいまでしてくる。
負ける試合など観戦し続けたらほとんど病人になって翌日は寝込んでしまう。
だから録画をしておいて、日本が勝ったことを確認してからゆったりとした気持ちで試合を見ることにしている(もちろん負けたら見ない)。

 はたからは「ノミの心臓」と揶揄されており、まったくその通りだが何と言われようともアジアカップワールドカップのような重要な試合をライブで見る勇気はない。

 カタール戦のときも韓国戦の時もかみさんが見ていて、寝ていた私に教えてくれた。
すごい、PK戦で日本が勝ったのよ

そうか、では明日はゆっくり勝利の試合をビデオで確認しよう」ようやく安眠できる。 

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(22.7.14) 動物の予知能力 パウル君の大快挙

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 ドイツの西部にあるオーバーハウゼン水族館の占いダコ「パウル君」が、ドイツの試合7試合と、決勝のスペイン・オランダ戦の勝敗をすべてあてたと、世界中で大評判になっている。

 占いの方法は水槽の中にカラス貝の入った二つの箱を用意し、前に国旗を貼り付け、パウル君がどちらの箱からからす貝を食べるかと言うもので、特に決勝戦の占いは全世界に向けて放送されたので見た方もおられるのではなかろうか。

注)以下のURLをクリックするとスペイン・オランダ戦の占いの模様が見れます。
http://www.youtube.com/watch?v=7fyK6Ojw6S4

 英国のブックメーカーによると「もしパウル君の占いのとおりかけていれば300倍の配当があった」と言うことだから、もしかしたら大金持ちになった人がいたかもしれない。

 数学的には各回の確率は2分の1でそれが8回すべてあたる確率は2分の1の8乗、256分の1となる。
パウル君はその256分の1の確率を当てたのだから、確かに驚異的だ。

 私は当初「どうせドイツが勝つように細工をして盛り上げたいのだ」と思っていたが、準決勝でドイツが負けると占い、それが的中した頃から「もしかしたらタコに予知能力があるのかしら」と真剣になってしまった。

 実際、準決勝でパウル君の占いどおりドイツが負けると、激高したドイツファンが「パウルをシーフードサラダにして食べてしまえ」わめきだしていたし、一方決勝でスペインが勝つと占われたスペインのサパテロ首相は「警備員を派遣してパウル君を保護する」と言ったりして、すっかりパウル君は国際的有名人になってしまった。

 ブックメーカーによるとパウル君の占いの前まではオランダ優勢だったが、占いが出てからはスペインが優勢になったのだから、その影響力はすごい。
今回の結果を受けてタコの予知能力の研究が一気に進むのではないだろうか。

 もっともすぐに反論が現れていて、英デーリーメール紙が専門家の意見として「タコは色の識別はできないが、明度や形の大きさを識別できる。特に横型に引き付けられる傾向がある」として、ドイツの国旗が横型で、黄色の色を含んでいて明度が高いので選択されたのだと反論している。

(検証)ドイツ国旗対ウルグアイ国旗(3位決定戦)
① ドイツ国旗  黒・赤・黄色の横長
② ウルグアイ国旗 しろ・青の横じま模様
(タコが黄色の明度に反応するとすればドイツ国旗に惹かれる)


注)以下のユーチューブ参照
http://www.youtube.com/watch?v=GfCZGwoUrWA

(検証)スペイン国旗対オランダ国旗(優勝決定戦)
① スペイン国旗 赤・黄色・赤の横長 
② オランダ国旗 赤・白・青の横長
(スペインの黄色の明度が高かったことになる)


(検証)スペイン国旗対ドイツ国旗(準決勝)
どちらも横長だがスペイン国旗の方が黄色の部分が大きく、明度が高い


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 さてどうだろうか。本当にパウル君に予知能力があるのだろうか、それとも明度の高い国旗に惹かれただけで、予知能力とは無関係なのだろうか。

 これからしばらくは世界中の学者がタコに予知能力があるかどうかを実験で検証しようとするだろうから、これからタコ学が一気にレベルアップし、科学雑誌ネイチャーはタコ一色になるかもしれない。
とても面白そうだ。

注)地震予知能力について動物にそうした予知能力があるのではないかとの報告は昔からなされている。

 04年のスマトラ沖地震では、スリランカのヤラ国立公園が3kmに渡って海水に侵食されたが、動物の屍骸は一匹もなかった(人はスリランカ全土で2万人死んでいる)と報告されている。

 同じくタイでは海岸にいた象が津波が来る前にすべて高台に避難したと報告された。

  


 

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(22.7.3) 名門東京ヴェルディの倒産 明日はわが身

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(記事とはまったく関係有りませんが東京湾フェリーの千葉側の乗り場、浜金谷の近くにいた猿です

 ワールドカップが岡田ジャパンで沸きあがっている最中の6月29日Jリーグの名門チームだった東京ヴェルディが倒産した。

 J2に所属する東京ヴェルディ昨年の9月、それまでスポンサーだった日本テレビが手を引くことになって、その後をヴェルディOB東京ヴェルディホールディングス東京VH)が経営を引き継いだ。

 引継ぎの条件は東京VHがスポンサー収入5億4千万円を自力で集めることだったが、実際はその半分も集めることができず、Jリーグに経営継続の不可を伝えてきたため、急遽Jリーグが経営を引き継ぐことになった。

注)Jリーグの子会社、ジェイリーグエンタープライズに株式を譲渡した。なお東京ヴェルディは広告料収入も入場料収入も浦和レッズの6分の1以下(08年度)で、スポンサーからの支援で経営を維持していた。

 Jリーグの引継ぎ条件は10年9月までに、新たなスポンサーを確保することであり、それまでの繋ぎ資金4億6千万円Jリーグは融資することにした。
しかしスポンサー探しはかなり難航が予想され、Jリーグが手を引けばかつての横浜フリューゲルスベルマーレ平塚と同様に、クラブが解散することになる。

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(ヒカリゴケが見える神社)

 東京ヴェルディといえば、Jリーグ発足当時の93年は実力NO1のチームで、三浦知良、ラモス瑠偉、柱谷哲二といった日本を代表する選手を輩出し、当時は2回もJリーグチャンピオンになっていた。

 しかし東京ヴェルディほどJリーグのチェアマンと対立してきたチームはない。当初は読売新聞社(とよみうりランド)がスポンサーだったが、社長の渡邉 恒雄氏読売ヴェルディをプロ野球の読売ジャイアンツと同じような読売新聞の広告塔にしようとして、地域密着を主張するJリーグの当時の川淵チェアマンと鋭く対立した。

 この争いは結局は川淵チェアマンの勝利に終わったものの、読売新聞社はすっかりサッカーに対する興味を失い、98年にはサッカーから手を引いた。
その後は系列の日本テレビにスポンサーを押し付けたものの、日本テレビがまともな支援をしなかったため、ヴェルディJ1の下位チームで低迷し、05年にはJ2に降格07年にはJ1に復帰したものの、再びJ2に降格して、現在はJ2の半ばで低迷している。

注)日本テレビがまともにヴェルディを支援しなかったのは、読売グループのドン、渡邉恒雄氏に遠慮したためで、サラリーマン社会では当然の対応と言える。

 地域密着と言うことでもヴェルディは失敗し、当初は川崎市の等々力競技場をホームタウンにしたが、その川崎市から01年に急遽東京の味の素スタジアムにホームタウンを移した。
この移設は川崎市の意向を完全に無視したため川崎のサポーターからそっぽをむかれ、一方東京でのサポーターはほとんど育っていない。

注)現在の味の素スタジアムでの観客動員数は5000名程度。

 倒産した東京ヴェルディを今回Jリーグが直接経営にタッチすることになったが、これは引き継ぐスポンサーが見つからないためである。
横浜フリューゲルスの場合は横浜マリノスが吸収合併し、ベルマーレ平塚平塚市等が新たなスポンサーになって経営を引き継いだので、今回のように引き受け先がまったくなくなったのははじめてのケースになる。

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 Jリーグの08年度の各チームの経営状況を見てみると、J1で約半分、J2ではほとんどのチームが営業利益が赤字で、赤字分はスポンサーが支援するか借り入れによって補填する以外に方法はない。
黒字のチームもスポンサーの支援で黒字になっているのが実態で、スポンサーなしに自力(
広告収入や入場料だけ)で運営できるチームは存在しない。

 09年度はチーム数の増加により総入場者数は順調に伸びてはいるものの、1試合あたりの入場者数は、J1、J2も減少しており、テレビ放映も激減している。

 Jリーグのサッカー人気が頭打ちとなり、支援スポンサーの経営状況に余裕がなくなっているため、広告料収入や入場料収入が少ないチームはスポンサーが撤退すれば即経営危機に陥る。
東京ヴェルディはそうしたチームの第一号と言えるが、今後多くの同じ体質を持つチームがヴェルディと同じ経営危機に陥る可能性が出てきた。
明日はわが身のチームがJ2を中心に多数存在している。


 

 


 

 

 

 

 

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(22.7.1) 岡田監督 お疲れ様でした。

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 今回ほどワールドカップを楽しませてもらったことはない。
当初岡田ジャパンの評判は散々で、私自身も予選で3連敗すると思っていたが、ふたを開けてみると2勝1敗、勝点6の堂々たる成績で予選を突破してしまった。

 日本選手も実にのびのびとプレーをしていたし、特にデンマーク戦は日本のいい所ばかり目立った完勝だった。
予選を通過して決勝トーナメントに進んだことだけでも、日本サッカーを誇っていい。

 8強をかけたトーナメントのパラグアイ戦では両者譲らず、PK戦までもつれ込み、惜しくも負けたが試合そのものはいい試合だった。
パラグアイは南米のチームらしくずるがしこいところがあったが、日本は日本らしく戦ってイーブンに持ち込んだのだからたいしたものだ。

 実際8強になった各国を眺めてみると、世界の強豪が並んでおり、決勝トーナメントは実力のあるチームが勝ち進んでいることが実感できる。
日本も、もう少しで8強だったのに・・・・」という気持ちはあるが、パラグアイの方が一日の長があったと言うことだと思う。

 南米と言うサッカー先進国でブラジルアルゼンチンと言った世界屈指のチームにもまれているパラグアイは最後の最後に精神力で日本を打ち負かした。

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 PK戦はかなり偶然の要素があるとはいえ、結局は精神力の戦いで、精神力が強いほうが勝利する

 キッカーから見れば左右の両コーナーの上部端に蹴りこめば、キーパーはどんなに反応しても届かないことが分かっているが、失敗するとバーをたたいてしまう。

注)キッカーがバーをたたくのを恐れて、かなり内側を狙うと、キーパーに読まれた場合はボールをはじき出される。

 通常ならば何と言うこともなく蹴れてもPK戦になると緊張して微妙に硬くなり足元が狂う。今回の駒野選手の場合もそうだったが、このあたりは南米でもまれたチームとアジアというサッカーが相対的に弱い場所でのお山の大将との相違だろう。

 だがしかし、今回の岡田ジャパンは立派だった。前回の日本・韓国共同開催時のトルシエジャパンも16強まで行ったが、今回のようにもう少しで8強に手が届くところまでは行っていなかった。
日本としては16強までは2回も到達したのだから、次は岡田監督がもう一歩のところで無念の涙を飲んだ8強を狙ってほしい。

 岡田監督はこれで日本チームの監督を退任されるが、よくここまで日本チームを引っ張ってくれたと思う。
心から岡田監督に感謝したい。
お疲れ様でした。

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(22.6.26) 岡田監督に謝罪する

201006252006250025011  岡田ジャパンの実力を見あまったことに正式に謝罪します。
ワールドカップ前の練習試合で4連敗したのを見て、日本がとてもワールドカップで勝利できないと思い、このブログでもそのように記載しましたが、まったくの私の誤りでした。

 カメルーン戦で1-0で勝利した時も驚きましたが、デンマーク戦で3-1で勝利するとは思いもよりませんでした。
引き分けか勝利で決勝トーナメント出場が可能なので、日本は引き分け狙いではないかと思っていましたが、実に積極的にせめていました。

 カメルーン戦もデンマーク戦も、本田の得点で先行するパターンでしたが、本田選手の活躍には目を見張ります。
特にボールをキープしたり切り替えしたりする能力は世界の選手と引けを取りません。日本にはFWがいないと私はブログで述べましたが、これも撤回いたします。
本田選手は貴重な先取点をカメルーン戦、デンマーク戦と2点もたたき出したのですから、まごうことなきFWと言っていいと思います。

 GK川島は相変わらずすばらしい能力を発揮して好セーブを繰り返していました。とくにPKになった時に一旦はボールを止めたのは立派です。
結果的には跳ね返えったボールを決められてしまいましたが、川島はボールの方向を完全に読んでいました。

20100625070515181  前半の2点フリーキックからの得点で、これが日本の武器であることを実証したと言えます。
遠藤がFKの名手であることは知っていましたが、本田までが名手だとは知りませんでした。
決勝トーナメントになっても、この日本のよさを継続していけば期待が持てます。

 それにしても岡田監督知将だとしみじみ思いました。
練習試合で4連敗して、敵も味方も「日本弱し」と油断させ、一気に予選を突破する手腕は見事と言うしかありません。
まさに孫子の兵法そのもののような手腕です。

 勝利インタビューで岡田監督が目をうるませていましたが、気持ちがよく伝わってきました。
普段は大言壮語をせず、どちらかと言うと陰気な感じで、元気印とは反対の印象を与える岡田監督ですが、予選通過を果たし、実際は知将で立派な仕事師であることを証明しました。

 岡田監督を見て、黒澤明の七人の侍に出た、ストイックな剣豪久蔵(宮口精二) を思い出しました。
男は黙って仕事をする岡田監督のことです。

 何はともあれ決勝トーナメント進出おめでとうございます。
そして岡田監督の手腕を見あまったことを重ねて心からお詫び申し上げます。

 

 

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(22.6.24) 落ちた三色旗 フランスのワールドカップ予選敗退

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 ワールドカップで信じられないような状況が発生している。
前回準優勝国フランスがA組最下位ではやばやと予選落ちしてしまった。
誰もがフランスの予選通過は確実だと思っていたので、フランス人をはじめ世界が驚いた。

 私などは日本が入っているE組の結果だけに注目し、他の組の状況についてはほとんど関心がなかったが、A組のフランス敗退の原因は内紛だと言う。
フランスは最初の試合でウルグアイ0-0で引き分けたのだが、このあたりまではさして問題がなかった。
後の2試合を勝てば予選通過と思っていたからだ。

 ところが第2戦のメキシコ0-2で負けると内紛の火がついた。
この試合のハーフタイム時に交代を命じられたFWアネルカ選手ドメネク監督に暴言を吐いたことで、フランスサッカー協会はアネルカ選手のチームからの追放と帰国を命じた。

 暴言内容の詳細は不明だが、アネルカ選手が交代を潔しとしなかったであろうことは容易に想像できる。
俺がいないで勝てると思っているのか、監督はバカか!!」そんなところだろう。

6024051_2  ところがこのアネルカ選手の追放措置に怒った他の選手が、今度は練習をボイコットし、主将のエブラ選手がコーチと口論したりして、最終戦の南アフリカとの試合ではメキシコ戦のメンバーからエブラ選手を含め6人が入れ替わった。

 もはやフランスは一体となってワールドカップを戦うことができなくなり、サルコジ大統領まで乗り出したが、南アフリカ2-1で負け、予選最下位でフランスのワールドカップは終わった。
フランスが1勝もできず、あげた得点が1点だけなのだから驚かないほうがおかしい。

 このフランスの思わぬ敗退に世界とフランスのメディアは酷評しており、中国メディアは「W杯史上最大の笑い話」というし、フランスのスポーツ紙は「地獄の底への旅」と見出しを付け、公共ラジオは「恥辱と破局の代表チーム」と散々な評価を下している。
フランス人は口をきくのも、サッカーの話をするのもいやだと言う雰囲気だ。

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 しかし今回のワールドカップではフランスだけでなく、ヨーロッパの強豪チームが軒並み苦戦している。
イングランド、ドイツ、イタリア、スペインが予選通過に苦しんでおり、まったく問題なく予選通過したのはオランダだけだ。

注)イングランドとドイツは最終戦で勝利して予選を通過した。

 私などは西ヨーロッパのサッカーが世界の最高レベルにあると思っていたが、この4年間に地殻変動が発生したらしい。
特に今回は中南米諸国が快調で、ウルグアイ、メキシコ、アルゼンチン、ブラジルと次々に決勝トーナメント進出を決めている。
それ以外でもパラグアイとチリがグループ1位になっているので、決勝進出の可能性が高い。

 いったい世界のサッカー界に何が起こったのだろうか?
ヨーロッパ経済の停滞と、ブラジルを筆頭とする新興国経済の影響がサッカーにも現れているのだろうか。
世界をリードしてきた西ヨーロッパのサッカーの凋落は何か西洋の没落を意味しているようにも見え、非常に示唆的だ。

注)写真の選手はエブラ主将

 

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(22.6.16) 岡ちゃん ごめんなさい

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 信じられないような快挙だ。岡田ジャパンが初戦でカメルーン1-0で破って、勝ち点3をもぎ取った。
ここ4回の練習試合ではいいところなく敗れていたので、よもやカメルーンには勝てまいと思っていただけに朝のニュースを見て飛び上がった。

 前回までのワールドカップの時はたとえ試合が深夜に及ぼうが必ずテレビを見ていたが、今回はまったく見る気がしなかった。
どうせぼろ負けだから見ないほうが精神衛生上いい、寝てしまおう

注)試合を録画して後で見たが、録画をしようとしたのは日本のどこに弱点があって世界で戦えないか確認するためだった。

 今回の岡田ジャパンは、どんな苦境にたっても諦めず努力すれば勝利の女神が微笑んでくれることを示しただけに、実に教訓になった。
本田があげた虎の子の1点を守りきったのだからすばらしい。
練習試合のイングランド戦で1点先行して逃げ切りを試みて失敗したが、今回はうれしいことに大成功だ。

 ディフェンダーもカメルーンのエース、エトーをマークして仕事をさせなかったし、キーパーの川島の動きもよかった。
私は川島は世界のキーパーの中でも一流のキーパーと評価しており、敏捷でほとんどのシュートを止めてしまう能力を持っている。

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 それにしても岡田ジャパンの能力を見くびった私のサッカー鑑識眼を恥じた。
岡ちゃん、ごめんなさい」完敗だ。
なにしろ私の予想では3連敗で引き分けすらできないと思っていたのだから、このカメルーンからの1勝は、快挙以外の何者でもない。
次のオランダ戦で引き分けに持ち込めればベスト16に進める可能性が高いのだから、興奮してしまう。

 この岡田ジャパンの快挙といい、前日の惑星探査機「はやぶさ」の帰還と言い、日本人の逆境から立ち上がる粘り強さには驚くほどだ。
日本人はこんなに能力が高かったのだろうか・・・」63年間も日本人をやっていた私が驚いている。

 ここ20年余りの経済不振は一向に明るさが見えず、出てくる政治家はことごとくお坊ちゃんで無能な人ばかりだと思っていたが、本当の逆境に陥ると思わぬ力が湧き出るのが日本人のようだ。
菅総理「奇兵隊」という言葉を使用したが、本当に今はそうした奇兵隊が必要な時代で、くしくも岡田ジャパン川口「はやぶさ」がそれを実証してくれた。
そうか、再び明治維新が始まったのか・・・・・・・・」そんな感じだ。

 最近私は年寄りの愚痴のようなものが多くなって、なにか因業じいさんのブログみたいになっていたが、もっと日本人を前向きに評価することの必要性をしみじみと感じた2日間だった。

俺も諦めず、ささやかながらでも日本のために貢献しよう」そう思っている。

 なお、以下のURLをクリックすると日本経済新聞社が配信しているサッカーの映像を見ることができます。http://www.nikkei.com/news/viewer/photo/g=96958A88889DE2EBE0E1E7E1E3E2E3E7E2E4E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2

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(22.6.10) こりゃダメだ  ワールドカップ南アフリカ大会

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 こりゃダメだと思った。サーカーワールドカップ南アフリカ大会の岡田ジャパンについてである。
先日(4日)のコートジボワールとの練習試合をみてがっかりしてしまった。
まったく歯が立たないというのはこのようなことを言うのだろう。
得点は2-0だったが、内容はぼろ負けだった。

 前回のイングランド戦ではイングランドが手を抜いている間に闘莉王が先制のゴールを挙げて逃げ切り可能かと一瞬思わせたが、今回はコートジボワールに完全にねじ伏せられてしまった。

 たしかにコートジボワールはアフリカの強豪チームだし、選手はヨーロッパのクラブチームで活躍しているので、おいそれとは勝たせてくれないと思っていたが、これほどまでに一方的に負けるとは思いもしなかった。

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 前半早々ドログバのフリーキックで得点を許すと、その後はほとんど攻めることができなくなって、後半またもや相手のフリーキックで2点目を献上した。
1点目はボールが闘莉王に当たりボールのコースが変わったためにキーパーの川島が反応できなかった。
前回のイングランド戦のオウンゴールといい、今回のフリーキックに対する反応と言い、闘莉王はボールをゴールポストからはずす能力に疑問がある。

 とてもガッツがあって好きな選手だが、最低限ゴールポストから外れるような捌きをしなければキーパーの川島がかわいそうだ。

 それにしても日本の攻撃力のなさはどうしたものだろう。これでは得点を1点も挙げられないのではないかと思うほど貧弱だ。特にフォワードの非弱さは目に余る。
フォワードがまったく点を取れないのだから、勝とうというほうが無理だ。

 全員が懸命にプレーして走り回っているのはよく分かるのだが、これでは全員がつかれきってしまう。
相手のコートジボワールは攻めるときと休むときがはっきりしていて、攻めるときだけ怒涛のような攻めをする。
体格も日本人を一回り大きくした体格で1対1では日本人は引き倒されていた。

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 一体、日本チームらしさとはなんだろうか。今のところは非弱さばかりが目だって「弱いこと」が日本チームの特色みたいになっている。
セルビア、韓国、イングランド、コートジボワールと一勝もできず、引き分けることすらできない。

 この間の得点は闘莉王が挙げた1点だけだから、いかに得点力がないか分かる。
あまりの日本チームの弱さに応援もさっぱり盛り上がらない。
南アフリカへの応援ツアーを企画したJTBもその販売の不振に頭を抱え、全試合を放映するとしたスカパーの契約者数は減少しているほどだ。

 どう見ても岡田ジャパンの活躍は期待できそうもなく、今回は日本チームを応援しても無駄でがっかりするだけだろう。
こうした時はワールドカップそのものを楽しんだ方がよさそうだ。

6月15日追加)日本がカメルーンに1-0で勝つ。まったく予想が外れた。
岡田監督、ごめんなさい。

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(22.6.1) 日本はどこまで戦えるか ワールドカップ南アフリカ大会

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(2-1でイングランドに敗れた岡田監督

 サッカーワールドカップ南アフリカ大会6月11日から開催されるが、それに先立ち日本イングランドとの練習試合が30日、オーストリアでおこなわれた。

 このところの日本代表はまったくよいところがなく、4月におこなわれた練習試合のセルビア戦、5月の韓国戦ともぼろ負けと言っていいような状況だった。
これでは予選突破はおぼつかないな」誰もがそう思うほどの惨敗だ。

 今回のイングランド戦は大会直前ということもあり、互いに怪我だけはしないようにと無理な突破やファールは少なかったせいもあり、久方ぶりに日本選手ががんばった試合になった。

 結果は2-1イングランドが勝利したが、前半は明らかにイングランドは手抜きだった。バックパスを多用していたが、イングランドがバックパスを出しているときはまともに試合をするつもりがないときだ。

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前半7分、闘莉王のシュートがゴールに刺さった

 この間隙をぬって、闘莉王がキーパーの左に鋭いシュートを突き刺したのは立派だ。後半になるとイングランドも本気になり、ボールの支配ももっぱらイングランドになって、日本は防戦一方の展開になった。

 ゴールキーパーの川島は実にすばやい反応をして、この猛攻に耐えペナルティーキックさえとめてしまうほどの活躍だった。身体の切れが恐ろしいくらいいい。

 イングランドの2得点はオウンゴールだったが、後半に2発もオウンゴールを決められたのは防戦一方になって、ディフェンダーが疲れてしまったからだ
おそらくディフェンダーがボールに触らなければ、川島が確実に止めていたと思うとこの失点は痛い。

 闘莉王のオウンゴールは積極性があだになったと言うゴールだったが、中沢のオウンゴールは足が動いていなかった。ふらふらになってオウンゴールを許してしまったと言うような代物だ。

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オウンゴールを許し頭を抱える中沢

 だが今回の対イングランド戦を見て日本が予選で戦うスタイルが見えてきたのは収穫といえる。

① 予選同組のオランダ、デンマーク、カメルーンとも日本より実力が上なので、前半はなめてかかってくる。その間に日本は得点を挙げる(今回の闘莉王の得点がそれ)。

② キーパーは川島が一番期待できる。ボールに対する反応が抜群で動きがすばやい。世界のキーパーの中でもそん色ない。

③ ディフェンダーは後半の相手の猛攻に耐えられない。疲労が重なると足の出し方が遅くなり、いきおいオウンゴールを誘う。
前半得点できた場合は、ディフェンダーの疲れ具合をチェックして、交代要員を用意する必要がある。特に中沢は動きが緩慢になる


④ 前半に得点し後半何とか持ちこたえて引き分けを狙う。今回のイングランド戦で言えば闘莉王のオウンゴールは仕方ないとしても、中沢のオウンゴールまで許してはいけない。

 こうした戦術を駆使しても日本の予選突破は容易ならざるものがあるが、一方イングランド戦で見えたかすかな勝ちパターンを実行する以外に日本の予選突破はありえない。

 6月4日にコートジボワールと練習試合をするので、再度日本がかすかでも光明を見出す方式がないか、確認したいものだ。 

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(22.5.14) サッカー南アフリカ大会 ワールドカップの行方

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 後1ヶ月でサッカー・ワールドカップが南アフリカで開催される。これに先立ちサッカー日本代表メンバー23人岡田日本代表監督から発表された。

 しかし正直言ってワールドカップへの熱狂はほとんどない。
サッカーの日本・韓国合同大会が開催されたのは今から8年前だが、あの時のようなサッカーに対するマスコミや日本人の熱気は消えうせてしまった。

 当時はトルシエ監督の一挙手一動がマスコミで報道され、選手の一人一人の動静まで分かったが、サッカーフリークだった私でさえ、今回は発表された選手の半分の名前も知らない。

注)かつてはNHKの衛星放送で土曜・日曜は数試合サッカーが放送がされていたが、最近は月に何回かの放送になってしまった。テレビ観戦する人が激減したからだろう。

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 南アフリカ大会の岡田ジャパンの目標は4強に入ることだが、私を含め多くの日本人は「それはほとんど不可能だ」と思っている。
前回のジーコジャパンの戦いは予選リーグで1分け2敗で大敗したが、それが世界の中の実力であることをはっきりと認識してしまった。

そうか、ジーコのような監督を擁しても日本は1勝もできないんだ。それほど日本はレベルが低いのか」ため息を交えながら私は納得した。
娘は「これじゃー、ジーコ監督がかわいそうだ。あまりに選手が弱すぎる」と言っていた。

 あれから4年、日本のサッカー技術が上がったとの証拠はない。対戦相手のカメルーンオランダデンマークもはるかに日本より強く、とても日本が勝利を奪うことができそうになく、引き分けたら御の字だ。

 この組の予選突破一位はオランダが確実で、第2位はデンマークカメルーン日本が最下位というのが常識的な予想だ。

 私はサッカーファンだからJリーグの試合も、またNHKの衛星放送で世界最高峰の一つといわれているイングランドのプレミアリーグをよく見ているが、そのレベルの差に愕然とする。
何か大人のサッカーと子どものサッカーを見ているようだ。

注)アジアのクラブチームNO1を決める今年のアジアCLで鹿島アントラーズもガンバ大阪も準々決勝に進めなかった。日本のクラブチームはアジアでも強くはない。

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 Jリーグプレミアリーグの最大の差は2つある。
一つはパス回しの速さでプレミアリーグではパスは、ほとんどワンタッチでしかも恐ろしいほどの速さでパスが回される。
一方Jリーグではワンタッチで捌けず、2タッチであることが多く、しかもボールを前に出せなくてバックパスを多用する。
私はこのバックパスを見るたびに「これでは世界と戦えないな」といつもため息が出る。

 バックパスなど出していたら、相手チームは守備陣形を整えてしまい、とてもそれを切り崩すことができない。
Jリーグはもたもたとして遅く、世界のスピードについていけない。

 もう一つはフォワードの能力差だ。マンUルーニーといえば昨年度のプレミアリーグMVP選手だが、相手のディフェンダーを翻弄してシュートする動きには目を見張る。
トリッキーで力強く、自分がシュートするのかラストパスを出すのかまったく読めない。
こんなフォワードを相手にしたら、日本のディフェンダーは穴だらけの網になってしまう。

 ルーニーは特別に力強いFWだが、世界にはルーニーには若干見劣りするがそこそこのレベルのフォワードがごろごろいる。
日本は得点力がないとよく評価されるが、はっきり言えば世界に通用するフォワードがいないからだ

 最も日本にも世界レベルと思われるのがあり、それはセットプレーからの得点だ。これは中村俊輔とか遠藤保仁とかいったフリーキックでは世界的レベルの選手がいるからだ。
日本の勝機はここ以外にありそうもなく、フリーキックで得た得点を何とか守りきるというのが戦略になるが、公平に見てそれだけでは予選敗退というのが一番ありそうなシナリオだ。

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