(21.10.15) おゆみ野四季の道の壁画
うれしいことにおゆみ野の四季の道に壁画が現れた。ジャスコから桜公園に下がっていくところにあるトンネル内の壁に、有吉中学校の美術部の生徒が壁画を書いてくれた。
実はこの場所は以前中学生がたむろしていた場所で、冬場に暖をとるため焚き火をしていた場所である。
壁の横で焚き火をすると漆喰がぼろぼろになって崩れてしまい、そこだけコンクリートがむき出しになっていた。
何回か補修をしたもののすぐに崩れ落ちてしまい、なんとも汚らしい壁になってしまい、私も困りきっていた場所だ。
それが先日来壁の補修が始まり、今までの漆喰をすべて落として塗りなおし、さらにその上に美しい色取りのペンキが塗られていた。
「よかった、これで四季の道もようやく綺麗になった」喜んでいた。
そのとき私は気づかなかったが、この美しいペンキはいわゆる下塗りで、今回その上に有吉中学校の美術部のメンバーが壁画を書いてくれた。
私は壁画を描く前日に、下見をしていた先生や生徒の集団に会ったので、不思議に思って先生に声をかけたところ、「明日、美術部の生徒がペンキ画を描く」のだという。
「期待してます」と言ったら笑っていた。
散歩おじさんによると、この壁画は「四季の道の名前に相応しい「春・夏・秋・冬」を表す動植物が生き生きと活動している様子が描かれていて」その内容は以下のようなのだそうだ。
春
桜、つくし、タンポポ、蝶、鶯、
夏
ひまわり、花火、ホタル、満月、盃に写る赤い月
秋
満月、赤とんぼ、すすき、柿、ドングリ
冬
かまくらと雪うさぎ、サンタクロース、雪ダルマ
ちはら台ではこのペンキ画が実に上手に描かれていたので「おゆみ野ではなぜできないのだろうか」と不思議に思っていたところだ。
通常、美しいペンキ画が描かれると落書きが減ると言う傾向がある。
もっとも絶対に落書きが無いとはいえないが、されたらまた有吉中学校の生徒が補修してくれるだろう。
もう一つ私が悩んでいるトンネルに秋の道公園近くのトンネルがある。ここが定期的に落書きがされるので、そのたびにペンキで消していたが、この場所も壁画を書いてほしいものだ。
桜公園は有吉中学校が書いてくれたので、秋の道公園は泉谷中学校の生徒が書いてくれないだろうか。
街中が汚らしい落書きではなく、ほのぼのとしたペンキ画で飾られたら、本当に楽しく散歩ができるのだが・・・・・・。
注)なおペンキは関西ペイントが無料で提供してくれたようだ。ペンキはかなり高価なので本当にありがたいことだ。
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