(20.4.23)ケヤキは芽吹いてくれるのだろうか

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 最近、四季の道夏の道)を通るたびに気がかりなことがある。この1月強剪定されたケヤキがはたして芽吹いてくれるのかと言う心配だ。

 夏の道橋から小谷小学校前までのケヤキ並木約400mが強剪定されたが、4月末になっても芽吹きが始まらないケヤキが多い。
剪定されていないケヤキ並木はすでに若葉で覆われており、樹冠が空を塞ぐほどになっているのに、ここはほとんど丸坊主のようだ。

 かみさんもこの剪定には怒っており、「これじゃ、パパさんの頭のはげと同じじゃない」と言っていた。実に見苦しいのだ。

 ケヤキの剪定についてはいくつかのレベルがあるが、大きく分けて弱剪定強剪定に分かれる。
弱剪定では茂った枝の数本を抜いたり、樹形を整えるために飛び出した枝を切ったりする。従来の夏の道の剪定はほぼこの方式だった。

 ところが、この1月におこなった剪定は強剪定といい、高さ8m以上の枝をばっさりと切り落とした。造園業界の用語で「筒きり」という。
一般に「筒きり」を行なうと、もとの状態に戻るまで5年から10年程度の年月がかかると言われており、せっかくの夏の道のケヤキ並木も5年から10年程度「この見苦しい」状態を我慢しなければならない。

 これではおゆみ野四季の道の散歩も、夏の道に入ったとたん上を向かないようにして歩かなければならない。
実際、私はそのように歩いている。

 こうした剪定方法については「あまりに景観への配慮が足らないと住民からクレーム」が全国各地でついているようで、国土交通省も「緑陰道路プロジェクト」を平成15年に発足して研究を始めた。

 プロジェクトの結論
街路樹を極力剪定しない管理について地域の方々のご理解いただき、積極的に受け入れていただける地区において、市民の協力をいただきながら、試行的に取り組んでいこうとするものです
というもので、全国で25地区が選定されていた。
千葉県での選定地区はないが、この近くでは東京の表参道ケヤキ並木が選ばれていた。

 このように全国規模では極力剪定をしない試みがあるものの、ここ千葉市ではそおした動きはなく「筒きり」をいたって簡単に行なっている。
 
 この最大の理由は費用で、「筒きり」はばっさりと切るだけだが、弱剪定の「枝抜き」や「透かし」だと、どの枝を残すとかどのように透かすとか、専門的な造園業者の知識がいる。

 これは自分の庭に庭師を入れて手入れをしてもらったときのことを考えてみれば分かるが、庭師が木に登って一本一本その木の特徴をとらえながら、慎重に枝を落としている。

 一方「筒きり」はチエンソーさえ扱えれば誰にでもできる技術で、ある一定の高さ以上のものをばさばさきればよい。木の特色などまったく無視して流れ作業のようにできる。だから費用は安い。

 しかしこうして「筒きり」された夏の道は、かつての景観からは程遠く、メキシコの巨大サボテンの森を通っているようなものだ。
しかも来年は残されたケヤキ並木を「筒きり」にして、さらに景観を悪化させるのが役所の仕事だと言う。

 熊さんとご隠居が縁台で話し合っていた。

ご隠居、こりゃねえですよ。夏の道のケヤキはまったく坊主じゃねえですか。春になってもちっとも芽がでねえ。おゆみ野の景観があったもんじゃねえですよ

私もケヤキの芽吹きを心配しているんだ。まあ、ケヤキは丈夫な木だから枯れるようなことはないと思うが、強剪定は人間で言えば大手術をしたようなもんだからな。木にも大きな負担になってるんだろう

何でこんなことするんですかね。回り近所の人からクレームがあって、ばっさり切ることにしたってんですが、じゃ、あっしが切るなといえば切らねんですかね。あっしだって回り近所の人ですぜ

落ち葉や日当たりでクレームをつける人はいるとは思うが、これほど徹底的に剪定しろとは言っていないはずだ。強剪定したのは費用の問題で、このようにしておけば5年程度たたないと元の状態にならないから、役所として都合がいいのだろう

じゃ、なんですか。このみっともないケヤキは5年も我慢しなきゃならねえですか。こんなのはケヤキじゃなくて、巨大サボテンでさ。
まだ残っているケヤキも来年はばっさり切ると役所は言ってますぜ。
なんか、とめる方法はねえですかね

やはり、住民として明確な意思表示をする必要があるんではないかな。自治会として要望すると言うようなことが必要だろう。市としても、一部のクレームが全体のものか、その人だけのものか図りかねて、予算の範囲内で剪定していると言うのが実情だろう

それにしたって、このうすみっともない剪定以外に方法はねえですかね

いや、世間では景観を重視しながら剪定をする方法が工夫されている。これも市に対しそのような剪定を依頼する必要がありそうだね


(注) ケヤキの剪定問題の経緯は、このブログの「ケヤキ剪定問題」に入っております

現状のケヤキの芽吹きの写真を掲載します。なお比較のために強選定した場所と、していない場所の写真を撮って置きました。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20422?authkey=rytAaySTz-Y



 

 

 

  

 

 

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(20.3.8)ケヤキ剪定問題の回答をいただきました

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緑土木事務所福原 晃様から「おゆみ野四季の道(夏の道)にかかるケヤキの剪定について(再度質問)」の回答を3月4日にいただきましたので、回答をそのまま掲載いたします。
 なお、最後に私のコメントを記載いたします。


山崎 様
  大変遅くなりましてすみません。問い合わせの
 「
おゆみ野四季の道(夏の道)にかかるケヤキの剪定について
  別添、ファイルのとおり回答いたします


                                         


疑問点1
 ケヤキの剪定はクレームがついた場合にのみ、実施するのでしょうか。それともクレームがなくても剪定をする原則があるのでしょうか今回の剪定範囲がクレームがついた場所周辺に限られているのでこの質問をしています)。

回答
 ケヤキだけではなく街路樹は全て剪定が必要です。昭和の森の広大な芝生広場に植栽されたケヤキと異なり無剪定で維持していくのは不可能です。

 前回お答えしたように、街路樹の樹種、周辺環境等により目標規格は異なりますが、次回の剪定までの間、規格を維持できるように定期的に、剪定が必要です。

 また、想定した以上に成長して、隣接住民に被害を与えている場合は状況を判断して、剪定等を実施いたします。

疑問点2
ケヤキの剪定をしてほしい人と、してほしくない人がいた場合、どのように判断されるのでしょうか。多数決で行なうのでしょうか(私が実施したアンケート調査では圧倒的に剪定結果に反対でした。反対者が多ければ剪定はやめるのでしょうか)。

回答
 前記したように、路線ごとに将来の目標規格に準じて定期的に実施します。

疑問点3  
 目標規格を17年12月に決めていますが、誰がどのような判断で決めたのでしょうか(目標規格の論理的な説明がほしいのです)。

回答
 街路樹維持管理指針(平成5年9月策定 平成8年3月 第1回改定)に基づき実施しています。

緑化目標設定ファクター

① 本来樹形ファクター
樹種固有の樹形型、無剪定の場合なるであろう樹形型4タイプに分類
球  盃状  円錐  卵型

② 歩道幅員ファクター
街路樹の生育可能空間を示す要因としして歩道幅員を、4分類(2.5m~6.1m以上)

③ 高圧線の有無
「電気設備に関する技術基準を定める省令」によって樹高が制約を受ける。

④ 周辺用途指定等
路線の存する地区を5分類
〔商業・業務(ビル)・住宅(戸建 低層)・住宅(中高層)・工業(工場 倉庫)〕
※    また、「道路構造令」により建築限界も侵すことはできない。
       歩道  下枝までの高さ   2.5m
         車道  下枝までの高さ   3.8m

※ 上記ファクターによる分類で以下の形態、値が決定する。
自然・自然相似形仕立て
人工形仕立て

当該地 ケヤキの場合
① 本来樹形・・・・盃型
② 歩道幅員・・・・6m
③ 高圧線・・・・・・なし
④ 周辺用途指定等・・・A 住宅(戸建 低層)
上記ファクターにより、街路樹維持管理指針によると下表の規格を限度となる。
樹 高 枝 張 枝 下 建築との離隔距離
13m 8.0m 4.5m 1.0m

※ 当該地の目標規格と下記のとおり決定した。
樹高・・・・12m   枝張・・・・8m    枝下・・・・4.5m
建築との離隔距離・・・・2m

疑問点4

実施されたケヤキの剪定は夏の道橋から、小谷小学校前までですが、現在剪定されていない小谷小学校の前からNASまでの間のケヤキの剪定計画はあるのでしょうか現在剪定されていないケヤキを本年度中、あるいは来年度に今回と同じ程度の剪定を行なう計画があるかどうかを知りたいのです)。

回答
 平成20年度冬期剪定を計画しています。

疑問点5

今回剪定されたケヤキの切断面は非常に大きく、木材不朽菌の進入が懸念されますが、対応策はこうじてあるのでしょうか。もしこうじてないとすると今後の対応を検討しているのでしょうか過去の剪定結果で、秋の道のイチョウの立ち枯れ、春の道公園のケヤキの萎縮等の実績があるため聞いています)。

回答
大きな切断面には、殺菌剤を塗布しています。

疑問点6

樹高の目標規格が12mなのに、市民ネットの福谷議員への回答は、「今回8mにしたが、初年度は9から10m」になるでしょうと回答されておられます。
夏期の樹形が10mとすると、明らかに原則より2m切過ぎていますが、目標規格は任意性があるのでしょうか
目標規格を厳格に適用するのか、単なる目安なのか知りたいのです。
もし厳格に適用することになると、現在残されている12m以上のケヤキはすべて剪定されることになるのですが、そのように理解していいのでしょうか


回答
  限られた予算内で、市内の街路樹を維持する上で、樹高を維持するために毎年剪定することはきません。ケヤキの場合、1年間に1m~2m枝を伸ばしますので、生育状況を勘案して今回8mの樹高に決定しました。
街路樹の維持管理上必要であれば、街路樹維持管理指針に基づき剪定を実施します。

疑問点7

今回の剪定については著しく美観を損なっていると思いますが、剪定を行なう場合に美観の視点は無視されるのでしょうかケヤキ並木が夏の道の美しさだったのですが、今はあまりに醜悪な景観になってしまいました。
いま、私はこの場所を通る時は下を向いて通っています。美観を完全に無視した剪定は問題があると思い質問をしています
)。

回答
 落葉樹の切り戻し後の景観は、美しいものではありませんが、目標規格を維持し、隣接の住民の方々と共存していく上でやむを得ないことと考えます。

疑問点8

今回の剪定については、クレームがあったところを中心に、目標規格に基づいて実施していますが、剪定の実施範囲、および樹高等は任意で担当者が適当に決めているように見えます。そのように判断してよいのでしょうかこれが私の率直な感想です)。

回答
 上記にも記載しましたが、千葉市は「街路樹維持管理指針」を策定し、街路樹の維持管理方法を決めています。しかし、現在は、策定時には条件に無かった、「衛星放送」の電波障害等を考慮し実施しています

(私のコメント

 私が今回緑土木事務所に上記質問をした主旨は「剪定をするにあたっては景観を無視した徹底的な剪定は、あまりに住民の気持ちを逆なでし、意図的に住環境を悪化させていると」判断したからです。

 現在実施されていないケヤキについては20年度に剪定をする予定となっており、今回と同様に樹高8mに切りそえる予定だとのことである。

 来年度の剪定に当たっては住民の要望を緑土木事務所に伝える運動を組織したいと考えています。

 

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(20.2.15)夏の道のケヤキの剪定について、再度質問

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 おゆみ野四季の道ケヤキ並木(夏の道)の剪定について、千葉市緑土木事務所 維持建設課、および千葉市みどりの協会から回答をいただいた。

 緑土木事務所の回答の主旨は「昨年春頃から隣接住民の方より、日照の問題、落ち葉の問題、テレビ電波障害等で剪定要望が数件あり」「千葉市みどりの協会に剪定を依頼した」と言うものである。

 また千葉市みどり協会からの回答の主旨は
限られた歩道空間を末永くケヤキの街路樹を維持するためには、定期的にきり戻しのため剪定が必要となり

この作業を躊躇すると、剪定枝が太くなりすぎて、切断面が大きくなり樹木に負担がかかり、断面から木材不朽菌が進入し、枝枯れが発生し幹まで進行すると枯死する場合があり

 そのため
平成17年12月に当該地のケヤキの目標規格を歩専道と周辺の住宅地の状況等を考慮検討し、樹高12m、枝張り8m、下枝高さ4.5m、建設境界とのとの距離2mと設定した
ただし「この目標規格は、新芽が展開した夏期の樹形」だと言うことにある。

 上記回答をいただいたのであるが、この回答についていくつかの疑問点があるため、再度回答を求めることとした。

千葉市緑土木事務所 維持建設課 篠田様
千葉市みどりの協会  業務課    福原様



 ご回答をいただいた内容を検討した結果、以下の疑問点が出ましたので、再度ご回答いただければ幸いです。


疑問点1

ケヤキの剪定はクレームがついた場合にのみ、実施するのでしょうか。それともクレームがなくても剪定をする原則があるのでしょうか(今回の剪定範囲がクレームがついた場所周辺に限られているのでこの質問をしています


疑問点2

ケヤキの剪定をしてほしい人と、してほしくない人がいた場合、どのように判断されるのでしょうか。多数決で行なうのでしょうか(私が実施したアンケート調査では圧倒的に剪定結果に反対でした。反対者が多ければ剪定はやめるのでしょうか


疑問点3

目標規格を17年12月に決めていますが、誰がどのような判断で決めたのでしょうか(目標規格の論理的な説明がほしいのです)。


疑問点4

実施されたケヤキの剪定は夏の道橋から、小谷小学校前までですが、現在剪定されていない小谷小学校の前からNASまでの間のケヤキの剪定計画はあるのでしょうか(現在剪定されていないケヤキを本年度中、あるいは来年度に今回と同じ程度の剪定を行なう計画があるかどうかを知りたいのです

疑問点5

今回剪定されたケヤキの切断面は非常に大きく、木材腐食菌の進入が懸念されますが、対応策はこうじてあるのでしょうか。もしこうじてないとすると今後の対応を検討しているのでしょうか(過去の剪定結果で、秋の道のイチョウの立ち枯れ、春の道公園のケヤキの萎縮等の実績があるため聞いています)。


疑問点6

樹高の目標規格が12mなのに、市民ネットの福谷議員への回答は、「今回8mにしたが、初年度は9から10m」になるでしょうと回答されておられます。
夏期の樹形が10mとすると、明らかに原則より2m切過ぎていますが、目標規格は任意性があるのでしょうか(目標規格を厳格に適用するのか、単なる目安なのか知りたいのです。
もし厳格に適用することになると、現在残されている12m以上のケヤキはすべて剪定されることになるのですが、そのように理解していいのでしょうか



疑問点7

今回の剪定については著しく美観を損なっていると思いますが、剪定を行なう場合に美観の視点は無視されるのでしょうか(ケヤキ並木が夏の道の美しさだったのですが、今はあまりに醜悪な景観になってしまいました。
いま、私はこの場所を通る時は下を向いて通っています。美観を完全に無視した剪定は問題があると思い質問をしています
)。



疑問点8

今回の剪定については、クレームがあったところを中心に、目標規格に基づいて実施していますが、剪定の実施範囲、および樹高等は任意で担当者が適当に決めているように見えます。そのように判断してよいのでしょうか(これが私の率直な感想です)。


以上8点についてご解答いただければ幸いです。

                おゆみ野四季の道  山崎 次郎


(注)本件の関連記事は、カテゴリー「ケヤキ剪定問題」に入っております

なお、過去の強剪定を行なった、秋の道のイチョウと、春の道のさくら、春の道公園のケヤキ等の枯死、あるいは萎縮の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20214?authkey=W4d5-EMUfoE

 

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(20.2.8) アラカルト

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今回のブログは互いに関係のない2件の記事です。
1件は6日に行なわれたみやこ会の里山整備の報告、もう一件は、夏の道のケヤキの剪定について、千葉市みどりの会からの正式の回答をいただいたので、その全文の掲載です。

(1) みやこ会の里山整備活動報告
 
  6日(水)は断続的な雪が降りしきる寒い一日だった。
作業は朝の10時半から開始したが、この日のテーマは新たに発見した粗大ごみの撤去である。  参加者は7名だった。

 不法投棄されたバイク等を調節池から引き上げ、千葉地域整備センターのトラックでゴミを搬出するのが目的だ。

 意外と粗大ゴミは多く、ミニバイク2台自転車2台(1台は子供用)、タイヤ5本鉄管1本鉄筋2本鉄板ボーリング用ボール便座ヘルメットベニヤ板等実に大漁だ。
こんなに残っているとは思わなかった。

 またミニバイクの撤去では事前に警察に届ける手続きが要る。
警察に通報し、鎌取交番の警察官に車体番号や捨てられた状態等を確認してもらってから、撤去作業に入った。

 トラックを出してくれる千葉地域整備センターY さんから11時頃「が大分降ってきたので今日の作業は中止でしょうか」と、確認の電話が入った。
既に作業を始めており、ゴミを管理道路まで運び上げているので予定通りトラックをお願いします」と返答したところ、驚いた様子だったが雪の降りしきる中、快くトラックを出してくれた。
ありがたいことだ。

 従来セイタカアワダチソウが繁茂する場所は、まったく人が入るのが難しかったが、先日の雪の重みで草原の枯れ草が倒れた事により、足を踏み入れる事が可能となっている。

 今回初めて草原に葦を踏み入れたが、トイレ下の水溜りの範囲も探索出来き、さらに調節池内部の草原のゴミも回収出来た。

 寒さはひとしおだったが、これで本当に不法投棄されたゴミがすべて片付き、精神的にはほっとした一日だった。

作業状況が分かる写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2026?authkey=tNabmL61MG8



 
(2) 夏の道のケヤキの剪定について千葉市みどりの協会業務課、福原様からの正式回答文です。全文をそのまま掲載します。

 おゆみ野四季の道(夏の道)にかかるケヤキの剪定について

日頃より公園緑地行政並びに街路樹にご理解とご協力を頂き誠にありがとうございます。

おゆみ野四季の道(夏の道)のケヤキの街路樹の剪定について、財団法人千葉市みどりの協会より回答いたします。

ケヤキを剪定する経緯から説明いたします。

夏の道(歩専道51号線)は歩行者専用道路として、歩道幅員19m 中央の舗装幅5mの規格であります。ケヤキの植栽位置から民地境界までは6mを確保しております。

剪定前の樹高は、15m~16m 枝張は、10m前後でありました。

ケヤキは、本来剪定を嫌う樹種です。ご指摘の通り自然樹形が望ましいのですが、(自然に任せると樹高30m、幹周り6~7mにも達します。)限られた歩道空間に末永くケヤキの街路樹を維持するためには、定期的に切り戻しのための剪定が必要となります。

 また、この作業を躊躇すると、剪定枝が太くなりすぎて、切断面が大きくなり樹木に負荷がかかり、断面から木材腐朽菌が侵入し、枝枯れが発生し幹まで進行すると枯死する場合があります。

 更に、民地敷地に越境した枝を剪定する場合には、安全確保のため剪定する枝をクレーン等の重機で吊り作業しなくてはなりません。
そこで、その重機の設置及び導線・活動空間の確保のために必要の無いケヤキの剪定が必要となります。
また、ケヤキは、枝枯れする性質があり強風時などに落下するケースがあります。歩道の安全確保のためにも剪定する必要があります。

平成17年12月に当該地のケヤキの目標規格を歩専道と周辺の住宅地の状況等を考慮検討し、樹高12m、枝張り8m、下枝高さ4.5m、建築境界との距離2mと設定しました。この目標規格は、新葉が展開した夏季の樹形です。

 今回剪定を実施しましたが、1年後にまた剪定を実施します。これは、今回剪定した切断面周辺から沢山の新枝が箒状に枝が伸び樹形を著しく損ないますので、新枝から不要枝を除去する作業が発生するからです。

 成長の良い高木の街路樹を維持するには、周辺住民との共存が不可欠であり、一時的にケヤキ本来の樹形が損なわれますが、ご理解を頂きたいと考えております。

           財団法人千葉市みどりの協会  業務課 緑化係

本件と関連する記事は以下の通り
夏の道のケヤキの剪定について






 

                    

 

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(20.2.5)夏の道のケヤキの剪定について

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 先日、夏の道のケヤキの剪定についてブログ(20.1.23 どう判断したらいいのだろう)を記載したところ、緑土木事務所 維持建設課篠田様から回答(20.1.29)をいただいた。
全文をそのまま掲載したい。


 いつもお世話になっております。
 先般頂きましたメールについて、遅くなりましたが別紙により回答いたします


(別紙)

 御高配を賜り誠にありがとうございます。

 さて、先般頂きましたメールのおゆみ野四季の道(夏の道)街路樹ケヤキの剪定についてでございますが、昨年春頃から隣接住民の方より、日照の問題、落ち葉の問題、テレビ電波障害の問題等で剪定要望が数件ございました。

 つきましては、街路樹の管理をお願いしている千葉市みどりの協会に剪定を依頼いたしました。

 なお、剪定手法につきましては、樹木管理の専門部門であります千葉市みどりの協会にお願いいたしましたことから、剪定手法につきましては、千葉市みどりの協会より回答いたしたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。

 

なお「千葉市みどりの協会」からの文書を待っていたのだが、4日現在受領できていない。

 あまり時期を失するとこの問題の本質が薄れてしまうと危惧していたところ、市民ネット福谷議員が「夏の道のケヤキの剪定」について樹木管理の専門家から聞き取った内容をブログに掲載されていた。

 内容的に相違があるとは思われないので、福谷議員ブログ2008.1.30 春になるとケヤキがあばれる)を一部再掲させていただいて、千葉市みどりの協会の回答の代替をさせてもらう。 

樹木は、植えられた場所によって、人間の管理下におかなければならないものと、伸び放題にしても良いものとがある。 

たとえば、法律上民地に入った枝は伐らなければならない。 

また、あまり放っておくと、枝が大きくなって切り口も大きくなる。 

街路樹の場合は道幅や周囲の建物との位置関係で高さを設定しているが、夏の道のケヤキは12mを目標としていて、今回は1518mあったものを、8mにした。 

初年度は結構あばれる(一生懸命がんばろうとして、新芽がいっぱい出る)ので、来年は9~10mにはなるでしょう。 

剪定の適期は樹木によって異なるが、ケヤキは冬季。平成17年に雨どいが詰まるということで一部伐ったが、本格的な剪定は今回が始めて。本来ならばもう少し早い時期に伐るべきでありました・・・


私の掲載したブログ、および緑土木事務所等からの回答を参考に、夏の道のケヤキ剪定問題を考えていただければ幸いです。

 なお、今後とも本件ブログにおいては回答をいただいた意見・主張については全文を掲載することによって、読者の判断の参考資料を提供していきたいと思っております。

 夏の道のケヤキ剪定問題に関心のある方にお伺いします。今回の一連の情報提供は役に立ったでしょうか。

 

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(20.1.23)どう判断したらいいのだろう

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
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どう判断したらいいのだろうか。夏の道のケヤキ並木の剪定についてである。
実に見事なケヤキ並木のトンネルに育ってきておゆみ野の風物詩だっただけに、ばっさりと剪定されたあとを見ると、当惑と悲哀が入り混じった複雑な気持ちになる。

 なぜここまで剪定しなければならないのか、判断に苦しむからだ。
先日みどりネット福谷議員ブログ(樹木の管理 20.1.19を見ていたら、この問題が取り上げられており、「近隣の要望によってこのように伐採したそうで、また夏には元通りになる」との説明を市の担当から受けたとの記載があった。

 そこで私なりにこの問題の所在、「なぜ剪定をするのか。あるいはどこまで剪定するのが適切か」について考えてみることにした。

 通常剪定するには剪定する理由が述べられるが、その理由について逐一検討を加えてみよう。

1. 樹木はある一定のサイクルで剪定しないと大きくなりすぎて、他との調和が取れなくなる。したがって数年に1回は思い切った剪定をするが、日本においては樹木はすぐに伸びるので、しばらくすれば元の状態に戻る。

*これは日本の剪定業者が常識的に持っている考え方で、実際に家庭の樹木でも剪定業者に依頼すると、丸坊主のような状態まで剪定する。
当初は見てくれが大変悪いのでがっかりするが、翌年には樹木が伸びてもとの状態になる。ただし業者の腕が悪いと剪定された木が枯死することがある。



2. 日照の問題と、落ち葉の問題で樹木の伐採、または強剪定をしてほしいと近隣の住民から要望がでる。

* 日照問題は主として常緑樹の場合に発生する。ケヤキは落葉樹で夏涼しく、冬は太陽光線が家屋に当たるようになるので、日照問題が発生することは少ない。

 一方落ち葉の問題は落葉樹の場合に発生する。ただし夏の道のケヤキについては、近隣の農家の方が毎日堆肥用として収集しているので、実際問題としてはほとんど落ち葉問題は発生していない。


3. 防犯上の問題で、暗い並木道は危ないので明るくしてほしいとの要望が出る。

* トンネル状態になった時は確かに暗いのだが、この道は最も人通りの多い道の一つで、つねに人の目が光っている場所になっている。
防犯上は相対的に安全な場所のひとつといえる。

 通常防犯上の問題が発生するのは、常緑樹が茂っている公園が多く、春の道公園や六通むかい公園等での器物の破損や、ペンキの落書きが頻発している。



4. 予算消化と業者に一定の仕事を与えておく必要から、本来は不必要な剪定を、住民の一部の要望を取り上げた形で実施する。

*これは公共工事ではよく発生する事例で、特に予算消化が必要な年度末に集中して発生する。
外部から見るとその必然性について「なぜ」という疑問がわくのが普通であるが、役所からすると予算を余すと翌年から査定されるのでなんとしても使用しようとするインセンテュブがわく。

 一方業者からすると、今まで予算外の仕事を無理に頼まれた場合(台風の後片付けのような臨時の作業のようなもの)無料か、あるい低予算で実施してきたりしていて、最後の大規模な作業で帳尻をあわさないと収支があわない。

 表面化すると業者との癒着問題に発展するが、実際は広く行なわれている慣行になっている。


 今回のケヤキの剪定について、上記の分析から私の推察は以下の通りである。
ただしあくまでも外部から見た「推察」であることを断っておく。


 このケヤキ並木については、落ち葉の問題や日照の問題が発生する可能性は小さい。
防犯上の問題も他の公園等に比較すると、非常に安全な場所にあたる。

 ただし一定程度の樹木の剪定は必要で、従来も伸びすぎた枝の剪定は行なっていたが、今回のような大々的な剪定は初めてである。

 これは、剪定の必要性を超えた剪定で、必要性を超える理由は役所と業者による予算消化作業と推定される。

 なお、強剪定をしたのは、住民からの要請があって剪定を行なっているとのアリバイ作りで、本来はここまでの剪定は必要ない。

 どうだろうか。
皆さんはどのように考えられているのだろうか。
意見を聞きたいものだ。なお、緑土木事務所(市)にも意見を聞いてみたいものだと思う。

剪定されたケヤキの写真を掲載いたします。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20123?authkey=-rEqSnvvB6E

今回のケヤキの剪定を見られたかたの率直な印象をお尋ねします。

 

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