(22.8.2) なぜ幼児は死ななければならなかったのか? 桜子ちゃんと楓ちゃんの餓死

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(マッスルさん撮影、山崎編集)

 こうした事件が起こるたびに私は涙が流れて止まらない。ブログを書くのもつらいほどだ。
この7月30日に、大阪市西区のマンションの一室で、桜子ちゃん3歳と楓ちゃん1歳の幼児が、裸のまま腐乱死体で発見された。

 母親の下村早苗容疑者23歳は、これまでも日常的に育児放棄を繰り返し、6月に長期間外泊をしたことにより、二人の幼児が餓死したものと推定されている。

 下村容疑者の育児放棄は非常に問題がある。
しかしそれ以上に問題なのは大阪市こども相談センターの対応で、近所の住人から3回にわたって「子供の泣き声が常時していて、幼児虐待ではないか」との通報を児童虐待ホットラインに寄せられていたにもかかわらず幼児の命を救えなかったことだ。

 相談センターの担当者は計5回このマンションに訪問しているが、呼び鈴を押して所在を確認したものの応答がないので、「不在票」を置いて帰ったという。

 通報は3月30日、4月8日、5月18日になされているから、この時点までは幼児は生きていたことは確かだ。
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(マッスルさん撮影、山崎編集)

 今回の事件ではたとえ呼び鈴を押したとしても3歳と1歳の幼児がそれに適格に対応できたかどうか怪しい。
相談センターの説明では「この部屋は住民登録がされておらず(だから誰が住んでいるか分からず)、こどもの存在が確認できなかったため、調査は困難だった」と弁明している。

 しかしこの弁明はひどい自己弁護に聞こえる。
通報ではこどもの泣き声がして「ママー、ママー」と叫んでいたとされているのだから、子供がいることは確かで、住民登録の有無がこどもの存在を確認する唯一の手段だとは思われない。

 これでは「児童虐待ホットライン」でいくら住民が通報しても何の役に立たず、ホットラインはたんなる行政のありばい作りの手段に過ぎないといえよう。
この事件だけで、大阪市こども相談センターが自己保身のためだけの組織だと言うのは言いすぎだとしても、このように何回も通報があったのに幼児の生命を救えなかったことは確かだ。

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(マッスルさん撮影、山崎編集)

 今回は異臭がするという通報を受けて警察と消防がベランダから室内に入り、幼児の遺体を発見した。
もっと事前に相談センターが警察に通報し、幼児の生命が危険にさらされている可能性を示唆したら、警察官がまだ生命が残っている幼児を発見できた可能性が高い。

 虐待されたり、育児放棄された幼児は自ら生命を救う手段を持たない。
そのために「児童虐待ホットライン」があるのに、今回はまったく役立たなかった。

 桜子ちゃん楓ちゃんの死亡は、こうした行政サイドの組織が、単なる張子の虎だったと言う意味で責任がある。
ホットラインを機能させなかった大阪市こども相談センターは自らの責任を自覚して仕事を検証すべきで、そうでなければ第2、第3の桜子ちゃん楓ちゃんが現れることは確かだ。

 助けられる命を無下に行政の怠慢で死に追いやってしまったのは無作為の犯罪と言われても仕方がない。
とても胸が痛く悲しい事件で、日本人の一人として桜子ちゃん楓ちゃんに何と言って謝ったらいいか言葉を失う。


 

 

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(22.4.20) 始めての経験 蕎麦打ち

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 人間長く生きていると思わぬ経験をするものだ。今回は始めて蕎麦打ちなるものをして、自分で打った蕎麦を食べると言う稀有な経験をした。

 実は私の息子の嫁さんはオーストラリア人で一緒に日本に住んでいるのだが、最近子供を生んだ。
私にとっては初孫になるのだが、この初孫の世話をしにオーストラリアのタスマニアから嫁さんのお母さんがやってきた。

 タスマニア島はオーストラリアの南極に近い側にあって、日本の北海道と大きさも気候もよく似ている。
人口は約50万人だそうだから、北海道の人口約550万人に比較すると約11分の1の人口密度だ。

 北海道を思いっきり寂しくした所と思えば大体当たる。
嫁さんのお母さんは約1ヶ月間滞在し、20日に日本を去ることになった。
だから今日(19日)は嫁さんのお母さんお別れパーティーをすることにしたのだが、それが蕎麦打ちである。

22419_018  この企画は息子の嫁さんがして「最も日本的な経験こそがお別れパーティーに相応しい」と考えたのだそうだ。
私とかみさんで息子たちが住んでいる成田にいそいそと出かけた。
嫁さんのお母さんは72歳だそうだが、とても元気がよく歩き方などは若者のそれだ。

 歌を歌い、畑仕事をし、食事も衣類もほとんど自分で作ってしまうのだから元気なはずだ。我が家に来たときもピアノを弾きながら上手な歌を披露してくれた。

 今回の蕎麦打ちは近くの蕎麦やさんに頼んで講習会を開いてもらった。
ここの主人はしばらく前まではサラリーマンをしていたらしく、意を決して蕎麦屋さんになったほど蕎麦が好きらしい。

 我々のためにそばに関する英語を事前に勉強していて、ご主人もはじめての外国人に対する講習に意欲満々という感じだった。
そば粉の練り方を教わり、次にそれを縦90cm、横45cmに引き伸ばし、それをたたんで蕎麦包丁で切るのだが、この切り方が難しい。

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 どうしても太く切ってしまい私などはうどんのような太さにしてしまったが、嫁さんのお母さんかみさんは実に上手に切っていた。
このあたりは経験の差が如実に表れる。

 できた蕎麦を熱湯で1分弱熱し、それを水につけて、さらに氷水につけると引き締まった実においしい蕎麦が出来上がる。
私も自分で打った蕎麦を食べたのははじめての経験なので感動した。
そうか、自分で作るとこんなにおいしいものなのか

 嫁さんのお母さんも実に楽しげに蕎麦打ちをしていたが、感想は「パンの作り方に似ている」とのことだった。蕎麦粉を練るところがまったく同じだとのことだ。

 嫁さんのお母さんとは20日にはお別れだが、私とかみさんに是非タスマニアにきてほしいと誘われた。

 やはり一度は息子の嫁さんの里を見てくる必要がありそうだ。
「来年には行きましょう
」と約束してしまった。
日本人は相手の気持ちを慮って適当に約束するのだが、外国人はその約束を素直に信用するから、守らないと信用を失う。
よし、来年はタスマニアの森を走り回ることにしよう」すっかりその気になってきた。

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(21.9.26) 体調不良と我が家の器具

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 このところの体調の悪さについてはしばしばブログに掲載してきた。まったく三寒四温みたいな体調で、少しよくなったかと思うとたちまちのうちに悪くなる。
のどの奥が常時痛くて、少し寒いと寒気がする。

 「とうとう私も寿命が来たか」と思っていたら、我が家のあらゆる器具に不具合が発生し始めた。
人の心と器具の間には何か相関関係が有るのだろうか?

 二階のトイレの水洗から水漏れが発生したのは、数日前だ。最初は自分がお漏らししたのではないかと思って愕然とした。
こんなにもらしても気づかないのでは、認知症が始まったのに違いない

 よく見るとシャワー部分をコントロールするところから水漏れがしていた。当初はたいしたことが無かったが、だんだんと水漏れが激しくなり、一日でバケツいっぱいたまるようになった。
「まずい、INAXに連絡して修理してもらおう

 ところが修理担当者はこのところの連休あけで大忙しらしくなかなかつかまらない。ようやく連絡がついたのだが、修理に行くのに時間がかかるので、とりあえず元栓を締めて置くように指導された。
元栓の締め方を担当者に聞いて、ようやく水漏れを防ぐ方法を知った。

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 水洗だけかと思っていたらガスコンロが動かなくなった。焚口が3つあるのだが、そのうちの2つがまったく動かない。
かみさんに「大多喜ガスに連絡をとったら」と言ったのだが、「そのうちに直るのよ、前もそうだったから」という。

 実際今日になって、火がつかなかった焚口の一つが復活した。なんとも不思議な現象だ。
不思議と言えば、パソコンのローマ字入力が何もしないのにかな入力になる現象はいっこうに改善されない、

 一度システムを落として再立ち上げをすると直るのだが、そのたびに落とさなければならないのはなんとも煩わしい。
いったいどうなってしまったんだ」愚痴がでる。

 体調が悪いとこうした器具の一つ一つの不具合が身体に障る。
普段なんと言うことも無く順調に生活しているときは感じなかったが、日々平穏がいかに大事なことかと言うことがしみじみ分かった。

注)今日のビデオは四季の道でよく会うサーカスわんちゃんを写してみました。編集ソフトをまだインストールしていないので、生のままのビデオですが、今後レベルを上げていくこととします(私の変な声が入ってしまっていますが、今回は勘弁してしてください)。

http://www.youtube.com/watch?v=ctNFUx7_aKk

 

 

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(21.9.20) 成熟社会と私の個人的経験

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(タムさん撮影 山崎編集)

 最近の民主党の対応を見ていると、しばらく前の私にそっくりだ。
福祉政策を行うために、霞ヶ関埋蔵金や独立行政法人の資産活用に血眼になっている。

 なにしろ消費税は4年間上げないと約束し、ガソリンの暫定税率も廃止するのだから、残った財源は埋蔵金しかない。
官僚機構が隠しているすべての埋蔵金を洗い出せ
注)他に国債増発という手段があるが、これは最後の手段である。

 実は民主党が置かれている状態に今から約8年前の私が遭遇している。
このとき私は55歳で、通常の職員から特別嘱託という職員に資格が変わった。
特別職員になると管理職を止め、給与がそれまでの約60%に落ちる。
果たして生活できるだろうか」不安がよぎった。

 このとき現在の民主党と同じく、生活の徹底的な見直しを行った。何しろ入ってくる給与は大幅に減額されるのだから今までの生活でよいはずがない。

 私の生活を実際に見直してみると、実に多くの無駄な費用や財産があることが分かった。
列挙してみると以下の通りである。

① 保険
生命保険、傷害保険、がん保険、火災保険、自動車保険とあらゆる種類の保険に入っており、特に生命保険などはかみさんが林真須美になるのに十分な金額だった。
がん保険は取りやめ、生命保険と傷害保険は掛け金を大幅に圧縮した。


② 預金
投資信託や個人年金の掛け金を取りやめた。55歳になればこれからは貯蓄をするのではなく、蓄えた資産を消費に回す立場になったからだ。

③ 資産の売却
長野県の小諸市の近くに賃借権の別荘予定地を持っていたのだが、売却した。とても上物を建設できそうになかったからだ売却時期は55歳以前だった

④ 定期契約の中止
WOWOWO、ニュートン、ニューズウィーク、ランナーズの定期契約をやめた。雑誌は図書館で読むことにした。

⑤ マラソンレースへの参加の縮小
現役だった頃はシーズン中は毎週のようにレースに参加していた。年間に30回程度になる。一回あたりの参加費は3000円以上、それに交通費や食事代が入ると、10000円程度かかった。
これを月に1回程度に抑えた。

⑥ 自動車の廃止
最も不必要な資産は明らかに自動車だった。私は年間に1回~2回程度しか乗ることがなく、もっぱら息子と娘が使用していた。
毎年の保険、自動車税、2年に1回の車検はまったくの無駄金だった。
使わない自動車をなぜ購入したかと言うと、持っているとなんとなくうれしかったからである。
しかし、やはり無駄だ。これは最近になってようやく手放すことができた。


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(タムさん撮影 山崎編集)

 そうした圧縮の結果、55歳から60歳までの間で、さして生活に困ることはなくなった。子供はすでに成人しており、養育費が要らなかったのと、所得が少ないと所得税が大幅に安くなり、かつ保険や貯蓄に金を割かなくてすんだので、まったく手取りは従来と同じだった。
何だ、問題ないじゃないか」ほっとしたのを覚えている。

 60歳になり退職したが、今度は年金の掛け金や失業保険の掛け金も要らなくなり、通常の生活をする限りは支障はない。
そうか、年をとるとお金を使う必要がなくなるのだ」納得した。

 さて、これが私の個人的な経験だが、実は社会が成熟してくると、私の個人的経験が一般的なものになる。 

 日本のような成熟社会人口が停滞し、老人のウェイトが高くなった先進国をいう)ではGDPはまったく伸びない。成熟社会とは発展が止まった社会ともいえる。従って税金も伸びない。
ただし物はあふれんばかりだし、したいことはほとんど実現してしまった。
これ以上何をしたらいいの」というのが実態だ。
だから成熟社会では今までの生活方法の見直しが必要になる。

注)GDP神話に取り付かれている人は、常にGDPが増加しないと社会が崩壊するように騒ぐが、成熟社会では増えても減ってもさして変わりがない。

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(タムさん撮影 山崎編集)

 日本ではインフラも十分すぎる位整い、今後作っても不要なダムかクマが遊ぶ高速道路しかできない。今は不要な資産をいかにして処分するかが課題となる。

 また貯蓄なども世界最大の資産規模に膨れ上がり、ただアメリカの国債を購入するために貢いでいる。お金は使わなくては何にもならない。今の日本に必要なのは貯蓄でなく消費である。

 また老人は元気でゲートボールをして楽しんでいる。登山をすれば老人ばかりだが、医療費を除けば、老人は他にかける費用はほとんどない。食欲はわかないし旅行も体力勝負だからあまりできない。エンターテイメントもテレビで十分だ。

 成熟社会は意外とお金がかからないし、過去の貯蓄を食いつぶしていけば十分生活できる。
自民党政権の成長政策一本から、民主党の福祉政策に大きく舵が切られたが、それはこの社会が成熟社会だからだと思うと納得できる。

注)ただし私の個人的経験では福祉対策は困っている若者を対象にすべきで、さして金の要らない老人にしても意味が無い

 経済成長が止まっても、生活を見直していけば十分満足のいく生活は可能だ。日本はそうした段階になってきた。


注)かつて私は西洋史を勉強して一番不思議だったのは、ローマ帝国のようなGDPを毎年拡大することに熱心だった古代から、生産がまったく停滞した中世に変わったことだった。
時代が逆行したのではないかと思ったが、実は物が十分いきわたれば、それ以上の物質生活を人は求めなくなると言うのが実態だと今は思っている。


 

 

 

 
 

 

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(21.8.29) 母の看護

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 母親の看護を始めてから4週間たつ。母親は玄関の段差で転んで第2腰椎の圧迫骨折をしてしまい、全治6週間といわれていた。
当初は弟が面倒を見ていたのだが音を上げてしまい、妹を含めて兄弟3人で面倒を見ることにした。

 私は木曜日から土曜日まで2泊3日の看護をすることにし、八王子の実家に毎週帰っている。
当初は歩くこともできず、トイレに抱えて連れて行っていたが、幸いにも私が看護を始めた1日前からトイレに自分で行けるまで回復した。
よかった、下の世話はしないで済む

 私の仕事は食事作りと、買い物と、裏の草刈やごみ出し程度になり、夜は安眠できる。
この程度のことはいつもしているので、作業はいたって簡単だ。
ご飯などはレンジでチンして、インスタント味噌汁を作り、適当におかずを見繕えばいいのだから、ものの5分もあれば用意できる。

 かみさんから見ると「おとうさんは何でも手抜きだから・・・」ということになるのだが、それ以外の食事の作り方は知らないのだから致し方ない。
しかしそうなると時間をもてあまし、暇でしょうがない。
買い物も草刈もすぐ終わってしまい後は待機をしながら寝ているだけなので身体がおかしくなってきた。

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こりゃまずい、何とかしないと腹に脂肪がたまってしまう
先週からは近くの小宮公園JOGを始めた。小宮公園は都市近郊の公園としては例外といっていいくらい深山にある国立公園に似ている。

218_019  下が湿地帯になっているため木道が整備されており、上り下りが適度にある尾瀬を小型化したような公園だ。すっかり気に入ってここの木道を走り回っている。
登りは少しきついが走った後は汗だくになって実に気持ちがよい。

 幸い母親も来るたびに元気になり、食事の後片付けや入れ歯の歯磨きなども自分でできるようになってきた。
外に出ることはできないが家の中の作業であれば一人でできる。
これなら、もう完全看護は必要なさそうだ
弟と相談して看護のレベルを下げることにした。

 しかし今回はこの程度で済んだが、これは介護生活の最初の一歩ということになるのだろう。骨折は癖になるから、母親はこうした骨折を繰り返して、最後は本当に歩けなくなるということを覚悟しなければならない。

 そうしたとき「兄弟で母親を面倒見るのか、介護施設にあずけるべきなのか」というどこの家庭でも発生する難問に立ち向かわなければならなくなりそうだ。
いままで老人介護の問題を考えたことがなかっただけに、今回はいい経験をしたと思っている。

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(21.8.10) 老人介護が始まった

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 私は不覚にもこの年になるまで老人介護のことをまったく考えたことがありませんでした。自分自身が健康で(精神性胃炎がよく起こりますが病弱とは言いがたい)、かみさんも子供たちも病気とは縁遠かったので、どこに介護の必要があるかといった気持ちだったのです。

 確かに私には87歳になる母親がいますが、「子供達に面倒はかけない」が口癖で、父親が死去した後、父親が残した家で一人でけなげに暮らしておりました。

 幸い弟が母親の近くに暮らしており、弟が母親の面倒を見ていましたので、私自身は通常母親のことを思考の外においていたのです(私は就職してからは家を離れ、一方弟は長く家にいましたので、いわゆる末子相続のような関係になっておりました)。

 母親が家の玄関の段差で転んで、第2腰椎の圧迫骨折をしたのは、私が巡礼の旅をしている最中で、全治6週間といわれ、家で寝たきりの生活になっておりました。
その間もっぱら弟が介護に当たり、泊り込みの生活をしていたのですが、昼間は教職につかねばならず、とうとう肉体的にも精神的にも限界に達したようでした。
兄貴、何とかしてくれ」電話がかかってきたのです。

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 弟は私と違ってとても忍耐力があり耐える性格ですので、その弟からの依頼となると、完全に緊急事態といってよい状況だったのです。

 私の兄弟は私を含め3人で、私、妹、弟がおります。この3人で手分けをして母親の面倒を見ることにし、私自身は毎週木曜日、金曜日の2日間泊り込むことにして、八王子の実家に出かけて行ったのです。

 当初は下の世話と食事の世話、それ以外に買い物や洗濯が必要と思われましたが、幸いにも私が泊まり込む前日から、トイレには手すりを伝わりながら行くことができるようになり、下の世話はしないで済みました。

やれやれ、下の世話がないのは大助かりだ
弟の話ですとそれまで夜半に数回起こされ、それ以降寝付くことができず、昼間の授業がまともにできなかったのだ言っておりました。

 どうやら今回は母親は再び歩けるようにはなりそうですが、年齢から見て今後も圧迫骨折を繰り返し、最終的には歩けなくなるものと想定せざるを得ません。
今までは老人介護保険制度について考えたこともなく人事と思っていました。
しかし今後は真剣に検討しなければならない立場になってしまいました。

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 母親は「子供達には迷惑をかけず、般若心経の写経をしながら息絶えるのが本望だ」といっていますが、現実は子供達や社会の介護を受けながら、息を引き取るのが通常です。

 考えてみれば63歳(8月でそうなります)まで、老人介護のことを一切考慮せずに生きて来れた方が僥倖というもので、これからは世間一般の常識と同様、老人介護の悩みを共用しながら生きることになりそうです。

 

 

 

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(21.5.3) 愚痴の日

 今日は愚痴の日にすることにした。なにしろ連休で各地には人手が繰り出して楽しい休みが続いているのに、私の生活はまったく何の変哲もない。

 毎日、朝の清掃2時間、ブログの作成2時間、JOG2時間を繰り返して、その作業と作業の間は疲れて昼寝をしているだけだ。
日々平穏といえば平穏なのだけれど、なんとも退屈だ。

 私は年金生活者だから別に連休に動く必要はまったくないのだが、それでも他の人が旅行に行ったと聞くと、たまには1週間程度旅行がしたくなる。
定年退職者で時間が自由だから、旅行など決心ひとつだと思われるかもしれないが、実はそうはいかない。

 一番の悩みはブログの作成で、休むあいだのブログの溜め込みをしておかなくてはならない。私のブログは活動報告と、時事的な政治・経済問題の評論が主体だから、タイミングが必要で事前の溜め込みがとてもしにくい。

それなら、休んでしまえばいいのに」とかみさんから言われるが、私は気が小さいので休むと何か読者に悪いことをしたような気持ちになってしまう。
現在私のブログを検索してくれる方は、毎日250名~300名の間で、常時見てくださる方は約100名になっている。

 こうなると、自分としては何かミニコミ誌の編集長のような気持ちになって「このブログを継続するのが私の使命だ」なんて妙に肩に力が入ってしまう。
その結果「ブログの溜め込みができないなら、旅行は止めよう」なんてことになる。気の小ささはいかんともしようがない。

 一方、私がよく読んでいる「梅翁閑話」のブログ作者「梅翁さん」などは外国旅行を良くされるのだが、その間のブログはばっちりと用意されていて、ブログが途切れることがない。
大したものだと感心している。

 旅行ができない理由はもう一つあって「私がいない間に四季の道がゴミだらけになったらどうしよう」というのも悩みの種だ。
実際しばらく旅行をして帰ってきた後の清掃は大変で、45Lのゴミ袋にごみがあふれんばかりになり、肩に食い込んでくる。
これだから、俺が旅行することもできない、ブツブツ・・・

 そんなこんなで、外出することもままならない。
本当はこうした何もない平穏な日々を幸せというのだが、人間は安穏な日々が続くと飽きが来ると言うどうにもならない性質があって、愚痴ってしまうのだ。

亀ゴン、どうしよう。何とも人生がつまらなくなってきた
先生は何か突発的なことが起こると、頭に血が登って大騒ぎするのですから、何も無い方がいいんじゃないでしょうか

いあや、亀ゴン、まったく何も無くて同じパターンの生活も苦しいもんだよ
私なんかは一生ケージの中とベランダ暮らしで、食べ物と言えばキャベツばかりですが、だからと言って愚痴などいいませんよ。
先生は既に老人の年代なのですから、刺激など求めず、恬淡として生きるべきです


 うぅーん、亀ゴンに言われてしまったが、亀のように生きるのは難しい。

 

 

 

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(21.4.4) 農業はトレンディ

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 私の娘は近くの農村地帯の元農家に嫁入りしたのだが、すっかり農業にはまってしまった。
嫁入り先は元農家ですでに農業はしていないが、家庭菜園をするには十分すぎるほどの敷地があり、ここでシイタケや野菜を栽培している。

 娘が「おとうさん、これから私のことをしいたけマイスターと言ってね」と言いながら朝取れたしいたけを我が家に持ってきてくれる。
私はなによりしいたけが好きなので、「やれうれしや」とばかり食べているが、娘が元農家に嫁いでくれたおかげで、いろいろなの食べ物が入手できるようになった。

 当初はサラリーマンの娘が農村地帯に嫁に行くのだから、古い風習や付き合いで苦労するかと心配したがまったく杞憂に終わった。
嫁ぎ先のお父さんやお母さんがとてもおおらかで、昔のイメージの嫁いびりなどとはまったく無縁なこともあるが、娘が農業好きなのも一因かもしれない。
なんてたって自然が残っているのがいいわね」すっかり農村にはまっている。

 今は義理の父親がしていたしいたけ栽培に乗り出して、あれやこれやと義理の父親を質問攻めにしているらしい。
「○○ちゃんに色々聞かれて、ワシも勉強しなおさなくてはならなくなった」義父さんの弁である。

 毎朝しいたけの出来具合をチェックし、水が足らないと思えば水かけをしたりして、最近腰を痛めた義父さんのかわりをしているという。
また近くに住んでいる親戚のおばさんから野菜作りのノウハウを伝授されている。この人は農業のプロ中のプロと言っても良いくらい農作業がうまい。
今度本格的に農業を教えてもらうことにしたの。なんてたって、○○おばさんから教わるのだから、私も本物よ」いたって元気がいい。

 娘の本業はある中堅企業のホームページの担当者で、いわゆるWebデザイナーの仕事をしているのだが、このような時代の最先端の仕事と農業という古来からの仕事を苦もなくやり遂げてしまうのだから驚く。

お父さん、これからは農業が一番なのよ。家でほとんどのものが作れるし、身体を動かすから丈夫になるのよ」腰をかがめた作業がきつくなくなってきたと言う。

 実は私も娘が農家に嫁に行ったおかげで思わぬ楽しみが増えた。毎年梅の実の収穫と、栗の実の収穫と言う実に楽しい遊びができるのだ。

 そこの梅園栗園は、人出がなくなって採集する人がいなくなってしまった。それを知り合いだった義父さん一族が代わりに無料で収穫しているのだが、私も親戚の一員として参加させてもらえる。
こりゃ、天国ではなかろうか」農作業のなかで収穫作業は最も楽しい。

 農業そのものは決してお金が稼げる産業ではなく、近時後継者問題に悩まされている。
しかし、楽しみとして園芸レベルの農業をすると精神的にも肉体的にも、そして実務的にも実り豊かな作業だと言うことを娘を見て知った。

 私もそのうちに娘に教えてもらいながら農作業をしたいものだと思っている。
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(21.2.21) 今日は雨だ

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早咲きの桜。緑区役所の近

 朝起きてみると雨が降っていた。私は毎日7時に家を出て約2時間程度四季の道を清掃している。正直言うと最近は身体がとても疲れていて休みたかったのでほっとしてしまった。

主よ、今日は氷雨が降っております。ロドリゴは風邪気味なので今日の清掃活動を取りやめることをお許しください
コタツに入って寝ていたら、何か一日中眠ってしまいそうだ。ディスクにためておいたNHKの「金融危機シリーズ」を見ていたのだが、たちまちのうちに目が閉じて気付いたら終わってしまっていた。

 そんなことをしていたら友達のYさんが手作りのパンを持って来てくれるとかみさんが言う。
我が家はとても貧しく食事もまともに食べられないのだが、それを知っているYさんが時々パンを届けてくれるのだ。
Yさんはこのあたりでは「ありの街のマリア」といわれ、貧しい人々のためにパンを分け与えてくれる。

ロドリゴ様が骨と皮のようになって、四季の道を清掃してくださっているのがおいたわしいのですYさんは観音様のようにふくよかだ。
私はお礼に私のあばら骨でバッハの「飢餓線上のアリア」を演奏して謝した。

 久しぶりの食事にほっと一息を付き、ようやく元気になったので先日来気になっていた夏の道公園噴水の落書きを消しに行った。
この落書きは数週間前から有ったのだが、飢餓状態で身体に力が入らなかったので、そのままにしておいたものだ。

 実は落書き消しは相当の力が要る。剥離剤を使ってたわしのようなもので思いっきりこすらないと落ちない。今回は落書きされてから数週間たっていたので、ペンキが固着してしまいなかなか落ちなかった。
剥離剤でこすっては水を流す作業を繰り返すのだが、寒いと身体中が冷えて風邪を引きそうになる。

 完全に消し去ることはできなかったが、これ以上するとまた風邪がぶり返しそうだったので引き上げることにした。

 この落書き以外に最近はダンボールがやたらと落ちている。ダンボールは傾斜のある坂で草そりに子供達が使用するのだが、使った後はそのまま残されている。

 できるだけ片付けるようにしているが、ダンボールを回収するとすぐに45Lのゴミ袋がいっぱいになってしまうので、後で別途片付けることにしている。
先日秋の道公園に目一杯ダンボールが落ちていたのだが、私が片付ける前にやはりクリーンクラブのメンバーのF姉さんが片付けてくれた。

 F姉さんはこのあたりの公園を定期的にチェックしてくれており、特に悪がきのたまり場を見つけては補導センターに連絡してくれる。
また放置自転車を見つけるとすぐに警察に連絡する等とても熱心に地域のために働いている人だ。

 しかし今日はいい日だった。久しぶりに食事にありつけたし、気になっていた落書きも消すことができた。
主よ、主の恵みのおかげで、ロドリゴはこうして一日過ごすことができました。心から感謝いたします

 消去した落書きの写真を掲載します。なお本件は緑公園緑地事務所に報告しておきました。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/21220?authkey=MkFc7lm3GsE#

 

 

 

 

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(21.2.18) 安息日

 今日(17日)は安息日にすることにした。何かかなり疲労がたまっている感じだ。定年退職してほぼ2年半たち、いつも「毎日が日曜日」なのだが、意外と大変なのだ。

 現役の頃は土日になるとマラソンの試合に出たり、映画を見に行っていた。まとまった休みが取れたときなどは登山や旅行に行っていたのだが、そうした生活のリズムがまったくなくなってしまった。

毎日が日曜日」と言うことは、「毎日が出勤日」のようなものだ。
私は毎日することが決まっていて、朝2時間の清掃活動、昼2時間のJOG、その他の時間帯にほぼ2時間のブログ作成をしている。

 これが基本的なルーチィンワークで、よほどのことがない限りこのパターンを崩すことはない。清掃活動は気象条件と身体が問題なければ休むことはない。

 ブログ作成も毎日行なっており、最近は評論を多く書くようになってから準備の時間がやたらとかかるようになってきた。新聞の切り抜きとインターネットでのチェックが必須で、私が主として取り上げている金融恐慌の記事は必ず目を通している。
時に本格的な本も読んでおかなくてはならないので、何かどこかの経済研究所の研究員みたいになってきた。

 最近はこれに加えて小学校でパソコンや国語を教えている。特別講師なのだから時間が限られているのだが、頼まれればボランティアで教えるので相応の時間が必要だ。

 また、先日までは四季の道駅伝の実行委員の一人だったので、「子供達に怪我をさせないような走路設定と管理」に毎日頭を使っていた。
そうだ、やはりあの場所のピーナツ石は取って、ベニアでふさがないとまずいな」なんて感じだ。

 それにしばらく前まではかみさんが足の骨を折っていたので主夫業をしていた。
あっ、時間がない。早く帰らないと、お食事が作れないわ」シンデレラの境地だ。

 何か昔東映映画でやっていた片岡千恵蔵主演の「七つの顔を持つ男」みたいになってきた。
ある時は清掃員、ある時はランナー、ある時はブロガー、ある時は経済評論家、ある時は教師、ある時は走路ボランティア、ある時はかみさん、しかしその実態は単なるおじいさん、ウワハハハ」なんて笑っていられなくなってきた。

 そんなこともあってすっかりくたびれてしまった。特にここ2週間ほど風邪の菌が身体に入ったため、夜中に咳き込んで喉が痛いことこの上ない。

 やはり、人間には安息日が必要なのだ。1週間に1日は手抜きの日を作ろう。
ブログは軽く流して、清掃活動も休んで映画にでもいく日にしよう。伸びすぎたゴムは戻らないのだから、私が1日くらい休んでも許してもらえるだろう。

「主よ、このロドリゴに安息日をお与えくださいまし。このままでは主をたたえる賛美歌も忘れてしまいそうです
すまぬな、ロドリゴ。天国も不況で厳しいので休みも与えず働かせてしまって・・・  経済が立ち直ったらサンチャゴ巡礼を許すので、それまで我慢しておくれ

 

 

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