(22.1.11) ジュンジュン姉さんのカラオケ大賞21
おゆみ野の森のジュンジュン姉さんはことのほか歌がうまい。近くのアーサーというカラオケ店で腕を磨いていたら、千葉テレビが放映している「カラオケ大賞21」という番組の推薦を受けてしまった。
私はこの番組のことはまったく知らなかったが、千葉テレビきっての長寿番組で今年で28年目を迎えるらしい。
「山崎さん、千葉テレビの担当者から応援団を派遣するように言われたの。お願い、来てくれない」誘われてしまった。
ジュンジュン姉さんにはおゆみ野の森でいつもお世話になっているので断るわけに行かない。幸いかみさんも顔見知りなので、かみさんと私、それにおゆみ野の森の友達のMさんとその娘さんとの4人で出かけた。
「大応援団といっても4人でいいのだろうか」少し心配になった。
千葉テレビ局に行ってみると、幸いにジュンジュン姉さんの友達が5名ほど来ていて、ジュンジュン姉さんの息子さんを含めると10名の応援団になった。
周りを見てみるとそれぞれの出場者ための応援者がわんさかいる。
応援などは声を張り上げればいいのだと思ったがそうではなく、幟や旗などを持って局のディレクターの指導の下にあげたり下げたりすることが分かった。
「ハイ」といわれてからすっと立ち、「ジュンちゃんがんばれ、フレーフレージュンちゃん」なんて声を合わせる必要があり、出演者と同じくらい緊張感に包まれた。
(真ん中が優勝者。左が2位のジュンジュン姉さん)
カラオケ大賞21に出てくるメンバーはさすがに推薦を受けた人たちだけなので上手だ。服装も本物の歌手のようにあでやかで、歌い方は堂々としている。
司会者はかなり著名な歌手なのだそうだが、私は知らなかった。
本番になると思いっきりテンションをあげてしゃべるので、カメラから外れると疲労困憊というような顔になる。
しかしまたカメラが向けられると再びテンションのあがった会話で聴衆を引き付けるのはさすがだ。
「この世界も大変なのだな」少し同情した。
今回は6組の出場者だったが、ジュンジュン姉さんは惜しいところで2位だった。
審査員が「高い音が伸びなかったのが残念だった」といっていたが、ジュンジュン姉さんによると「本番では少し抑えすぎた」のだそうだ。
テレビのスタジオで生放送を見たのもはじめてなら、応援合戦をしたのもはじめての経験だった。
おかげで自身が出場したわけではないのに、帰ってからすっかり疲れてしまい一休みしないと何もする気が起こらなかった。
しかし、まあ、不思議な経験だったといえる
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