(19.11.23)市民ネットみどりと緑区長との懇談会に出席した

 今日(22日)、市民ネットみどり緑区長との懇談会が開催された。場所は緑区役所の会議室で、10時から約2時間の話し合いが持たれた。

 友達のNさんから、「この会合に山崎さんも出席してみませんか」と誘われた。
一般市民が参加してよいかどうか」を市民ネットの福谷議員に問い合わせたところ「地域の状況をよく分かっている方と共に訪問したほうが話も前に進みますので、是非同行して発言をお願いします」と言われたので、勇んで出かけた。

 なにしろ、毎日のように四季の道と、周辺の公園を清掃しながら異変がないかチェックしているので、この場所のことなら誰よりも知っていることは確かだ。
いつの間にか四季の道の専門家になってしまった。

 会議は緑区側から、区長をはじめ担当管理職の方が6名、市民ネットからは川本県議福谷市議市民ネットみどりの事務局長7名、それと一般市民の私で、計14名の会議だった。

 あらかじめ懇談項目は市民ネットみどりから提出されていたらしく、7項目の議題がレジュメに記載してあった。
私の出番はその第3項目「公園管理について」で、昨今の公園の破壊行動について、このブログに掲載した証拠写真を見せながら説明をした。

 区側も現状については認識していたが、対応策については苦慮しているようだ。
私が「監視カメラの設置が効果的だ」との説明をしたところ、区長が「プライバシーの保護の問題もあるので」と口を濁されたので、記事「防犯カメラが設置された](11.18)アンケート調査結果を説明した。

私も当初はプライバシーの保護で、公園に監視カメラを設置することに反対する人が多いと思っていましたが、私のブログでアンケート調査をした結果ではほとんどの人が設置に賛成していました。確か95%程度の人が賛成していました
帰ってから計算機で賛成の割合を計算したら86%だったので、9%さばを読んでしまっていた。訂正すべきかどうか悩んでいる。

 しかし懇談会のような正式の会合に出たのは退職してから初めてだ。ひどく緊張して声が上ずってしまったのは情けない。場数を踏めば専門家としての威厳が出てくるかも知れないので、そのときは咳払いの一つもしながらしゃべることにしよう。

 なお、懇談会全体の話し合い結果については、別途「市民ネットみどり」から報告されるので、そちらを見ていただきたい。

「別件」 おゆみ野 火遊び、破壊行動情報 NO4

 京成おゆみ野駅周辺の街路灯が破壊された。私が確認したのは月曜日なので、日曜日の夜半の犯行と見られる。
金沢小学校からおゆみ野駅に下るなだらかな坂道に設置してある、低い街路灯3基が被害に会い、うち2基が根元から倒されていた。
育成委員のF姉さんから緑土木事務所に報告を上げてもらっている。

 このような行為はエスカレートする傾向にあり、前回春の道公園周辺の街路灯が破壊されたときも、数ヶ月にわたってほとんどの街路灯が破壊されてしまった。

 破壊行動を目撃された方は、是非警察にその旨通報をお願いします。

 今回の破壊行動の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19111902



 

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(19.8.23)住民運動のポイントが分かってきた

 「なぜ、おゆみ野地区の住民運動は後追いになるのか」と悩んでいたら、「市民ネットワーク・みどり」の福谷議員から回答をいただいた。福谷議員は議会活動のかたわら、毎日「福谷章子の日記」を書かれており、また「みなさんの掲示板」を主催され、掲示板への投稿の回答をすぐに返してくれる(日記と掲示板にはリンクを張ってあります)。

 私も毎日ブログを書いているから分かるのだが、毎日日記を書き、掲示板の回答をするのは大変なエネルギーが要る。しかも福谷議員は、定年退職者の私のように自由に時間が持てる身ではない。
心から感謝して以下に回答のポイントを記載したい。

福谷議員からの回答でわかったこと

 私は事前協議制度がまったくないことが、住民運動が後追いになる原因と思っていたが、これは正確な理解ではなかった。

 そもそも事前協議制度は「業者の市当局に対する協議制度」で、建築確認の前に必ずおこなっているのだそうだ。その段階で住民に対して「説明」や「住民合意」が必要な案件がある場合は、それを確認申請の許可条件にするので、業者から住民に「説明」や「住民合意」の動きがあり、そこで住民の知るところになるようだ。
おゆみ野地区の高層マンションの場合はこれに相当する。

 一方、私が望んでいる「住民を含めた事前協議制度」は、現状、制度そのものが存在しない。

具体的には以下のとおり。

中高層建物:確認申請の要件に周辺住民への説明があり、この段階で周辺住民は中高層の建物が建設されることが分かる。

廃棄物処理施設:一定範囲内の住民合意を許可条件とする。反対に言えば住民が反対すると許可が下りない。

宅地開発が伴う場合:情報公開を請求すれば、事前協議の内容が分かる。ただし情報公開請求がなければ分からない。おゆみ野地区ではすでに宅地開発は終了しているので該当する案件はないと思われる。

その他:建築確認申請がなされ、許可が下り建設が始まる段階で初めて住民は問題建設物の内容を知る。
環境管理センター・ゲームセンター・パチンコ店の場合はこの事例に当たる。
なお、本件に該当する確認申請は法的条件さえ具備していれば市は受理する。

 したがって、問題となるのはこの「その他」に分類される案件であり、それが住環境に多大な影響を与える場合でも、事前に住民が知ることができないことにある。

おゆみ野地区における特殊事情

 おゆみ野地区の多くの土地はUR都市機構が保有しており、それを業者に売却しているのだが、その時 UR都市機構業者との間で土地譲渡契約が締結される。

 この時遵守事項なるものがあり、環境管理センターの場合では、その中の敷地利用計画で、「用途は店舗、事務所、サービス施設等のいずれかかの内、単独または複合施設としてください」となっており、センターの回答は「事務所ならびに環境分析のための施設を設置します」となっている。

 したがって、UR都市機構と住民の間で、どのような業者に土地を売却するのが適切か事前に協議を行い「遵守事項」を定めておき、そして具体的な案件が発生したら「遵守事項」に照らして妥当かどうかを住民を含め判断する体制が取れたら、「住民が参加する事前協議」ができることになる。

 現状は、UR都市機構は土地の売却を急いでおり、購入者がいれば喜んで売却しているのが実態だから、こおした制度を作ることは重要だと思う。
ただし、この体制の整備は政治的な解決が必要で、どのようにして実現するかは次の課題として残る。

福谷議員からの回答の全文は以下のファイルをダウンロードしてください

「fukutanigiinn.txt」をダウンロード

本件と関連するブログは以下のとおり
おゆみ野地区の住民運動はなぜ後手にまわるのだろうか

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(19.8.21)おゆみ野地区の住民運動はなぜ後手にまわるのだろうか

 このおゆみ野地区の住民運動をみて、「なぜ住民運動は後手にまわるのか」という気持ちにとらわれる。
ゲームセンターパチンコ店高層マンション環境管理センターの建設については、建設許可が下りて基礎工事等が始まってから周囲の住民が立ち上がるが、その時は時期を失していて結局条件闘争になるという構図になっている。

なぜいつも、住民運動が後手に回るのか。前もってこおした施設の建設についての事前審査はできないのだろうか」不思議でならない。

 たとえば現在問題になっている環境管理センターの事例では以下のようになっている。

 環境管理センターの建設場所は、近隣商業地域なのだが、こおした場所についての規制というものがよく分からない。

 UR都市機構と、環境管理センターとの土地譲渡契約においては、遵守事項なるものがあり、その中の敷地利用計画では、「用途は店舗、事務所、サービス施設等のいずれかかの内、単独または複合施設としてください」となっているが、センターの回答は「事務所ならびに環境分析のための施設を設置します」となっている。
 土地譲渡契約ではっきり建設を認めないのは「換金性のある遊技場」と「風俗営業」であり、それ以外については都度判断するみたいだ。

 この場合「環境分析のための施設」がUR都市機構との間の遵守事項に抵触するか否かの判断は、誰がどこでするのだろう。アスベスト等の環境分析施設が、遵守事項に適合してるか否かの判断は建築許可を認めた千葉市がおこなったということだろうか。

 そうなると千葉市はアスベスト、ダイオキシン、細菌、遺伝子、バイオ等の分析施設が住宅地の近隣で建設されても住環境には問題が発生しないと判断したということになる。本当にそうだろうか。

 実際は「環境分析のための施設」というだけで、その内容について深い検討はせず「UR都市機構との間で遵守事項もあり、また環境開発センターは半分は公的な機関だし、まあ問題なかろう」程度の感覚で許可が下りたのではなかろうか。

 もし、事前審査制度があれば、この環境分析の施設がこのおゆみ野地区に適切か否か、また遵守事項に適合しているかどうかの審査もおこない、「住宅地域の近隣でこのような施設を作るのは適切ではなく、土気団地のような工場団地内のほうがふさわしい」という判断がおりる可能性もあったはずだ。

 私にはこのおゆみ野地区の建設にかかる事前審査制度がないことが、住民運動をいつも後手に回らしている原因と思われてならない。なぜそおした制度が作られないのだろうか。

 Google検索をして調べてみたが、よく分からなかった。このままだと新たな不適切と思われる建設が始まる都度、後追いで反対運動を組織せざる得ない。

 どなたか事前審査制度についてご存知の方があれば、コメントメールで知らせていただくとありがたいのですが。

メールアドレス yamazakijirou@yahoo.co.jp

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(19.7.25)環境管理センターその後(反対運動の動き)

(19.8.4)追記

おゆみ野の環境を守る会」の正式ホームページが7月28日に立ち上がっております。
正式ホームページを検索したい方は、ここをクリックしてください。

 7月25日以降の経緯については、正式HPに詳しく乗っていますが、基本的には環境管理センターとの話し合いはできず、平行線をたどっています。
 「おゆみ野の環境を守る会」としては、署名活動を行い、おゆみ野住民の支持の元に、環境管理センターとの、交渉をおこなおうとしております。

(19.7.25) 当初の記事

おゆみ野5丁目の近隣商業地域に建設中の「環境管理センター」(汚染物質の化学分析を専門とする会社)の動向については、実はあまり関心がなかった。
 私の住んでいる地域が、この建設地から離れていたせいもあり、近隣の住民のような切迫感がなったからである。
まあ、ここはあまり影響がなさそうだ。それに近隣の人達ががんばっているみたいだし

 しかし先日、知り合いのYさんから「環境管理センターの雨水が都川源流の調節池に流れる」と聞いて考えを改めた。
 実は、都川源流の調節池の水質について、私たち「都川源流の再生をはかる会」が、月2回程度水質調査をすることになっている。

もし試薬等がこぼれて、それが雨水に運ばれて都川源流を汚染したら、これは都川全体の問題になってしまう。せっかく都川全域の環境改善に取り組んでいるのに、ほっておくわけにはいかない

 さっそくYさんに頼んで、環境管理センター建設にかかる資料を見せてもらった。どうやら、会社と自治会の間で、過去2回(4月15日、6月16日)話し合いがおこなわれたが、自治会側の「工事の一時中断」要請を、会社側が拒否(6月27日)したため、話し合いが決裂していることが分かった。このまま行くとセンターの完成は12月に予定されている。

 自治会側は、会社との交渉が決裂したため「おゆみ野の環境を守る会」を7月8日に発足して活動に入っていた。その後の経緯は「こやつ自治会」の資料に記載してある。

 私が最も気にしている廃水処理については、センターの資料では「分析に供した液体の廃検体は、・・・汚染が確認されなかった水は廃水処理後下水道に放流」し、また「分析器具を洗浄した排水は、・・放流基準を遵守して、公共下水道に放流」することになっていた。

雨水が汚染された場合はどうなるのだろう。試薬等がこぼれて雨水に混じることはないのかしら」資料からはこの点については明示がされていない。

 気になったので「都川源流の再生をはかる会」の会長、 I さんに相談した。

 「都川源流の水質検査項目は化学薬品の混入を調べる目的の物ではないから、環境管理センターの影響を見抜く事になるかどうかは不明だけれど、それでも継続検査する事で変化の有無は分かる可能性はありそうですね」 I さんの言葉である。

 実は、再生をはかる会では、森の整備状況から水質検査の開始はもう少し先の予定だったが、今回のことがあったので、早急に始められるよう準備を進める事にした。

環境管理センターの建設現場周辺の写真
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/19718

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