(23.2.27) 歩く会 長柄ダム一周

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 おゆみ野の健脚ばかりを集めた歩く会を昨年から発足させている。
会員条件はとっても厳しく、「50歳以上で何があっても泣き言を言わないこと」が入会条件だ。
幹事は菩薩姉さんで、足切りが厳しく会員はなかなか増えないが、メンバーは強豪ぞろいだ。

 四季の道の散歩おじさんは散歩が趣味で一年中歩き回っている。放っておくと一周6.5km四季の道を止めどもなく歩くので、私が時間を見計らって「今日はこの程度で止めましょう」とレフリーストップをかけなければならない。

 菩薩姉さんも大変なものだ。日記に毎日歩いた距離を記載していて、とうとう地球を一周してしまった。これでもまだまだで、死ぬまでに月まで歩くのだという。月までの距離がどのくらいかは知らないが、その意気や良しだ。

 菩薩姉さんの友達のケヤキ姉さんは、鎌取駅の北側のまだ自然が残っている小道をすべて知っている。時間があれば小道ばかり歩くので、あるとき小川にはまってしまった。しかし平然とその小川の中を歩いていたのだからすごい。

 私がこの会に入ったのはサンチャゴ巡礼北海道一周などをしているのを菩薩姉さんが知って入会許可を与えてくれたからだ。
まあ、山崎君なら一緒に歩けるでしょう、入れてあげるわ
私はこの名誉有る歩く会に参加できることになって、喜びのあまり号泣してしまった。

 そして今回新たにメンバー参加を許されたのは、パイロットおじさんである。パイロットおじさんは長い間空の上ばかりいたのであるとき考えた。
人間はやはり空の上でなく地上を二本足で歩くのが正常ではなかろうか
会社の上司に「これからの飛行機は空を飛ばずに二本足で歩いたほうがいいのじゃないか」と言ったら「君はどうやら地上職が向いているようだね」といわれてパイロットを首になった。
パイロットおじさんは漸く空から解放され、その後は歩くことばかりを考えている。

 こうして歩く会の5人衆が集まって、今回は長柄ダムを一周することにした。
このダムがある湖の名前は市津湖しずこ)と言う。名前だけ聞くと女性の名前と間違う。
この市津湖は湖の沿って遊歩道が整備されているので一周できるはずなのだが、いままで歩いたことがなかった。
今回は市津湖一周をしよう。距離は14km~15km程度です」私が提案した。

山崎君、そんなやわな計画では歩く会の名折れよ」菩薩姉さんが異議を唱えた。菩薩姉さんは24時間歩きとか、100km走破なんてのが好きで、この程度の距離だとご不満だ。

菩薩姉さん、ここは湖に沿った場所と、湖から山の中に入り込む場所があって、それなりにタフなコースみたいですよ。それに油断するとコースアウトする場所もあるみたいだし・・・・

 ようやく菩薩姉さんの許可を取って長柄ダムに行くことになった。
ただしこの程度の距離では、食料と水は一切持ってきてはいけない」と菩薩姉さんが言う。

 この日(25日)は2月とは思えない陽気で、まるで5月の気温でぽかぽか歩きになった。
汗が吹き出てのどが渇く。私がへたばったのを見て散歩おじさんが、(菩薩姉さんがトイレに行っている間に)、そっとおにぎりと水を飲ませてくれた。
持つものは友だ。
見るとケヤキ姉さんもパイロットおじさんも適度に食料を持ってきて、そっと食べている。

 まったく何も食べず先頭に立って歩いたのはいつものように菩薩姉さんだけで、「帰ったらベルディ(近くのスポーツセンター)で一泳ぎしなくちゃ、油断すると豚のような身体になるからね」と言っていた。
菩薩姉さんは後ろから見ると砲丸投げの選手のように逞しい。

 私はこの会がとても好きなのだが、菩薩姉さんのスパルタ訓練には毎回あごがあがってしまう。

 

 




 

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(22.11.21) 歩く会の泉自然公園探索

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 私が住んでいるおゆみ野から歩いて約2時間程度の場所に泉自然公園がある。私はこの公園の名前は知っていたが、実際に行ったことがなかった。
理由は行き方がよく分からなかったからだ。

 おゆみ野に住んでいる人はよく知っているが、おゆみ野は鎌取駅の南側に開発された新興住宅地で、一方北側は従来からこの地に住んでいた人が多い。
北側は樹木が鬱蒼と茂っており、駅前のジャスコの上の階から見るとみどりの絨毯に覆われていて、家屋はあまり見えない。
そして北側と南側の住民の交流はあまりなく、私も北側に行くことが少ない。

 歩く会はここおゆみ野近在に住む健脚のとしよりが集まっているクラブで、入会条件が厳しいため現在5名の会員だけである。
入会条件は「軟弱者はダメ」で日常的に散歩をしていて、20km程度は常に歩ける状態にある人である。

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 四季の道では散歩をする人は多いが、会員の散歩おじさんは散歩こそ人生と思っている人で、この地区の名物おじさんだ。
また菩薩姉さんはこの会の発起人で、四季の道を常時走ったり歩いたりして健脚者を集めている。

山崎さんは24時間走をしたり、北海道に巡礼に行ったりしていて資格は十分だから歩く会の会員にしてあげるわ」菩薩姉さんからメンバーに入る許可を得た。

 今回泉自然公園の探索になったのは会員のTさんが、おゆみ野の北側を常時散策していて、農道や森の中の道に特に詳しいからである。
山崎さん、今回は泉自然公園よ、片道2時間程度で森の中を歩きましょう。案内はTさんがしてくれるから心配ないわ菩薩姉さんから集合の指示が出た。

 秋晴れのとても素敵な日に、川の小道や森の隠れ道などを通って泉自然公園に行ったが、ちょうどもみじが紅葉している時期で、そのもみじの赤が池に写って何とも美しい景色だ。
この公園はバブルの時期に土地を購入して作った公園で、今これを作るのは容易じゃないでしょう」Tさんが説明してくれる。

 約1時間ほど園内を探索して、またおゆみ野まで歩いてかえって来た。
5時間程度で楽しめる格好の散策スポットだと始めて知った。
次回はここまで走っていくことにしよう。

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 なお散歩おじさんも日記を書いていたので以下に紹介します。


 8時にスタートして、戻ってきたのが14時でしたから、途中の休憩時間を除いたとしても5時間はたっぷり歩いていたことになりますね。
Tさんの万歩計では、25,000歩だったとか、最近の私は、こんなに長時間
歩いたことは無く、また風邪の予後もあってか、いささかくたびれてしまいました。

 それにしても、農道、田畑の畦道、小川の土手、急こう配の上り道、下り坂。
舗装道、砂利道、階段道、山道、落ち葉道、etc.
変化に富んだ楽しい道のいろいろ、こんな詠を思い出しました。

おくやまに もみぢふみわけ なくしかの
こゑきくときぞ あきはかなしき
                         猿丸 大夫

 季節は晩秋、落ち葉がはらはらと舞い、もみじの紅葉が池に映えて何とも表現できないほどの美しい景色にうっとり。

皆さんのお陰で、大変楽しいひとときを過ごさしていただき、ありがとうございました。

 

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(22.10.19) 国営ひたち海浜公園のコキアとコスモス

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 一度行ってみたかった国営ひたち海浜公園を訪問することができた。
ひたち海浜公園は茨城県ひたちなか市の海側にある。
ここはおゆみ野の森で大変お世話になった齋藤さんセンター長ととして奮戦している場所である。

 斎藤さんは千葉市花の美術館の館長をした人だが、退職後植物関係のコンサルタントをされていた。
私が斎藤さんを知ったのはその時期である。
その後斎藤さんは国の公園管理のコンペに参加して、今年からNPO法人として国営ひたち海浜公園のセンター長をすることになった。
長く生きていると世の中には信じられないことがおこるものだ」と言われている。

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 ひたち海浜公園には「みはらしの丘」という標高50m程度の丘があり、ここに春はネモフィラ、秋はコキアほうき草)とコスモスが一面に植えられ、この公園のもっとも魅惑的な場所になっている。
なんとかコキアとコスモスの丘を見たい

 おゆみ野の森のメンバーを誘って5名で、この18日に自動車で出かけた。
おゆみ野からは高速道路を使用して片道約3時間の距離にある。

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 ひたち海浜公園は非常に大きな公園だ。広さは350haと言うから、東京ディズニーランド5つ入る大きさだ。
もっともすべてが使用されているわけでなく、全体の約44%にあたる153haが現在公園として利用されている。

この場所は元は旧日本軍の水戸飛行場で戦後アメリカ軍に接収されて水戸射爆場として使用された場所です。
1979年に返還されて公園として整備を始めましたが、まだ全体の約4割程度しか公園として利用されていません。
残りは樹海になっており、案内人がいないと迷子になるくらい広いのですよ

斎藤さんが説明してくれた。

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 この日はコキアとコスモスが満開で、みはらしの丘コキアの赤とコスモスの白やピンクが鮮やかにコントラストをかもし出していた。
10月はこの公園のかきいれどきで、休日はない。
斎藤さんはセンター長という忙しい身であるのに、私たちのために公園の案内をしてくださった。

来てくれる観光客にどんなサービスをすれば喜ばれるか日夜考えているのです。
今は入場口にたって観光案内をすることにしてます。ここはとても広いのでお客さんの要望はかなり色とりどりで、その人にあった最適なコースについて説明をするようにしています


 今年からNPO法人として公園の管理全般を任されているため、従来以上に顧客サービスに努めようと努力しているのだそうだ。
この日は快晴で海風が心地よく楽しい公園めぐりができた。

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 帰りには大洗の魚市場で海の幸の食事を楽しむこともできた。
公園帰りにはこの場所で海の幸を満喫するのが一番だ。

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(20.10.14) 花と緑のガーデニング探訪ツアーに参加した。

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 昨日(12日)、千葉市花の美術館とNPO法人緑のネットワーク千葉が主催するガーデニング探訪ツアーに参加した。散策は幕張ベイタウンから花の美術館までの道のりである。
説明者は緑のネットワーク千葉齋藤さんと、幕張ベイタウンの管理組合の責任者Tさんだった。

 幕張ベイタウンは海浜幕張駅の南側に広がる海と公園に面した大変魅力的な街で、私はかつて「この街に住めたらどんなに幸せか」と思ったことがある。
海と公園を見おろしながら部屋の一室で筋肉トレーニングをするのが当時は夢だった。

 今回私は齋藤さんに誘われてこの探訪ツアーに参加した。齋藤さん花の美術館初代館長であり、かつこの幕張ベイタウン一帯の開発の千葉市側の責任者だったという。

街作りにとって最も大事なことは、どれだけユニークな街づくりが出来るかということです。そうでないと人が集まってきませんし、住民もその街を愛することはありません。

 そのためこのベイタウンはパティオス(中庭)を持つ街にすることをしました。パティオスとはスペインによくある中庭ですが、スペイン風の明るい街並みを作ろうとしたのです
斉藤さんの説明である。

公園についても特別な思想を持っています。幕張海浜公園には、他の公園によくあるような遊具は一切有りません。緑の空間を提供して、そこに人が集まってきて自由に遊べるようにしたのです。

 また芝生の手入れは雑草を特に除去するのではなく、短く刈ることだけをしています。そうすると結果的に短い芝だけが残るのです

そういえば土気昭和の森も同じような思想で公園が設計されていることを思い出した。

 初めてベイタウンの中庭を見たが、ここに住んでいる子供達が遊んでいた。
本当は中庭を全ての人に解放するように設計されていたのですが、防犯の問題があり、パティオスは通常はここの住民にのみ解放しています」住民組合のTさんの説明である。見ると入口のシャターがしまっていた。

 この街は1995年に入居が開始されてから、今までに約8000戸、23,000人が住む大きな街に発展してきたのだそうだ。
みんながこの街をよくしようとしていて、人と人との付き合いが多い、とてもいい街ですよ」住民のご婦人がそう説明した。

 街には小学校が3校中学校が1校あるが、中学校をもう1校増やすか否かが住民のあいだの懸案事項になっているのだそうだ。
もともとここには中学校用地が用意されていたのだが、そこにマンションを建設した(する?)ために中学校問題が表面化したらしい。

建物の色は自然色を使用し、けばけばしい色合いは排除しています。そしてここには22番地まであるのですが、その番地ごとに特色ある建物を建てています」住民組合のTさんの説明が続く。

この街は当初街路樹がありませんでした。街路樹を植えようとしたのですが海に面しているため海風が強く、かつ塩害があるため広葉樹は育ちません。もっぱら針葉樹になるのですが、どの木をどのように植えたら育つか、試行錯誤の連続でした

 おゆみ野では木が育たないのではなく、育ちすぎて常に剪定問題が発生しているが、それとは大変な違いだ。
一緒に散策に参加したGoogleおじさんが「おゆみ野のケヤキの剪定問題より深刻だな」と言っていた。

 幕張の浜の松林で齋藤さんの説明があった。
ここの松林は住民がお金を出し合って植えた松です。植えた人の思い出がここには有ります。ある家族の方はみんながまだ生きていた時の証としてこの松を植えました。家族の一人が重病だったのです。今は残された家族の方がここに来て思い出に慕っています

 散策は花の美術館まで海岸べりを散策して終わった。ほぼ5時間の散策だった。

散策の写真を掲示します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/201012?authkey=l-opgRpdcOk#

 

 

 

 

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(20.6.2) おゆみ野の街の散策がおこなわれた

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
 「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード



 今日(1日)、かねて計画していたおゆみ野の街の散策がおこなわれた。この催しは元千葉市花の美術館の館長の齋藤さんと、が計画したものである。
齋藤さんは千葉市の職員であったとき、URが作成したおゆみ野の街基本計画に対する指導や注文を市の職員として担当していて、この街に愛着がある。


 「散策しながらおゆみ野の住民にこの街のあり方を考えてもらおう」と言うのが主旨だが、何しろこのような試みは初めてであり、果たして参加者がいるのかどうか心配した。

 私もブログで何回も案内を出したのだが、この日はおゆみ野地区の運動会と重なったり、クリーンデイと重なったりしていたので、参加が危ぶまれたのだ。

 しかしふたを開けてみると信じられないほどの人が集まってくれた。総勢で約25人の参加者だ。こちらが驚いてしまった。
親子連れも多く実ににぎやかだ。私の顔なじみのブログの読者も数人参加してくれている。

 鎌取駅を出発し、夏の道のケヤキを見、泉谷公園の森をとおって、川の道沿いに大百池近くの森まで行って、そこで散会した。

 齋藤さんおゆみ野の街の基本設計の段階からかかわっていただけあって、当初のコンセプトについて詳しい。以下のような話を聞くことができた。

 この街は自動車道路と人の歩く道を完全に分離し安全な街づくりを目指した。このような街作りは他に余り見られない特色だ。

 街のコンセプトは市とURで作ったが、この街を実際にどのような街にするかは住民が自発的に決めて行かなければならない段階にきている。

 泉谷公園をはじめ多くの自然が残る公園を整備することができた。また泉谷公園から大百池に至る小川と川の道を作ったが、ここはかつて水争いが頻繁に起こっていた地域で水が非常に大事に扱われていたので、その記念として整備してみた。

 この街のシンボルとして三角屋根と建物のカラーの統一を図ろうとした。カラーは自然にある色で、どぎつい人工色は禁止にしたが、罰則規定がないため、特に郊外型の量販店がこの規則に従わなかった。
またマクドナルドのような看板にまでは規制が及んでいない、

 商店街の集積を図ろうと商店街地区を指定していたが、鎌取駅周辺を除き、実際はケーズ電気からMr.Maxにいたる通りに店が集積してしまった。これは計画外である。

 この街の破壊行為が後を絶たないが、このようなことは想定していなかった。他の街では波があるのだが、この地区では継続的に破壊行為が続いている。原因はなぜかよく分からない。
その結果、公園整備等の予算が、破壊行為の後始末に費やされてしまって、新たな設備等の導入がはかられない。

 泉谷公園にはカタクリの花が生息しているが、カタクリの花は絶滅種で保護をしないと消えてしまう。
またメダカも放流してみたが、すぐさま他の魚の餌になってしまい、消滅した

蛍は源氏ボタルのオスだけを放流している。ここは元々平家ボタルの生息地のため、生態系を破壊しないようにした措置である。

 一方、私は夏の道のケヤキの剪定泉谷公園のあずまやが放火されて消失してしまったことを説明した。

 このような催し物に参加する人は非常にまじめな人が多く、真剣に話を聞いてくれたのには頭が下がる。
齋藤さんはまた、このような催し物を計画するらしい。また誘われそうだが、断れないのが私の弱点だ。

今回の散策時の写真です。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2061?authkey=u0JAvapoHOE

  

 

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(20.5.27) おゆみ野の街の散策をしませんか

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
 「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード



 おゆみ野の森インストラクターをしている齋藤さんから、おゆみ野の街を散策し、この街のあり方について自由に語ろうと言う提案を受けた。
できれば多くの人に参加してもらって、お話を聞ければいいですね

 散歩しながら語り合うのがポイントで、ちょうど古代ギリシャで、ソクラテスとその弟子が歩きながら問答をしていたが、そんなイメージだ。

 齋藤さんは稲毛浜にある花の美術館元館長だから、非常に植物について詳しい。植物のスペシャリストだ。
私はこのおゆみ野の街のレポーターだから、この街の出来事には詳しい。特にこの街の遊歩道公園の現状について毎日チェックしている。

 そこに色々な方も参加してもらって、散策しながら雑談をしようとの提案だ。参加は自由で、発言も経験談も自由にしてもらう。

日程は以下のとおり

① 日程  6月1日
② 時間  午前9時半から12時まで
③ 集合場所  鎌取駅改札口(ここに齋藤さんと私がいます)
④ 散策コース

・鎌取駅周辺  ここでどのような清掃活動が行なわれているかの確認をする。

・四季の道(夏の道) ここでケヤキ並木の剪定がされたがその後の経緯について確認する。

・泉谷公園  森および菖蒲園の散策  植生について齋藤さんのレクチャーあり

・泉谷公園 川沿いの道  あずまやや水車小屋が放火や破壊されたが、その後の経緯について確認

・苅田郷  時間があればここまで足をのばす。時間がなくなれば学園前駅で解散。

⑤ 雨の場合は取りやめ(別途日にちを設定する)

ところで山崎さん、うまく人が集まるだろうか。佐倉市の草笛の丘で、同じような企画をしたのだが、今のところ申し込みはゼロだそうだ

そうですね。このような企画は難しいから、もしかしたら齋藤さんと私の二人しか参加しないかもしれませんね。その時は二人で散策しましょう。いい機会だからこの街のよい所とそうでないところをすべて案内してあげますよ

本当は多くの人に集まってもらいたいけれど、二人になってもがっかりせずに散策しますか

本当の気持ち) できるだけ多くの方が来て頂くのを歓迎します
ラストリゾート) たった二人でも実施する。


なお、事前にこのブログのコメント欄か通信欄を使って、参加の希望をいただけると幸いです。

 

   

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(19.12.11)朝霧の街

 12月に入り寒さが増してきた。朝の清掃活動に出発するときは完全防備の姿ででかけるが、一方で冷えた朝方は朝霧が発生する条件が整うらしい。

 ここ都川源流の調節池の上空に朝霧がかかり幻想的な風情をかもしだしている。数日前から朝冷の日に発生しており、朝の7時前後にもっとも濃くなり、朝日が出て暖かくなると消えてしまう。

 朝霧は冷えた空気が、暖かな調節池の水と接触してできるらしい。しかも調節池は窪地状になっているため、霧が流れず上空に漂っているため、かなり長い時間朝霧が見えるようだ。

尾瀬みたいだ」見て感動した。
昔、私の息子が小学生だったころ、この調整池を見て学校の作文に「ぼくが今度住む場所は、尾瀬みたいなところです」と書いていたがその通りになった。

 この調節池は、私も所属しているみやこ会が里親になって保全に勤めている場所だが、朝方の朝霧に包まれた調節池は言葉に言い表せないほど美しい。
いっそのこと「おゆみ野の尾瀬」と名付けてしまいたいほどだ。

 この場所はかつてはゴミ捨て場になっていて、里山や調節池周辺はゴミの山だったが、みやこ会が全力でゴミを片付けた結果、見違えるほどきれいな場所に変わった。

 調節池の周囲には約1kmの周回路があり、散歩やJOGをする人が絶えない。
本当に森が綺麗になり、ゴミもなくなったので、散歩してても楽しいです」散歩中の女性から言われた。

 しかし、なんといってもこの場所が最も心にしみるような姿を現すのは、朝霧が発生している時だ。
おゆみ野周辺に在住していたり、朝四季の道を散歩している人は、是非この調節池に漂う朝霧を見てもらいたい。

 きっと街の真ん中に、これほど幻想的な景観が発生するなんて信じられない思いがするはずだ。

朝霧の写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1912902?authkey=mHojomBY6-c

おゆみ野周辺にお住まいの方にお伺いします。この調節池の朝霧を見られたことがありますか。

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(19.12.8)散歩おじさんの地名録

 散歩おじさん四季の道地名をつけている。秋の道公園の高台を「富士見が丘」と名づけたことはすでに記した。おゆみ野で、もっともよく富士山が良く見える場所だからだそうだ。

 もっとも「余人は知らず」だから正式名ではないが、なかにはなかなかの命名もある。
なにしろ散歩おじさんは四季の道を毎日2周歩いており、余人の追随を許さないくらい四季の道の命名については一家言あるのだ。
私のコメントも入れていくつかを紹介しよう。

木漏れ日通り
 夏の道のケヤキ通りのこと。「ケヤキは、春は新緑に映え、夏ともなれば木陰と心地よい風を招き、秋には黄葉して目を休め、冬には落ち葉が絨毯となってくれる」のでこう名づけたのだという。

柿の木坂
 秋の道のこんもりとした森の前。保育園の近く。「6本の柿木がある」のでこのように命名したのだそうだ。ここの柿は甘柿で、取っている人もいたぐらいだから柿の木はいいとしても、実際は坂というほどの傾斜はない。「柿の木通り」ぐらいではなかろうか

カリンの道
 秋の道の秋の道公園の反対側の傾斜面。アパートが建っている所の下の斜面に当たる。
秋の道公園の丘とは反対側が法面(傾斜地)になっているが、ここにはカリンの木が10本ほどあり、秋には洋なしの形をした実がなる」のだそうだ。
私はカリンがなっているとは知らなかった。

おゆみ野梅林
 冬の道の金沢小学校とはちまんがた公園の前。「40本ほどの梅が続いている」のでこのように名づけたのだという。なお金沢小学校では「登校時間の8時5分に♪ 童(わらべ)は見たり、野中のバラという「野バラ」の曲が聞こえてくる。この音楽が流れると、大急ぎで学校に駆け込む児童たちの姿を見かける」のだそうだが、私は知らなかった。
さすが散歩おじさんは詳しい。

せせらぎの道
おゆみ野道のこと。
保育園とその先の扇田小学校の間を小さな小川が流れている。
泉谷公園内の泉に源を発し、泉谷小・中学校の脇を流れ、水車を回し、有吉公園を経て、ここ扇田小学校の横を通り過ぎ、大百池公園を経て池に注いでいる。

 小川にはカワセミが飛び、白セキレイも尾を上下にしながら、小川をせわしく飛び回っている。また白鷺が羽を休めている光景も見られる
」という。

 たしかに「おゆみ野道」よりも、「せせらぎの道」のほうが風情がある。

おゆみ野渓谷
春の道の扇田橋から春の道橋までの谷間。扇田小学校の前。
道の両側のモミジが美しい。今年紅葉は特に見事に色づいている。
紅葉の名所「おゆみ野渓谷」と名付けたら素敵だと思う
」というのが散歩おじさんの命名だが、渓谷というには川がない。
私はここは「もみじ谷」がいいと思うのだがどうだろう。

桜の園・春の道
 春の道のメイン通り。春の道橋から日照田橋(ひだりたばし)までの道
両側に桜並木が続き、成長した桜は見事な花をつけ、今や桜の名所として鳴り響いているようで、花見の季節ともなれば、陣取り合戦が華やかに繰り広げられる」場所だ。

 やや命名が長いので口頭で言うときがつらい。簡単に「桜通り」あるいは「さくら道」くらいが言いやすい。

 このように散歩おじさんが趣味で名前をつけて歩いているが、そのうちに通称になるかもしれない。

 今回は四季の道の最近の映像を紹介します。上記の名前の場所と一致はしていませんが、あまりに美しいので撮影しておきました
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1912602?authkey=1sL-CyGKaVE

 

 

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(19.11.30)龍化山 徳雲院

 龍化山 徳雲院(とくうんいん)といいてもほとんどの方が知らないと思う。東京あきる野市の山あいにある臨済宗建長寺派禅寺である。

 ここに私の父の墓所があるのだが、ここを墓所としたのはたまたまで、この寺の住職が私の弟のつれあいの親戚筋だったからである。
私は家の宗派がなんだったか知らなかったので、墓所を定めたついでに「臨済宗建長寺派」の仏教徒を名乗ることにした。
にわか仏教徒である。

 というのも日本に住んでいる限り無宗派でなんら支障がないのだが、海外旅行などして「何の宗教を信じているか」と聞かれたときは要注意だ。イスラム教圏やキリスト教の影響が強い国は特に注意がいる。
もし気軽に「無宗教です」なんて言おうものなら「こいつは悪魔の手先にちがいない」なんて誤解されてしまい、人間扱いをしてくれない。

 そんな訳で、海外旅行では「臨済宗建長寺派」の敬虔な仏教徒になっているが、それ以外に私が仏教徒になるのは父の墓参りのときだけである。

 先日この寺で、父の17回忌の法要が行われた。一般に17回忌は死後16年目に行われるのだが、母が「自分が死んでしまうと17回忌ができないから早めに実施したい」と、実質2年早めて行うことにしたのである。
一族郎党が集まったが、親戚が集まるのは冠婚葬祭のときだけになってしまっている。

 この寺に私も将来墓所を定めることになるのだが、私の信仰心はともかくとしてこの徳雲院のロケーションは非常に気に入っている。
とても美しいのだ。
墓所としては最適だ

 徳雲院は秋川の支流の養沢川沿いに立てられた禅寺で、開山は1557年というから織田信長の子供時代に相当する古刹だ。
近くに大岳御岳に登る登山道もあり、ハイカーがよく通っているので登山好きの方はもしかしたらこの寺を見たことがあるかもしれない。

 春は梅の花、6月には源氏ぼたるが舞い、11月半ばからは境内は紅葉に包まれていた。
禅寺だからここで修行することもできる。

 今回も写真に収めてきた。私はとてもこの場所を気に入っているので、写真を見られた方も気に入っていただければ幸いだ。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/219111?authkey=ayKGdP6aX6Y

 

 

 

 

 

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(19.11.21)富士見が丘

 ここおゆみ野で富士山が見えると教えてくれたのは、四季の道を毎日二周している散歩おじさんである。
本当に見えます?疑ってしまった。
それというのも、この地に13年住んでいるが一度も富士山を見たことがなかったからである。

富士見が丘という場所がある。もっとも私がつけた名前だから余人は知らない」散歩おじさんは自信たっぷりだ。
富士見が丘ってどこですか?
K'S電気の前にある公園の、一番の高台が富士見が丘だ」秋の道公園のことらしい。

ただし富士山が望める日は一年でも数日しかないので、その条件は大変厳しい。雲が無く晴れ上がった西南の水平線上を眺めるとよい。大風や木枯らしなどで、大気の汚れが吹き飛ばされた寒い朝にだけ、おがむことができるのだ。

私は毎朝、気をつけて眺めているが、今秋、まだお目にかかっていない

 どうやら散歩おじさんは毎日富士山を見ることを楽しみにしているようだが、目的を達成していないらしい。

 実は私も富士山を見るのが大変好きなのだ。もちろんその秀麗な姿が美しいこともあるが、それよりも子供のころを思い出すからである。
私の故郷は武州三多摩だが、少し小高い場所に登ると丹沢山塊の背後に、冬、雪をかぶった富士山がいつも見えた

 冬になると、丘に登ってはチャンバラ遊びをするのが子供たちの日課だったが、東映映画に影響されて、さしずめ清水の次郎長黒駒の勝蔵の富士川の決戦みたいなものだった。
富士山が見ているから、卑怯なまねをするんじゃねいぞ」(これはボスの台詞)
へえ、おやぶん、がってんだ」(これが私の台詞)
そのときの記憶がよみがえる。

 本当におゆみ野から富士山が見えるなら見たいものだと思う。そのときは写真に撮って「おゆみ野の富士見が丘から見た富士山」としてブログに掲載しよう。
もしかしたら南貝塚公園からも見えるかもしれないので、いろいろな場所で取った写真を掲載するのも面白いかもしれない。

富士見が丘の場所の写真を掲載します。今日(20日)は曇り空で富士山は見えませんでした。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/191120

 

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