(21.5.16) 弱剪定の季節 その2
この時期になると四季の道も草木が一斉に生長をはじめ、1週間もすると草ぼうぼうの草原になったり、植栽も急成長し、あちこち枝葉が飛び跳ねてくる。
そうなると私の弱剪定の季節が始まる。弱剪定とは飛び出した枝葉を切りそろえ、植栽の上をつる草が覆っている時はそれを除去して植栽の日当たりを良くすることで、植物に対するダメージはまったくない。
当然この四季の道も業者が入って手入れをするのだが、数ヶ月に1回程度で、その間も植物は成長し続ける。
業者はほとんど強剪定をするのだが、業者が剪定をしない期間、私が弱剪定をして四季の道の植栽の手入れをしている。
もっとも四季の道は6kmあまりもあり、全部を同じレベルで実施することができないので、もっぱら駅周辺と私が住んでいる夏の道が主で、それ以外の場所はよっぽどのことがないとしない。
やり方はここ数年の経験で、よく分かるようになった。
① 弱剪定は頭を切りそろえているだけだから、植栽に対するダメージはまったくない(最初はおっかなびっくりだった)
② つる草を除去してやることにより、植栽が見違えるほど元気になる(植栽に植えられている木は元々強いので、環境さえ整えればほっておいても丈夫に育つ)
特に太鼓橋の脇の植栽は日当たりが悪く、その上つる草に覆われており、病気がちで、葉っぱが黄色かったものが、今では生き生きとしている。
また、これまでは切った枝葉をそのままにしていたが、最近はできるだけ持ち帰るようにしている。美しい植栽と言うイメージを大切にしたいからだ。
(この時期になると四季の道も雑草で覆われてしまう)
もう一つの問題は芝生である。
四季の道には芝生が通路の両側に植えられているが、この時期になると雑草で覆われる。
先日、ちはら台のかずさの道をJOGしていたら、かずさの道に面する家の人が、雑草を手で除去していた。
自分の庭の手入れと同じような感覚で、雑草をとっている。残念なことに四季の道ではそうした姿を見ることはほとんどなく、全体として荒れた感じになっている。
景観は全体としてみるものだから、自分の庭だけ美しくしても意味がない。街全体をトータルに保全するために、積極的に四季の道の手入れもして欲しいものだ。
公共物に手を入れてよいか躊躇される方もいると思うが、現在はボランティアの時代で、市が予算やその他の関連でできかねていることは、積極的に応援すべきだと思う。
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