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(23.2.10) 大相撲八百長問題の解決法

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 大相撲はあい変わらず八百長問題で揺れている。
相撲協会では特別調査委員会を設置して十両以上の全力士から携帯電話預金通帳の提出を任意で求め、聞き取り調査を1週間で終わらせようとしているが、残念ながらこの調査はうまく行かないだろう。

 理由は携帯電話と預金通帳の提出が任意提出であることで、警視庁の捜査のような強制的な押収ができないからだ。
今回の八百長事件が発覚したのは野球賭博事件で警視庁が押収した携帯電話から足がついたのだが、相撲には八百長をした場合の法的な罰則規定がないから警視庁としても捜査に乗り出すことができない。

 したがって内部調査しか残された道はないが、八百長をした当事者が素直に証拠物件を提出すると考えるほうがおかしい。
携帯電話のメールの痕跡は、単にメールを抹消しただけではダメでメモリーそのものを廃棄する以外に証拠隠滅の手段はなく、当事者はメモリーの廃棄に血眼になっているはずだ。

注)メールを抹消しても抹消のフラグが立って、表面的に見れないだけでメールそのものは残っている。またメールの上に上書きしても過去の痕跡が残っており(絵画で下絵を赤外線で見れるように)過去のメールを復元することもできる

 だから証拠が隠滅される前に携帯電話を抑える必要があるが、強制力はなく任意の提出なので、提出される携帯電話は、まったく八百長に関係しなかった力士のものか、すでにメモリーを差し替えた力士のものに限られる。

 私は(23.2.4)のブログで大相撲の八百長は構造的なものであり、八百長をしないほうが少ないのではないかと記載しておいた。
実際7勝7敗で千秋楽を迎えた力士は、相手が優勝をかけているような特別な場合を除いて必ず勝つし、同様に2場所連続で負け越しそうな大関は、相手の大関の「無気力相撲」で必ず勝つことになっている。

 このような八百長は誰でも知っていることであり「また、負けてやっているな」と言うような感度で観衆は見ていた。
いわば大相撲は八百長込みの勝負で、そうした意味ではプロレスとなんら変わりがない。

注)この種の八百長は惻隠の情と大相撲のファンは見ていた。

 だから相撲協会が八百長の調査を徹底的に行えば、白鵬のような負け越すことがありえない力士を除いて八百長に関わっていたことがバレバレになり、大相撲そのものが成り立たなくなる。
残った関取が白鵬一人では対戦相手がいない。

 もし相撲協会が過去に「八百長込みが大相撲」と認めてきておれば問題はなかったが、今までは「絶対に八百長はない」と居直ってきており、裁判でもそう主張してきたのだから、今回のメールの証拠で後がなくなった。

 現在の大相撲の状況は倒産会社と同じであり、もはや従来どおりの大相撲の興行は不可能だ。
だから今回名前の挙がっている14名は相撲界から追放して、さらに二度と八百長が不可能な体制を構築する以外に収拾策はない。

 私の提案は「八百長審査委員会」と言う第3者機関を作って、この委員会に以下のような権限を持たせることだ。

① 無気力相撲で敗れた力士はペナルティーとして一勝負で2敗(1敗ではない)とする。
② 八百長が疑われる勝負は両力士を一勝負で2敗とし、当該場所の出場を停止さす。
③ 八百長をしたことが明確に証明できた場合は相撲界から永久追放する。


 なお、ここで一番大事なことは、無気力か八百長らしいかの判定は八百長審査委員会の即時に決定できる専決事項とし、理事会といえどもクレームが付けられないようにすることで、判定にはサッカーやラグビーの判定のように絶対的権威を与えることだ。

 またこうした八百長審査委員会の制度を担保するために、理事会のメンバーは相撲関係者を一切排除しなければならない。相撲関係者がいるとあれこれと古いしきたりを持ち出して改革に反対するからだ。

 こうした措置は従来の相撲関係者にとっては厳しすぎると感じるはずだが、このままいけば関取は白鵬一人になって相撲そのものが日本から消え去るのだから、当然の措置だ。
これだけのことをしますので他の関取は許してください」と国民にわびるより方法はない状況に相撲界は追い込まれている。

 

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