(22.10.23) ペンキ屋さんは大変だ。 ベンチの塗りなおし
いやはや頭を抱えてしまった。この5月に四季の道周辺のベンチのペンキ塗りをして、「やれやれ、これでベンチがよみがえった」と思っていたら、半年でペンキが剥がれ始めた。
「冗談だろう・・・・・・・・」
私はペンキ塗りの場合もっぱら水生ペンキを使用して油性ペンキを使用しない。プロはほとんどが油性ペンキを使用するが、その理由は一旦塗ると剥がれ落ちることが少ないからである。
私も油性ペンキを使用すればいいのだが、この油性ペンキにはシンナー類が含まれていて、臭いをかいでいるとそれだけで頭痛がしてくる。
とても長時間の作業ができないので臭いのない水生ペンキを使用するのだが、すぐに剥がれる欠点がある。
「困ったなあ、また塗りなおすより手がないな」
悶々としていたがなかなか塗りなおす決心がつかなかった。
悶々とする理由は半年ごとの作業がつらいことと、ペンキ代が馬鹿にならないからだ。
昨年までは新都市ライフがこのおゆみ野地区の活動に補助金を出していてくれて、おゆみ野クリーンクラブも5万円の補助を受けていた。
これでペンキ代がまかなわれていたのだが、今年から補助制度がなくなった。
注)UR都市機構のOさんから、補助制度が緑区の管轄になったと言う情報を最近聞いた。
自己資金でペンキの調達をしなければならないのだが、一缶3000円程度する。
「仕方がない。好きなブドウパンを節約して資金をひねり出そう」
毎日絶食してようやく資金ができたので、今日剥がれているベンチの補修に向かった。
(とりあえず塗りなおした)
塗りなおしをしてみて分かったのだが、剥がれているペンキはある特定の会社の製品で、私がよく使うアトムペイントはあまり剥がれていなかった。
「そうか、ペンキならどれでもいいというわけでないんだ」品質の違いを実感した。
それと2回目の上塗りは一度目と比較してほとんどペンキがいらないことを発見した。ほぼ半分程度の量ですむ。
「よかった、上塗りのペンキは少ない量で済むんだ」ほっとした。
「先生は最近やせて、アフリカの難民みたいですがどうしたのですか」
「よく聞いてくれた、カメゴン。実はベンチの補修用のペンキ代をひねり出すのに絶食しているんだ」
「知りませんでした。先生は私のキャベツについては今までと同じように食べさせてくださってますね」
「うん、カメゴンの食事を削ったら男が廃るからな。こうした時はチリの鉱山事故と同様にリーダーがしっかりしないといけないんだ」
「先生、私も先生のために絶食します」
「カメゴン、言葉だけでもうれしいよ。カメゴンには家のクーラーのファンや、蚊防止用のネットを破らないようにしてくれればそれで十分だよ」
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