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(22.7.26) ちはら台走友会の夏山登山 南アルプス北岳

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(間ノ岳方面から見た北岳

 今年のちはら台走友会の夏山登山は南アルプスの北岳と間ノ岳だった。
毎年この時期に金曜日の夜に出発し、2泊3日ただし車中1泊)で夏山登山をすることが恒例になっている。

 総勢17名の登山でなかなかにぎやかだ。朝一番に麓に着いて登山を開始する。ルートは広河原から大樺沢を登って二俣から右俣コースをたどって北岳に登り、その日は北岳山荘に一泊する。
翌日は間ノ岳をピストンして八本歯のコルを下って広河原に下りるコースだった。
北岳登山ではとてもポピュラーなコースだ。

 車中一泊にするのは走友会のメンバーが現役のサラリーマンが多く、休日しか休みを取れないからである。
私は当初金曜日の夜から出かけ、この車中一泊するのに慣れなかったが、今回で4回目なのでこのパターンにすっかり慣れた。
まあ、車の中で眠れなくても死ぬようなことはない」そんな感じだ。

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北岳山荘から見た富士山

 北岳は日本で第2の高峰で3193mある。これ以上は富士山しかないので一度は登ってみたい山だ。私は過去2回この山に登っており、登山道から見た北岳バットレスの雄姿に感動したものだ。
いつか、あのバットレスをロッククライミングしたいものだ」若かった頃はそう思っていたが、そうした機会が訪れる前に年をとってしまった。
今は誰でも歩ける登山道を歩いて山を楽しんでいる。

 北岳のコースは慣れているつもりだったが、バットレスを除いてほとんど記憶に残っていなかった。約30年前の登山なのだから無理もない。その頃は広河原までタクシーが入っていたが、今は麓の芦安でバスに乗り換えなければならない。
自然保護の観点から自家用車の乗り入れを禁止している。

 この北岳や間ノ岳は中央線沿線から見ることができ、夏でも雪が残っていて遠くからでもそれだとよく分かる。
とても雄大で美しく、高山植物の多い山だ。

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八本歯へのトラバースルート

 走友会のメンバーもずいぶん登山を楽しんでいた。リーダーのOさんはマラソンもなかなかのものだが、登山の方がはるかに経験が豊かだ。
国体の登山競争の審判員なんかもしていて、そうした方面では名の知れた人である。

 北岳は走友会が過去に登った剣岳や槍ヶ岳と違って特に危険な場所があるわけではないが、日本第2の高峰だけあって、それなりにタフだ。
北岳山荘の従業員が夕食の時に挨拶していたが、その時「八本歯からの下りは雪渓が多く残っており、最大傾斜度45度で、落石も多く、場合によったら雪渓の穴に落ちるので、アイゼンを持っていない人は近づかないように」との注意を受けた。

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(雪渓の下り。アイゼンは履いていない

 これには困った。私たちは全員アイゼンは持っていないが、帰りのコースは八本歯から下りることにしていた。もしこのルートがたどれないと、再び北岳に登ってからの下降になる。時間も体力もいる。
本当にそんなに危険なのかい?」
昔歩いた時に特別危険だとの記憶がなかったので不思議だった。

 他のメンバーもそう思っていたらしく、総勢17名中15名はこの警告を無視して八本歯コースをたどり雪渓を下りることにした。自己責任だ。
しかしこのコースは実際はかなりタフだった。
延々と木のはしごが続き、それが終わると大樺沢の大雪渓が現れた。

 私自身、雪渓は久しぶりだったのでさんざん転んでしまったが、ほとんどのメンバーが悪戦苦闘していた。
最も転んでも2m程度で止まるので、下まで落ちることはない。
おかげで広河原に下りたときはくたくたになってしまった。

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 今回の登山中に2回も救助のヘリコプターがやってきたのには驚いた。
2回とも二俣から右俣に分かれた場所で、どう見ても事故が起きるような場所でないところで骨折したのだという。

 救助のヘリコプターが来たのを通常の報道ヘリと勘違いして、リーダーのOさんが大きく手を振って挨拶したのだが、救助ヘリが救難信号と勘違いしてOさんの上まで来て旋回してしまった。
救助ヘリに手を振ってはいけないな」Oさんの述懐だ。

注)今回始めて救助ヘリの活躍を目の辺りで見たが、夏山のポピュラーな登山道では登山客が多く、ヘリからは誰が救助を求めているのか分からない。
登山客は救助ヘリと報道ヘリの区別がつかないので、手を大きく振って挨拶するので、これが救助依頼と混同されてますます救助が難しいらしい

 今回は天候もよく紫外線が強かったが、写真は目いっぱい撮ることができた。またしばらくの間はこの写真をブログに掲載できるので、嬉しくなってしまう。

 

 

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