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(22.7.25) なぜ木は死ぬのだろうか?

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(夏場に強剪定されたケヤキ

 真剣に考えてしまった。木はなぜ死ぬのだろうか?
というのも木は理論的には死がないのだが、実際は色々な理由によって枯死する。

 もし外部環境がその木にとって最善であれば不老長寿の見本のように木は生き続けるらしい。
現在最も長寿が確認されているのは、北米カリフォルニア州にあるセコイヤ4000年だそうだ。
私はかつてこのセコイアの森を歩いたことがあるが、見上げても先が見えないぐらい実に堂々とした大木が林立していた。

 日本においては屋久島縄文杉大王杉が有名で、放射性炭素の測定では縄文杉が2500年、大王杉が3500年の年齢だそうだ。

 一般に大木は長生きで、背の低い木は短命だと言う。
実際の寿命はサクラが200年~300年、松が500年~1000年、杉が1600年程度と言われている。

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一番手前のケヤキが枯れ始めた。これは冬場に行った強剪定のケヤキ

 私が木の寿命にこだわるのはここおゆみ野の四季の道ケヤキの木が次々に枯死し始めているからだ
ケヤキの木は大木で、自然に放って置かれれば縄文杉のように長生きするはずだが、四季の道では長寿を全うできない。

 一般に木が枯死する理由は、水が枯れてしまったり、木が病気になって腐ったり、台風の大風に耐えられなくなったりしたりして枯死するのだが、おゆみ野のケヤキは人間が強剪定をしすぎて、それに耐えられなくなったからである。

 通常強剪定は葉がすべて落ちた冬場に行うのだが、信じられないことに最近私の近所のケヤキが強剪定された
強剪定とは大木の途中からばっさばっさと切ってしまうのだが、これがなぜいけないかというと、特に今頃は最も光合成が盛んな時期なのに、葉がなくなって光合成ができなくなるからである。

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枯れ始めたケヤキを見ると切断面が腐りはじめていた)

 冬場に強剪定されたケヤキでも枯れはじめているものがあるのに、ましてや夏場にそのようなことをすれば完全に枯死するのではないかと思っている。

これではこのケヤキは死んでしまうのではなかろうか」心配でたまらない。

 植物の専門家の佐々木さんから強剪定の問題点を教えてもらったが、それによると以下のような問題点がある。

① 剪定方法としての強剪定の「筒切り」は木に強烈なダメージを与え、回復が難しい。
② 樹木は根を伸ばすホルモンを葉で生産し、一方芽を伸ばすホルモンを根で生産する。
③ 「筒切り」を行うと、葉が極度になくなってしまうので、根を伸ばすことができなくなる。
④ この結果水分や無機塩類を供給できなくなり、病気に弱くなって枯死してしまう。


 木は本来環境さえ整えば死ぬことはない。しかしここおゆみ野では不要な強剪定でケヤキが次々に枯死しようとしている。
なんとかこうした自然破壊を止める方法はないものだろうか。

 

 

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