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(22.6.1) 日本はどこまで戦えるか ワールドカップ南アフリカ大会

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(2-1でイングランドに敗れた岡田監督

 サッカーワールドカップ南アフリカ大会6月11日から開催されるが、それに先立ち日本イングランドとの練習試合が30日、オーストリアでおこなわれた。

 このところの日本代表はまったくよいところがなく、4月におこなわれた練習試合のセルビア戦、5月の韓国戦ともぼろ負けと言っていいような状況だった。
これでは予選突破はおぼつかないな」誰もがそう思うほどの惨敗だ。

 今回のイングランド戦は大会直前ということもあり、互いに怪我だけはしないようにと無理な突破やファールは少なかったせいもあり、久方ぶりに日本選手ががんばった試合になった。

 結果は2-1イングランドが勝利したが、前半は明らかにイングランドは手抜きだった。バックパスを多用していたが、イングランドがバックパスを出しているときはまともに試合をするつもりがないときだ。

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前半7分、闘莉王のシュートがゴールに刺さった

 この間隙をぬって、闘莉王がキーパーの左に鋭いシュートを突き刺したのは立派だ。後半になるとイングランドも本気になり、ボールの支配ももっぱらイングランドになって、日本は防戦一方の展開になった。

 ゴールキーパーの川島は実にすばやい反応をして、この猛攻に耐えペナルティーキックさえとめてしまうほどの活躍だった。身体の切れが恐ろしいくらいいい。

 イングランドの2得点はオウンゴールだったが、後半に2発もオウンゴールを決められたのは防戦一方になって、ディフェンダーが疲れてしまったからだ
おそらくディフェンダーがボールに触らなければ、川島が確実に止めていたと思うとこの失点は痛い。

 闘莉王のオウンゴールは積極性があだになったと言うゴールだったが、中沢のオウンゴールは足が動いていなかった。ふらふらになってオウンゴールを許してしまったと言うような代物だ。

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オウンゴールを許し頭を抱える中沢

 だが今回の対イングランド戦を見て日本が予選で戦うスタイルが見えてきたのは収穫といえる。

① 予選同組のオランダ、デンマーク、カメルーンとも日本より実力が上なので、前半はなめてかかってくる。その間に日本は得点を挙げる(今回の闘莉王の得点がそれ)。

② キーパーは川島が一番期待できる。ボールに対する反応が抜群で動きがすばやい。世界のキーパーの中でもそん色ない。

③ ディフェンダーは後半の相手の猛攻に耐えられない。疲労が重なると足の出し方が遅くなり、いきおいオウンゴールを誘う。
前半得点できた場合は、ディフェンダーの疲れ具合をチェックして、交代要員を用意する必要がある。特に中沢は動きが緩慢になる


④ 前半に得点し後半何とか持ちこたえて引き分けを狙う。今回のイングランド戦で言えば闘莉王のオウンゴールは仕方ないとしても、中沢のオウンゴールまで許してはいけない。

 こうした戦術を駆使しても日本の予選突破は容易ならざるものがあるが、一方イングランド戦で見えたかすかな勝ちパターンを実行する以外に日本の予選突破はありえない。

 6月4日にコートジボワールと練習試合をするので、再度日本がかすかでも光明を見出す方式がないか、確認したいものだ。 

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