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(22.5.30) アップルのタッチパネル革命

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 5月26日、アップル社株式の時価総額が、マイクロソフトの時価総額を抜き、約20兆円になったと言う記事が新聞をにぎわせている。
アップルマイクロソフトに時価総額で抜かれたのが、1989年の12月だから、約20年かけてIT業界NO1の地位を取り戻したわけだ。

 アップルマイクロソフトは共に70年代の半ばに創業し、80年代は圧倒的にアップルのパソコンがマイクロソフトを凌駕していた。
私がパソコンに触りだしたのはこの80年代だが、アップルのパソコンは機能は抜群で画面も美しかったが、なにしろ価格が高くてとても手が出せなかった。
仕方なくNECのパソコンで我慢していたのを思い出す。

 そのアップルが凋落したのが90年代で、特にマイクロソフトOSWindows95を発売してからはまったく、アップルのマックは歯が立たなくなっていった。
マイクロソフトのOSはどのメーカーの機種でも採用できたが、マックOSはアップル社の製品に限る戦略で失敗したからだ。

 デザイナーなどの特殊な人を除いてはマックの使用はなくなり、OSと言えばWindows、事務用ソフトといえばOfficeになり、パソコンの世界ではマイクロソフト一色になってしまった。
一方アップルと言えば、赤字に悩む斜陽企業で、もはや復活は不可能と思われていた。
マックもロータス1.2.3と同じ運命をたどったのか・・・・・・

注)ロータス1・2・3はOfficeが出るまでは事務用ソフトの代表だった。

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 しかし信じられないものだ。アップル社は不死鳥のようによみがえった。

 01年にアップル社はiPod(アイポッドと言うデジタル音楽プレーヤーを発売して大人気を博したのだが、これでアップルが復活するとはとても思われなかった。
やれやれ、アップルはマックが売れないので仕方なしにプレーヤーを発売したのか」そんな感じだった。

 しかし続いて07年にスマートフォンのiPhone(アイフォーンが発売されると世界が驚いた。スマートフォンがタッチパネル方式の携帯になっていたからだ。
それまでのタッチパネルは単にアイコンを指でタッチすると言うものだったが、アップルのタッチパネルはまったく違っていた。

 縦横を変えられ、拡大縮小も思いのままで、しかも画面のスクロールもできるのだから、操作をした人は目を見張った。

注)私は携帯を使ってないが、一番の理由は日本の携帯は操作方法が実にややこしいからだ。
特にメールを打とうとするとパソコンの操作卓と異なって、少ないキーに何文字も割り当てられているので、面倒なことこの上ない。


 iPhoneは従来の携帯に比較すると圧倒的に操作性はよさそうだったが、それでもまだ私は使う気がしなかった。
画面が小さすぎて老眼の目になじまない
しかしこのiPhoneでアップル社は完全によみがえった。
パソコンの時代が終わり、携帯の時代に移っており、その携帯の操作方法で革命を起こしたからだ。
 
 かつてアイコンをクリックすると言う手法を編み出してパソコンの世界に革命をもたらしたのはアップル社だが、今度は独特のタッチパネル携帯の操作を簡便化する革命を起こした

Biz1005280848005n11  そして今回発売されたiPad(アイパッド)には驚いた。大きさは一般の書籍程度の大きさで、電子書籍の閲覧、ネットの閲覧、Eメール、動画視聴等ができるのだと言う。
電子書籍はページをめくる感覚だ。

 ここに来てようやく私が望んでいた大きさと機能を持った端末が現れた。
パソコンの機能を持ち、タッチパネルでスムーズに操作性ができ、適切大きさの画面で、老眼でも疲れない端末。
これならモバイル用端末(持ち運び用の小型パソコンの市場を完全にiPadが塗り替えるだろう。

アップルさん、おめでとう。あなたの勝ちだ。あなたのタッチパネルはまったく革命的だ。マイクロソフトのOSの時代が終わり、アップルのタッチパネルの時代になった。あなたはまるで不死鳥のようによみがえった

注)iPadの映像は産経新聞より

 

 

 

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システム パソコン」カテゴリの記事

コメント

i PADの快進撃は、パソコン時代の終焉を予感させるには、十分ですね! 
後は、携帯性と重量の勝負、後発メーカーはそこに焦点を絞り攻めてくると思います。
アプリケーションでの差別化戦略の終焉でもありますね!

① 携帯性: 今の液晶は折りたためないので、どうしてもかさばる。
② 重 量: これは、一言 バッテリーと液晶重量
特に、高機能バッテリーは、今後次世代のテクノロジーの開発が急務になってきている。
電気自動車、携帯電話これからは、一段と、携帯性と高機能が重要なポイントになってくるのでは?

投稿: T | 2010年5月31日 (月) 11時28分

確かに革命的ですね。従来のキーボートとマウスの延長線上にないのが凄いと思います。
藤崎慎吾氏の近未来SFに出てくるシートパソコン(紙の様にくるくる丸めておけて、開けばPC)なんかも夢ではないかも。

そのうちに電源は体内の微弱筋肉電流で動作し、画像は直接網膜に投影、音声は聴覚に直結し、入力は考えただけで、などという「身体と一体型のインプラントPC」も開発されかねませんね。これはクラークのSFなどに登場しています。
となれば体調の常時モニタリングなども可能になり、今日のマラソンのコースに合わせたスピード設定とか、筋肉の乳酸値の蓄積による疲労度の把握とかもリアルタイムに出来るようになるかもしれませんね。主治医には、データ転送一発です。赤外線通信も付けなくっちゃ。

投稿: yokuya | 2010年5月30日 (日) 07時34分

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