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(22.5.2) ケヤキの芽吹きと景観問題

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(強剪定された後の夏の道の並木道 この時期になっても芽吹きが遅い

 この時期になると私を悩ますケヤキの問題が発生する。20年の1月に強剪定され丸坊主になったケヤキの芽吹きがなかなか始まらないからだ。
このまま枯れて死んでしまうのではないだろうか」やきもきする。

22429_048  2年前に市がおゆみ野四季の道ケヤキ並木をばっさりとチエンソーで切断してしまい、その後は巨大サボテンの並木道になってしまった。
景観としてはまことに無様なのだが、通常はそうしても5年程度で元の並木の戻ると言われていた。

 しかしなかなかそうはならない。
私が最も心配しているのはサボテンにされたケヤキは樹勢が極度に落ちてしまい、春の芽吹きが遅く、一方秋には真っ先に散ってしまうことだ
成長する期間が極度に短くなり、木そのものも弱弱しくなっていく。

 これはまったく剪定しないで放って置かれたケヤキと比較すると一目瞭然ですでにこの時期木は青々しているのに、サボテンケヤキはまだはが出てこない。
お前、本当に大丈夫なのか?」
私はほぼ毎日この四季の道を清掃しているので、そのたびにケヤキに問うている。

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このケヤキは剪定されていない。この時期青々と茂っている

 ケヤキの剪定方法についてはまず基本的な問題がある。通常剪定には強剪定弱剪定があり、「筒切り」と呼ばれる強剪定はよほどの理由がない限りすべきでない。
木も人も同じで、強剪定は人で言えば大手術をしたようなもので、胃をすべて摘出したのと同じになる。

 従ってその後の養生は特に必要なのだが、人間が体力が弱まるように木も樹勢が弱まって病気にかかりやすくなる。
だから通常は弱剪定といわれる「枝抜き」や「透かし」の方法を取るのだが、これには植木職人のような技術者が実施しないとどこを抜いたりすかしたりしたらいいのか分からない。

 一方強剪定の筒切りはチエンソーでばっさり切ればいいので、チエンソーさえ扱えれば誰でもでききる。はっきり言えば強剪定は安い費用でできるので、どうしても費用だけ考えれば強剪定を選んでしまう。

 しかしその後の景観は散々だ。ここを通る人はかつての美しいケヤキ並木を懐かしみ、一方現在のサボテン通りを悲しみの目を持って眺めている。
市とはわざわざ景観を壊すために税金を使用するところなのだろうか・・・・・

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NASのそばのケヤキ並木。ここは筒入りに近い枝抜きの方法だったがそれでもなかなか芽吹かない。右は道路のケヤキでこちらは芽吹いてる

 さらに私が問題と思っているのは、筒切りをした後、毎年樹体を整えると称して、ようやく生えてきた枝をばさばさ切ってしまうことだ。
再び丸坊主に近い状態になる。
今年もそのわずかに残された枝から芽吹きが始まるのだが、あまりに小枝が切られてしまって、いつまでたっても木が元の状態に戻らない。
しばしば剪定をするので盆栽のようだ。

 こうした剪定は明らかに間違いだと私は思っているが、おゆみ野の森の木や植物の植生の専門家からアドバイスいただけないだろうか

 

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コメント

折角、適切な指摘をされていても、恐らく自治体は気づかない振りをすると思います。
以前は、こういった自由な意見を市議会議員さんが、拾い上げてくれていましたが、最近はほぼ全く拾い上げる形跡がありません。

議員さんなどに、通報・提案されてはどうでしょうか。

樹木管理のずさんさは私も気になっています。
例えば、雑草処理として機械でばっさばっさと草刈をするとき、街路樹の幹もがんがん切り込みを入れているため、だんだん腐食がすすんで、最終的に枯死します。

証拠にここ数年の傷が木々に刻まれています。
ちなみにこの件は、市当局に通報しましたが、今のこと無反応です。

(山崎)ケヤキを始めとする樹木の管理については、ほとんど専門家がおらず、いわば素人が「クレームがついたら切ってしまう」ということを繰り返しているのではないかと思っています。景観問題は黙っていると相当ひどい状態になるのではないかと危惧しています。

投稿: パパンダ | 2010年5月 2日 (日) 22時23分

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