(22.4.10) 再びの 年齢別ランキング100への挑戦
このところめっきり湿っていたマラソンへの情熱が復活し始めた。情熱がなくなっていたのには訳があって、年ごとにスピードがなくなり、フルマラソンを走っていても面白みがまるでなかったからだ。
スピードがなくなるのは年齢のせいもあるが、私の場合は坐骨神経痛が右足に出てきて、練習をするにも痛くて億劫になっていた。
「イテー、こんなに足が痛いのだから走れない」
情熱がなくなるとまったく走る気がなくなる。若いうちは馬力で走れるのだが、年齢を重ねるに従って気力で走るようになる。
「まだ、若い衆には負けられん」老いの一徹だ。
それがなくなって好々爺のようになって、「みなが楽しく走っているのだから、わしも急がず止まらずゆっくりゴールしよう」なんて気持ちになってしまう。
おかげでここ数年フルマラソンで4時間を切ることがほとんどできなくなり、昨年のつくばマラソンでは仮装ランナーになってしまった。
ランナーが仮装ランナーになるということは、これ以上の無理はしないとの宣言のようなもので、後は引退しかない。
しかしここに来てまた気持ちが変わってきた。
坐骨神経痛が痛むのは相変わらずだが、これは静かに立っていたり、ゆっくり歩いているときだけで、早足や走っているときは痛まない。
おそらくスピードを上げると前傾姿勢になって腰への負担が少なくなるからだろう。
「そうか、走っているときは痛まないのだから、それならいつまでも走っていればいいんだ」気持ちが切り替わってきた。
先月行われた佐倉マラソンで事前トレーニングの成果もあり、久しぶりに4時間を切って3時間53分でゴールできた。
「俺も練習をすればまだまだ走れそうだ」気持ちがすっかりハイになった。
マラソンランナーの目標の一つに年齢別ランキング100というのがある。マラソンの専門誌ランナーズが日本の各地で行われたマラソンの公式記録を集計して年齢別にランキングを発表している。
年寄りは若者と競って勝てるわけはないが、同じ年齢同士だったらまだ競って、100番以内に入ることも可能だ。
「せめて、日本で100番程度のものが1つあってもよさそうだ」
例年の傾向を見ると64歳(次のシーズンはこの歳になる)で3時間40分を切れば、100番が見えてくる。
「そうか、あと13分程度短縮すればいいんだな」希望が見えた。
ここ1~2ヶ月はほぼ毎日近所の周回コースで走っている。
日によって距離は異なるがほぼ10km程度で、目標は1キロ5分で走り通すことだ。
この1キロ5分というペースは市民ランナーの一つの目標で、本当にこのペースで最後まで走れればフルマラソンを3時間半で走れることになる。
次のつくばマラソンまでほぼ半年だ。
「山ちゃん、がんばれ、100番は近いぞ」叱咤激励だ。
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コメント
トランス蝦夷の検索からきました。
まだまだ頑張って走ってください。
(山崎)ありがとうございます。今年はまたトランス蝦夷に挑戦しようと思っています。
ざっくさんもこのレースに参加されているのでしょう?
投稿: ざっく | 2010年5月 7日 (金) 19時19分