« (21.8.27) 映画「剣岳 点の記」を見てきた | トップページ | (21.8.29) 母の看護 »

(21.8.28) 高校柔道部の同窓会

218_012
(現在の母校。建て替えられて美しくなっていた

 先日(22日)高校柔道部の2回目の同窓会が行われた。私たちが高校生だったのは45年以上も前のことだからほぼ半世紀前のことになる。
集まったのは8名で昔の話に花が咲く。

 同窓会のいいところは現在の地位や立場に関係なく、45年前にタイムスリップしてしまうことで、たとえ頭髪がどんなに薄くとも気持ちは高校生になる。
オマエの背負いはどうだった」とか内股の切れが悪かった」とか、ああだ、こうだと言い合っているうちに若かった高校生の自分がよみがえる。

 私のいた高校は都立の進学校で、柔道部はお世辞にも強いとは言えず、私立の強豪チームにいつもぼろ負けだった。
相手高は対戦相手がわが高校柔道部だと知ると、「これは楽勝だ」ということで二線級の選手を出すほど余裕があったものだ。

 もっともそこまでなめられてしまうと、当方としても一矢を報いなければ男が立たないので、私などは高校生がほとんど使用しないかにバサミという奇襲戦法でめでたく一矢を報いたものである。

 当時高校柔道部の練習場は戦前からの建物(現在は建て替えられて残っていない)の一角にあり、掃除はするものの漆喰がぼろぼろ落ちてきて埃っぽいことこの上なかった。その上柔道着はほとんど洗濯をしないので臭さを通り越していた。

 男臭さだけが売り物(本当に臭かったのだ)の柔道部員は、同級生の女性たちからは見向きもされなかったがその理由が分からず、「女は男を見る目がない」などとうそぶいていたものだ。

218_006  

 毎年の夏の合宿は実に面白かった。最終日にはコンパ場で打ち上げ会が行われるのだが、合宿のときだけ現れる先輩が酒を振舞ってくれた。
もちろん青少年が酒を飲むのは違法なのだが、当時はそうした規制はあってなきがごとくだった。

 酔って罵声をあげて、戦前から引きつがれきたエロ歌を歌うのだが、あまりの騒々しさに回り近所の住民からクレームがついた。
お前たち、いい加減にしろ。うるさいぞ・・・・・・・・」壁の向こうから大声がする。

 先輩の一人が私に言った。
オマエ、あんなことを言われて黙ってていいのか。主将だろう・・・・言い返して来い
オッス、行ってきます

 壁の前に立っていったものだ。
前たちこそ、うるさいぞ、つべこべ言うな!!!」

 壁の外の住人は完全に頭に来て警察に通報し、コンパ場に警察官がやってきたときは心底驚いた。
周りの住民から苦情が出ていますので、静かにしてください
当時の警察官は粋だったから酒を飲んでいることはお目こぼしをしてくれたようだ。

 思えば高校生が酒を飲んでエロ歌を歌っても許してくれた時代だった。
今だったら校長が責任を取って辞職しなければならないだろう。

 そうした古きよき時代を思い出したひと時だった。

|

« (21.8.27) 映画「剣岳 点の記」を見てきた | トップページ | (21.8.29) 母の看護 »

個人生活 自分史」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« (21.8.27) 映画「剣岳 点の記」を見てきた | トップページ | (21.8.29) 母の看護 »