(21.8.13) ロドリゴ巡礼日誌 パリ番外編 その5
地下鉄の乗り方をマスターした後は、パリの街を自由自在に動くことができるようになりました。道が分からなくなったり、自分の位置が分からなくなれば地下鉄の駅を探し、そこから目指すポイントまで乗っていけばいい訳でございます。
明日はジャポンに帰ることにしていましたので、この日はまだ自分が見損なっていたと思われる場所に行ってみることにしました。
なかでもモンパルナス駅近くにあったリュクサンブール公園はとても気に入りました。
ここはどうも観光客が訪れる場所ではないらしく、一方パリジャンが好んで散歩やJOGをする場所らしく、深い木立に囲まれたとても気持ちのいい場所でした。
「パリの人は観光客を避けてこうした場所で憩いを求めてるのか・・・」
また行きそびれていたシャルル・ドゴール広場に行くことにし、シャンゼリゼの大通りを歩いてみて、ここがジャポンでいう銀座であることを始めて知りました。
私はものを買うことをほとんどしないのでショッピングには興味がなかったのですが、私でも名前を知っているルイビィトンといった店が軒を連ねておりました。
またこの一角にトヨタのアンテナショップがあったのには驚きました。
トヨタが提案している未来の車の前には多くの人だかりがしておりました。
セーヌ川の遊覧船に乗ったのもこの日でございます。シテ島の近くから上流に遡ってエッフェル塔の前で下船しました。エッフェル塔にはパリの観光客が全員集まったのではないかと思えるくらい人だかりがしており、塔に登る順番待ちをしておりました。
とても埃っぽく、私はこうしたタワーには興味がありませんでしたので、早々に退散したものでございます。
パリの街に滞在して5日目になりますと、今まで気付かなかったことに気付くものでございます。 一番興味があったのはベリブと呼ばれる貸自転車で、パリの交通渋滞と環境改善のためにパリ市内に約2万台の貸自転車が設置されているのだそうでございます。
パリの街では外側一車線をバスと自転車専用道路に指定している場所が多くあり、自転車を乗るのが便利な交通体系になっておりました(一方ジャポンと異なり自転車は歩道を走れません)。
私も乗ってみたかったのですが、保証料を払って登録をおこなうという手続きが必要らしく、観光客が簡単に使用するというようにはなっていないようでした。 もう一つ感心したのは清掃体系で、50m間隔ぐらいにビニールのゴミ入れが設置されており、それを清掃車が毎日回収しているようでした。ジャポンではゴミの持ち帰り運動の方が盛んで、ゴミ箱がほとんど撤去されていますが、観光客にゴミの持ち帰りを指導してもほとんど不可能なので、こうした体系がとられているものと思われました。
ジャポンも外国から観光客を呼び寄せる観光立国になるには、ゴミの回収体系の確立が必要で、パリの街やシンガポールの街をまねたゴミ処理体系を是非導入して欲しいものだと思ったものでございます。
こうしてパリ滞在5日目はゆったりと時間が流れたものでございます。
写真を掲載いたします。
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