« (21.7.5) 妙義山  登山NO 28 | トップページ | (21.7.7) 南アルプス南部縦走 登山NO 30 »

(21.7.6) トレッキング 登山NO 29

2004年 58才
 

八ヶ岳トレッキング(野辺山100k)競争 5月16日

Image0_2  55才を過ぎた頃から登山のバリエーションが広がった。いわゆるトレッキングにはまってしまったのだ。トレッキングとは山を走る競技で、奥多摩丹沢でよく競技が開催されている。

 山道だから油断すると谷底に落ちてしまう危険性があり、特に夜半行なわれる競技が危ない。私は奥多摩で開催される長谷川恒夫カップという競技に何回か出たが、出るたびに怪我をするのには閉口した。

 崖から滑り落ちたり、木造の橋をくりぬいたりしてその都度死ぬかと思ったが幸いに生きている。
一昨年の長谷川恒夫カップでは、本当に死者が出たのだから冗談で言っているのではない。

 今回参加した野辺山100km最初の30kmがトレイルコースで、コースはほとんどが林道であり、かつ昼間だったので危険ということはないが、タフなコースだった。

 100kmマラソンの世界で、
野辺山を制すれば日本のウルトラマラソンを制するといわれていた意味が分かった。

 最高地点は八ヶ岳山麓の1900m、最低地点が900Mで標高差1000mを一気に駆け上がり、また一気にかけおりるのだから、足に対する負担は相当なものだ。
しかもこうした登りは1箇所でなく2箇所もあった。

 当日はあいにくの雨で、一日中降っていたが、長距離走の場合は寒いほうがよく、天気だとひどく消耗してしてしまう。
この日はそれほど寒くはなかったが、それでも後半になると腹がひえてきた。

 こうした競技を終えた後はそこで一泊してかえるのがベストで、無理してかえるとかなり悲惨なことになる。
この時は帰りのバスは7時半発(ゴール制限時間は7時)で、新宿に10時半についたため、さらに2時間かけて家には最終電車で帰った。

 普段は駅から約20分の道を歩いてかえるのだが、非常にくたびれていたので娘に自動車で鎌取まで迎えに来てもらった。
私は普段は絶対といっていいほど自動車に乗ることをしないので、何かおきてを破ったような気落ちになったものだ。

 

|

« (21.7.5) 妙義山  登山NO 28 | トップページ | (21.7.7) 南アルプス南部縦走 登山NO 30 »

個人生活 登山」カテゴリの記事

コメント

この記事へのコメントは終了しました。