(21,7.4) 熊野奥駆け 登山NO 27
2002年 56才
熊野奥駆け 5月の連休 約2週間 タムさんと
5月の連休に山登りをしたいとタムさんに言ったところ,吉野熊野国立公園の熊野奥駆けをしようと言うことになった。このコースは和歌山側と吉野側に約1週間のコースがあり,和歌山側の方が厳しいという。2週間かけていくこととした。
池袋の駅前から夜行バスに乗って新宮に出た。新宮からバスで本宮に行き,本宮の茶店に荷物を置いて本宮の見学に出かけた。この茶店には非常に美しい女性がいて、私が驚いて「雛には珍しい美人だ」といったら、タムさんが笑っていた。
本宮で足が3つのカラス(Jリーグのマークになっている)をみた。本宮から登山口までタクシーで入ることにした。山道はせいぜい1500mの山並みがつながっているだけであり,天狗岳を除けば決して急峻ではなかったが,行程は相当長く体力勝負のようなところがある。
無人小屋が整備されており快適に寝られるのだが、私は極力テントで寝ることとした。小屋は嫌いなのだ。
一方タムさんはどうも無人小屋が好きらしく、テントでは眠らなかった。水は下から汲んでくるのだが,ポリタンクに汲んだ日付が記載されており,なるべく新鮮な水を使用するように指導されていた。
本宮→大森山→玉置山→笠捨山→行仙岳→涅槃岳→天狗岳→釈迦ガ岳→仏性ガ岳→明星ガ岳→弥山→行者還岳→大普賢岳→山上ガ岳→吉野,がコースだったが,最後の吉野はタムさんはいったが,私は山上ガ岳から川合温泉に降り,そこで温泉に入って,バスで近鉄吉野線の下市口にでた。
二週間も山にいるとさすがに山生活も飽きてくる。なにか下界が何とも懐かしい気分になる。
下市口からは近鉄特急で京都に出,そこから新幹線で帰った。タムさんは吉野まで足を伸ばしている。
コースはほとんど奈良県の中を通っていた。熊野の修験道として有名な場所で,このコースを完走すれば修験者としてそこそこの評価がされるのだという。 熊野古道は世界遺産に登録申請するようで、そうした意味では意義深い山行だった。
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