(21.7.3) 北海道の山 登山NO 26
2001年 55才
知床登山(羅臼岳,硫黄山縦走) 8月6日~8日
すっかり北海道の山に魅せられてしまった。太古の自然が残っており、人が極端に少ないのがいい。
この年はトランスエゾ゙500km(宗谷岬から襟裳岬まで1週間かけて走るレース)に参加するため北海道に来ていたが、その前の1週間をかけて知床から釧路湿原の旅をすることにした。
知床連山は海側から見ると大変美しいが,登ってもお花畑が目に映え、ハイマツが手付かずに残っている。
岩尾別温泉から入ったが,入口に熊に対する注意書きがあり,食料は必ずキャンプ場に設置してあるロッカーに入れるように指導してあった。
熊が登山客の食糧を狙って出没するからだ。
羅臼岳1660mに登り、稜線上をサルシル岳1564m、オッカバケ岳1450mをとおり、硫黄山1563mから降りた。硫黄山は名前のとおり活火山で硫黄が噴出していた。
硫黄山を下山したところにカムイワッカの滝があり、ここには温泉が滝になって流れていた。さっそく裸になって温泉につかったが、温泉の滝は始めての経験だ。
帰りに斜里岳に登りたかったが,こちらはバスの便が悪く行くことができなかった。北海道では自家用車がないといけない場所が多い。
仕方なく斜里から釧路に1両の電車に乗って行き,ビジネスホテルに宿泊しながら釧路湿原を歩き回った。釧路湿原には釧路川が流れているが,湿原の真ん中に堤防ができており約10k程度続いていたので,ひたすら歩いた。
ときどき蝦夷シカが現れ、ここが原始の姿を残していることを知った。
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