(21.7.1) 息子との登山 登山NO 24
1999年 53才
裏銀座縦走 息子と 夏休み 1週間
「おやじ、 久しぶりに登山しないか」と息子が言う。
この年,息子が大学4年生で最後の夏休みだったため,二人で裏銀座縦走をすることにした。
双六岳2860m、野口五郎岳2839m、,北の俣岳2661m、薬師岳2926m経由で立山に出た。鎌田川よりの登山道を双六まで上り,野口五郎に向かうルートは長い間行って見たいルートの一つだった。
野口五郎は何か歌手の名前のような山だが、双六からみる山容は実に堂々としている、
テント泊まりだったが、なるべくテント場をはずしてテントを張った。テント場はとてもうるさいのと、歩き疲れて夕刻になるとテントを張る生活に慣れていたためだ。 身体が汗でくさくなると、水場やチトウの水で身体を洗って汗を拭い落とした。
北の俣岳,薬師岳のルートはうんざりするくらいの上り下りが有り、そのたびに息子と顔尾を見あわせたものだ。
「またかよー」
途中から天候が崩れ,立山に出る前はひどい土砂ぶりになってしまった。
私は五色が原に着いた頃は、体温が低下して震えが来ていたほどだ。
立山で温泉に入り一息つけてから,バスで阿弥陀が原経由で富山に下った。
息子は阿弥陀が原の景色が忘れられないらしく,「富山はひとの住むのにいい場所だ」とその後何回も言っていた。
富山からは夜行バスで新宿に出た。
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