(21.5.6) 恐喝暴行事件にあわれたA君のお父さんからメールをいただきました
「20年6月14日 高校生に対する恐喝暴行事件」の被害に会われたA君のお父さんからメールをいただいたので、そのメール全文を掲載いたします(本件の恐喝暴行事件の内容は、このブログのカテゴリー「おゆみ野 恐喝事件」を参照してください)
拝啓 山崎様、ご無沙汰しております。息子が遭遇した事件から、間もなく1年が経過します。息子はこの春から高校3年になり、あたりまえの高校生活を送っています。
2、3ヶ月間隔で通院し怪我の経過観察を続けています。歯根膜の吸収は静かに進んでいます。いつの日か歯が脱落するリスクは否定できないようです。
さて、本日は近頃おゆみ野地区で不穏な出来事が連続しており、恐喝傷害事件がまたしても発生したことを憂い連絡しました。
「おゆみ野四季の道」「みどりのさんぽみち」「おゆみ野守り人」などのブログで次の記事を拝見しました。
・4月27日午後5時20分頃、大百池公園で県立高校3年生男子が、4人組の男に殴る蹴るの暴行を受け、現金1万4千円を奪われた。南署が犯人を探している。(千葉日報)
・どうのうしろ公園に爆竹の残骸、タバコの吸殻、オイルライターの焼けた残骸などが散乱していた。(5月1日みどりのさんぽみち掲載)
・5月2日おゆみ野の森にたき火の跡、使い終わった消化器放置。おゆみ野の森を育てる会の備品が紛失していた。
・いけのいり公園の東屋にタバコの吸殻と空箱、食事後のおにぎりの包み、カップ麺の容器が散乱していた。(5月4日みどりのさんぽみち掲載)
この1年間、同じ事が繰り返し続いている。いい加減、大人が毅然とした対応を取るべきだ。
警察、学校、地域など、あらゆる関係者がお互いの垣根を越えて行動すべきだ。自分たちの組織の限界を言い訳にする事は止めるべきだ。
おゆみ野の安全を守るために行動すべきだ。
私の考えは次のとおりです。
① 被害者は泣き寝入りしない。被害届を出す。
② 被害の相談を次の窓口にする。tel 043-227-9110 千葉県警相談サポートコーナー
③ 「おゆみ野守り人」にmailを送ることも、一つの手段だと思います。「守り人」のプロフィールを見ると、相談に乗ってくれそうです。また、mailは管理人で一度チェックを受けるので不特定多数に流失する心配はないようです。
④ 悪事の目撃者は見過ごさない。直接注意するか、警察や学校などに連絡する。
たくさんの組織、たくさんの人々が、この地域の安全を守るために活動しています。では、なぜ事件が後を絶たないか。組織を横断し、力を合わせて悪事を戒める術がない。
悪事に至る状況を掘り下げ、ドロップアウトしたり、しかけた子どもを受け入れる場所がない。
青少年、児童の教育と、それを支援する活動に千葉市は予算を使うべきだ。将来を担う若者の育成を活発にさせるべきだ。しかし、行政組織こそ社会から乖離し内向きの議論に終始し、あてにならない。
思いを同じくする大人が、各自の良識と裁量で行動し、その真価を社会に問うしかないと感じています。
青少年犯罪の被害者の親として、事実を知らされない苦しみ。加害者保護はあっても、被害者は権利を制限される現実。その大義は「青少年の健全育成と更生」。
しかし、加害者が更生した姿を誰も教えてくれない。被害者は受けた傷を背負い、何を支えとしたら良いのか。被害者の健全育成は必要ないのか。
それらの問いに対する答えは見つからない。また、皆様と対話し歩き続けるしかないと覚悟しています。
山崎様、何か言わなければと思い書き出しましたが、まとまりません。この辺で筆を置きます。これからも、よろしくお願いします。お体、ご自愛ください。
敬具
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