(21.5.31) 自転車のパンクで大騒ぎだ
私の愛車、マウンテンバイクのベガサスがパンクしてしまった。
先日(25日)、久しぶりで江戸川を遡り、関宿の利根川と江戸川の分岐点までサイクリングに出かけた。
私の家から片道100km、往復で200kmの距離だ。私の時速は約20kmだから、乗りっぱなしだと10時間で行って帰ってこれるが、実際は食事や休みを取るので11時間程度かかる。
朝のうちは小雨模様だったが、だんだんと回復し午後には晴れ間も見える絶好のサイクリング日和だった。
私はこのコースがことのほか好きで、現役の頃「定年になったらこのコースを自転車で走りたい」と夢見ていたのだから、念願がかなったことになる。
江戸川堤は元々マラソンの練習コースとして利用しており、川間から葛西臨海公園までの約45kmが定番のコースだったが、自転車の場合はさらに関宿までの片道60km、往復120km全コース走れることが嬉しい。
今日もルンルン気分で走り、「今日一日楽しかった」なんて気分でいたら、帰りの新習志野の近くで急にパンクの大音響がして空気がすっかり抜けてしまった。
見ると大きな釘が刺さっている。
「しまった。パンクかよ」
新習志野から自宅までまだ20kmある。自転車なら1時間の距離だが、歩くと5時間だ。
「5時間歩くのかよ、うんざりだな・・・・・・・、でも利根川でパンクしたら100km歩くことになったんだから、まあいいか・・・」ブツブツ。
かつて私の自転車好きの友達が言ってたことを思い出した。
「山崎さん、自転車で遠出をするのならパンク修理ができなければ駄目ですよ」本当にそうだ。
自転車を引っ張りながら歩いていると、ライダーが気の毒そうな顔をして通り過ぎていく。
1時間もそうして歩いていたら、すっかり気持ちがなえてきた。
「家まで歩くなんて、もうやだ。なんとか自転車屋さんを見つけよう」
中学生に聞いて、検見川浜の駅前のスーパーの一階に自転車屋さんがあることを知った。
修理に1時間程度かかったが、直った時は心底ほっとしたものだ。
しかしどうしたものだろうか。この自転車に乗って今まで約2500km走ったが、初めてのパンクだ。今後もこの程度の割合でパンクが起こると思わなければいけないだろう。
この自転車屋さんで将来のために「パンク直しグッズ」を購入しておいた。
遠出をする時はこのグッズを必ず持っていくことにしたが、実際に直すとなると、おいそれとはいかずかなりトレーニングがいりそうだ。
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