(21.5.10) 体調悪化が続いている
先日はひどい便秘に悩まされたが、今度は風邪で悩まされてる。
数日前に喉が異常に痛んだので「変だな」と思っていたら、続いて鼻づまりや頭痛が始り、昨日は歯痛や目の痛みまで始まった。
「まずい、完全に風邪をひいてしまった」
一瞬医者に行こうかと思ったが、今は新型インフルエンザで大騒ぎしている最中だ。
「一応、保健所に届け出て検査しましょう」なんてことになったら大変だ。
海外旅行もしていないのに、あちこちの検査機関につれまわされて、最後に「良かったですね、ただの風邪でした」なんてことを言われる頃には、それこそ本当の病気になってしまう。
家で静かに寝ていることにした。今日(10日)は、プラットおゆみ野ふれあい市の日で、オータム姉さんから手伝って欲しいと言われていたが、それもキャンセルした。
しかしどうしたことだろう。身体が丈夫なだけが取り柄だったのに、最近の体調悪化には悲しいほどだ。
高校生の頃、どんな風邪をひいても一日寝れば直ったのに、今では何日もグズグズと回復しない。
今も頭のあちこちの血管がピリと痛むので思わず顔をしかめていた。本当はブログを書くのもつらいのだが、これはプロ野球の金本選手の連続出場記録のようなものだから、なんとか更新しようと心を奮い立たせている。
健康と言えば、私が今読んでいる山田風太郎氏の「人間臨終図巻」のなかに山本周五郎が載っていた。
「山本周五郎は、元来自分でも『踏み殺しても死なないだろう』と笑うほど頑健な身体を持ち、その上うるさいほど健康には一家言を持っている人であったが、61歳の時、・・・肋骨を二本折って入院する出来事があって以来、急速に衰弱した」という。
そして体調を崩してから「ぼくは、かあさんと結婚する時に、日本一の作家になってみせると約束したが、どうもとうとう日本一になりそこなったらしい」と言って、64歳で他界した。
何か私の健康観は山本周五郎のそれとそっくりなのだが、いくら健康に留意しても限界と言うものがあるようだ。
いずれは神様のお迎えが来るのだから、そうしたものとして素直に受け入れるのが一番だろう。
願わくば 花の下にて 春死なん
その如月(きさらぎ)の望月(もちづき)のころ
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コメント
海外に行ってなければ今のとこ新型インフルエンザはあり得ません。
診察していただいて早めに直してくださいね。
(山崎)ありがとうございます。ただ医者に行くのがつらいので、今のところは家にこもってひたすら直るのを待っています。
投稿: 田宮 | 2009年5月10日 (日) 09時25分