(21.4.11) おゆみ野クリーンクラブの花見
おゆみ野クリーンクラブが結成されてから2年以上経ったのだが、その間花見などしたことがなかった。
当初はもっぱら男性陣が多かったせいもあり、あまり宴会気分もなかったが、ここにきて多くのお母さん方が入会し、その中にお祭り大好きのJunJun姉さんやオータム姉さんが入ってから、この会もすっかり華やいできた。
「やはり春は花見でなくちゃ、山崎さんしましょうよ」JunJUn姉さんがすっかり張り切ってしまい、急遽金曜日の午前中に花見をすることになった。
ここおゆみ野には数箇所のさくらの名所があり、その中でもさくら公園には多くの人が集まってくる。私達もここさくら公園で花見をすることにした。傾斜地に植えられた桜が美しい。
日差しが強くなり、日陰でないと暑いくらいの天候だったが、空は晴れ渡っていて絶好の花見日和だった。
ちょうど桜の花が散る頃で、私達の周りにも桜の花が風にまって、食器の中に舞い落ちてくる。
「花見だからみんなで俳句か和歌をつくろうではないか」と提案したが、「俳句と和歌」と聞いたとたんに全員に緊張がはしり、食事どころではなくなってしまった。
F姉さんはさかんに、指を折って「5・7・5」になっているかを検討していたが、結局だれも風流人にはなれなかった。
(実は私は一句作ったのだが、紹介する機会を逸してしまった。それは芭蕉を真似た、『風流の はじめや宴の さくら舞』という句である)
クリーンクラブのメンバーは現在全員で13名なのだが、普段は顔を合わせることが少ない。それぞれがテリトリーを持って、自分が自由にできる時間帯に清掃活動をすることにしているので、必ずしも全員が集まるわけではない。
だから全員で集まろうとした最初の会だったのだが、今回は7名の会員が集まった。男性は私一人である(他の男性陣は仕事や用事があってこれなかった)。
よい機会だったので昨年度の活動報告を行なうこととした。
このクラブは年間を通してもっぱら清掃活動と落書き消しを行なっている。清掃活動はほぼ毎日なのだが、落書き消しは10回程度行なっていた。
これだけ清掃や落書き消しを実施すれば、おゆみ野の街がさぞや綺麗になってもよさそうだが、実際は改善されたと言う具合にはなっていない。
人口が急増していて人の数が多くなった分だけ汚れてきたのと、従来からこの街で公共物を破壊することに喜びを感ずる悪がきが後をたたないせいでもある。
このクリーンクラブ設立の目的が「世界で一番美しい街と遊歩道にしよう」ということだったが、前途多難だ。
それでも立ち上げ当初はたった二人のクラブだったが、今では13名だ。少しずつだが運動の輪が広がっているのだから、良しとしなければならないだろう。
「亀ゴン、今日は花見だった。若いお母さんが増えてこの会も華やいでいる」
「当初は老人クラブだったのですから、大変な変りようですね。先生も年甲斐もなくはしゃいでいましたね」
「そう見えたかい。男性と言うものは若いお母さんの前では年齢に関係なくハイになるものだ」
「まあ、鼻の下の問題ですが、先生のようなご老体にとっては若返りの秘訣のようなものですから、奥様も大目に見てくれるでしょう」
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コメント
楽しいお花見でしたね。私も一句ひねりました。「はらはらと 桜舞い散る 春の道 宴もかすみ 酔いびと ふらふら」
これからは若葉の季節。紫外線対策を万全にしてお肌のクリーン活動に力をいれなくっちゃね。皆さんとお会い出来て良かったです。
(山崎) 私の俳句よりずっと上手です。やはり披露してもらうべきでした。
投稿: サクランボ | 2009年4月11日 (土) 06時13分