(21.3.1) JunJun姉さんのボランティア
(秋の道公園全景)
JunJun姉さんがすっかりボランティアに目覚めてしまった。JunJun姉さんは非常に心が広い人で、我が家が食事にも事欠いていた時に、手作りのアンパンと届けてくれた人である。
最近JunJun姉さんは千葉市が主催した「ボランティア養成講座」に出ていたが、それは自らの生き方を模索していたのだ。
そしてついに1月20日のオバマ大統領の就任演説を聴いて、自らの生き方を決めたようだ。
JunJun姉さんはオバマ大統領のファンである。
「いま我々に求められているのは、新しい責任の時代に入ることだ。米国民一人ひとりが自分自身と自国、世界に義務を負うことを認識し、その義務をいやいや引き受けるのではなく喜んで機会をとらえることだ。困難な任務に我々のすべてを与えることこそ、心を満たし、我々の個性を示すのだ」
「そうだ」とJunJun姉さんは叫んだ。
「自分のことだけ考えて生きるのはもういやだ」
そしておゆみ野クリーンクラブのメンバーにもなり、近くの秋の道公園の管理を積極的にすることにした。
実はこのケーズ電気の近くにある秋の道公園はかなり問題含みの公園なのだ。
昼間はとてもすてきな公園なのだが、夜になると様変わりする。近くの中学生や高校生の集団がこの公園のあずまやに集まり、宴会や周りの植栽を引き抜いてはあずまやの屋根に放り投げたりして遊ぶ。
そうした後は大変で、周りは紙くずや食べ残しのカスや、自転車やバイクを改造した後の不要なゴミが目一杯散らばっている。
また夜中で寒いためかあずまやでダンボールを持ち込んで焚き火をするので、燃えカスがいたるところに散らばっている。ベンチの上で焚き火をすることもあり、焼け焦げたベンチ跡がいたるところに残っている。よく火事にならないものだと思うほどだ。
だからこの公園の清掃は大変なのだが、すっかりボランティア精神に目覚めたJunJun姉さんはおお張り切りだ。
またこの公園の斜面では子供達がダンボールを使用して草そりをするのだが、このダンボールの後片付けも悩みの種だ。
「何とかするわよ」JunJun姉さんは心も身体もおおらかだ。
公園のトイレも悪がきたちの破壊のターゲットになっており、車椅子で入れるトイレのドアーがかなり以前から破壊されていたり、中が汚いことが多い。
JunJun姉さんは言っている。
「小さいゴミを拾うのは、家の周りを掃除する感覚と同じで、全く嫌ではないのですが、段ボールは不思議と良い気がしません・・
トイレのタバコの灰やら便器の汚れもきれいにしました。コレもきもちよかったです!」
私も清掃活動をしながら気持ちがナーバスになるときがあるから、ダンボールでうんうんざりするのはもっともだ。
しかしJunJun姉さんが腕まくりしてくれたので、秋の道公園は何とかなりそうだ。
「たとえこの身がやせ細ろうとも頑張るのよ」
こうしてクリーンクラブのメンバーが一人一人立ち上がってはこの街の環境を守ろうとしている。
秋の道公園の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/21228?authkey=Gv1sRgCIDn9KGPzZHnXA#
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