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(21.1.24) 友達からサンチャゴ巡礼を誘われている

Image05  サンチャゴ巡礼と言うのをご存知だろうか。中世のキリスト教の世界では3大巡礼地というものがあり、その一つがこの聖都サンチャゴでスペインの大西洋側にある。そこを目指して巡礼の旅が行なわれる。

 聖ヤコブスペイン名サンチャゴ)の遺体が埋葬された場所だが、キリスト教についての知識が皆無の私には、聖ヤコブがどのような人かまったく知らない。

 中世にはこのサンチャゴに向かって毎年100万人近い人が巡礼の旅をし、最後にサンチャゴの栄光の門の柱に触れることが巡礼の目的だったと言う。

 私の友達のTさんは、日本中の山を歩き回り、それでも足らなくて各大陸のいくつかの最高峰を登り、最後はエベレストを目指したが体力の限界を感じて、その後は平野を歩くことにした人である。
私より10歳程度年齢が上だが、相変わらず意気軒昂だ。

 このTさん65歳の時に意を決して、このスペインのサンチャゴ巡礼に出かけた。そして2003年の夏32日間かけてこのスペインの巡礼路800kmを歩いてしまった。
しかしTさんには心残りがあったようだ。歩いたのはスペイン国内だけで、かつてのフランク人が歩いたフランスからの道を知らない。
何とかかつての巡礼のようにフランスから出発したい。しかし自分も年だ。もしものことを考慮すると相棒がほしい

山崎さん、一緒に歩こう。巡礼の道はいいよ」ある日、誘われた。
Tさんとは従来から国内の山登りを何回も一緒にしてきた仲であり、気心が知れている。それに私が前に勤めていた会社の先輩でもある。

 若干逡巡したのは場所がフランスの巡礼路ということだ。フランスの巡礼路はスペインと違ってはっきりしていないのだそうだ。途中で何回も道を聞かなくてはならない。しかもフランス語でだ。

山崎さん、それまでにフランス語を勉強しておいてくれないか。あんたは若いんだから」Tさんに言われてしまった。
うぅーん。これを若いというのだろうか」確かにTさんよりは若いが62歳だ。この年になってフランス語を学ぶなんて、それこそエベレストに登るようなものだ。

英語でさえまともに話せないのにフランス語はないだろう」ため息が出る。

 実は私は40代ごろよく外国に一人旅をしていた。当時旅は私の第2の人生のようなものだった。
金融機関の職員だったがかなり無理して休みを取って出かけたので、上司の覚えは非常に悪かったものだ。
山崎君、君のとこのシステムが夜中に落ちてね。ユーザが非常に迷惑をしたんだ。あいにくと管理者の君がいなくててんてこ舞いだったよ

 Tさんからの誘いは、昔よくやっていた一人旅を思い出させてしまった。考えてみればすでに62歳になり体力的にもかなり限界に近くなっている。だからこうした旅は最後になるかもしれない。
Tさん、いいですよ。付き合いましょう」かなり悲壮な決意だ。

 こうしてこの夏場にサンチャゴ巡礼に出かけることにした。フランス語はあいさつ程度しかできそうもないが、何とかさび付いた英語だけでもつかえるようにしておこうと健気に決心している。

 サンチャゴ巡礼の記事はこのブログの関連リンク集「登山および旅行記(タムさん)」から入ることが出来ます。

 

 

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コメント

こんばんは、本日森のレディース会合で、サンチャゴ巡礼の話をYさんから聞きつけてやってきた佐々木です。
パウロ・コエーリョという作家がサンチャゴの巡礼を題材に本を書いています。ブラジル人。『星の巡礼』という題です。
ビジネスに疲れ果てた男が巡礼によって魂を浄化される、みたいな話でした。
山崎さんもきっと悟り(?)を開けるのでは・・・と勝手に期待しております。ホタテ貝を胸につけて行ってらしてください。
実はかなりうらやましいです。でも第2外国語はドイツ語だったのでお力になれません・・・

(山崎)巡礼に行く前に『星の巡礼』を読んで、気持ちを高めておきます。もし悟りを開いて帰ってきたら、私のことを『導師』と呼んでください。

投稿: S@おゆみ野の森 | 2009年1月30日 (金) 20時04分

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