(21.1.22) 刑事コロンボ 服飾の死角
刑事コロンボというテレビドラマをご存知だろうか。1968年からほぼ10年間、さらに1989年から14年間にわたり全69作が放映され、日本でも大評判を呼んだミステリードラマである。
特に当初の作品は私が大学生だった頃から、勤め人として始めて社会に旅立った頃の作品で、放映される日は妻と必ず見ていたものだ。
ピーター・フォークが演じるコロンボ刑事は、どこか垢抜けないなんとも頼りない刑事だが、知的な犯人が完全犯罪をたくらむ手口を暴いて、犯人逮捕に向かうプロセスには見ごたえがあった。
嬉しいことにこの1月からNHKの103チャネルで、刑事コロンボの再放送が始まっており、これも毎回見ることにしている。
実はこのおゆみ野の公園でなんとも理解しがたい事件が発生している。事件と言うべきか否かもはばかられる内容だが、公園に衣類が散乱しているのだ。
多くは厚手のジャンバーや厚手のズボンなのだが、時に買い物袋に大量の半そでのTシャツがあったりする。
1週間ほどよく目立つ木などにかけて、誰かが回収するのを待っているのだが、ほとんど回収されない。
仕方がないのでゴミとして処分していたのだが、最近あまりに多いので写真に撮っておくことにした。
「あたしゃ、ここのところがどうしても分からない。だってそうでしょう。まだ十分に使えるジャンバーや防寒ズボンが公園に落ちている。
夏だったら忘れることはわかるけど、今は真冬だ。こんなものを忘れたら風邪を引いちまう。私だったら絶対に忘れない。忘れたら取りに来る。
ところが何時までたっても持ち主があらわれない。どうしてなんですかね」
「あ、それにもう一つ。落ちてる場所はほとんどが公園だ。なんで公園なんですかね。子供の衣類なら分かるが、ほとんど大人用だ。
大人が毎回毎回忘れる。変と思いませんか」
「かみさんに話したら、かみさんは衣類が盗難品だからじゃないかと言うんですよ。それで私もピンときた。このところ公園で夜学生がたむろしている。そのまま家に帰らずに寝てしまう者もいる。
朝になって暖かくなれば防寒着はなくても済む。どうせ盗んできた衣類だからそこに捨てたままどこかに行ってしまう。
そうじゃないかなってかみさんに言ったら、かみさんもそうだと同意してくれましてね。かみさんの感は当たるんですよ」
「あ、それにもう一つ。Tシャツが何枚もバックに入っていたのは、大量に盗んできてみんなで分け合った後の残りじゃないかと、これもかみさんの感でしてね。それでなくちゃ、何時までも捨てておかれるはずがないって」
(注)余りに頻繁に衣類が落ちているので、写真を撮っておくことにしました。なお衣類はゴミとして廃棄処分にしていますが、犯罪の可能性があれば警察等に通報することにします。
廃棄処分にした衣類の写真を掲載します。なお撮影した場所は我が家の庭で落ちていた場所ではありません。衣類に心当たりがあればご連絡ください。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/21121?authkey=-6ImWSXaK_8#
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