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(20.12.5) マラソンコーチになった

20124_016

 人間長く生きていると信じられないようなことが起こる。今度は小学校のマラソンのコーチになってしまった。
近くの有吉小学校では授業の一環として長距離走を取り入れているのだが、走り方について指導をしてほしいと、地区の社会体育振興会の会長さんを通じて依頼があった。

 3年生以上を走らせるのだが、学年ごとに長距離の走り方について指導をしてほしいと言う。ここ1週間、ほぼ毎日午後の時間帯にマラソンの指導をしている。

 拡声器と笛をもって「飛ばすんじゃない。ペースを維持しろ。ほら、ホームが崩れているぞ。疲れたら休め。ペースだ、ペースだ」大声で叫んでいる。

 教頭先生クラスの担任の先生も総出で出てきて、私の指導を受けているのだから責任重大だ。生徒全員で毎日走った距離をカードに記入して、全部たすと千葉県を一周することが目標なのだそうだ。カードマラソンと命名していた。

 学年ごとの体力に合わせた走り方の方法、ストレッチ、アップの仕方、ペース走、クールダウンについて教えているのだから、とてもコーチらしい。

うぅーん、62歳になって念願の体育教師になったぞ

 私は長い間金融機関の職員をしていたのだが、正直言ってどこかなじめなかった。「他に自分に適した職業があるに違いない」といつも心の隅で思っていたが、長い経験からそれが体育教師であることが分かってきた。

 なにしろ金融機関の職員だったのに、毎日昼休みか業後には1時間から2時間程度のRUNをしていたし、自宅では筋トレを欠かすことがなかった。長い休みが取れれば登山長距離走に出場していたし、健康に悪いと思われる酒もタバコも一切しなかった。
また金融機関の職員につきものの付き合いも最小限度におさえて、出来るだけ睡眠をとるようにしていた。

 健康そのものの生活だが、社会人としてはいささか問題があったと言えよう。しかし幸いにも人事部はおおらかに「山崎はああいうやつだから、まあ、ほっておこう」と認めてくれた。
ただし、出世とは縁遠いぞ」凡て良しとは行かない。

 会社を辞めて62歳になって小学校のパソコン教師をしていたら、今度はマラソンのコーチをしてほしいと言う。
何と言うことだ。この年になって念願が次々に成就してしまう
やはり長生きはしてみるものだ。

亀ゴン、喜んでくれ。とうとう体育の教師になってしまった。マラソンのコーチをしているんだ
先生の長年の夢が成就したのですから喜ばしいことです。ですが先生、腰のほうは大丈夫なのですか

実際は坐骨神経痛が痛んで、走るのもままならないのだ。しかしコーチは自分が走るわけでないから、何とか勤まるよ
若い時代に教師になっていればよかったんですけどね

そうだね。人生はままならないけどこの年でもなれただけ幸せだ

 

 

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