(20.12.29) 今年も年賀状の季節が来た
この時期になるといつも心が忙しなくなる。年賀状を書かなければならないからだ。もう引退をして世間とのしがらみをたったのだから本当は年賀状を出さなくてもよさそうなものだが、日本のこよなき慣習を無視できるほど気持ちが強くない。
「しょうがないな、書かざるえないだろうな」ぐずぐずしているうちに今日(28日)になってしまった。
「もうだめだ。日にちがない。がんばれ」叱咤激励する。
もっとも昨年からはグリーティングカードと併用している。グリーティングカードを使用してみて色々なことが分かった。
メールアドレスがあれば問題ないと最初思っていたが、実際はメールをほとんど見ない人がいる。こうした人にグリーティングカードを送っても、1月15日頃になってようやく見てくれたことが分かる返信メールが送られてきたりする。
これでは年賀状にならない。
今年はメールをかなり頻繁に開く人宛に限ってグリーティングカードを送ることにした。今回使用したのはイーストビーンズ社の無料サービスだが、昨年使用したヤフーはサービスを停止していた。
年賀状に比べてグリーティングカードは無料でしかもかなりのメッセージも書けるので、私のような年金生活者にとってはお年玉のようなものだが、年長者に送るのは向かない。残念なことに年長者はメールを開くことをほとんどしないのと、こうした文化になれていないので違和感を持つらしい。
私の同年輩からそれ以上の年齢の会社関連の人はほとんどそうだ。
仕方ないので年賀状をパソコンで印刷するのだが、年に1回の操作を思い出すのにしばらく時間がかかってしまう。
「えーと、えーとこうだったけ」なんてしているうちに年賀状を二三枚無駄にしてしまう。毎度のことだ。
しかも今回は昨年作成した住所録がどうしても見つからない。どうやら保存するのを間違えたらしい。
「住所録を再作成か」がっくりした。
印刷するのにも時間がかかり結局一日仕事になってしまった。だが、どうにか今年も直前までに間に合った。やれやれだ。
だが私のように年賀状をほとんどグリーティングカードで済ませる人が増えると郵便局は大変だろう。年1回のかきいれ時なのに年賀状は毎年減少しているらしい。
世の中には便利な無料のサービスがいくらでもあるから、昔ながらのシステムはだんだんと廃れてしまうのだろう。
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コメント
今年は本blogの記事にお世話になりました。どうもありがとうございます。
年賀状は、返し賀状で決め込んでます。単純に、元旦の朝に執り行う奉納演武の記念品(干支の土鈴)
を撮って年賀状の図案にさせてもらってるから、です。
その代わり、来年は2日深夜には夜行バスで奈良へ出かけてしまうため、元旦のうちに仕上げなければなりませんが。
(山崎) 干支の土鈴と言うものを知りませんでした。Googleで検索してみますが、わからなかった場合は教えてください。
投稿: 横田 | 2008年12月31日 (水) 01時06分