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(20.12.28) 花牟礼祐一さんの蝉しぐれ

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(花牟礼祐一さんのスケッチ「五大堂より」)

 「絵はがきにならない風景スケッチ」の作者、花牟礼さんはすっかり藤沢周平氏の「蝉しぐれ」に心が打たれたようだ。
この5月に東京明治座で「蝉しぐれ」を観劇してから、この小説のとりこになり、この小説の舞台になった山形県鶴岡市にスケッチ旅行に出かけた。

 もっとも鶴岡市だけでは山形を満喫するには足らないので、花の山形市、紅葉の天童市、芭蕉の山寺、最上川下りと出羽山参り、日本海の湯野浜から、目的地鶴岡市へのスケッチ旅行をしている。
旅行は10月に行なったが、スケッチを上梓したのは11月~12月にかけてで、全部で36点のスケッチになっている。しかしまだ全てのスケッチを書き上げたわけではないそうだ。

 私自身が山形県で知っている場所は山形市、山寺、そして県境の山の飯豊山系だけだったので、今回花牟礼さんのスケッチと説明文を読むことによって、より広く山形県を理解することが出来た。
特に「蝉しぐれ」の舞台が現在の鶴岡市であったことは全く知らなかったので、今回はテレビドラマと実際の場所の対比が出来たことはとても有益だった。

 正直に言うが私は藤沢周平氏の小説は読んだことがない。すべて映画とテレビドラマで知り、感激してすっかり藤沢周平氏のファンになっているのだが、ファンというには誠に申し訳ない気持ちだ。

 藤沢作品の中でも山田洋次氏が監督した「隠し剣 鬼の爪」が好きで、その中に出てきた「松たか子」の演技には心から感激し、すっかり「松たか子」のファンになってしまった。
彼女がしゃべっていた「○○でがんす」という地方訛りが特に気に入っている。
この訛りが鶴岡市周辺のお国訛りだとは知らなかった。

 花牟礼さんのスケッチには山寺のシーン11枚ある。山寺は何と言っても松尾芭蕉が「山形領に立石寺という山寺あり。・・・・・ 岸をめぐり岩をはいて仏閣を拝し、佳景寂ばくとして心すみ行くのみおぼゆ。

閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声
」と歌ったので有名な寺だ。
かつて私もこの山寺に登り、頂上近くの岩場から麓の町並みを眺めて感動した。
花牟礼さんのスケッチには立石寺五大堂から眺めたとてもすてきなスケッチがあったので、このブログで掲載させてもらっている。

 また信仰の山羽黒山のスケッチが7枚ある。羽黒山は出羽三山の一つで古くから信仰の山として崇められ、このおゆみ野の日枝神社にも出羽三山が守り神として祭られている。

 古くは有吉在の善男善女が出羽三山参りを定期的に行なっていたそうで、そのお礼として日枝神社で出羽三山の神を分祀してもらったのだろう(ただし確認した訳でない)。

 花牟礼さんのスケッチを見てすっかり山形が気に入ってしまった。私は全く時間が自由なのだから、春になったら芭蕉の足跡をたどる山形市から鶴岡市までの徒歩旅行をするのが楽しそうだ。

花牟礼さんのスケッチは以下のURLをクリックすると見ることが出来ます
http://8760.y.mepage.jp/08yamagata-nav.html

 

 

 

 

 

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コメント

山崎様 どうも
都度取り上げて頂き大変恐縮です。
山形編、何とか本年中に・・・とは思っていたのですが、最近の遅筆症に加えて
年末進行が重なり・・・このまま年を越しそうです。無念!
今回の山形編は実際に私が巡った順番にほぼ重ね合わせておりますので
「一緒に旅してる」雰囲気が出れば良かったと思っています。
しかし山形は、人も景色もホントに良かったです。また機に参りたい!
この先のスケッチは鶴岡の描写が続きますが、先々も覗いて頂ければ幸いです。

山崎様及び「おゆみ野四季の道」ファンの皆様の来年度の益々の健壮と発展を祈りつつ。

投稿: 花牟礼 | 2008年12月29日 (月) 05時31分

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