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(20.12.17) 最後の奉公 小学校の算数ボランティア

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 昨今のおゆみ野界隈の荒れ方は、ほとんど非常事態宣言並だ。中学校や四季の道の公園、遊歩道にほぼ毎日のようにひどい落書きがされ、分解された自転車やバイクが泉谷公園の池に放り込まれ、フェンスのポールが抜かれたり、太鼓橋の蛍光灯のカバーが割られている。

 なぜこんなに急激に破壊活動が始まったのだろうか。今まで雌伏していたアルカイダが一斉に攻撃しかけてきたみたいだ。
どう見ても中学生を中心とした破壊活動で、警察や地区の育成や防犯関係者がパトロールをしたりしているが、なかなか犯人が判明しない。

 昨日泉谷中学で行なわれた「地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業」の講演会で講師の方が「地域と学校が協力しなければ、安全は守ることができない」と言っていたが、全くそのとおりだ。

 中学生が荒れる原因の一つに学業についていけず、落ちこぼれになって精神が荒れる場合がある。
私は中学生とは直接のかかわりはないが、小学生のパソコンの特別教師をしてみて、低学年の時は懸命に授業について行こうとしているのに、学年があがるに従ってさめてしまう児童がいることに気がついた。
どうせ出来ないのだから、パソコンなんてやる気もしない」そうした態度を見せる。

 こうした生徒は全ての授業に対し同じ態度をとるようで、担任の先生もすっかり諦めてしまい、ほとんど無視して授業を進めているようだ。

 通常クラスにはよく出来る子、普通の子、出来ない子がいるが、よく出来る子は塾などに行ってますます磨きをかけているし、普通の子は学校での授業に十分ついていける。

 問題は出来ない子なのだが、多くの場合算数の授業についていけなくなった場合が多い。繰上げ繰り下がりの概念が理解できなかったり、分数の掛け算や割り算がまるでダメというような児童だ。

 こうした子が中学生になって、ますます授業についていけなくなり、荒れる子になってしまうことが多い。
授業は全く面白くネエし、バイクでも壊して遊ぼう」と言うことになる。

 思い余って先日、私がパソコンを教えている小学校の教頭先生に、ボランティアで算数を教えるメンバーに私を加えてほしい旨、依頼をした。
この小学校では地区のお母さんが、毎日2時間目と3時間目に、授業についていけない児童をマンツーマンで教える体制をとっている。
そこに私も加えてもらい、少しでも落ちこぼれの児童がでないように、及ばずながらお手伝いをすることにした。
小学校の時から落ちこぼれて、すねているのではかわいそ過ぎる

 小学校の授業に一人でもついていける子供が増えれば、中学校で荒れる子供がそれだけ少なくなる可能性が高い。地区の安全を図る上でなんとも迂遠な方法だが、私が出来る方法としては最善だ。
幸い私はパソコンとマラソンの教師をしてきて、子供達にはなれている。今度は算数の教師になってあげよう。

 こうした行動でドロップアウトする児童が一人でも救えたら、私自身はいままでこの社会にお世話になった恩返しになる。
そして子供にとっては社会のアウトローに近づくか、社会のまじめな構成員になるかの分かれ目だ。

 やはり私のような年長者は、子供達の未来を見据えて子供達を社会のよりよき構成員になるように導くことが、最後のこの世に対する勤めなのだと思う。

 




 

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コメント

毎朝、清掃活動ご苦労様です。

随分と地域が荒れているようですが、やはり落ちこぼれの中学生達が悪さをしているのだと思います。が、お察しの通り、このような状況を生み出してしまったのは、家庭であり、学校であり、社会だと思います。ウチには小学1年生と小学4年生の男の子がいますが、宿題を見てあげる度にショックを受けるのです。まず教科書は薄く、内容は端折り過ぎていて、いわゆる参考書的な内容で、重要な事しか書いてありません。遊びが全く無い内容なのです。次に学校の指導も不十分なせいか、内容を7割程度しか理解していません、もう少し時間をかけて指導すれば、十分理解できるはずです。カリキュラムの時間が少なすぎるのでしょう。塾のように面白おかしく興味深く指導しろとは言いませんが、もう少し何とかならないかと感じます。

この数十年間、文部省から文部科学省に移り変わりゆくに従い、学識者達が子供達の事も考えずに、簡略化を進め過ぎた故の弊害だと思っています。実際、今の子供達は馬鹿ではないです。むしろ、知恵は私達の頃よりは進化していると思います。手先は安全上、刃物等の危険なものは使わせないので、経験不足故の未熟さは感じますが、頭脳、頭の回転はとても優秀になってきていると感じます。古今東西、人は好きな事に関しては反復練習をするので、子供達とて同じ、カード・ゲーム等は、到底私達は敵いません。

長い時間をかけ、この様な状況まで荒れさせてしまった訳です。時間をかけて我々大人達は粛正し指導していかなければいけないと思います。少しづつ、少しづつです。私も頑張ります。

(山崎) おたよりありがとうございます。みんなができる範囲でこの状態を少しずつ改善していくのが、一番効果があるはずです。一人ではとてもできない作業ですのでzionさんが「がんばって」いただけるのはとても心強い気持ちになりました。

投稿: zion | 2008年12月18日 (木) 10時05分

お早うございます。
今度は算数の先生もですか。山崎さんの使命感はとどまるところを知りませんね。誠にご苦労様です。
確かに、学校任せにせず地域の大人が子供の教育に関わることは、とても大事なことだと思います。

非行に走る子供らは、背景に家庭問題を抱えていることもあります。
この傾向を持った子供らが、このような算数ボランティアを通じて「両親以外の大人と関わること」の意義は大きいことでしょう。
社会から見捨てられていない、との認識が、人間には、特に子供には大事なのです。

もう一つ。
周囲の懸命の努力にも関わらず、やはり分数が解らない子もいるでしょう。
こういった子供達の前には、何らかの社会参加の道が示されねばなりません。
山崎さんが進めておられるボランティアなどは、格好の入り口でしょう。

山崎さんのご健闘をお祈りいたします。しかし、あまり無理をなさらずに。

(山崎) ありがとうございます。yokuyaさんに励ましてもらわないと、息切れがしそうです。少しでも前進すれば良しと思うことにしてます。

投稿: yokuya | 2008年12月18日 (木) 08時22分

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