(20.11.16) ようやく夢を見ることが出来るようになった
私が前立腺肥大症で悩んでいることは先に記した。
なにしろ夜半は1時間ごとにトイレに行くので眠った気がしない。こんなにしばしばおきると夢もまともに見ることが出来ない。
昼間は常に頭がボーとしていて気分の優れないことこの上ない。
思い余って近くのみどり泌尿器科皮膚科医院に駆け込んだ。実はここの院長先生とは四季の道の友達で、とても礼儀の正しい方である。
会うと深々と頭を下げて「ご苦労様です」と言われるのでこちらが恐縮してしまうほどだ。
先生に窮状を訴えたら、2週間分の排尿障害を改善する薬と、細菌の感染を抑える薬を出してくれた。薬をまじめに飲んだらトイレに行く回数が劇的に減少し、今は1回~2回程度だ。
「よかった、これで頻尿から解放される」
さっさと病状を改善してしまうところなんかはさすがだ。Googleおじさんが名医だといっている意味が分かった。
今度四季の道であったらその旨伝えよう。
「先生は、おゆみ野の名医だと評判ですよ」
実は私は夢を見るのがとても好きだ。最近はまともに夢を見ることが出来なくなっていたが、頻尿がなくなるとまた十分みれるようになる。
夢などほとんど覚えてないのだが、明け方のうとうとした時間帯の夢だけは記憶に残る。
昔読んだユングの心理学では、夢は無意識の深層心理を現しており、この夢を分析することによって自分の本当の姿を知ることができると書いてあった。
すっかりユングの心理学にはまって、一時期、夢を毎日記載してその深層心理を探ったことがある。
以下は私が30代のある時期の夢である。
「柔道をしている。乱捕りになりA、Bチームに分かれて対抗戦をして、各チームの優勝者が、最後に対戦してチャンピオンを決めるようだ。
私はAチームで優勝したはずなのだが、審査員が現れて私は優勝していないと言う。みんな不思議そうな顔をしている。
『ぼくは実力があるのだが、みんなにみとめてもらえない』と抗議すると、私が所属していた部の部長が現れて『そういう態度がいかんのだ』という。
私は頭にきて優勝決定戦で、対戦者を部長に投げつけることにする」
久しぶりに夢日記を読んで笑ってしまった。当時の状況がありありとよみがえってきた。
(注1)前立腺肥大症
前立腺は男性のみに存在し、精液をつくっている臓器。高齢化に伴い前立腺が肥大し、50歳代の男性の約40~50%、80歳以上の男性では80%を超える人が前立腺肥大症にかかる。肥大した前立腺が尿道を圧迫して狭くするので、尿が出にくくなり、さらに進行すると、尿閉(尿が殆んど出なくなる状態)となり、尿道にカテーテルを入れて強制排尿する。
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コメント
経過良好で良かったですね!。ラン競技中に尿意を感じると悲惨ですから。坐骨神経痛の方はいかがですか?。また腹筋・背筋の強化トレーニングに励んでおられるとか?。通院や運動で体を回復させるポジティブな努力には敬服します。長柄駅伝でのご活躍を祈ります。
(山崎) ありがとうございます。しかし残念ながら坐骨神経痛のほうははかばかしい回復は図られていません。懸命に努力はしています。ここ数日は薄着でJOGをしたのがたたって風邪をひいてしまいました。
一進一退というところです。
投稿: G爺 | 2008年11月16日 (日) 12時00分