« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »

(20.10.31) 何がジェーンに起こったか その2

201028_002   
  やはり最近の四季の道には明らかな変化が見られる。従来は四六時中と言っていいくらいにあった悪質な破壊活動をほとんど見なくなった。
かつては春の道公園から京成おゆみ野駅にかけての、高さ1m程度の街路灯がバットのようなもので壊され、金沢小学校方面から京成おゆみ野駅に下る坂の、30cm程度の街路灯も壊されていたが、そうしたこともなくなった。

 さくら公園秋の道公園のトイレの壁が蹴飛ばされて壊されたが、それもない。
また、ペンキでの落書きも最近は一旦消すと再びかかれることが少なくなった。

 こうした破壊行為は常習者がいて何時までも繰り返すものだが、どうやら警察の対応が厳しくなり、中学生でも悪質な生徒を逮捕するようになってから、再発がほとんどなくなっている。
うぅーん、やはり警察の力はすごい」感心している。

 このように悪質な行為はなくなってきたのだが、一方で信じられないようなゴミの放棄が増えだした。ビールの空き缶をビニール袋にいっぱい入れて捨てられたものや、食べ終えた菓子袋の束をやはりビニール袋に包んで捨てられたものが多い。

 先日は秋の道公園の東屋に目いっぱいゴミが捨てられおり、私の日常の清掃活動ではとても対処できなくなってしまった。
ここのゴミを処理すると、それだけで45Lのゴミ袋がいっぱいになり、後のゴミが拾えない。
また大層重いので肩に担ぐようにして持っていくのだが、それだけで疲れきってしまう。
困ったな。あとで別途清掃するより仕方なさそうだ

 最近はクリーンクラブ小太郎姉さんと清掃活動をすることが多い。小太郎姉さんとは四季の道の途中から合流するのだが、それまでに私のゴミ袋はパンパンに膨れてしまう。仕方なくその後の清掃は小太郎姉さんに頼んで、私は姉さんの犬の散歩をしている。
しかしなんで、急にゴミが増えだしたんだろう」理由が分からない。

 必ずと言っていいほどビニール袋に集められて捨てられているところは感心だが、量が半端でないのだ。感じとしては子供の仕業ではなく、何か大人の集団の行為のように見える。

亀ゴン、もうヤダ。ゴミが多すぎて手に負えない。クリーンクラブを解散したい
先生は苦境に陥ると、すぐやけになるところがあります。すでに10名以上のメンバーがいるクリーンクラブをそうたやすく解散できるものでは有りません

 今日(30日)ぶつぶつ言いながら例の秋の道公園の東屋特別清掃に出かけた。
俺が清掃しないと誰も片付けない。四季の道の全ての公園の清掃なんてとても出来ん。ぶつぶつ・・・・

 行ってびっくりした。あれほど大量にあったゴミが綺麗になくなっている。誰かが清掃をしたのだ。
うぅーん何がジェーンに起こったか」最近はアメリカのサスペンスドラマのように信じられないことが多い。

 

 

| | コメント (1)

(20.10.30) 金融庁と石原都知事の最終戦争が始まった

2007101_0091  とうとう金融庁石原都知事最終戦争が始まった。金融庁はこの5月から約2ヶ月間に渡り金融検査を実施した。
貸し出し債権の内容、経営管理、法令順守体制についてじっくり精査し、この10月21日に検査結果を新銀行東京に通知したと言う。

 検査結果については守秘義務があることを理由に公表されていないが、日経新聞によると約100億円の引き当て不足があり、4月に追加出資を受けた400億を早くも食いつぶさなければならないようだ。

400億円については一切棄損させない」石原都知事の答弁は風前のともし火だ。
しかし石原都知事はなお意気軒昂で「こういった事態を招いた旧経営陣の責任は重い」と相変わらず責任転嫁をしている。

金融庁の木っ端役人が何と言おうと俺が悪いんじゃない。すべて無能な旧経営陣のせいだ。俺のたった一つの間違いは旧経営陣の能力を見やまったことだが、金融のことは俺は素人だから仕方ない」と言うわけだ。

 実は石原都知事が強気でいられるのも、密かに進行している新銀行東京の救済策があるためだ。発案者は石原都知事の息子、石原伸晃幹事長代理である。
現在国会で審議中の金融機能強化法の対象にこの新銀行東京を加え、資本注入して救済してしまおうという計画だ。
さっそく石原伸晃氏は「資本注入先の銀行に区別はない」と援護射撃をした。

 サブプライムローン問題とは全く無関係な放漫経営で実質的に破産している銀行を、ドサクサにまぎれて救ってしまおうと言う石原ファミリーの実に麗しい家族愛だ。
お父さんの晩節を汚すようなことはぼくが許さない

 これに金融庁が噛み付いた。
1400億円の都民の税金が無駄になくなろうとしているのに、なんてことだ。そっちがそういう手を使うならこっちだって奥の手がある

 金融庁は2ヶ月に渡って新銀行東京の融資先を精査している。石原都知事や都の幹部が知らないような事実をいくつも抑えている。
急に「新銀行東京元職員と元暴力団組員8名による5000万円の不正融資」事件がスクープされ、警視庁が動いた。

新銀行東京は中小企業融資といいながら、実際は暴力団の資金供給源だったんじゃないか」都民は、みんなそういう印象を得た。

 これでいっぺんに新銀行東京の旗色は悪くなった。すでに無担保無保証のビジネスモデルは崩壊し、優良企業融資などは夢のまた夢で、預金もピーク時の4000億円から200億円まで圧縮してまで生き残りを図ろうとしているが、そろそろ万策はつきそうだ。

 石原都知事は任期が2年半後にせまっている。
あと、2年半、2年半だ。その後はどうなってもいい。俺の都知事としての名誉だけが大事なのだ。金融庁の野郎、うす汚い手を使いやがって。伸晃、親父のこの苦境を救ってくれ石原都知事の雄たけびが聞こえるようだが、どうもこの勝負金融庁に分がありそうだ

(注)写真は「hideの週末のphtograph」というブログから転写しました

| | コメント (0)

(20.10.29) 文学入門 3    ちっちゃなかみさん

043754501   今日(28日)は河村義人さんが主催する第4回目の読書会だ。河村義人さんは本業は銀行員だが、一方で「子どもたちへのブンガク案内」という本を出版されているおゆみ野在住の作家でもある(おゆみ野walkersの「この人に会いたい」に詳しい)。

 今日の担当者は他でもない私で、私が読書会に選んだ本は、平岩弓枝さんの「ちっちゃなかみさん」だ。私はこの本をちはら台で開催されている朗読会で知ったのだが、以来大変気に入っていて私が担当になれば是非取り上げようと思っていた。

 事前にレジュメを作り、机の上においていたらかみさんが目をとめて「私もでようかしら」という。特に断る理由もないので「いいんじゃない」と答えた。
もっともかみさんとしても一人で来るのはやや躊躇したらしく、友達のYさんを誘ってやってきた。
今日は新メンバーが4人も来て、なにかとても新鮮な気持ちだ。

 「ちっちゃなかみさん」はたった24ページの小説で1時間もあれば十分に読み切れてしまう。話の筋立てはいたって簡単だ。
向島で三代続いた料理屋、笹屋の一人娘、お京がこの正月で20歳になった。当時は20歳になれば嫁に行くには十分な年頃だ。

 お京は15歳の時から家の店を切り盛りしてきたので、今では親は楽隠居の身に成っている。親の心配事は娘の縁談だけで、親は色々な縁談話を持ち込むが、お京は『あてがあると』断る。聞くとかつぎ豆腐売りの信吉の嫁になりたいと言う

 ここまでが前段であるが、この前段までに江戸時代の三つの常識が紹介されている。
 当時の女性はほぼ全員が結婚し、それも20才前には片付いている(だからお京はやや婚期が遅れつつある)。
 大店の娘はかつぎ豆腐屋売り風情の男の嫁には出来ない(
親としては承服できない)。
 一人娘のお京は当然に養子を迎えて店を存続させる(
だから外に嫁に行くなんてとんでもない)。

 こうした当時の常識に挑戦させるために、お京に「信吉さんのお嫁になれないなら一生独身で過ごす」と言わせる。これで親は大弱りになり対策を打たなければならなくなる。

 話のスピードはいたって早い。板前や女中頭、植木屋の老翁から信吉の人柄を聞くがいづれも評判がいい。
このあたりはいかにも短編小説で、ながながと信吉の人となりを説明せず噂話として片付けている。しかも実際この小説に出てくる信吉は、お京との結婚話を心ひそかに思って夜人知れず泣いてしまう男だ。

 私はこの小説の唯一の欠点は、この信吉のめめしさに有ると思っているが、そうした性格描写を記載していると短編小説にはならないので、話をどんどん進める。

 どうやら短編小説では登場人物を最小に絞るのがポイントらしく、笹屋の主人、嘉平、その妻、お照、一方の主人公一人娘のお京、および本当の主人公ちっちゃなかみさん加代だけが実際に描かれている全てといっていい。

 ここからいっぺんにクライマックスにはいる。加代と治助が嘉平夫婦の長命寺の参詣に行くことを知って、後をつけ11歳の小娘である加世が兄のために自分達が身を引くので、信吉とお京を結婚させてくれと頼む。

 「弟は子守をしながら自分が面倒を見るので、なんとしても兄の願いをかなえてほしい」と言う。作者は明確には言わないが、この時代少女に出来ることは女郎しかない。

 11才や6歳の子供から「わが身を犠牲にしても兄の幸福を」などといわれて、涙を流さない日本人はいない。
日本人の琴線を知った作者が、まさにその琴線を震わした訳だ。

 平岩弓枝さんは本当に短編小説の名手だと思う。必要人物を最小限に絞り、話のスピードを上げ、必要な場面だけ詳細に描く。そして幼子が自らを犠牲にすると言わして読む人を泣かしてしまう。すばらしい短編小説だ。

 なお、河村さんから今回の読書会のまとめをいただいたので、一部抜粋して掲載する。

 意見交換に移ると、「癒される内容だが、娯楽小説の域を出ない」とか「文学の『毒』がない点が若干物足りない」といった辛口の意見が出される一方で、「人情的なものを前面に出す設定になっている」「季節感あふれる文章で終りが爽やかなのが平岩文学の特徴、表題作もハッピーエンドで、さらっと終わっている」というような好意的な意見も聞かれました。

 中には、11歳の〝ちっちゃなかみさん″こと加代が早熟すぎてそのリアリティを疑問視する意見も出されたものの、男女を問わず若年で独り立ちを余儀なくされた江戸時代と若者のモラトリアムが長い現代とでは人間の成長の早さが違う、というような説明が相次いでなされ、その疑問は氷解したようでした。

 私(河村)は今回初めて平岩弓枝の短編集を読みましたが、人情味豊かな市井ものあり、芥川龍之介ばりの凝った作品(「師」もの)あり、ある程度史実を踏まえた歴史小説あり…と多彩な印象を持ちました。

 いずれも文章がよく練られており、時代考証も行き届いていて、安心して読めました。個人的には、意匠を凝らした技巧的な作品よりも、表題作のような心温まるシンプルな作品の方がいいですね

さて、次回の日程は、12/3(水)13:00~(於緑図書館集会室)、テクストはリンドバーグ『海からの贈り物』(新潮文庫)、講師はTさんです。皆様ふるってご参加願います

| | コメント (0)

(20.10.28) ちはら台走友会のサンライズ 今年も走って来た

201025_013   
 今年も恒例のちはら台走友会サンライズマラソンに参加した。ちはら台から九十九里白子浜にあるサンライズホテルまで行って宿泊し、翌日帰ってくるマラソンだ。参加人員は9名であり、他にサポートが2名ついた。

 片道は2ルートあり、本納駅経由だと40km弱大網駅経由だと30km弱である。私はこの5月の川の道252km以降全くといっていいほど走ってないので、短い大網駅経由のルートを走ることにした。嬉しいことにこのルートの仲間が二人おり、毎日ビールを食事代わりにしているMさんと、あまり走りこんでいないSさんだ。

 マラソンでは出来る限り安全でかつ気持ちのよいルートを選択するのがコツで、サンライズマラソンでは土気までは歩道のしっかりしている土気工業団地を経由する道を走る。また今回の30kmコースでは、さらに昭和の森から小中池に降りて農道を走るコースをとった。

 私達3名はいたって気楽に走ったのだが、本納駅経由の本隊は熾烈な競争をしたらしい。特にエースのAさんは人を抜かすことで無情の喜びを感ずるので、40分も後からスタートしてこれも走りには自信のあるYさんBさんを追った。

 YさんBさんは40分のハンディがあるのに負けては沽券にかかわるので、何度も後を振り返えりながらチェックをしてたらしい。
最後の2kmぐらいになってAさんが見えたときには、YさんBさんの走りに火がついた。
ここで抜かされたら一生言われる
通常のレースでも見せないようなラストスパートをしてAさんを振り切ったそうだ。おかげで翌日の帰りの走りが出来なくなってしまったほどだ。

 ちはら台走友会には色々な猛者がいるが、イエティの異名を持つKさんの話には驚いた。私よりたった3歳年下だが、筋肉が隆々としている。
槍ヶ岳登山などでは二人分の荷物を背負い、かつ下りは走って降りてしまうのだが、その体力は日頃の信じられないような鍛錬にあった。
毎日、腹筋と背筋を300回づつ、それとスクワットを800回、ダンベルで腹をたたくこと100回、最後に股さきの柔軟をたっぷり行なう」と言うのだ。
ダンベルで腹をたたく意味が分からないなMさんが不思議そうに言う。
男を鍛えているんだ」思わず笑ってしまった。

 翌日は会長のYaさんと、トレイルランが好きなOさん、それに私だけのRUNになった。ほかの人たちは酒が抜けず走る気力がわかないらしい。会長のYaさんはゆったりと走ってくれたので、後ろにぴったりついて走ったのだが、私には目いっぱいだった。
うぅーん、やはり練習不足は否めない」心臓がパクパクする。

 会長のYaさんがグループメールに感想文を書いている。
風呂入って、おいしい料理、恒例のいわしを食べ、ビールで乾杯。

夜は巨人優勝にわき、ナイトラウンジでAちゃんの恒例のランナウェイに耳をつぶされ、にぎやかでした。
      
翌日は曇り、少しだけ雨パラパラ 。
8:26スタート。 山崎さん、Oさん、私の3名でゆっくら走って帰る。 小中池~昭和の森経由、小中池の山道はきつかった。土気の新しい住宅街はきれいでした


 本当に久しぶりのRUNだったが、思いのほか身体は痛まなかった。ゆっくり走っている限りもうしばらくは走れそうな気がする。

 写真を掲載します。http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/201025?authkey=bdqHiFOiHmI#

| | コメント (1)

(20.10.27) 国際金融危機を救うのは誰だ。中国か日本か

397x55120070520000701   北京で第7回アジア欧州会議が40カ国の首脳を集めて開催された。特別声明では「各国に経済成長促進のための政策をとること、および破算国にはIMFの支援を行なうこと」が採択されたが、本当の狙いは「中国と日本に世界を救ってほしい」と懇願しているのだ。

 なにしろこの金融危機でアメリカ、ヨーロッパの金融機関および実体経済が次々に破算してしまっているが、そうした中でその影響がほとんどないのが中国と日本だからである。

 中国はやや成長率が落ちたとはいえ10%前後の成長をしており、外貨準備(中国官民のドル資産)は約190兆円と世界最高であり、かつ世界4位のGDPを誇っている。
胡錦濤国家主席は自信満々で「世界各国は政策協調を進め、・・共同で対処する必要がある」と訓示をたれた。

 それに比較すると日本の立場は薄い。なにしろ成長率は08年度はほぼ0%であり、外貨準備は中国に世界最高の地位を抜かれてしまった。
日本が中国よりすぐれていることと言えばGDPが中国の約4倍であることぐらいに見える。

 しかし中国には決定的なアキレス腱があり、世界経済の牽引が出来ない理由がある国内消費の割合が40%と低く、成長はもっぱら外資による輸出に頼っているからだ。
特にアメリカや西欧の実体経済が低迷している時に、中国から輸出攻勢をかけられたらひとたまりもない。
中国は弱っているわが国の企業をつぶすきか
輸出立国は世界の救世主にはなれない

 一方日本では麻生首相が「グリーンスパン元議長が100年に1度の金融危機のときだといっており、政局よりは国際的役割を優先する」と公言したが、具体的な対応としては、倒れそうもない金融機関に公的資金を投入できる法案を整備することと、若干の景気対策をすることぐらいだ。
これでは誰がみても「世界経済の牽引役」とはいえない。

 実は現在起こっている金融危機およびその実体経済への影響は、グリーンスパンの言うように「100年に1度の大異変」であり、アメリカが世界の覇権国家から滑り落ちていく、具体的プロセスと言える。
あるいは「アメリカが世界の消費を支えきれなくなった」と言い換えてもいい。

 いまや世界の資金は最も安全と思われれている日本と中国に集まっており、特に為替が自由化されている日本円への資金集中はすさまじい。一方アメリカからは資金が急速に失われている。
アメリカに代わる国はどこだ。日本じゃないか」資金の流れはそう言っている。

 ひところ110円だった円は瞬間的に90円まで円高になり、アメリカの実体経済の悪化で、今後も円高は傾向的に進みそうだ。
国内の輸出産業は毎日悲鳴をあげているが、一方輸入産業はわが世の春だ。従来日本は常に貿易収支が黒字の国だったので、円高に対する拒否反応が強いが、20年8月には貿易収支が赤字になった。
貿易収支の赤字国になれば円高のほうが国全体としては利益がでる。

 また日本のGDPに占める個人消費の割合は60%と中国よりはるかに高く、さらにGDPが4倍なのだから、都合中国の6倍の個人消費になる。
いいかえれば、日本の購買力は中国を6つあわせたものに等しい。

 だから日本が今求められているのはアメリカが今まで世界経済の牽引のためにやってきたことを引き継ぐことだ。
具体的には貿易収支の赤字国になって世界の消費をささえることである。
世界的なニューディール政策を、有り余っている外貨準備で実施すると言い換えてもいい。

 それだけの決心を日本がしているとは思われないが、しかしそれこそが世界が日本に求めていることで、ちまちました経済対策をして、成長率を0%より少しましにすることではない。

 100年に1度の変革とは、日本がアメリカに代わり輸出立国でなく輸入立国になり、世界経済の牽引役として振舞うことだが、果たして麻生首相はそこまで決心しているだろうか。


 なお、金融恐慌に関連する記事は「評論 アメリカ経済」に入っております。

 

 

 


 

 

| | コメント (0)

(20.10.26) 家族との登山 NO8

1979年 33才 
北八ヶ岳(天狗岳,白駒の池)8月6日から9日

Image02  私は長い間家族そろってアルプス八ヶ岳に登山したいと思っていた。子供達が小さかったので躊躇していたのだが、この年から家族4人での登山を始めた。長女が6才、長男が4才だった。

 最初は危険のない場所として,北八ヶ岳を選んだ。北八ヶ岳は鬱蒼とした森林が続いており、岩場のような危険な箇所が少ないので家族登山としては最適と思ったのである。

 私の登山スタイルはいつも同じでテント持参で山小屋には泊まらないのだが、テント、寝袋、食糧等の荷物がかなりかさばる。子供やママさんには余り持たせないようにしたので、私の荷物はかなりのものだったが、当時は体力が有り余っておりさほど重たかったと言う記憶はない。

 北八ヶ岳の主峰、天狗岳(2646m)の登りはかなりきつく,私は息子を手で引っ張りあげるようにして登った。私にとっては歩幅程度だが,息子にとっては大岩に見えたろう。ママと娘が先に行ってしまったので,息子をせきたてたところ「だって○○ちゃん,とどかないじゃない」といって怒っていた。確かに4才の子供には無理だったろう。

 この道はその十数年後に再度登ったことがある。息子が怒った岩の道に差し掛かると、なんとも懐かしい気持ちになった。
だって○○ちゃん,とどかないじゃない」子供の声がよみがえったものだ。

 天狗岳を望むコル(黒百合平)でテントを張ったが,あいにくと雨模様になった。翌日娘と息子が水溜りに板をひいて道を作ったところ,登山客がその上を歩いていったので、子供達はテントの中から見て喜んでいた。
「○○ちゃんが作った道を歩いていったよ」大騒ぎだ。

 雨が止んだときを見計らって天狗岳に登った。私は茶臼山まで足を伸ばしたが,家族はキャンプ地で遊んでいた。翌日は白駒の池に下りた。大変美しい池で,ボートに乗って遊んだ。
娘はボートの中で「大きなのっぽの古時計」の歌を歌っていた。幼稚園でならっていた歌だ。このときの情景を思い浮かべるたびに、娘の歌声が聞こえるようだ。

 翌日も白駒の池から流れる川筋(大石川)にキャンプを張った。子供達は川に入ってはしゃいでいた。
その後何回も家族を連れて登山をしたが、やはりこのときの思い出が一番心に残っている。

写真を掲載します
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/1979?authkey=jkQ8rDBd7X0#

| | コメント (3)

(20.10.25) おゆみ野四季の道の駅伝大会 その3

2098_006  10月18日おゆみ野四季の道で開催される駅伝大会の打ち合わせがあった。大会は来年の2月15日(日)に予定されているのだが、時期的に本腰を入れて準備する段階にきた。

 私の役割はコース管理係で子供たちが安全に楽しく駅伝が出来るように準備することだ。安全面では1ヶ所問題の箇所があり、ここの課題をどのように解決するかが気がかりだった。
冬の道の自動車道と交差する場所で、一名「でこぼこ道」と言う(写真参照)。

 会議で市議の福谷さんから「ここで議論するよりも、実際の現場で関係者が集まり、対策を練るのがいいのではないでしょうか」との提案があり、先日(23日)関係者が集まった。
緑土木事務所所長さんや管理者、および作業担当の職員計5名と、福谷市議マラソン事務局員のNさん、この場所の交通整理担当のKさん、それにである。

 問題の箇所は警告の看板、およびポール等があって、夢中で走ってくる子供達にとってとても危険だ。どう見ても引っかかって転んでしまう(過去私も夜半ここの鎖に気づかずもんどりうって転んだことがある)。本来ならばこの地点を避けたいのだが、それでは四季の道の駅伝でなくなってしまう。
何とかして四季の道を1周させたいのですよ」事務局のKさんの弁である。

 幸いなことに緑土木事務所はとても前向きに考えてくれ、鎖、ポール、看板をレースの前々日にはずしてくれることになった。
ただしそのままではまだ危険なので、ポールの抜けた穴をベニヤで覆ったり、残されたポールの脇に出ているでっぱりを布で覆う作業を前日に私達がすることにした。
よかった。これで子供達が安心して競技が出来る」一安心だ。

 次の課題は占有するわけでない四季の道で、どのように競技を行なうかだ。人数が少ない場合はやはり片側を走らせるのがよさそうだ。時計回りの場合は内側(左側)がいい。カーブでは選手は最短距離を走ろうとするので内側によってくる。
もし右側(外側)を走らせることになると、カーブでは外側によらせるためにコーンを用意し、誘導員が汗だくにならなければならない。
やはり、これは常識的に行って内側(左側)にすべきだ

 誘導員の配置コーンの設置がもう一つの問題だ。コーンは通常はかなり狭く(5m程度)に置くのが有効なのだが、そんなに多くのコーンは集められそうもない。
直線距離では20mごと、カーブでは5mごと程度が妥当な線ではなかろうか(それでも集めるのは大変そうだ)。

 誘導員は当初の計画では100mごとに立たせようと思っていたが、福谷さんから「道路と四季の道の交差地点から急に自転車なんかが入ってくるのを制止するのが大事ではないでしょうか」との提案をいただいた。確かにその通りだ。
今度実際にどこに立たせたらいいか確認をすることにする。

 こうしてようやく駅伝大会の具体的イメージが沸いてきた。

問題の箇所の写真を再掲します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2098?authkey=jNfZllYMr30#

 

 

 

 

| | コメント (0)

(20.10.24) ブログを作ろう NO2

201019_011_3
 知り合いの人にブログを作ることを薦めていたら、最近あいついでブログの作成者が現れてきた。今回のブログは「ありよし姉ちゃんと散歩おじさん」(リンクが張られています)というブログで、書き手は有吉地区に住んでいる何人かの元気姉ちゃん散歩おじさんだ。

 私は自分でブログを書いているのでよく分かるのだが、物を書くということはとても自分を活性化できる。
まず、知らないことを書くときはあらかじめ下調べが必要だし、たとえ知っていることでもそれを人に伝えるとなると、相応の文章力がいる。

 最初は「うん、うん」うなりながら書くのだが、そのうちに慣れてきて書き方については問題がなくなってくる。しかし一方で主題についてはとても苦しむ。
はて、今日は何を書いたらいいんだろう」連載漫画の作者のようだ。

 私のブログも当初は四季の道清掃活動落書き消去活動が主題だったのだが、それだけではとても毎日のブログを埋めきれない。第一清掃活動はルーティンワークなのだから、よほど何かないと同じような記事になってしまう。

 思い余って評論を書くようにしたら、思いのほか好評で日本全国から検索がされるようになった。特に経済評論は人気があり、アメリカのボストン在住のトレーダーまで見ているとメールをもらった時には心底驚いた。
なるほど、インターネットは世界を駆け巡っている

 特に昨日は驚愕の日だった。私のブログの読者は最近は200名から300名の間で「のブログもなかなか人気があるじゃないか」と思っていたら、昨日は836名のアクセスがあったのでびっくりしてしまった。
金融危機と国家の破算 韓国が危ない」という記事にアクセスが集中したのだ。
な、なんだ。このアクセスの集中は!!!」インターネットの世界では時に信じられないようなことが起こる。

 正直に言うが私の評論は元々何かを知っていると言うより、知ろうとして記事を書いていると言うほうが正しい。
何か重要なことが起こっていると気づいた段階で、資料を取り寄せその前後のつじつまを合わせているうちに、何が問題か分かってくると言うのが実態だ。

 また私が長い間ある金融機関に所属し、11年間に渡り検査官として全ての部署を見ることが出来たのも、経済評論を書くのに役立った。
なるほど金融機関とはこういうものなのか
実際、金融機関をトータルとして知っている人は役員と検査官だけだ。

 書くことは考えることだから、多くの人にブログを作成することを薦めている。しかし実際に始めるとなるとブログの環境を整えたり、更新作業編集作業をしなければならないので、初歩の人はいやになって止めてしまう。
こんな面倒なら、するのや-めた

 幸いに私は暇人なのでブログの管理者になって、サポートしているが多くの人がブログを作ろうとしてくれるのは本当に嬉しい。
今回「ありよし姉ちゃんと散歩おじさん」のブログを立ち上げたが、読者でブログを作成したい人があれば、出来る範囲内でお手伝いをしたいものだ。

(注)写真は千葉市郊外の落花生畑の収穫の様子です。

 

| | コメント (3)

(20.10.23) 金融危機と国家の破算 韓国が危ない

Map1  金融危機の影響でヨーロッパの弱い輪が次々に崩れ始めた。ウクライナ、ハンガリー、アイスランド、そしてトルコである。いづれも外貨導入による国の発展を目指してきたが、金融危機の影響で外貨が一斉に逃げ始めた。入ってくる金がないのに、一方で外債の返済がせまってくる。
わが国の外貨は底をついた。返す金はない。後はIMFの支援に頼らざる得ない国家の破算である。

 信じられないかもしれないが同じことが隣国韓国で起ころうとしている。年率5%程度の経済成長が続き、昨年までは貿易収支が黒字で、24兆円の外貨準備を持つ韓国が破産するとはとても信じられないが、破産の兆候が随所に出てきた。

 株価は一時2000ポイントを越えていたのに、今は1200ポイント程度で、40%も低下した。貿易収支は今年に入って赤字に転じており、08年度は11年ぶりに赤字になる。景気も下方修正され、目標の5%はとても無理で、1~2%成長を心配しなければならなくなった(韓国政府の見込みは3%後半だが、見込みが甘いと思う)。

 最も問題なのは、ウォンの対ドルレートで、ウォン安が止まらないことだ。1ドル900ウォンだったレートが、一時1480ウォンまで値下がりした。60%強の値下がりでアジアでは最も急落している。

 考えても見てほしい。今世界では不況の元凶はアメリカ経済と思われているのにドル対比で大幅なウォン安になってしまった。
アメリカより韓国の方がヤバイ」市場の評価だ。
日本では110円程度だった円が100円程度まで円高になっており、経済状況がしっかりしていれば必ずそうなる。

 今、韓国から資金が急速に逃げ出した。なぜだろうか。
1997年に韓国がやはり倒産してIMFの管理下に置かれたが、その原因は短期の外資を導入して国の発展を図っていたからだ。
借り入れた外資が短期債務だったため次々と期日が到来し、一方新規借入が出来なかったため、資金繰り倒産したわけだ。

 それから10年以上も経過し、韓国の屋台骨がしっかりしてきたと誰でも思っていたが、相変わらず短期の借り入れが多い
全体で40兆円対外債務があるが、1年以内に返済しなければならない借入金は外貨準備とほぼ同額の24兆円規模にのぼっている。
これじゃ、1年で外貨がなくなるじゃないか。マズイぞ

 経済が安定していれば借り換えが常に可能なのだが、外資は韓国を危険とみなして誰も貸してくれない。
9月に発行しようとした長期借入債券300億円の買い手が現れなかった。
なにしろ信用格付け会社ムーディーズが「韓国の銀行は格付け見通しがアジアで最もネガティブだ」と言っており、イギリスのファイナンシャルタイムズが「韓国はアジアで金融危機が伝染する可能性が一番高い国だ」言っている時に韓国の長期債を購入したら物笑いの種だ。

 中国情報によると困りきった韓国は日本と中国に8兆円規模通貨互換方式を提案したが、日本も中国も韓国を単独で助けることに乗り気でなく「やはり国際的な枠組みで解決しましょう」とIMFによる管理を勧めているという(ただし日本側の情報では日中韓の首脳会議を12月に開催するとなっている)。

 韓国経済については非常に悪いうわさ流れている

この9月に外債の返済資金が滞り、倒産一歩手前まで行ったという。韓国政府は背に腹は代えられず、持っていたリーマンブラザーズの株式を大量に売った。
韓国産業銀行リーマンブラザーズを助けるとの憶測が流れていたが、内実を知った韓国政府が早めにリーマンブラザーズの株式を売り払って逃げたわけだ。

 おかげでリーマンブラザーズは倒産して世界金融恐慌の引き金となった。米国は韓国の支援を当てにし、外債の償還に手心を加えていたがとんだしっぺ返しにあい激怒したという。
ポールソン財務長官は「債権回収を待ってやったのに、その見返りがこれか」と歯軋りした
』と言ううわさだ。
うわさはさらに続き「これでアメリカは韓国を見限った」ということになっている。

 うわさの真偽はともかく、今後の韓国経済の推移は以下の3つの指標が同時に悪化すれば確実に破産に向かっていると見て間違いない

① 貿易収支(韓国は貿易だけで食べている国で、日本のように所得収支が黒字ではない。貿易収支が赤字であると言うことは韓国経済の基礎が崩れていると言うこと)

② 株価推移(韓国の株価が低下すると言うことは、企業業績が悪いと言うより外資が逃げていると言うこと)

③ ウォンのレート推移(これが一番大事な指標で、さらにウォンが下がれば明確に外貨が逃げ出しており、短期外債の返済が出来なくなり、いわば資金繰り倒産すると言うこと)

 まったく韓国経済から目が離せなくなった。

金融危機に関する記事は、カテゴリー「評論 アメリカ経済」に入っております。

 

| | コメント (1)

(20.10.22) 有吉日枝(ひえ)神社の秋祭り

201019_004  有吉日枝(ひえ)神社おゆみ野地区では最も由緒ある神社の一つで、社殿も境内もとても趣のある好きな神社だ。
この神社で19日(日)秋の大祭が行なわれた。

 私は昨年からこの日枝神社秋祭りに行ってみたいと思っていたが、あいにくマラソンレースとかちあってしまい行くことが出来なかった。今年は坐骨神経痛が痛んでいるためマラソンレースは最小限にとどめたので、初めてこの大祭を見ることができた。

 ここには自治会や地区の関係者が出店をしており、おゆみ野クリーンクラブのメンバーの小太郎姉さんシオン姉さんも雑貨店の出店をしていた。
お祭り専用の品物を扱う特別な店があって、そこから仕入れてきたのよ。何かよく分からないものがいっぱいあるの小太郎姉さんの説明である。

 議員の福谷さんが所属するおゆみ野女性の会スイトンの出店をしていた。こちらについては福谷さんの「福谷章子のまちづくり」〔リンクが張ってあります〕に詳しい。

 秋祭りにはカラオケ大会や、お囃子餅投げ、有吉中学校の吹奏楽の演奏等が用意されていてなかなか盛況な祭りなのだが、私は「おゆみ野の森」の活動とかち合ってしまい、残念なことに一部しか見ることが出来なかった。

餅投げのもちをついたり、ビニールに包んだりする作業が大変なの。子供達と一緒に数日前から準備が始まるの。大変だけどやってみると面白いのよ小太郎姉さんの話である。

 日枝神社は何時創建されたかも分からないくらい古い神社で、おそらく有吉の集落が出来た頃に同時に守り神として祭られたのだと思う。
この地は有吉南貝塚と言われるように、縄文時代から人が住んでおり、周囲の崖際にはうずたかく貝殻が積まれている。

 縄文海進の頃はちょうど高台の下あたりまで海がせまっていたらしく、魚介類が主要な食料だった縄文人にとって格好の集落を形成する場所だったらしい。
その後海が後退するにつれ、この高台の周辺の低地は格好の農地に変り、ちょうど登呂遺跡のような農地が広がっていたのだろう。

 古墳時代、古代、中世までこの高台に人が住んでいた遺構が残っている。その後は現在の有吉地区に人が移り住むようになり、この日枝神社の一帯は神の住む地として神域に変わったというのが私の想像である。

 この日枝神社の南側のおゆみ野道に沿って小川が流れており、大百池(おおどいけ)につながり、さらに東京湾に注いでいるが、この川はかつては村田川の支流だったらしい(今は別々に東京湾に流れ込んでいる)。
この小川の水が中世の有吉地区刈田子地区の農民にとって死活の水だったらしく、何度も水争いが発生しているので、おそらくこの日枝神社の境内に村人が集まり、村の取り決めがなされたはずだ。

なんとしても、おらたちの水を守るべえ
うんにゃ、少しは水を下のものにもわけにゃ、なるめぇ

 そんな話し合いがされたと思われる由緒ある場所のお祭りは、何時までも守って行きたいものだ。

 秋祭りの写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20101902?authkey=QSnPjgxeZYs#

 

 

 

 

 

| | コメント (1)

(20.10.21) 第19回「おゆみ野の森」の活動記録

201019_005  今日は当初、特別に集まりが悪く3家族程度しか集まっていない。司会のSさんが「わざわざ、マイクを持ってきたけれど、どうも必要ないですね」と少し肩を落としながら司会を始めたが、その頃から人が続々と集まり始めた。

 私も心配していたので「人が集まらず、どうなるかと思った」と隣にいたモモカ姉さんに言ったら、おもいっきり陽気な笑顔で答えてくれた。
だいじょうぶよ

 今日は蕎麦の実の収穫と、収穫後の畑に菜の花の種を植える作業、それとスチール製の物置を自然の素材でカモフラージュする作業だ。ご褒美は焼きせんべいマシュマロが用意されている。

 蕎麦の実は通路わきの畑と、やや奥まった場所にある畑にまいたのだが、通路脇の畑の蕎麦の実は、誰かによってみんなつまれていた。
子供達がせっかく植えたのにとんでもないやつだ新都市ライフOさんと悲憤慷慨した。

 子供達とおかあさんが蕎麦の実の収穫をしていたが、おとうさんは材木の皮ハギを行なった。カモフラージュ用の杉の間伐材が4本用意されており、直径25cm程度、長さ4m程度の立派な材木だ。検見川浜で間伐を実施した時に伐採されたのだそうだ。

 なぜ杉の皮を剥がすのか分からなかったので、インストラクターのOさんに聞いてみた。
皮を剥がさないと皮と木質の間に虫が入って、腐ってしまうのですよ。だから皮を剥いでよく乾かさないといけません

 当初は皮ハギなんてなんてことはないと思って取り掛かったが、どうしてどうして大変な作業なのだ。生半可な力では皮ははがれない。色々な道具で試してみたが、草刈がまで思いっきりはがすのが効果的だと分かった。

エイヤー」と力を入れてむくのだが、汗だくだ。特に節があるとまともにはがれないので、なたで節を削らなければならない。
昔「北の国から」で父親の五郎が、丸太小屋を作るために1年以上も皮はぎをしていたシーンがあったが、その理由がよく分かった。

 1時間以上悪戦苦闘して、私も1本皮をむくことが出来た。
ばんざーい、やっとむいたぞ」ふらふらになってしまった。
はしゃいでいたらインストラクターのOさんが「山崎さん、検見川浜の松林の間伐を来年するので参加しませんか」と私に聞いてきた。
ええ、喜んで参加します」と答えたが、よく聞くと数ヶ月に渡って作業があるらしい。
あの、出られるときでいいですか」急にトーンが低くなってしまった。
しかしここに来ると新たな経験の連続だ。

 午後からは雨模様になり、当初予定されていた第2回キャンプ実験隊の打ち合わせは25日に延期された。

写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/201019?authkey=YvkdeqCm2S8#

 

| | コメント (0)

(20.10.20) 自民党に神風が吹いている

Sig_t7031_3   政治の世界は「一寸先が闇」と言われるが、自民党に神風が吹いている。サブプライムローン問題で世界経済が恐慌状態に突入しそうなため、麻生首相の言う「景気対策」が脚光を浴び始めた。

 元々は選挙管理内閣と思われ、臨時国会冒頭の解散もささやかれていたが、補正予算を通し、さらに追加の経済対策を策定するまでは解散しそうもない。

 さらに新テロ対策防止法まで通りそうな雰囲気になってきて、「これなら解散なんてする理由がないじゃないか」とはしゃぎだした。

 実は自民党は今選挙を行なえば惨敗することが分かっている。自民党が独自に行なった次期衆院選の情勢調査では、公明党とあわせても230議席がせいぜいで、過半数の241議席にとうてい到達しないと報告された。
最悪は小泉郵政選挙の逆バージョンで民主党が3分の2まで議席を伸ばすことも考えられる。

まずい、出来る限り解散はせず、来年9月の衆議院の任期まで延ばそう麻生首相細田博之幹事長古賀誠選挙対策委員長は腹固めをした。

 さっそく細田幹事長「解散して民意を問うて勝利を収めて、景気対策を打ち出すことが好ましいのではないか」と言ったが、これは民主党を欺くための高等戦術である

 そもそも、絶対に選挙で勝てないのだから「民意を問う」たら大変だ。これは解散にあせっている民主党を選挙対策に走らせて選挙資金を枯渇させるためと、新テロ対策防止法衆議院で通過させるための戦術だ。
民主党はあせっている。テロ対策防止法の審議に応じてきた。これで公明党も再議決に応じざるを得まい」思惑通りだ。

 補正予算が通り、追加の経済対策が通り、新テロ対策防止法まで通れば、解散する理由はゼロになる
まさにサブプライムローンさまさまだ。

 麻生首相は日本の経済状態がアメリカ、ヨーロッパに比較して格段に良く、本当は金融対策などしなくても問題ないのだが、最大限に危機をあおることによって政権基盤を維持しようとしている。

 町村前官房長官が「空気は11月中旬ごろの選挙」だと言い、森元首相が「11月中に選挙が行なわれるようなスケジュールを考えている」と言い、古賀誠選対委員長が「首相の銃の引き金に手がかかるところまできた」と言っているが、すべては民主党を選挙運動にはしらせるためのプロパガンダだ。

民主党は金がない。選挙対策をやらせて資金を枯渇させろ。民主党の金がなくなったときに総選挙をおこなえば、過半数は確保できる」相手が弱るのを待つ自民党の高等戦術である。

 金融危機が続く限りこの危機をあおり、一方で解散をにおわす瀬戸際政策は有効だから、まさに自民党に神風が吹いている。
うまくいけば自民党政権は継続できるぞ麻生首相は相当なだ。

 

 

| | コメント (1)

(20.10.19) 夏の道のケヤキの剪定方法は変ったのだろうか

201018_001  
今年の2月15日に、夏の道のケヤキの剪定方法について千葉市緑土木事務所に質問をして、3月8日に回答をいただいた。
質問の第4項目は残されたケヤキについて、今後どのような剪定をするのかを確認するものだったが、回答は以下のようだった。

疑問点4

実施されたケヤキの剪定は夏の道橋から、小谷小学校前までですが、現在剪定されていない小谷小学校の前からNASまでの間のケヤキの剪定計画はあるのでしょうか現在剪定されていないケヤキを本年度中、あるいは来年度に今回と同じ程度の剪定を行なう計画があるかどうかを知りたいのです)。

回答
 平成20年度冬期剪定を計画しています。


 
先日来、この場所の選定作業が始まったが、見ると筒きりの方法でなく、透かしの方法による剪定になっている。
この方法だと樹勢をそぐことはなく、来年も美しいケヤキ並木が再生する
私は大変嬉しくなって「ようやく、緑土木事務所も景観を大事にするようになったのか」と思ったが、この方法で剪定をしたのはとりあえず2本だけにとどまっている。

もしかしたら、この2本は余り高くないので透かしの方法で剪定し、残りのケヤキは筒きりにするのではなかろうか」疑問がわいて来た。

 やはり心配なので、緑土木事務所に確認をすることにした。

緑土木事務所殿
                                   山崎次郎

 今年の2月15日に、おゆみ野四季の道(夏の道)のケヤキの選定方法について確認をしました山崎次郎です。

 先日来、NASの前のケヤキの選定が始まり、2本剪定されましたが、今回の剪定方法は筒きりでなく透かしの方法をとられています。
残された小谷小学校からNASまでのケヤキの剪定は今回の透かしの方法をとると理解してよろしいのでしょうか。

 剪定方法を教えていただければ幸いです。なお私は住民として景観を極度に悪化させる筒きりの方法に反対しており、そうした意見を持つ住民も多数おります。
ぜひとも剪定は透かしの方法をとられるようお願いいたします。

(注1)ケヤキ剪定問題については、カテゴリー「ケヤキ剪定問題」に時系列的に入っております

(注2)現状のケヤキ並木の写真です。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/201018?authkey=9cTnrvf1IkM#

| | コメント (0)

(20.10.18) アメリカ金融危機のツケは誰が払うのか

Apes20196820bg1_2
金融危機
に対しアメリカが約70兆円公的資金を導入することにしたが、一体この資金はどこから出てくるのだろうか。
アメリカ人は「金融機関の失敗を国民に押し付けるとはけしからん」といきまいているが、本当にアメリカ国民が負担するのだろうか。

 通常こうした追加資金の調達には増税借金以外に方法はない。増税についてはブッシュオババマケインも全くする気はないから、残された道は国債発行という借金になる。

 借金(国債発行)の場合もいくつかのパターンがあり、 個人に買わせる、② 金融機関に買わせる、 ③ 中央銀行に買わせる(ドル紙幣の印刷)、④ 外国人に買わせる、の4パターンがある。

 このうちはありえない。アメリカ人は世界で最も貯蓄をしない人種であり、個人が国債を購入することはほとんどないし、金融機関はそもそも倒産の危機に陥り、そこに公的資金を投入しようとしているのに購入できるはずがない。

 そうすると残りはになるが、この二つは実体経済に対する影響が全く違う。の中央銀行に買わせると、これは通貨発行量の増大となり、通常はインフレが更新する。
過去、第一次世界大戦後のドイツや、ソビエト崩壊後のロシアはこの例で、スーパーインフレーションに陥ってしまった。
実体経済が拡大していないのに通貨だけが増えたからである。

 アメリカの場合はドルは世界の機軸通貨であり、世界の経済規模が拡大さえしていれば必要な通貨量は増大する。したがって中央銀行引き受けドルの印刷)は必ずしもインフレーションにはならない。(注1)

 しかし08年から09年にかけて、世界経済は確実に停滞するはずだから、ドル紙幣の増加はインフレにつながり、世界的規模でドル安が進んでしまう。

まずい中央銀行引き受けはダメだ。こういうときは強いドルを守るため、日本と中国に国債を売りつけよう」アメリカ政府は必ずそう考える。外国人が持っているドルをかき集めるわけだから、インフレにはならない。

日本と中国にアメリカ市場で十分に稼がせてやっているのは、このときのためだ。貿易で儲かった分は全部返してもらうのが筋だ」アメリカの本音である。

 従来アメリカは毎年の赤字約100兆円を埋めるため国債を発行して主として日本中国に購入させてきた。それが2008年の大盤振る舞いと、公的資金の導入等で100兆円では効かなくなって、約230兆円規模の資金が不足し始めた。

 内枠は以下のとおりである。
① 減税       15兆円(ブッシュの景気刺激策)
② イラク戦費    24兆円(イラクへの増派で新規に追加)
③ 財政赤字    45兆円(増加傾向)
④ 金融機関救済 70兆円(今回新規)
⑤ 貿易赤字    75兆円 

  合計      229兆円


 新規に増えたのは、減税と金融機関の救済、それと自然増であり、約130兆円を新規に割り当てなくてはならない

日本と中国を脅して、国債を購入させよう。『買わなければFRB引き受けになり、米国債の価格が暴落するがそれでいいのか』とおどそう。それでビビルだろう」アメリカの戦略である。(注2

 アメリカは金融危機のツケを全て、日本と中国に押し付けて自分の懐は全く痛めずに乗り切ろうとしている。
日本と中国が泣く構図だ。


 これに対し日本はどう対処するのだろうか。戦略としては以下の方法が考えられる。

① 60兆円程度の国債を新規に購入し、強い米ドルを支援する(従来どおりの戦略だが、いづれはアメリカと共倒れになる)。

② アメリカの申し入れを拒否し、米国債の減価に耐える(アメリカ国債の減価に耐えなければならないが、将来日本の世紀になる可能性がある)。

③ 増加分のうち30兆円程度新規に購入し、残りはFRBに引き受けてもらう(日米痛み分けの構図)。

 
どうも日本人の行動パターンからすると、③を選択しそうな気がするが、それだと日本がアメリカにかわる千載一遇のチャンスを逃してしまう。

猿の惑星は、今目の前にあるのだが・・・・・・・・

(なお、本件と関連する記事は、カテゴリー「評論 アメリカ経済」に入っております)

(注1)フィッシャーの貨幣数量説では以下の恒等式が成り立つとされる。 M*V = P*T

M 流通貨幣(通貨)の総量
V は貨幣の"流通速度" 
P は物価水準
T は"取引量"

ここでVとTが一定と考えると、貨幣量の増加は物価の高騰につながる。
一方、Vだけが一定として、取引量が拡大していれば、通貨量の増大は必ずしも物価の高騰とはならない。

(注2) 現在日本が保有するアメリカ国債の総額は400兆円から500兆円程度と推定されている(正確な資料は公表されていない)。したがって1ドル50円程度のドル安となると、日本は200兆円から250兆円の損失が発生する。

| | コメント (1)

(20.10.17) 前立腺肥大症になってしまった

Image341_2    ながらく人生を生きていると身体のあちこちに支障が出てくる。今度は前立腺肥大症になってしまった。
この病気は男性だけがかかる病気で、そもそも前立腺は男性にしかない。この前立腺が肥大するとやたらとチッコがしたくなる。それも夜半にチッコがしたくなるので、そのたびに起きてトイレに行くのだがわずらわしいことこの上ない。

 私の場合はほぼ1時間ごとに目が覚めて、夜半6~7回はトイレに行っていたことになる。こんなにトイレに行くと寝覚めも快適さからは程遠く、昼間もなんとなく眠たい。
もうやだ、これじゃチッコ製造器だ。医者に見てもらおう
近所のみどり泌尿器科皮フ科医院に駆け込んだ。

 この医院の前で偶然にGoogleおじさんに出くわした。
そうか山崎さんもとうとう前立腺肥大か」なぜかとてもうれしそうだ。
ここの先生はとても評判の先生で患者も多いのですよGoogleおじさんは地区の情報に非常に詳しい。

 実はここの院長先生と私は四季の道での知り合いである。とても礼儀正しい先生で私が清掃活動をしていると「いつもご苦労様です」と丁寧に頭を下げる。お礼を言う人は多いが、頭を下げる人は少ないので、こちらも恐縮して頭を下げている。

 お医者さんにかかるなら知り合いが一番で、心置きなく相談できるのがいい。
いやー、山崎さん、どうしましたか」診察室に入ると先生が気楽に声をかけてくれた。夜間の頻尿について説明すると、超音波エコー検査で前立腺をチェックした後、お尻から指を入れて前立腺を触診する。
山崎さん、これはだいぶはれてますよ。押さえると感じるでしょう
触れられるとなんともいえない不思議な感覚だ。気持ちが悪いと言うのが一番近い。

癌でもなんでもないので、薬で治りますよ。2週間後またきてください」聞いてほっとした。正直言うが私はと言う言葉に弱い。
昨日から4種類の薬を飲んでいる。排尿障害を改善する薬と、細菌の感染を抑える薬だ。後者は抗生物質なので本当は飲みたくないのだが、頻尿を押さえるほうが大事なので、毎日飲んでいる。
飲みだして2日目だが、夜半トイレに行く回数が少し減ってきた。


亀ゴン、ひどいことになった。坐骨神経痛に加えて前立腺肥大症になってしまった
年をとると中古の自動車と同じで、いたるところが故障するものです。かつては人生50年でしたのでポンコツになる前に死亡してましたが、今ではポンコツでも何とか動かさなければなりませんからね

どうにかならないものだろうか
いっそ、神様のお迎えを受け容れたらいかがですか

「言ってくれるね。じゃ亀ゴンの食事はなしになるよ
神様は冗談ですが、やはり自然の摂理は素直に受け容れることが必要です。50年を越えればあとは余禄の人生です。身体にあちこち支障が出るのは半分は運命でしょう

(注1)前立腺肥大症
前立腺は男性のみに存在し、精液をつくっている臓器。高齢化に伴い前立腺が肥大し、50歳代の男性の約40~50%、80歳以上の男性では80%を超える人が前立腺肥大症にかかる。肥大した前立腺が尿道を圧迫して狭くするので、尿が出にくくなり、さらに進行すると、尿閉(尿が殆んど出なくなる状態)となり、尿道にカテーテルを入れて強制排尿する。

(注2)使用した絵は「泌尿器診察室」というHPに張られていた画像です。

| | コメント (2)

(20.10.16) 拉致問題解決は日本国民自身の課題だ その2

00123fb9bf4406ef934d011
 アメリカ政府は10月11日、北朝鮮をテロ支援国家の指定から解除した。
アメリカ政府は「北朝鮮の非核化の検証を実質的にやれる枠組みつくりが出来たので、指定解除を行なった」と説明したが、これは全くのである。

 非核化の検証が行なえるのは我々にはおなじみの寧辺(ニョンビョン)の核施設だけで、「未申告の核施設は相互の同意に基づき立入が可能」なのだから、これは当然のこととして査察はできない。北朝鮮が拒否するからだ

我々の勝利だ。寧辺の古臭い核施設なんてどうでもいい。核廃棄物の貯蔵施設を見せなければ、核がいくつ生産できるかアメリカには分からない。これで世界銀行やアジア開発銀行から金を踏んだくれるぞ」北朝鮮の高笑いが聞こえる。

 ブッシュ政権は来年1月までの任期と大統領選挙をまえに、なんとしてもこの北朝鮮問題にかたをつけたかった。
指定解除をめぐってブッシュ大統領ライス国務長官の間で、おおよそ以下のような会話が交わされたと思われる。

ライス現状では寧辺の核施設の査察が出来ることだけで精一杯です。これでテロ支援国家の解除をしてください
ブッシュしかし、未申告の核施設があるだろう。こちらの方はどうする

ライス相互の了解の下に査察が出来ることにしました
ブッシュそれじゃ、北朝鮮がうんといわないと出来ないじゃないか
ライス大統領、大統領選挙は11月です。それまでに一応の成果がなければ大統領にとっても共和党にとっても得点になりません。
大統領、決断してください。成果を発表する時期は今をおいてありません

ブッシュ・・・・・・分かったが、日本の拉致問題はどうしよう。麻生首相からも釘をさされているし・・・・
ライス大統領から説得してください。所詮拉致問題は日本政府が解決すべき問題で、米国政府の主要課題ではありません

 ブッシュ大統領から麻生首相に電話があったのは、指定解除の正式発表30分前だったらしい。
麻生首相は「これも一つの方法だと思う」と一応の理解を示したが、北朝鮮に対し厳しい態度をとっている中川財務金融担当相は「同盟国である日本と事前に相談した上でやったのか」と噛み付いた。
その答えは「日本は蚊帳の外におかれた」だ。

 家族会救う会は一応に失望し、
残念で仕方がない
私たちは、これまで米政府をあてにしすぎていた
北朝鮮は経済の課題が解決され、日本との交渉で大きなカードを持った。拉致問題の引き伸ばしや中断が心配だ」とのコメントを述べている。

 しかしはっきりと認めなければならないのは、「やはり日本人拉致問題は日本政府と日本国民が自らの手で解決すべき課題」と言うことだろう。
拉致被害者の家族にとっては、過去に日本政府や外務省がとった拉致を無視して国交正常化を図ろうとした態度に苦々しい思いがあることは分かるが、それでも日本国民を守るのは日本政府しかない。

 唯一の頼みのアメリカから完全にコケにされたのだから、6カ国協議の枠組みの中において日本は日本の主張を粘り強く主張をするしか方法はない。
日本は拉致問題が解決しない限り、エネルギーを始めとする経済支援は一切行なわない
当初から孤立していたようなものだから、今後も孤立を恐れずそう主張し続けることが日本政府と国民の務めだと思う。

本件と関連する記事は以下のとおり
拉致問題解決は日本国民自身の課題だ  その1

 

 

 

 

| | コメント (0)

(20.10.15) 「おくりびと」を見てきた

Original1  

 四季の道でよく会うGoogleおじさん散歩おじさんが、映画「おくりびと」を見てきたという。
山崎さん、これはいい映画だ。見てきたほうがいいGoogleおじさん達にそういわれたので、先日ちはら台unimoシネマックスに行ってきた。
私は62歳だから、シルバーパスがあり、嬉しいことに何時行っても1000円で映画を見られる。

 「おくりびと」は別名「納棺師」ともいい、死に化粧と納棺の儀式を執り行う特殊な職業である。私はそうした職業があること自体知らなかったが、一般にも余り知られていない。

 主人公の大悟本木雅弘)は楽団のチェロ奏者だったが、楽団が経営難に陥って解散してしまう。大悟は仕方なく生まれ故郷の山形に帰って職を見つけることになるが、たまたま見つけた職業が納棺師という職業だった。社長(山崎努)と秘書の二人だけの会社だが、初任給が50万円という破格の高給だ。

 一般に日本においては死穢(しえ)の考え方が深層心理にあるため、納棺師は通常の職業とはみなされない。一般の人は忌み嫌ってこの職業につかない。
大悟も本当はこの職がいやなのだが、背に腹は変えられない。納棺師として自殺した死体の処理や、暴走族の一員で若くして死んでしまった少女の死に化粧をさせられる。

 妻(広末涼子)や友人からは「もっとまともな職業につけないのか」と責められるが、当初は辞めたがっていた大悟は次第にこの職業の重要性と荘厳さに目覚めていく。
そうした夫に妻は怒って一度は実家に帰ってしまったが、戻ってきて実際の納棺師の仕事を目の前で見ることによって、妻もこの職業の重要性に気づいて行くという設定。

 映画は納棺師の仕事を克明に描き、死に化粧の美しさと、納棺の儀式の形式美を追う。
死に化粧については、昔ゴッド・ファーザーという映画でも取り扱っていた。長男のソニーが機関銃で穴だらけになって殺された時、父親のゴッド・ファーザーが納棺師(当時はそういう言葉は知らなかった)に「綺麗な顔にしてやってくれ。このままでは母さんにみせられない」と言っていた。

 死に化粧があることはは知っていたが、納棺の儀式については今回始めて知った。
何と言う美しさだ目を見張った。
ちょうど武士の切腹の儀式のように美しい。江戸時代に様式化された切腹は、死に方としては世界で最も荘厳な死の儀式だが、日本人の持つ形式美の美しさについてはいつも驚く。

 しかし、今回の映画を見て本当に感動したのは、この映画が日本人のタブーに挑戦しているからだ死穢(しえ)のことである。このことについては井沢元彦氏逆説の日本史を読むとよく分かるが、日本人は死に携わる人を伝統的に差別してきた。
けがれている」という感覚だ。
平安貴族がいかに武士を嫌ったかは平家物語に克明に記載されているし、動物の皮をはぐ生業の人を部落民として差別してきたことは白土三平「カムイ伝」に詳しい。

 この映画でも妻や友達から「早く辞めろ」と再三に渡って大悟が責められる場面があるが、それはこの深層心理によっている。
だからこの映画の持つ意味は本当はとても奥深いものなのだ。
なぜ、日本人は正当な理由なく、死に携わる人を差別するのか」これがこの映画の最大のメッセージだ。

 このような難しいテーマを正面から取り上げたこの映画の監督は滝田洋二郎氏だが、注目に値する監督といえる。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

(20.10.14) 花と緑のガーデニング探訪ツアーに参加した。

2010_010
 昨日(12日)、千葉市花の美術館とNPO法人緑のネットワーク千葉が主催するガーデニング探訪ツアーに参加した。散策は幕張ベイタウンから花の美術館までの道のりである。
説明者は緑のネットワーク千葉齋藤さんと、幕張ベイタウンの管理組合の責任者Tさんだった。

 幕張ベイタウンは海浜幕張駅の南側に広がる海と公園に面した大変魅力的な街で、私はかつて「この街に住めたらどんなに幸せか」と思ったことがある。
海と公園を見おろしながら部屋の一室で筋肉トレーニングをするのが当時は夢だった。

 今回私は齋藤さんに誘われてこの探訪ツアーに参加した。齋藤さん花の美術館初代館長であり、かつこの幕張ベイタウン一帯の開発の千葉市側の責任者だったという。

街作りにとって最も大事なことは、どれだけユニークな街づくりが出来るかということです。そうでないと人が集まってきませんし、住民もその街を愛することはありません。

 そのためこのベイタウンはパティオス(中庭)を持つ街にすることをしました。パティオスとはスペインによくある中庭ですが、スペイン風の明るい街並みを作ろうとしたのです
斉藤さんの説明である。

公園についても特別な思想を持っています。幕張海浜公園には、他の公園によくあるような遊具は一切有りません。緑の空間を提供して、そこに人が集まってきて自由に遊べるようにしたのです。

 また芝生の手入れは雑草を特に除去するのではなく、短く刈ることだけをしています。そうすると結果的に短い芝だけが残るのです

そういえば土気昭和の森も同じような思想で公園が設計されていることを思い出した。

 初めてベイタウンの中庭を見たが、ここに住んでいる子供達が遊んでいた。
本当は中庭を全ての人に解放するように設計されていたのですが、防犯の問題があり、パティオスは通常はここの住民にのみ解放しています」住民組合のTさんの説明である。見ると入口のシャターがしまっていた。

 この街は1995年に入居が開始されてから、今までに約8000戸、23,000人が住む大きな街に発展してきたのだそうだ。
みんながこの街をよくしようとしていて、人と人との付き合いが多い、とてもいい街ですよ」住民のご婦人がそう説明した。

 街には小学校が3校中学校が1校あるが、中学校をもう1校増やすか否かが住民のあいだの懸案事項になっているのだそうだ。
もともとここには中学校用地が用意されていたのだが、そこにマンションを建設した(する?)ために中学校問題が表面化したらしい。

建物の色は自然色を使用し、けばけばしい色合いは排除しています。そしてここには22番地まであるのですが、その番地ごとに特色ある建物を建てています」住民組合のTさんの説明が続く。

この街は当初街路樹がありませんでした。街路樹を植えようとしたのですが海に面しているため海風が強く、かつ塩害があるため広葉樹は育ちません。もっぱら針葉樹になるのですが、どの木をどのように植えたら育つか、試行錯誤の連続でした

 おゆみ野では木が育たないのではなく、育ちすぎて常に剪定問題が発生しているが、それとは大変な違いだ。
一緒に散策に参加したGoogleおじさんが「おゆみ野のケヤキの剪定問題より深刻だな」と言っていた。

 幕張の浜の松林で齋藤さんの説明があった。
ここの松林は住民がお金を出し合って植えた松です。植えた人の思い出がここには有ります。ある家族の方はみんながまだ生きていた時の証としてこの松を植えました。家族の一人が重病だったのです。今は残された家族の方がここに来て思い出に慕っています

 散策は花の美術館まで海岸べりを散策して終わった。ほぼ5時間の散策だった。

散策の写真を掲示します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/201012?authkey=l-opgRpdcOk#

 

 

 

 

| | コメント (2)

(20.10.13) 金融危機と国家の破算 アイスランド

523_021_2   アメリカ発の金融危機は金融機関の破綻ではとどまらす、国家の破算に及び始めた。アイスランドのことである。
アイスランドは大西洋の北に浮かぶ人口32万の国で、風光明媚な観光地として知られているが、国家と言うには余りに小さく、日本的な感覚では程度の規模に当たる。

 いまそのアイスランドヨーロッパの最も弱い輪として、国家破算の瀬戸際に立たされている。この国には3つの大手金融機関があるが、3行とも経営破綻し国有化されてしまった。
もっとも大手金融機関といっても規模的には日本の地方銀行程度なので、本来ならば世界的な問題にもならないはずだが、この銀行にイギリス人を初めとする外国人が大量に預金していたので問題が国際化した。
預金の規模は約8兆円に登る。

 近年アイスランドは世界の中でも最も豊かな国の一つと見られていたが、豊かさの源泉は金融業にあった。外国から集めた資金を、サブプライムローンがたっぷり入っていた高利回り商品に投資して利ざやを稼いでいたわけだ
ちょうどシンガポールのような国だと思うとイメージが沸く。

 ところがアメリカ発の金融危機が起こり、小規模なリーマン・ブラザーズのような金融機関がばたばた倒産してしまった。政府はあわてて国有化したが、さりとて政府に支援する資金があるわけでない。

 仕方なくアイスランド政府が「自国民の預金以外は保証しない」と言ったので外国人が驚いた。特に預金者が多かったイギリスが噛み付いたが、アイスランド政府としては背に腹は変えられない。
外国の預金者も保護してもらえたければ金を貸せ」と居直った。

 イギリスは自国の金融機関の救済に9兆円の公的資金導入をするのがやっとなのに、アイスランドを助ける余裕などない。
それならと、アイスランドの銀行が英国内に持つ資産を取り上げて、それで英国人のアイスランドにある銀行預金と相殺する措置をとった。

アイスランドはテロリストであり、イギリス政府はテロリストの預金を凍結できるブラウン英首相はそういったが、かなり乱暴な論理だ。
さっそくアイスランドのホルデ首相が「英国が我々をテロリスト扱いすることは不愉快だ」と応じた。
互いに興奮して収拾がつかなくなってきており、昔だったら戦争だ。

 アイスランドはヨーロッパが全く相手をしてくれないので、ロシアに泣きを入れた。「40億ユーロ(約5400億円)貸してくれ
ロシアは前向きに検討していると言っているが、ことはそれほど単純ではない。なにしろロシアとて金融危機の埒外ではなく、株式市場を閉鎖するほど追い込まれている。

 40億ユーロ程度なら融資可能だろうが、ことはこの程度で収まるはずがない。この融資を回収したければさらに多くの資金をロシアはアイスランドにつぎ込まなければならなくなる。
原油価格の低下と、金融危機がロシア経済の屋台骨を揺るがし始めた時に、アイスランドの支援などしていられないはずだ。
私の予想は「ロシアはぐずぐずと引き伸ばしをして、結局貸し出しに応じない」というものだ。

 それにしても今回のアイスランドの倒産前夜を見ると、国家が倒産する時はどうなるかがよく分かる。

① 自国民以外の預金は保護しない(外貨預金を外国の銀行にしている人は保護されない。なお本当に国家破産すると自国民の預金も保護できなくなる
② 相殺のために相手国の銀行資産を差し押さえるが、法的根拠があいまい(
ほとんど戦争状態になる
③ 第3国に支援を求める(
IMFに支援を求めると、国家が管理されるため、ロシアのほうがマシだとの判断
④ そうしても結局は国家破産して国際的な枠組みで支援されるより手はなくなる(
これは私の予測

(注) 金融危機に関する記事はカテゴリー「評論 アメリカ経済」に入っております。





 

 

 
 

 

| | コメント (1)

(20.10.12) 坐骨神経痛 その4

19916_007_2   何とかならないものだろうかと真剣に考え込んでしまった。坐骨神経痛のことである。私はここ数年来坐骨神経痛に悩まされている。
坐骨神経痛になった原因は明確で、超長距離走をしすぎたせいだ
特にトランスエゾ1100kmに出場した後、この症状がきつくなった。トランスエゾ1100kmとは、毎日80km前後の距離を2週間走り続ける競技である。

 今年に入ってから帝京市原接骨院で身体を揉みほぐしてもらっており、直後は身体が大変柔らかくなるのだが、少し休むと硬い元の身体に戻ってしまう。

 マラソンそのものは5月の川の道252kmを最後に止めてもっぱら自転車に乗っていたのだが、11月から小学生のマラソンの指導をしなければならない。意を決して10月に入って休んでいたマラソンの練習を再開した。
いくらなんでも指導者が走れなくては示しがつかない

 四季の道を1周しているのだが、10日目頃からまた極端に腰が痛むようになってきた。
まずいな、これじゃ、指導どころではないじゃないか

 接骨院の治療は一種の対処療法で、痛みを和らげることは出きるが、完全に痛みをとることは出来ない。根本治療のためにはやはり手術になりそうだ。
前にヘルニアの手術をした人の経験談を聞いたことがある。それによるとその人は約3ヶ月程度入院していたと言う。
この年で3ヶ月も入院したら、身体が完全に老人になってしまう

 先日からGoogle坐骨神経痛の手術の情報を検索し始めた。どうやら3ヶ月と言うのはかなり昔の手術だったようで、最近の手術は日帰りから3週間程度の間に有ることが分かった。

 最も最新の手術方法はレーザー治療で、レーザーでもって飛び出してしまった髄核を椎間板内に引き戻す治療だと言う。
施術時間は15分から30分位で全く痛みがないのだが、保険対象外で費用が20万~60万病院によって費用が異なる)かかるのと、再発がしやすいのが弱点とされる。
医者の間では「まあ、金儲けの道具ですよ」と言うのが一般的な評価だそうだ。

 最も伝統的でどこでも行なわれている手術はLOVE法と呼ばれるもので、通常坐骨神経痛の手術と言えばこの方法を指すらしく、保険対象である。
背中側を5~6cm程度切開して、腰椎の一部を削り、脊髄神経を圧迫しているはみ出たヘルニアを切り取る手術である。目視下で行なうため、最も確実な手術と言われているが、欠点は入院期間が長く1~3週間程度かかることと、傷跡が大きいことである。
3週間も入院していたらブログも書けないし、傷も痛そうだ」唸ってしまった。

 このLOVE法マイクロ顕微鏡を使用してする手術(MD法)もあり、これだと傷口をLOVE法の半分以下にすることが出来、患者の肉体的負担は小さい。ただしマイクロ顕微鏡を操作するため、もっぱら医者の腕が問題になる。
経験の少ない医者にかかると、再手術が必要になりますよ」と言われており、手術例が多い病院を選ぶ必要がある。入院は1週間程度で、保険対象だ。

 私にとって好ましい手術の条件は、① 保険対象で ②入院期間が短く、③傷が小さいことだから、どう見ても上記の中ではMD法が一番なのだが、それでもいま一つ決心がつかない。
手術をしたら本当に痛みがなくなるのだろうか? それにマラソンを再開できるだろうか?」 そうした心配がどうしても残る。

 現状は立ちっぱなしでいたり、走ったり、歩いたりしたら痛むが、それ以外のときは特に支障がないので、すぐに結論を出すことは止めた。
仕方ない、小学生のマラソンの指導はだましだましして、走るのは一緒に指導してくれるWさんに依頼しよう

 しばらく坐骨神経痛の手術について研究することにした。

(お願い)坐骨神経痛の手術について有用な情報をお持ちの方がおられましたら、教えてください。

 

 

| | コメント (0)

(20.10.11) 世界経済危機は山本リンダになった

523_006_edited1_2  世界経済危機は山本リンダになってしまった。「もうどうにもとまらない」のだ。
wobblywobblyアメリカ信じちゃ いけないよ 私の心はベアなのさ・・・・・・・・wobblywobblyリンダの歌声が聞こえる。

 このブログを書いている最中にも、次々と新たな事件が起こってとてもまともな記載ができない。
今日(10日)のお昼のニュースはアメリカのGMフォードの株式が急落して資金調達が出来なくなりつつあると伝えている。
とうとうアメリカの自動車産業も終わりか!!!

 日本では中堅生命保険会社の大和(やまと)生命が倒産して、負債総額は2695億円だ。
は急騰して一時97円まで値上がりし、一方株式は急落して8100円にまで落ち込んだ。
投資信託を保有している人は財産がほぼ半減してしまったな

 アメリカ政府金融安定化法を通過させて約70兆円公的資金投入を決めようが、ポールソン財務長官が個別金融機関に資本投入の可能性を示唆しようが、欧州で4カ国首脳会議を開催し対応策を検討しようが、市場は全く無視してあざ笑うかのようだ。

 ニューヨークの株式市場は1万ドルを割ったかと思うと、またたくまに8000ドルを割り込んでしまった
いったいどこまで落ちれば止まるのだ」世界が悲鳴をあげている。

 元々の震源地であるアメリカの対応は全く不手際の連続で、これでは市場が信用しないのは当たり前だ。特にポールソン財務長官の無能振りが際立っている。
これまでポールソン氏は3回にわたって失敗を繰り返してきた。

 リーマン・ブラザーズを倒産させながらAIGは救済した。市場は何が判断基準か分からなくなった。
② 金融安定化法案を根回しも十分せずに下院にかけ、一度は否決された。
 個別金融機関に資本を投入するといいながら、一方で全ての金融機関を救済するわけではないと言い、結局投入する意思がないことを市場に見抜かれてしまった。


 これだけ失敗を繰り返せば、アメリカ政府の信用ががた落ちになるのは当たり前だ。ポールソン氏の任期は来年1月までとはいえ、歴史に残る愚挙の連続だったといえよう。
おそらく歴史家は次のように記すはずだ。
アメリカが2回目の世界恐慌の引き金を引いたのは、人為的ミスの側面が大きい。当時の財務長官ポールソンはことの重要性を理解せず、口先だけの介入によって金融危機を収束できると考えていた

 日本の失われた10年をあざ笑い、「アメリカは時価会計で業績がすぐに明確になるので、日本のように10年間もぐずぐず対応が遅れることはない」と胸を張っていたのは誰だと言いたくなる。

 サブプライムローンの損失や株式の下落で、欧米の金融機関の自己資金の不足が明確になってきた。
かつて日本の金融機関を世界市場から締め出す目的で導入したBIS規制が今度は欧米の金融機関の首を締め出した。
自己資本比率4%を割れば、金融機関として認めてもらえず、8%を切ると国際業務が出来ない。
もはやぐずぐずできない。すぐに個別金融機関に資本を投入して国有化せよ」世界は大合唱している。

 しかしアメリカにはそれが出来ない事情がある。アメリカ大統領選挙が終わって、新たなチームが出来るまで本格的な対応はできないからだ。世界恐慌とアメリカの政治空白が重なった最悪のシナリオになった。

 一方日本では97円まで円高が進み、輸出産業が悲鳴をあげだした。政府は中小企業の救済に乗り出すといっているが、実際は輸入産業が円高のメリットを享受してホクホクだ。
日本は20年8月以降貿易収支は赤字になったのだから、日本全体では円高のメリットの方が大きい。
よかった。これで原材料も食糧も安くなる」これが本音だ。

 株式が急落し、保険会社の倒産がでても、アメリカやヨーロッパに比較すればはるかに傷は浅い。それを見越して世界の資金は日本に流れ込んでいる。
信頼できる資金の避難場所は日本しかないじゃないか
かつては「有事のドル」といわれたが、今は「有事の円」だ。

 一方でアメリカの金融危機は治まる気配がない。
ブッシュとポールソンは口先だけだ。GMもフォードも倒産するだろう
世界の資金は日本に逃げ込み、ドルは急落して近い将来50円程度の円高になりそうだ。

 日本の輸出産業は立ち行かなくなるが、一方輸入産業は隆盛を極め、日本がしばらく前のアメリカのように金融の中心地になる日が近づいた。アメリカが自分でこけたおかげで日本が世界のアンカーになってしまった。

lovelylovelyこうした時は 日本しだいなの ああ日本だけ ああ日本だけ もうどうにも止まらないlovelylovely



「別件」 花の美術館とその周辺を歩いてみませんか 

 花の美術館元館長齋藤さんが企画する街歩きの第2弾です。前回はおゆみ野の街を歩きましたが、今回は齋藤さんにとって懐かしい花の美術館とその周辺のビューポイントを、齋藤さんが案内してくれます。

是非ご参加ください。

*日時  10月12日(日)午前10時から15時。雨天の場合13日に順延

*テーマ 「花と緑のガーデニング探訪」

*集合場所 JR海浜幕張駅前広場 ボールトピアリー(立体花壇)前。 
*解散 高浜 千葉市花の美術館 

 今回は、幕張ベイタウンのパティオス街区の街づくりや、検見川、稲毛の人口海浜、花の美術館等を案内します。

保険料 100円 花の美術館入館料(60歳以下の方) 200円  お弁当が必要です。


 * 11月に、若葉区みつわ台から都賀方面を予定しています。

 * お問い合わせは、メールで  midorinet@hotmail.co.jp まで。

 

 


 

| | コメント (1)

(20.10.10) ノーベル賞受賞おめでとう

C8e6defe1e6cee893b27110abce430101   ここ数日のノーベル賞受賞の快挙に舞い上がってしまった。
昨日のノーベル物理学賞日本人3名が選ばれたが、今日はノーベル化学賞だ。
ノーベル賞はオリンピックで言えば金メダルのようなものだから、北島康介が優勝した時のように喜んだ。
いやー、日本人の研究もなかなかのものだ

 もっともなぜノーベル賞を受賞したのかになると、正直言ってあまりよく分からない。
特に素粒子研究で物理学賞を得た3人の業績については、いくら新聞を読んでも何のことだか分からず頭を抱えた。

 南部陽一郎さんは「対称性の自発的破れを発見した」ことで、小林誠さんと益川敏英さんは「CP対称性の破れを発見した」ことで受賞したとのことだが、そもそも言葉の意味が分からない。
知らない外国語を聞いているような感覚だが、いくら本を読んでも理解できそうもないので素直に喜ぶことにした。
何か私が全く理解できない分野で世界的な研究がされたようだ。実にめでたい

 物理学賞に比較すると化学賞下村脩さんの「緑色蛍光たんぱく質の発見と開発」のほうが分かりやすい。
くらげをいっぱい捕まえてきて、くらげから「緑色蛍光たんぱく質」を分離することに成功したという。いわば天然の蛍光塗料を見つけたわけだ
この「緑色蛍光たんぱく質」を用いて、他の研究者が特定のたんぱく質や細胞を染めて光らせ、医療や脳科学の分野で役立つようになったことが受賞の理由だという。

くらげ先生、万歳 (v^ー゜)ヤッタネ!!。毎日くらげを取ってきてはすりつぶして分離器にかけていたのですね。地道な研究が実ってよかったですね」なんともほほえましい受賞だ。

 麻生首相も大喜びだ。
近頃暗い話が多いが、久々に明るい話題だ。1年間に4人もノーベル賞受賞者が出るなんて、びっくりだ。良かった

 日本人のノーベル賞好きは世界的に知られている。なにしろ小さい時から次のように聞かされてきた。
ダイナマイトを発明して莫大な富を築いたノーベルだが、ダイナマイトが戦争に使用されて多くの人が死ぬのを見て心を痛めた。
そしてノーベルは死に際して自分の遺産を全て人類の平和と科学に貢献した人に贈ってほしいと遺言した


 私の世代の理科系の人間はみんなノーベル賞にあこがれていた。高校生だった頃、物理好きの友人が私に言ったものだ。
ぼくは絶対にノーベル賞が取れるような科学者になってみせる
この友人は最近まである大手電気メーカーの研究所長をやっていたから、本当にそのうちに受賞するかもしれない。

 私もこの友人に負けないように、経済評論に磨きをかけて「ノーベル経済学賞」を狙ってみるのはどうだろうか、なんて一瞬夢想してしまった。

(注)写真は「スエーデンの今」と言うブログに掲載されている写真で出典は「Svenka Dagbladet」と記載されてました。

 

 

 

| | コメント (0)

(20.10.9) 上期のパソコン授業が終わった。

20725_074   上期の小学校のパソコン授業が終わった。私は近くの小学校でパソコンの特別講師をしているのだが、特別講師の場合はいくつかの制限条件がある。

 一番の制限条件は年間の勤務時間を48時間以内と決められていることで、おそらくこれは特別講師が常勤の先生になるのを防ぐためか、予算措置の関係でそれ以上の経費支出が出来ないためだと想像している。

 今回は1年から4年生の授業を24時間見たのだが、一クラス当たり2~3時間の割当になった。おかげで全てのクラスの先生と生徒と接することができ、小学校というものが分かってきた。

 子供達は大変かわいらしく、「せんせい、せんせい、教えて」なんていわれて手を引っ張られると「まて、まて、今行くから待て」と言いながら好々爺のように愛想を崩してしまう。

 おかげでこの小学校に行くと生徒から「あっ、パソコン先生だ」なんて子供達から言われてすっかり人気者になった。
そんな訳でこの特別講師という仕事は本当に楽しいのだが、それでもやってみるといくつか問題点があることが分かった。

 問題は私の能力の問題先生とのコミュニケーションの問題、そして生徒の問題に分かれる。

 私の問題としては、使用されるソフトについて十分な知識がないことで、都度懸命に勉強して何とか対応しているが、ペイントプレゼンテーションソフトについて、十分に使いこなしているとはいえない。

 上期の授業は終了したが、学校のパソコン教室に出向いていって現在ソフトの特訓をしている。下期になれば小学校で使用するソフトについては全て理解できるようにしておきたい。
がんばれ、山崎先生。もう少しだ」叱咤激励だ。

 先生とのコミュニケーションの問題はかなり難しい。事前に先生と打合せをしてパソコン教育のプログラムを作りたいのだが、時間がないことと先生側にパソコン教育のビジョンがないこともあり、事前の話し合いがない。
すべてぶっつけ本番になるので、精神的疲労が大きい。
うぅーん、何とか下期は事前にカリキュラムの打合せをしたい

 生徒の問題も大きい。あるクラスのパソコン授業をしたときに、一人の男の子が席に着かずに教室を飛び回っていた。通常は担任の先生が厳しく言って席につかせるのだが、この子の場合は先生も何も言わない。

 男の子はテーブルの上に寝たり、関係のない女の子のそばに来て話しかけたりする。授業に集中できないことこの上ない。
それでも授業を始めたのだが、気がつくと男の子がある特定の女の子の髪の毛を思いきり引っ張っていた。
そんなことしちゃ、ダメダ」驚いて止めたが、これでは授業にならない。何とかうまい解決策がないものかと頭を悩ませている。

 このようにそれぞれ問題があるものの、概して生徒はパソコン授業を楽しんでおり、私としてもこの学校のパソコン操作能力向上に少しでも役立てればとても嬉しい。

 「かわいい子供達のためだ。下期は上期以上の成果が得られるように努力しよう

  

 


 

| | コメント (2)

(20.10.8) 10万件アクセス記念日

20107_001  私のブログのアクセスが10万件に達した。信じられないような数だ。当初はおゆみ野周辺の清掃活動を中心に記載したいたってローカルなブログだったが、いつの間にか多くの人から見てもらえるようになって来た。
今日は嬉しくなって10万件アクセス記念記事を書いている。

 最近4ヶ月間1日平均アクセス数278件アクセス者169人である。アクセス者よりアクセス数が多いのは一人で数件の記事を見ることがあるからで、平均で1.6件の記事を読んでいることになる。

 最も最近は日によって増減が激しく、興味の対象になる記事が掲載されるといっぺんに読者が増え、そうでないと急激に読者が少なくなる。
この原因は私のブログの固定的読者は約50名で、それ以外の読者は何らかのキーワード検索で私のブログに到達しているからだ。

 最近の人気の記事はアメリカ経済(金融危機)であり、読者の関心が今どこにあるか分かる。過去最高は「ピクシーは日本が好きなのだ」(リンクが張ってあります)という記事を掲載した時であり、1日のアクセス数610件、アクセス者476人だった。
これには自分でもびっくりしてしまったが、名古屋グランパスの熱狂的なファンが大挙して読んでくれたのだろうと思っている。

 私はほぼ2年に渡ってほとんど毎日欠かさずブログを記載してきたので記事数は647件になっている。
よく毎日毎日書いたものだ」自分でも感心している。こんなに多くの文章を書いたのは学生の時も、サラリーマンだった時もない。
引退してからが、最高の文章家か!!」笑ってしまった。

 ブログを長く記載してきたおかげで、どうしたらブログを読んでもらえるかがよく分かるようになった。これからブログを作成したいと思われている人のためにノウハウを公開しよう。

 ポイントを記載すると以下のとおりである

① 毎日更新して記事数を増やす(量は絶対に必要だ
② 検索しやすいように出来るだけ名詞を入れる(
ほとんどの人が名詞で検索をかける

③ 読みやすい記載に心がける(
難しい書き方はそれだけで読者は敬遠する
④ その時の読者の関心にあわせる(
時限性があって、たとえば今頃北京オリンピックのことを書いても誰も読まない

⑤ 自分のスタンスを明確に打ち出す(
単なる紹介記事は新聞やテレビを見れば十分
⑥ ジャンルを絞る(
私の場合は何でも書いてしまうので、少し問題

⑦ ユーモアのセンスが必要(
硬く真剣な文章は読者を疲れさせる
⑧ 間違いは仕方ないが嘘は書かない(
嘘を書くと、そのうちつじつまが合わなくなってくる

⑨ コメントには出来るだけ誠実に答える(
本当はとても回答がしづらいコメントもある
⑩ 読者と論争をしない(
論争を始めると品が悪くなるので止めたほうがよい

⑪ 写真や、オーディオや、絵等その他のメディアを使用して、画面を楽しくする(
文章だけではせっかくのマルチメディアが泣く
⑫ 読みやすいレイアウトに心がける(
べったりと文字だけを書く人がいるが、そうした記事は内容がよくても誰も読まない

⑬ 高圧的な記事は書かない(
読む人がいやになる
⑭ このブログだけのオリジナリティーを追求する(
他に記事がないので必ず検索に訪れるようになる

 だいたい以上がポイントだが、独自の見方で、やさしく、楽しく、読みやすく記事を記載すればよいことが分かる

 ブログを立ち上げようとしている人にいささかでも役にたったろうか?

 

| | コメント (2)

(20.10.7) 世界恐慌前夜 金融危機から実体経済の危機へ

Images1_2    人間長く生きていると信じられないような経験をすることが出来る。1929年に始まった世界恐慌については、世界史や日本史でまなび、「当時の人はケインズ革命を知らず、財政金融政策もなってなかったんだな」なんて軽蔑していたがひとごとでなくなってきた。

 とうとうアメリカの金融危機実体経済を蝕みはじめ、世界恐慌前夜に突入してしまった。
金融安定化法案はすったもんだの挙句に3日、賛成263票反対171票で可決したが、市場の評価はまったくダメで、ダウ平均で157ドルも下げている。
どうやらこの法案だけでは金融危機は収束しないな。この制度を利用する金融機関は倒産寸前の金融機関だけだ」そう市場は評価した。

 アメリカ経済は金融問題に忙殺している間に、確実に実体経済が麻痺し始めている。GDPの約70%が消費で成り立っているが、その消費が低迷し始めたからだ。
消費財のうち最も大きいのが住宅の購入で次が自動車の購入だが、どちらも全く売れない。

 世界から金を集めて、古代ローマの栄華を誇っていたアメリカだが、サブプライムローンでケチがついた。
アメリカの証券化商品は欠陥品だ。こんなのを買うのは止めよう」世界が気づき、アメリカから資金が逆流している。

 すでに住宅価格は06年ごろをピークに下がり始め、大都市部では20%余り低下したといわれる。これがサブプライムローン問題の引き金になっているのだが、たった20%程度で問題が起こるところが、この問題の複雑なところだ。
考えてもほしい。バブルがはじけて20%程度の低下で終わるはずがない

 日本では土地バブルがはじけて、価格は最高時の3割程度まで下がった。70%の低下だ
私が住んでいる土地はピーク時6000万といわれ、「俺もなかなか金持ちじゃないか」なんて思っていたが、今の実勢価格は2000万程度だ。
もう少し公的な資料で見ると、京都市の都市部の公示価格は平成3年に74万円/㎡だったのが、平成15年には22万円/㎡と、これも最高時の30%程度に低下している。

 バブルがはじけると、価格は最高時の3割程度になってしまうのが普通だ。
だからアメリカの住宅価格が20%低下だということは、さらに50%低下する余地が有るということで、これがアメリカ経済の未来を暗くしている。
アメリカの危機はこれからが本番だ」市場の認識だ。

 すでに住宅建設はピーク時の半分近くに落ち込み、中古住宅はほとんど買い手がいない。差し押さえた住宅が185円で落札されたと新聞に載っていた。

 自動車について言うと、9月の新車販売台数が軒並み前年同月比対比で30%減になってしまった(GEだけが特別キャンペーンで▲16%)。世界の新車販売の2割強を占めるアメリカ市場の不振は痛い。

 しばらく前までは日本車は低燃費とハイブリット車でアメリカ市場を席巻していたが、日本車も売れなくなった。住宅価格の低下により、家の含み益で自動車を購入できなくなったのが原因だ。
アメリカではホーム・エクイティー・ローンという一種の消費者ローンがあり、住宅価格から住宅ローンを差し引いて余りがあれば、ローンを組むことが出来る。

 このホーム・エクイティー・ローンが消費を牽引してきたが、住宅価格が低下すると、ローンを返済しなければならない。歯車が逆回転している。


 失業者も急拡大し、9月の失業者は16万人増加して、失業率6.1%だ。これは03年3月以来の大幅な増加だ。
そして景気の先行指数である株価は低下の一途をたどり、ドルは世界中で売られている。
ドルは今に紙くずになるぞ

 あらゆるデータが景気に急ブレーキがかかったことを示しており、アメリカ経済は恐慌前夜にあることが分かる。
しばらく前までは原油価格200ドルまで行くのではないかと心配していたが、今は景気後退で50ドルまで低下して、産油国特にロシア経済が立ち行かなくなることを心配している。

 アメリカは金融工学で舞い上がり、今はその金融工学によってまっさかさまに墜落している。自由放任主義の経済運営の時代は終わり、再びケインズの時代が到来した。
フリードマンさん、さようなら。ケインズさん、いらっしゃい」大合唱が始まった。

 しかしこの恐慌を飼いならすまでは世界経済は相当の期間荒波にもまれそうだ。日本の失われた10年どころではなくなってきた


(注)この記事と関連する記事は、カテゴリー「評論 アメリカ経済」に入っております。

 

 

| | コメント (1)

(20.10.6) 「警察は断固逮捕に踏み切った」の記事に対するA君のお父さんからの回答

2093_022 「6月14日 高校生に対する恐喝暴行事件」の被害に会われたA君のお父さんからメールをいただいた。

 私は警察は断固逮捕に踏み切った」(
リンクが張ってあります)という記事で、今まで警察は器物が損壊されても厳しい対応をとってこなかったが、「さすがに人にまで被害が及べば千葉南警察署としても放置するわけにはいかなくなったのだろう、たとえ相手が中学生であっても悪質な場合は逮捕に踏み切るようになった」と記載した。

 私の感度としては「ようやく警察も動いてくれたか、やれやれだ」という認識だったが、実際に被害に会われた息子さんを持つA君のお父さんの感度はそれよりももっと深く、厳しく受け止めておられる。

 お父さんのメールを読んで、やはりこうしたことは当事者でないと分からない心の苦しみや、憤りがあることがよく分かった。
A君のお父さんのメールを全文掲載するので、みなさんにも読んでいただきたい。

山崎様、貴兄のブログ10月2日付「警察は断固逮捕に踏み切った」を拝読して、感じたことをお伝えします。

 6月14日息子が被害に遭った事件以来、毎月中高校生の少年犯罪による逮捕者がこの地域で出ています。
これは非常事態です。この様な少年たちを黙認してきた、私たち大人の責任は甚大です。

 社会のルールを犯し、他人に迷惑をかけることに罪の意識を持たない子どもや親がいます。暴行、窃盗をスリリングなゲームと感じ、愚行に快感を感じる子どもがいます。我が子の犯した罪に気付かない親がいます。逮捕されてもその事実を受け入れない親がいます。
特に父親が無責任なケースが散見されます。息子の加害者家族の中で、被害者である私たちの前に一度も姿を見せなかった父親がいます。謝罪を奥さんや弁護士に任せた父親がいます。私は絶対に許しません。

 このような子どもたちのグループが、おゆみ野を中心とした周辺地域にたくさんあります。グループ同士の接触も当然あります。今回逮捕に至った事件は、極一部です。私は息子の事件の経過の中で出会った人々に問い掛けてきました。警察官、学校や青少年補導センターの先生、加害者の弁護士たち、家庭裁判所の調査官、知人たち、そして私自身に。

子どもたちの悪い情報、少年犯罪であっても個人情報はいらない。事件の事実を共有し、悪いことは悪いと子どもたちに、地域社会に警告を早く発信する仕組みを持とう」
何か少しでも変わってくれることを祈ります。でも、既存の組織、方法ではきっと動き辛いのでしょう。一つの方法として、このブログに期待しています。

 少年審判では少年院送致が言い渡されることは少ないようです。保護観察として家庭に戻り、地域の保護観察員の指導のもと原則として20歳の誕生日を迎える日まで更生に努めます。少年院から戻ってきた子どもたちも同じです。緑区にも数人の保護観察官がいらっしゃると聞きました。
多くの人はその存在すら知ることは稀でしょう。
 
 結局は家庭が、地域が子どもの心に善悪を判断する価値観を育んで行くべきです。個人の自由や権利ばかりの主張を認めるばかりではダメです。
時には子どもとの戦いです。子どもも成長するにつれ、自分の意見を持ち、親に反発します。でも、合理的でなくてもダメはダメと言い切るのです。
社会に出れば理不尽なことはたくさんあります。それもまた受け止めて生きて行く力を育まねばならないのです。
 
 家庭裁判所には調査官がいます。警察と検察が立件した少年犯罪が家裁に送致されると、審判の日まで調査官が少年やその家族、申請があれば私のような被害者の家族とも会い、事件の詳細を調べ裁判官が審判を決するための情報を収集します。審判保留と言う決定もあります。

 その場合、試験観察となり時間を掛けて、処分を見極めます。そうなると調査官の仕事は膨らみます。詳しい数字は忘れましたが、千葉県を担当している調査官の人数は驚くほど少ないのです。少年審判ばかりでなく、離婚などの調停も仕事なのです。私がお会いした調査官も大変忙しくお仕事をしていました。

 物腰の穏やかな方で、少年犯罪を小さな芽の段階で是正したい。予算が削減され活動も厳しいが、予防措置に力を入れたいと静かに、でも思いを込めて話してくれました。息子の事件と向き合うほど、虚しくなることが多かったのですが、調査官との対話に安堵し、少し希望を持つ事ができました。

 知らない所で、いろいろな方々が少年犯罪と向き合っていることも事実です。でも、それが連携することはないようです。ここにも問題があります。一人一人は精一杯取り組んでいます。でも、少年犯罪は低年齢化し、悪質に複雑になっています。どうして行けば良いのか。分断された輪を繋ぎ合わせる必要があるのではないか?私の考え過ぎなら良いのですが・・・・。

 では、またご連絡いたします』

| | コメント (1)

(20.10.5) おゆみ野の森の草刈隊 その2

20104_029  信じられないような現象だ。おゆみ野の森草刈隊25名前後の家族とおっさんが集まりだした。
当初新都市ライフOさんやUさんと始めたときはたった3人の草刈男だったが、今回4回目になる草刈は大パーティーのようだ。

 子供達もたくさん集まってきて草を集めてくれていたが、いつのまにか全員見えなくなった。このおゆみ野の森には立派な栗の木が数本あって、子供達はそこの栗とりに夢中になった。草刈より圧倒的に面白いのだろう。
採れた栗は野生の栗とは思われないおおきな栗だった(もしかしたらこの森の以前の所有者が栗の木を植えたのかもしれない)。

 お父さんやおっさん達はもっぱら公園からの入口近くの草刈だ。新都市ライフのOさんのイメージでは、入口を綺麗に整備して、入口におゆみ野の森のモニュメントを作りたいのだという。
どうやら凱旋門のようなイメージらしい。

 前月まで美しい花をつけていた蕎麦畑は花が散って実にかわっていた。
蕎麦は収穫時期が難しい。霜の降りる少し前に収穫するのがコツだ」農家顔負けの栽培技術を持つNさんの話である。
インストラクターのSさんが盛んに公園からの入口近くの木の枝打ちをしていた。
木が蔓にからまれたりして弱ると、上でなく横に枝を張って生きようとするのです。木は上にのばしてやる必要があります

 2時間余りの作業の後は、いつものバーベキューパーティーになった。どこからともなく大量の野菜や肉やビール等が現れて来る。
このおゆみ野の森の常連のお母さんがすぐさま野菜を切りはじめ、一方おっさん達が火をおこして準備に余念がない。

 私はこの種の作業は苦手なので、刈った草を草置き場に一輪車で運ぶ役目だ。身体を使う作業が私には一番あっている。
草刈は毎月第一土曜日に実施しているのだが、本当にこの森に人が集まるようになったと思う。

 今日は第二回目キャンプ実験隊を実施するかの打合せもあり、11月1日に実施することになった。
Kお母さんが「今度は子供達が主体的に作業ができるような計画を作りましょうよ」とお母さんらしい提案をしていた。

今回の草刈隊の写真を掲載します。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20104?authkey=V5pBc3r6nlw#



「別件」 花の美術館とその周辺を歩いてみませんか 

 花の美術館元館長齋藤さんが企画する街歩きの第2弾です。前回はおゆみ野の街を歩きましたが、今回は齋藤さんにとって懐かしい花の美術館とその周辺のビューポイントを、齋藤さんが案内してくれます。

是非ご参加ください。

*日時  10月12日(日)午前10時から15時。雨天の場合13日に順延

*テーマ 「花と緑のガーデニング探訪」

*集合場所 JR海浜幕張駅前広場 ボールトピアリー(立体花壇)前。 
*解散 高浜 千葉市花の美術館 

 今回は、幕張ベイタウンのパティオス街区の街づくりや、検見川、稲毛の人口海浜、花の美術館等を案内します。

保険料 100円 花の美術館入館料(60歳以下の方) 200円  お弁当が必要です。


 * 11月に、若葉区みつわ台から都賀方面を予定しています。

 * お問い合わせは、メールで  midorinet@hotmail.co.jp まで。



 

 

| | コメント (1)

(20.10.4) パソコン教育が軌道に乗り出した

Canvas  私は近くの小谷小学校でパソコンの特別講師をしているのだが、ようやくパソコン授業が軌道に乗り出した。当初は何を教えればいいのか全く分からなかったが、やっているうちに子供達のレベルも分かり、また用意されているソフトも理解できるようになってきた。

 当初はアドバンテージクラスという、先生の画面を子供達のパソコンに転送して、手順を見せるソフトが理解できず頭を抱えたが、パソコン通の先生から手ほどきを受けてマスターできた。

 次の課題はキューブキッズという子供向けにアレンジしたソフト群を理解することだが、これは大人のソフトを子供用に簡単にしたものだ。
時間割作成ソフトとか名詞ソフトという類だが、今小学校1年生に教えているのはお絵かきソフトといい、大人の間ではペイントといわれているソフトである。

 私は金融機関の職員だったため、ワードエクセルのような事務用ソフトは日常的に使用していたが、ペイントのようなビジュアル系のソフトは使用したことがない。
こうした時は予習しか手はないので、授業の前に早出をしてソフトの操作方法を懸命に理解する。

 だいたい操作は10パターン位あり、それを全て理解しようとするとかなりエネルギーが要る。理解し終わると今度は教育資材としてどんな操作を教えたらいいか考えて、マニュアル作りをしなければならない。
うまい教え方が浮かばないと、精神的にイライラするし、授業時間が近づくとややパニックになる。
がんばれ、先生、もう少しだ」叱咤激励だ。

 そうやって何とか授業に持ち込むのだが、生徒は私に全幅の信頼を置いて「パソコン先生」なんて言っているので、手が抜けない。
1年生が次々と私の手を引っ張って「せんせい、おしえて、わかんない」なんて言うので、まるで孫の世話をしている好々爺みたいになってしまう。
よしよし、先生が何とかしてやるぞ

Photo  キューブキッズ以外のソフトとして、算数の支援ソフトが用意されており、1年から6年までレベルに応じて操作できるようになっている。
このソフトもよく使われるので、私も全て操作をしてみることにした。

 学年ごとに20パターン位の操作が用意されているのだが、すべて実際にやってみないとソフトの中身が分からない。
62歳になって、こんなに真剣に小学校の算数を学ばなければならないのか」思わずうなった。

 やってみると暗算なんて全くダメで、ここ数十年らい計算機しか使用しなかったつけが出た。又図形問題はかなり高度で、2年生の図形問題に四苦八苦だ。

 もう一つのポイントはインターネットの操作を教えることだが、Yahooキッズという、かなり検索範囲を限定したソフトを使用する。変な検索結果が出ないようにガードされているのだが、すこし難しい内容になるとなかなか検索結果が出ない。
昨日は4年生が「古民具新聞」を作ったのだが、せっかく画像が有っても説明の文字を検索できなかったりして頭を抱えた。
しょうがない、『この画像の説明はなし』と書けばいいよ」なんて手抜きの新聞になってしまった。

 だが、だんだんと教え方のこつのようなものが分かってきた。
知り合いの4年生のお母さんが「パソコン先生が一番面白いと子供が言うの。山崎さんは子供の人気者よ」と私に話しかけてきた。
うん、俺も捨てたもんじゃないな。教育者としての素質が目覚めた」なんてすかり有頂天になってしまった。

 

 

| | コメント (0)

(20.10.3) 朝青龍の引退が近づいた

Sasasyouryuu_31  どうやら朝青龍の引退が近づいてきたようだ。この秋場所の相撲を見てその感を深くした。
九日目まで5勝4敗となって休場したのだが、特に九日目の安馬との対戦は全く気力が見られず、得意のまわしをたたきつけるしぐさが見られなかった。

 アナウンサーも驚いて「いつものまわしをたたくしぐさがありませんが・・・」と言っていたが相撲は安馬に完敗し、しかも完敗したことに何か諦めたようなうつろな目をしていたのが印象的だった。
朝青龍に言わせると「左肘が痛くて動かなかった」からだそうだが、それよりも気力がなえたのが敗因としか思われない。

 思えば朝青龍は人一倍気力で他を圧倒して勝ってきた力士で、気力がなえてしまえばただの力士とかわらない。
これは格闘技をしたことがある人は経験的に知っているが、次のような法則がある。

① 実力も気力も勝っていれば勝つ確率は90%以上
② 実力が同じで気力が勝っていれば勝つ確率は70%~80%程度
③ 実力が下で気力が勝っていれば勝つ確率は50%前後


 従来の朝青龍は上記のにあたり、それゆえ過去に22回優勝するなど大横綱の名をほしいままにしていた。
朝青龍に最初の黄昏が訪れたのは、2006年の5月場所若の里戦に破れ右肘をいためた時からである。
この頃から上記のに徐々に移行し始めた。身体に故障がでると、稽古をまじめにできなくなって実力が衰える。

 そして明らかに朝青龍に黄昏が訪れたのは2008年7月場所で5日目に栃乃洋に押し倒されて左肘を痛め、6日目から休場したときからだ。
左肘は朝青龍の利き腕だ。全く相撲が取れなくなった。
これで朝青龍は上記のになってしまった。稽古はほとんどしておらず気力だけで相撲をとっていたが、最後の安馬戦では気力もなえてしまったらしい。

 これで二場所途中休場に追い込まれており、来場所出場したとしても、中日までに3敗してしまえば引退声明を出さざる得ない状況だ。用心して来場所を休場しても、次の場所が試練の場所になる。

 まだ28歳であり、本来ならばこれから数年は横綱を張ることが出来るはずだが、気力のなえた朝青龍ではとても勝てない。
やはり次の出場場所で
引退声明に追い込まれる確率は非常に高いと思われる。

 かつては本場所で敗れた相手を稽古で徹底的に痛めつけて再起不能近くまで追い込んでいたのがうそのようだ。
高見盛はレスリングのバックドロップで右肩を亜脱臼させられ、琴欧州は右膝の靭帯を損傷させられ、琴奨菊を徹底的にぶつかり稽古でいたぶって腰を負傷させ、豊ノ島は右肘を損傷させられた。
おかげで各部屋から出稽古禁止を通知されて、のように恐れられていた。

 無謀な稽古で力士に怪我をさせたり、無用なダメ押をしたり、負けてバケツを蹴飛ばしたり、悪態をついたりしていたが強い横綱ゆえ許されていた行為と言えよう。

 しかし弱い横綱では誰もかばってくれそうもない。唯一の庇護者だった北の湖理事長も辞職してしまった。
貴乃花が引退したのは30才、千代の富士は35才だった。朝青龍の28才はいかにも若いが、誰も引退をとめる人はいないだろう。

 やはり堺屋太一氏が言った言葉は正しい。
日本では鬼は退治される。織田信長も大久保利通も鬼として退治された
そして今朝青龍が退治されようとしている。



(注)画像は「朝青龍問題を考える視座」と言うブログに掲載されていた写真を転写したものです。



 

 

 

 

 

 

| | コメント (0)

(20.10.2) 警察は断固逮捕に踏み切った

2093_006  最近の千葉南警察署の対応を見てみると、人に危害が加えられた事件については、加害者が中学生や高校生であっても、断固逮捕する方針に変えたことが分かる。

 従来ここおゆみ野周辺では街路灯や公園のベンチやトイレの破壊が頻繁に起こり、私は大変憤慨していたのだが、そうした器物の破壊行為については逮捕者が出たという話は聞かなかった。

 思い余って「やはり言っておこう」(リンクが張ってあります)という記事を書いて「いまのまま放置されると、きっとより重大な事件が発生する可能性が高い。器物の損壊だけでなく、人的被害だって予想される。特に夜は危ない」と警告を発しておいたが、実際そのとおりの経緯をたどってしまった。

 さすがに人にまで被害が及べば千葉南警察署としても放置するわけにはいかなくなったのだろう、たとえ相手が中学生であっても悪質な場合は逮捕に踏み切るようになった。

 千葉南警察署管内で私が認識している人的被害が伴った事件は3件でいづれも逮捕者が出ている。

① 6月14日 高校生に対する恐喝暴行事件

 『6月14日(土)の午後7時過ぎごろ、部活を終えて鎌取駅から帰宅途中のA君とB君(高校1年生)が、鎌取駅駐輪場から移動し始めた直後、見知らぬ15歳から16歳程度と思われる4人組にあとをつけられ、鎌取変電所横で「金を出せ」と恐喝された。

 A君は所持金1000円を脅し取られ、B君は運よく逃げ切ることができたが、A君はさらに恐喝にあい「もっと金があるだろう」と脅されたため、隙を見て逃げたが逃げおおせることができず、殴るけるの暴行を受けた。
その結果、前歯2本が脱臼、1本を折られ、さらに上唇が切れて全治4週間の重症をおった。

 たまたま通りがかった南警察署警察官に見つかり、4人組は現行犯逮捕された

 本件についてはこのブログで継続的に掲載しており(カテゴリー「おゆみ野 恐喝事件」)、詳細はそれを読んでほしいが、すでに加害者の少年達には少年審判が下っている。

 本件については被害に会われたA君のお父さんから最新のコメントをいただいているのでそれを再掲する。

山崎様、ご無沙汰しました。

息子の治療は続いています。結局は元には戻りません。将来へのリスクを背負うことになります。外見は元気ですが・・・。
加害者である少年たちに審判が下り、成人犯罪で言う刑事処分は決まりました。

治療が一段落した時点で、治療費や慰謝料などの民事処分を巡る交渉に移ります。加害者側の誠意ある対応を期待します。
6月14日から3ヶ月以上が経過し、予想以上に長い治療期間となりました。

審判が終わると、被害者への情報はまた一段と減ります。被害者側が自ら行動を起こさないと何も知らされない状態に逆戻りです。
さて、おゆみ野で少年がまた逮捕されたことを貴兄のブログで知りました。残念です。

被害に遭われた方に怪我はなかったと記載されていました。少し安堵しました。まだまだ、おゆみ野の再発防止策は不十分です。
警察が、学校が、家庭裁判所か、保護観察官が、私たちが連携しているでしょうか。事件発生の事実を共有できていません。
リスク管理が機能していない。ネガティブ情報に対峙する仕組みさえありません。私たち大人が反省し、具体策を立て再出発したのでしょうか。

なぜ少年の犯罪がおゆみ野で再発するのか?
被害者はやられ損です。怪我は元には戻らない、この現実を変えることは出来ない。無力です。事件と向き合うことに少し疲れていました。
でも、虚しさに流されていてはダメですね。また、少しずつ思いを発信することにします。

では、またご連絡します


② 7月2日 同級生に対する暴行事件

『 (読売新聞 8月27日の記事)
 千葉南署は26日、いづれも千葉市緑区の市立中学3年の男子生徒5人を傷害容疑で逮捕した。
発表によると5人は7月2日午後9時30分頃から約40分間、千葉市緑区高田町の歩道で、同じ中学に通う緑区内の中学3年男子生徒(15)を殴ったりけったりした後、近くの調節池に投げ入れ顔や腹に軽症を負わせた疑い。

調べに対し5人は「呼び出そうとして電話をかけたが無視され腹がたった」と供述しているという』

 
私はこの事件のことは全く知らなかったが、男気の大将から事件のあらましを聞いて知った。それによると「加害者の少年達にはすでに少年審判が下り、少年院に送致された」とのことである。

   

③ 8月25日 障害者に対する暴行事件

『 (産経新聞、9月24日の記事)
 電動車椅子(いす)の男性にお笑い芸人のまねをしながら暴行したとして、千葉県警千葉南署は24日までに、暴力行為等処罰に関する法律違反の疑いで、千葉市緑区の市立中学3年の男子生徒2人=ともに(15)=を逮捕した。

 調べによると、2人は8月25日
午後2時ごろ、千葉市緑区おゆみ野の歩道で、電動車椅子に乗っていた同区の男性(53)の頭を、「欧米か」などと言いながら、履いていたサンダルで数回たたいた疑い。男性にけがはなかった。男性は足腰が弱く、1人で外出中だったらしい。

 生徒のうち1人は「面白半分にたたいた」と容疑を認め、もう1人は「やっていない」と否認している。「欧米か」はお笑い芸人、タカアンドトシの突っ込みのせりふ


 
本件についてはなぜ二人の中学生が逮捕されたのかが当初分からなかった。やや処罰が重過ぎるのではないかと思ったからである。
その後、この事件の聞き取りを行なう過程で、なぜ警察が逮捕に踏み切ったかが分かった。


・二人は過去に窃盗事件を起こし、1ヶ月間少年鑑別所に入っていたこと
・出てきてからも中学でしばしば問題事件を起こしていたこと
・否認している少年はもっぱら暴力行為等をあおり、自分では手を下さないのが常習化していたこと
・そうした実態を警察も把握していたこと

 これなら確かに警察も逮捕するだろう。
  

 

  

| | コメント (0)

(20.10.1) アメリカ金融政策のダッチロール

3usanycd00181  アメリカ金融政策が完全にダッチロールし始めた。昨日(29日)までは金融安定化法案が通り、約75兆円の公的資金が投入されて不良資産の買取を実施する予定だったのに、一夜明けるとひっくり返っていた。

 早朝のテレビはアメリカ下院で金融安定化法案が否決されたとのニュースをトップで伝えている。私は当初民主党議員が反対したのだと思って聞いていたが、なんとブッシュ大統領のお膝もとの共和党議員の造反によるものだと言う。
ブッシュ大統領が苦りきった表情で「前進するための対応策を考え出す」と言っていたが、まさか共和党議員が造反するとは思っていなかったようだ(共和党議員の法案賛成は65票、反対は133票だった)。

 おかげで株価は過去最高777ドルの下げ幅で、円高も104円まで進んでいる。おりしもアメリカ第4の銀行ワコビアも実質倒産してしまった。
「アメリカはもうだめだ。全て売りだ」市場は大パニックだ。

 金融安定化法案が通らなければアメリカの金融崩壊は確実だから、いづれは妥協が図られるはずだが、この不手際は痛い。
なにしろペロシ下院議長ら米議会首脳の同意を得た法案が全く議会を通過できないのだから、米政府も議会首脳部も威信は地に落ちたようなものだ

 特にアメリカ政府高官の中でポールソン財務長官ほど評判を落とした人はいない。

リーマン・ブラザーズの救済に公的資金の投入を考えたことは一度もなかった」と公言してリーマン・ブラザーズを倒産に追い込んだかと思えば、翌日にはAIGに約9兆円の公的資金をつぎ込んでいる。
いったい、リーマン・ブラザーズとAIGの違いは何だ」市場は疑心暗鬼となったが、単にポールソン財務長官がパニックになっていたに過ぎない。

 さらに今度は金融安定化法案を通過させて75兆円の公的資金をつぎ込もうとしたら、根回しに失敗して下院で否決されてしまった。
ポールソンは何をやってもダメだブッシュ大統領は歯軋りをしているだろう。

 しかしポールソン氏のためにいささか弁明すると。歴史の変わり目には従来の思考に忠実に従う人は、対応不能におちいってしまうだけだ。
現在の状況は1929年の金融恐慌の再現だが、当時共和党フーバー大統領は「何もしないで市場に任せることが最善」と思い、恐慌の傷を深くした。そしてポールソン氏は100年を隔てて、フーバー大統領と兄弟のように思想が似ている。

何もしないのが最善だ」ポールソン氏の本音はそうだから、「75兆円の公的資金を投入するなんてとんでもない」と本心では思っている。
そうした同志は共和党議員にはたくさんいるから、両者でサボタージュして金融安定化法案をつぶしたようなものだ。

 ブッシュ大統領としたらどうしたらよいのか分からないだろう。公的資金を投入して大きな政府をめざせば、お膝もとの共和党が造反する
一方、何もしなければアメリカは第二の大恐慌に突入する。

 財務長官をポールソン氏からジョン・メイナード・ケインズのようなニュー・ディーラーに変えなければならないのだが、そうした人材は民主党にしかいない。

 結局、アメリカ政局はこのねじれ現象を解消するために、大統領をオバマ氏にして、大きな政府の再現を図るより手はなさそうだ
これで11月の大統領選挙はほぼオバマ氏に決定したといえよう。

**アメリカ経済については、カテゴリー「評論 アメリカ経済」に関連記事が入っております**

(注)写真はGoogleの画像データを検索して入手したものです。

 

 

 

| | コメント (0)

« 2008年9月 | トップページ | 2008年11月 »