(20.10.24) ブログを作ろう NO2
知り合いの人にブログを作ることを薦めていたら、最近あいついでブログの作成者が現れてきた。今回のブログは「ありよし姉ちゃんと散歩おじさん」(リンクが張られています)というブログで、書き手は有吉地区に住んでいる何人かの元気姉ちゃんと散歩おじさんだ。
私は自分でブログを書いているのでよく分かるのだが、物を書くということはとても自分を活性化できる。
まず、知らないことを書くときはあらかじめ下調べが必要だし、たとえ知っていることでもそれを人に伝えるとなると、相応の文章力がいる。
最初は「うん、うん」うなりながら書くのだが、そのうちに慣れてきて書き方については問題がなくなってくる。しかし一方で主題についてはとても苦しむ。
「はて、今日は何を書いたらいいんだろう」連載漫画の作者のようだ。
私のブログも当初は四季の道の清掃活動や落書き消去活動が主題だったのだが、それだけではとても毎日のブログを埋めきれない。第一清掃活動はルーティンワークなのだから、よほど何かないと同じような記事になってしまう。
思い余って評論を書くようにしたら、思いのほか好評で日本全国から検索がされるようになった。特に経済評論は人気があり、アメリカのボストン在住のトレーダーまで見ているとメールをもらった時には心底驚いた。
「なるほど、インターネットは世界を駆け巡っている」
特に昨日は驚愕の日だった。私のブログの読者は最近は200名から300名の間で「俺のブログもなかなか人気があるじゃないか」と思っていたら、昨日は836名のアクセスがあったのでびっくりしてしまった。
「金融危機と国家の破算 韓国が危ない」という記事にアクセスが集中したのだ。
「な、なんだ。このアクセスの集中は!!!」インターネットの世界では時に信じられないようなことが起こる。
正直に言うが私の評論は元々何かを知っていると言うより、知ろうとして記事を書いていると言うほうが正しい。
何か重要なことが起こっていると気づいた段階で、資料を取り寄せその前後のつじつまを合わせているうちに、何が問題か分かってくると言うのが実態だ。
また私が長い間ある金融機関に所属し、11年間に渡り検査官として全ての部署を見ることが出来たのも、経済評論を書くのに役立った。
「なるほど金融機関とはこういうものなのか」
実際、金融機関をトータルとして知っている人は役員と検査官だけだ。
書くことは考えることだから、多くの人にブログを作成することを薦めている。しかし実際に始めるとなるとブログの環境を整えたり、更新作業や編集作業をしなければならないので、初歩の人はいやになって止めてしまう。
「こんな面倒なら、するのや-めた」
幸いに私は暇人なのでブログの管理者になって、サポートしているが多くの人がブログを作ろうとしてくれるのは本当に嬉しい。
今回「ありよし姉ちゃんと散歩おじさん」のブログを立ち上げたが、読者でブログを作成したい人があれば、出来る範囲内でお手伝いをしたいものだ。
(注)写真は千葉市郊外の落花生畑の収穫の様子です。
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コメント
経済評論のアクセスが多いのは、私も納得できます。
経済の関心事を、自由人の立場で評論するからでしょう。
組織や利害関係者の桎梏から逃れて、情報収集・解析ができ、
結論がブレない。それだけ、コメントで論争は挑みにくいのでしょう。
今や、市井の立派な経済評論家ですよ。私にはカテゴリー
『評論 アメリカ経済』が秀逸であり、大変勉強になります。
各論(ミクロ)では正鵠を射ても、集合してマクロでは、
「合成の誤謬」ということもありますからね?。
今、テレビで金融危機 株安円高を報じています。
貴兄の評論を聞きたいものですね!!。
(山崎) G翁さんにそこまで評価されると、肩に力が入ってしまいそうだ。
投稿: G爺 | 2008年10月24日 (金) 21時12分
毎日、随分と朝早くからUPされますね。
私が寝ぼけ眼でPCを開くと、既にこのブログにはアップデイトな評論が掲載されていて、先日の韓国の記事などは読んで一気に目が覚めました。
さて、大変な閲覧数ですね。アイドルブログも敵いません。
確かに山崎さんの経済評論は、切れ味鋭く、的確で、何と言うべきか当事者の心理描写が読む者を納得させますね。
私のような数分で書き散らかしているブログとは違って、十分に推敲された結果なのだろうなと、いつも感じています。
不思議なのは、先日の私のように、これだけ詳しい方には「これを聞いてみたい」のコメントが少ないことです。
現役ブロガーは少ないということなのでしょうかね。
もっとも、これだけのアクセスがあり、皆が山崎さんに問い合わせたり討論を始めたら、収拾がつかなくはなるでしょう。
今後とも、ご経験を生かした鋭い記事を楽しみにしています。
(山崎) いつもコメントをありがとうございます。実はブログのコメントが少ないことは前から気づいていたのですが、私も原因は分かりません。私のことをよく知っている友達がコメントしてくれるのがほとんどです。
私が何でも書いてしまうので、的を絞りづらいのかもしれません。
「山崎って一体何だ。清掃ボランティア? 小学校の先生? 経済評論家? たんなる爺さん?」なんてところでしょう。
投稿: yokuya | 2008年10月24日 (金) 08時06分
ブログ作成が生活のメインになりますね。書く作業に慣れるまで暫くは悪戦苦闘しそうです。
投稿: コタ子 | 2008年10月24日 (金) 04時47分