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(20.10.11) 世界経済危機は山本リンダになった

523_006_edited1_2  世界経済危機は山本リンダになってしまった。「もうどうにもとまらない」のだ。
アメリカ信じちゃ いけないよ 私の心はベアなのさ・・・・・・・・リンダの歌声が聞こえる。

 このブログを書いている最中にも、次々と新たな事件が起こってとてもまともな記載ができない。
今日(10日)のお昼のニュースはアメリカのGMフォードの株式が急落して資金調達が出来なくなりつつあると伝えている。
とうとうアメリカの自動車産業も終わりか!!!

 日本では中堅生命保険会社の大和(やまと)生命が倒産して、負債総額は2695億円だ。
は急騰して一時97円まで値上がりし、一方株式は急落して8100円にまで落ち込んだ。
投資信託を保有している人は財産がほぼ半減してしまったな

 アメリカ政府金融安定化法を通過させて約70兆円公的資金投入を決めようが、ポールソン財務長官が個別金融機関に資本投入の可能性を示唆しようが、欧州で4カ国首脳会議を開催し対応策を検討しようが、市場は全く無視してあざ笑うかのようだ。

 ニューヨークの株式市場は1万ドルを割ったかと思うと、またたくまに8000ドルを割り込んでしまった
いったいどこまで落ちれば止まるのだ」世界が悲鳴をあげている。

 元々の震源地であるアメリカの対応は全く不手際の連続で、これでは市場が信用しないのは当たり前だ。特にポールソン財務長官の無能振りが際立っている。
これまでポールソン氏は3回にわたって失敗を繰り返してきた。

 リーマン・ブラザーズを倒産させながらAIGは救済した。市場は何が判断基準か分からなくなった。
② 金融安定化法案を根回しも十分せずに下院にかけ、一度は否決された。
 個別金融機関に資本を投入するといいながら、一方で全ての金融機関を救済するわけではないと言い、結局投入する意思がないことを市場に見抜かれてしまった。


 これだけ失敗を繰り返せば、アメリカ政府の信用ががた落ちになるのは当たり前だ。ポールソン氏の任期は来年1月までとはいえ、歴史に残る愚挙の連続だったといえよう。
おそらく歴史家は次のように記すはずだ。
アメリカが2回目の世界恐慌の引き金を引いたのは、人為的ミスの側面が大きい。当時の財務長官ポールソンはことの重要性を理解せず、口先だけの介入によって金融危機を収束できると考えていた

 日本の失われた10年をあざ笑い、「アメリカは時価会計で業績がすぐに明確になるので、日本のように10年間もぐずぐず対応が遅れることはない」と胸を張っていたのは誰だと言いたくなる。

 サブプライムローンの損失や株式の下落で、欧米の金融機関の自己資金の不足が明確になってきた。
かつて日本の金融機関を世界市場から締め出す目的で導入したBIS規制が今度は欧米の金融機関の首を締め出した。
自己資本比率4%を割れば、金融機関として認めてもらえず、8%を切ると国際業務が出来ない。
もはやぐずぐずできない。すぐに個別金融機関に資本を投入して国有化せよ」世界は大合唱している。

 しかしアメリカにはそれが出来ない事情がある。アメリカ大統領選挙が終わって、新たなチームが出来るまで本格的な対応はできないからだ。世界恐慌とアメリカの政治空白が重なった最悪のシナリオになった。

 一方日本では97円まで円高が進み、輸出産業が悲鳴をあげだした。政府は中小企業の救済に乗り出すといっているが、実際は輸入産業が円高のメリットを享受してホクホクだ。
日本は20年8月以降貿易収支は赤字になったのだから、日本全体では円高のメリットの方が大きい。
よかった。これで原材料も食糧も安くなる」これが本音だ。

 株式が急落し、保険会社の倒産がでても、アメリカやヨーロッパに比較すればはるかに傷は浅い。それを見越して世界の資金は日本に流れ込んでいる。
信頼できる資金の避難場所は日本しかないじゃないか
かつては「有事のドル」といわれたが、今は「有事の円」だ。

 一方でアメリカの金融危機は治まる気配がない。
ブッシュとポールソンは口先だけだ。GMもフォードも倒産するだろう
世界の資金は日本に逃げ込み、ドルは急落して近い将来50円程度の円高になりそうだ。

 日本の輸出産業は立ち行かなくなるが、一方輸入産業は隆盛を極め、日本がしばらく前のアメリカのように金融の中心地になる日が近づいた。アメリカが自分でこけたおかげで日本が世界のアンカーになってしまった。

こうした時は 日本しだいなの ああ日本だけ ああ日本だけ もうどうにも止まらない



「別件」 花の美術館とその周辺を歩いてみませんか 

 花の美術館元館長齋藤さんが企画する街歩きの第2弾です。前回はおゆみ野の街を歩きましたが、今回は齋藤さんにとって懐かしい花の美術館とその周辺のビューポイントを、齋藤さんが案内してくれます。

是非ご参加ください。

*日時  10月12日(日)午前10時から15時。雨天の場合13日に順延

*テーマ 「花と緑のガーデニング探訪」

*集合場所 JR海浜幕張駅前広場 ボールトピアリー(立体花壇)前。 
*解散 高浜 千葉市花の美術館 

 今回は、幕張ベイタウンのパティオス街区の街づくりや、検見川、稲毛の人口海浜、花の美術館等を案内します。

保険料 100円 花の美術館入館料(60歳以下の方) 200円  お弁当が必要です。


 * 11月に、若葉区みつわ台から都賀方面を予定しています。

 * お問い合わせは、メールで  midorinet@hotmail.co.jp まで。

 

 


 

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コメント

いやー、恐ろしいことになりましたね。
私の業界はインポーターなので、円高で、オイルも落ち着き、目先は一安心かもしれません。
しかし、こうまで惨めな状況に落ち込んだ米国が、甘んじてその境遇を受け入れるのでしょうか。
常に世界のトップに我が身を置くプライドばかりが強く、その見せ掛けの繁栄の上で国民もただ無邪気に正義感を振り回す、総じて単純な国柄です。
覇権を賭けて何かしてくるのではないか、そんな気がするのですが、プロの見かたは如何ですか。

(山崎)アメリカは70兆円もの公的資金をつぎ込むための資金がありませんから、すべて国債を発行して調達します。この国債の販売先は日本と中国で,中国との間ではすでに21兆円の国債購入の約束を取り付けたとの新聞報道もあります。
日本の場合はどのタイミングでどう買うかは、政府や日銀の専決事項で外部からはよく分からないのですが、当面は相応の協力をするはずです。
問題は日本が購入できかねるほどの要請を受け始めたときで、金融危機は70兆円をはるかに超える公的資金が必要となるはずですので、どこかで日本はアメリカにNOというはずです。
その時が、アメリカの世紀の終わりです。

投稿: yokuya | 2008年10月11日 (土) 09時11分

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