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(20.9.20) なぜ私の苦悩は1日しか続かないのか

 再び苦悩が始まった。私はA小学校の特別講師になり、パソコンを教えているのだがなんとも大変なのだ。

 先日教頭先生から前期(10月初旬まで)のスケジュールを渡された。見ると翌日から毎日2~3時限のスケジュールになっている。
小学校ではなぜかパソコン授業は期末に集中して実施されるらしい。
うぅーん、毎日半日の授業か」唸ってしまった。
毎日が日曜日の定年退職者にとっては晴天の霹靂だ。

 一般の人は知らないが、実はこのパソコンの授業は明確な形でのカリキュラムがない。はっきり言って手探りで実施しているのが実情で、先生のパソコン能力に左右される。
パソコン通の先生のクラスはどんどん授業は進むが、そうでない先生の場合はさっぱりだ。
パソコンの授業はどうも苦手で」逃げ腰の先生が多い。

 特別講師としての私の役割はそうでない先生をサポートして、授業のレベルをパソコン通の先生と同じようなレベルにすることなのだが、実際は悪戦苦闘だった
この理由は2つあって、一つは技術的な理由、もう一つはカリキュラムを作成する相談相手がないことだ。

 技術的理由はいくつかあり、そのうちの最大のもの昨日残業をしてようやく理解したアドバンテージクラスと言う技術だ。
これは先生のパソコン画面を生徒のパソコンの画面に転送して、先生の操作を見せて生徒に理解させる方法なのだが、このやり方がさっぱりわからなかった。

 これが出来ないと口頭で一人一人を指導することになり、そのうちてんやわんやになってしまう。
だれか、アドバンテージクラスの操作方法を教えてくれ」叫んでしまった。

 この技術は先生なら誰でも知っていることになっているが、実際はパソコン通の少数の先生しか理解していない
昼休みにパソコン通の先生を捕まえて操作方法を聞き、2時間余り自主トレーニングをしてようやく理解できた。
こうした技術は自分で何回も繰り返さないと身につかない。余りに疲れはて、またパソコン教室で寝こんでしまった。

 一方カリキュラムの作成については先生と相談する時間が全くないことと、実際は相談しても無理なことだ。
山崎先生、私はパソコンについては何のソフトがあるのかさっぱり分からないので、何を教えてよいか分からないのです。よろしくお願いします

 パソコン通の先生以外の授業のカリキュラムを作らなければならなくなった。
なんと、俺がラストリゾートか

 しかし展望はある。学年ですることはだいたい同じだから、1クラスの授業が済めば、他のクラスはその応用でいける。
それにパソコンの技術は一度覚えてしまえば、あとは空気のようなもののなのでそれまでの我慢だ。
がんばれ、山崎先生、もうすこしだ」叱咤激励した。
それが昨日のことだ。

 初日は散々だったが、今日2日目からは見違えるほどルンルンになった。
アドバンテージクラスを操作して子供達を教えると、すぐに理解する。
カリキュラムも残業して作り上げた。
山崎先生の授業を見せていただこうかしら」校長先生から言われた。
いつでも来てください」自信満々だ。一日で人間が変わってしまった。

 亀ゴンが笑って言った。
先生の苦悩は相変わらず1日しか持たないですね。これでは『若きウェルテルの悩み』には程遠いですよ

いやー、そうなのだ。当初はつい大げさに考えるが、何とか身体を動かしているうちに解決してしまうんだ

「『ならうよりなれろ』が悩みを解決する最善の方法みたいですね

亀ゴン、全くそのとおりだよ




 

 

 

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