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(20.9.17) ムクドリの研究 その2

 例年8月から10月にかけてムクドリ糞公害騒音問題が発生する。ここおゆみ野でも鎌取ジャスコ店の前の駐輪場周辺のケヤキの木ムクドリのねぐらになり、市役所に苦情が殺到しているらしい。

 私は毎日この場所を清掃しているので、駐輪場の周りに大量の糞が撒き散らされていることは良く知っている。感覚的には昨年よりも今年の方が多い。

 ここの駐輪場には自転車を整理する担当者が3名程度常駐していて、早朝糞の清掃を行なっている。そうしないと鶏小屋の地面みたいに糞だらけになってしまうからだ。
いやー、ムクドリにはかなわんよ。市役所はどうにかしてくれないのかね」知り合いの整理員がぼやいていた。

 見ていると自転車の上に糞を落とされた女性がこの整理員にねじ込んでいる。
お金を取って糞をたらさえたのじゃかなわないわ。どうにかしてよ
市のほうには言っているのですが」市に代わって謝っていた。

 実はムクドリ対策は実に難しい。かつてはムクドリは害虫を駆除する益鳥と言われていたが、今は糞公害の代名詞だ。鳩より評判が悪い。
ムクドリが集団で駅前や繁華街に集まるのは8月から10月までで、その間だけ我慢するとその後は移動してしまう。私は山と都市の間を移動しているのだと思っているが確認したわけではない。

 ムクドリ対策として木の枝を伐採する方法がよく採られるが、この方法は近くのまだ伐採されていない樹木にムクドリが移動するだけに終わってしまう。
したがって問題箇所の全ての樹木の枝を落とさないと解決にならないが、こうすると都市景観が台無しになり、まるで巨大サボテンが生えているメキシコの砂漠のようになってしまう。
ムクドリ対策のために全ての樹木の枝を落とすわけにはいかない。

 現在最も効果がある方法と言われているのは、長岡市が実施したムクドリ「助けて」という効果音を、断続的に流す方法らしい。
これを長岡方式といい、全国の自治体で採用している。

 効果音を大音響のマイクで流すと、ムクドリは次々に逃げ惑うので、ムクドリを排除したい場所全てで、タイミングよく音をださなければならない。
効果的に実施するには昔の「鳥追い」のような共同作業が必要だが、長岡市はこれで約1万羽いたムクドリを信濃川の河川敷に追いやったと言う。

 ここおゆみ野でも効果音を出す方法を採用することになったようだが、市民ネットの福谷さんのブログ(リンクが張ってあります)を見ると「おゆみ野では竹の棒を振りまわして音を出す」と言っていたので方法が少し違うようにも見える。しかし効果音で追い出すことにはかわりがなさそうだが、一度市の担当者が実施しているところを見てみたいものだ。

 また福谷さんのブログにも書いてあったが、ムクドリ対策では最終的にムクドリを追いやる場所が必要であり、長岡市では信濃川の河川敷だったようだ。
一方ここおゆみ野ではどこになるのだろうか。追いやる場所がないと、結局はジャスコ周辺の駐輪場のケヤキに戻ってきてしまいそうだ。

 ムクドリ対策は本当に難しいのだ。


鎌取ジャスコ店の周辺のムクドリが集まっている場所の写真
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20916?authkey=hj_MA3kpLK0#

 

 

 

 

 

 

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