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(20.8.22) あなたはうちの子で幸せでしたか?

 最近四季の道の清掃活動をしていると、老犬によく会う。私は本来が犬好きなので犬に必ず声をかけるようにしている。
足腰が立たなくなった老犬を介護している飼い主がいるが、わが子のような気持ちで老犬をいとおしんでいることがよく分かる。

 トラちゃんは足腰が弱って散歩もおぼつかず、毛並みがぼさぼさになった老犬だが、よく飼い主の奥さんが引っ張るようにして散歩させていた。
ちょっと可愛そうだけれど、動けなくなったら大変だから
休みの日はご主人が散歩させていたが、今年に入ってから散歩であわなくなった。

 先日そばら公園の東屋で休んでいた時、ご主人が近寄ってきて「いつも声をかけていただいていたトラがこの2月に永眠しました。ありがとうございました」と言われたので、トラちゃんが他界したことを知った。
家族の一員がなくなったように悲しんでいる様子がよく分かった。

 Yさんのところの白い大型犬も前足に全く力が入らなくなっている。ご主人のYさんが毎日チッコをさせるために上半身を抱いて四季の道につれ出している。チッコが終わるとすぐに家に戻るのだが、それも抱きかかえなければ戻れない。
最初、このワンチャンに会ったころは元気に散歩していたので、とても信じられない気持ちだ。

 一般に犬の寿命は15年程度だから、人間の寿命の5分の1程度だ。従って犬を飼えば必ず犬の死期に遭遇することになる。

 犬を飼っている小太郎姉さんよると「犬の知能はかなり高く、人間であれば3歳児に相当する」のだそうだ。
3歳児と言えば人間だったら最も愛らしい時期であり、親が子供を生んで幸せだとこころから思っている時期だ。
だから犬が死ぬと言うことは自分の幼児を失うような気持ちになるのは自然だと思う。

 私がいつも見ている市民ネットの福谷議員のブログ(福谷章子の日記)に、福谷さんが飼われていたチャッピーという老犬が永眠した記事が乗っていた。

 最初は後ろ足がふらふらして寝たきり状態になったのだという。病院に連れて行くと「心臓が弱っている」という。
心臓が弱ると体の隅々に酸素や血液が送られなくなり、循環が悪くなり、動けなくなる」症状だそうだ。

 ブログでは強い薬を与えて生きながらえさせるか、それともそうした負荷を与えずに天寿を全うさせるかの苦悩が記されており、人間の最後を見取る時と全く同じだ。

 最後は息をするたびに腹が膨らみ、舌も1センチほど口から出してあえいでいたそうだ。
福谷さんは書いている。

14年と7ヶ月、我が家の様子をじっと見守り、必ずいつも、最も元気の無い子に寄り添っていました。

私の大雑把な子育てを手伝ってくれたといっても過言ではありません。いとおしさや寂しさはもちろんありますが、それよりも感謝の気持ちでいっぱいです。小さな体で、最後まで無償の愛をふりまいて、逝きました。

私たちは、この子と暮らして本当に幸せでしたが、チャッピー、あなたはうちの子で幸せでしたか?」

 最後の問いかけに思わず涙が出てしまった。

 

 

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コメント

山崎さま
こんな風に老犬たちとその家族のことを取り上げていただいて、心から嬉しく癒されます。
ありがとうございました。

投稿: 福谷 | 2008年8月23日 (土) 23時43分

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