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(20.8.31) 初めての南アルプス NO3

(今日から再び登山シリーズを再開します)

1974年 28才 山口

聖岳  9月21日~24日(3泊4日)

 南アルプスには一度行ってみたかったが、麓までたどり着くのに時間がかかるのと、険しいとの評判で躊躇していた。
北アルプスと違って、人はほとんどいないし、道もはっきりしてないよ」そういわれていた。
この年大井川鉄道の終点井川まで行き、そこから第二畑薙(はたなぎ)ダムまでバスに乗った。
畑薙ダムから大井川を遡り,長いつり橋を渡って茶臼岳の登りに取り付いた。午後からの登山になった。

 当時はまだ登山についてのノウハウが十分でなく、もてるものは全て持って行った。
特にいざと言うことを考えて食料をたっぷり持っていったため,ザックの重量が30kを越え,歩くのがひどく苦痛だった。
茶臼岳へのルートは急登で、腰への負担がきつく腰が折れそうだったが、若かったのだろう、何とか登ることができた。

 茶臼岳の途中のウソッコ小屋で一泊し,翌日は茶臼岳の肩小屋(茶臼岳小屋)に泊まったが,そこは無人小屋で登山客が数人いた。無人小屋に泊まったのはこのときが初めてだった。

 荷物を肩小屋において,翌日,上河内岳を経由して,聖岳に向かって稜線を歩き,コルから一気に聖岳に登った。聖岳はガレバの多い3000m級の山で歩きづらかったが,標準時間の半分程度の時間で登りきってしまった。

 このときのことはよく覚えている。心臓はパンクしそうだったが足は良く動いた。ほとんど休まず一気に登っている。

 そこから茶臼岳にひっくり返したが,平均の所要時間が14時間のところ10時間で引き返してきたため、無人小屋で一緒になった登山客が私の健脚に驚いていた。

 上河内岳肩小屋の間に幅50m、長さ200mぐらいの草原があり、なんとものどかな雰囲気の場所でとても気に入った。たまたまツェルトを持っていたので、それに包まってミイラのような格好で寝てみた。
人一人いない草原で寝られたらどんなに幸せだろう

 そのままそこで夜を過ごそうと思ったが下はかなり湿り気があり、だんだんと冷たくなったので寝ることはあきらめた。


 以来南アルプスにはよく登るようになったが、北アルプスと異なり広くたおやかな山並みであることを知った。

写真を掲載します。かなり色落ちしてしまっていたので編集処理を施しました
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/hIVESB?authkey=7GVowuH6yKQ

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