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(20.6.5) 毎日新聞社の所得隠し

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 毎日新聞社が過去5年間に約5億円の所得を隠し、うち4億円については悪質な所得隠しと認定され、約2億円追徴課税をされたことが5月30日、判明した。
この件について毎日新聞社は例によって「見解の相違もあるが、指摘されたことを真摯に受け止めている」との常套句のコメントを出した。

 私は毎日新聞のファンである。過去30年ほど毎日新聞をとり続けている。読売新聞の販売促進員がいくら洗剤を積み、プロ野球の入場券を景品に出すと言っても、一度たりとも毎日新聞を変えたことがなかった。

 それほどのファンなのだが、今回の対応にはあきれてしまった。これが商社金融業者一般企業だったら「さもありなん」と思ってしまうが、毎日新聞は日本を代表する新聞社の一つだ。

 新聞社は自ら公器と称してして他の企業体の脱税容疑を厳しく追求している。
なにしろ所得隠しが分かった翌日の31日の記事では、「大手コンサルト会社PCIのODA受注に伴う約1億円の裏金つくりで脱税容疑があり、東京地検特捜部の捜査を受けた」と報道している。

 脱税ではないがNHK職員の株取引について、30日の社説で「この後に及んでなお、多数の職員が調査に回答を拒否したり、協力しなかったりしたというのだから、あぜんとしてしまう」と驚いて見せた。

 私は興味深深で、では「自分のところの脱税」についてどのように報道するのかと新聞をめくってみたが、どこにも毎日新聞社の脱税の記事はない
あるのは他人の脱税の記事ばかりだ。

果たしてこれでいいのだろうか。他人の行為は問題だが、自分の行為は頬かむりか
最近はNHKでも自身の不祥事をニュースで流すようになっている。それが報道の本当の姿と思われるが、毎日新聞社は自身の不祥事は記事にしないらしい。

 今回の脱税の認定に対し「見解の相違」があるという。それならそれを堂々と記載すべきだし、一方税務署の見解を認めることにしたなら、その理由を明確にすべきだ。
本来ならば脱税をおこなった担当者、担当役員の処罰もしなければならない。

 ところが信じられないことに、「詳細については一切明らかにできない」という。まるで政治家の政治資金のようだ。

 これが公器と称している新聞社のとる態度だろうか。
問題なのは常に他人で自分は何があっても非難されることはないと思っているのだろうか。

 私も企業に長らくいたので、税務所が今まで経費として認めていたのが急に資産に査定するような場合があるのをよく知っている。
税務署は当該年度の税金不足が予想されるような場合、急に査定が厳しくなるものだ。また担当者によって見解が違うこともよくある。

 たとえそおであったとしても、毎日新聞社は最低限NHKと同様に、一つの事件として自身の紙面で報道し、さらに社説で経緯を説明すべきだ。
しかし、毎日新聞社はNHKや他の新聞社がこのことを報道しても完全に無視して、まるで事件がなかったかのようだ。

 「これが私の好きな毎日新聞か
今回の毎日新聞社の態度にはファンである私もあきれてしまった。


()私は5月30日から6月2日までの毎日新聞の朝刊・夕刊を確認して、上記の記事を書いていますが、もし他の日に脱税の記事が記載されているようなことがあれば、教えていただけると幸いです。

 

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