(20.5.30) 小谷小学校のつつじが再生し始めた
「おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード
私が校長先生と約束し、再生を図っている小谷小学校のつつじが再生し始めた。学校の南側の運動場に面した植栽のつつじである。
このつつじは数年前の酷暑の夏に立ち枯れが始まり、その後成長が著しく停滞していた。一旦立ち枯れが始まると雑草の繁茂がひどくつつじをすっぽり覆ってしまうために、まったく生長ができないのだ。
一昨年から気にして雑草の除去に勤めてきたが、小谷小学校のボランティアを始めることになったのを機会に、再生計画を作って定期的に雑草の除去を始めた。昨年のことである。
ただし、すでに完全につつじが死んでしまった場所もあり、ここには松葉菊を植え松葉菊通りをイメージして努力している。
しかし、ここのつつじと松葉菊の再生活動は苦難の連続だった。
問題はこの植栽の棚に駆け上がって遊ぶ犬がいて、せっかく成長し始めたつつじの枝が折られ、松葉菊はほとんど踏み荒らされて死んでしまう。
注意書きをしたり、園芸用のポールを立てて入れなくしたりしたのだが、どおしても犬が蹴散らす。
もちろん散歩をさせている主婦の方がいるのだが、この人は犬が面白がって遊ぶのがことのほか好きらしく、松葉菊を踏み荒らすのを喜んでみている。
私は何回も注意したのだが、どおしても聞いてくれなかった。
「そんなことは犬に言ってください」
仕方なく、園芸用の縄を何重にも張って犬が入れなくしたが、今度はこの縄を切って遊ぶ悪がきがいて、3日に一回程度の割合で、園芸用の縄が切られてしまった。
そのたびに補修をして対応してきたが、その甲斐があってようやくつつじが生長するようになり、昨年植えた松葉菊も再び花を咲かせ始めた。
「よかった。何とかなりそうだ。つつじは大きくなってきたし、松葉菊も1年間生きてくれた」亀ゴンと二人で肩を抱き合って喜び合った。
「先生の努力が実を結びはじめましたね。このままいけば来年にはつつじは十分大きくなり、松葉菊もたわわに垂れ下がるようになるでしょう」
「これも亀ゴンと一緒に努力したおかげだ。しかし松葉菊は犬が一回でもその上で遊ぶとすぐに死んでしまうから、油断できないんだ」
「先生がこのおゆみ野を花の街にしたいとの希望で立ち上げたプロジェクトですから是非成功させたいものですね。この場所がつつじと松葉菊で覆われたら、きっと散歩する人も楽しめるでしょう」
「数年前にマラソンレースで、旧東海道を名古屋から三重を通り京都にかけて走ったことがあったのだが、そこの旧宿場町が松葉菊通りだった。あの美しい景色が忘れられないんだ。
是非ともこのおゆみ野にも松葉菊通りを作りあげたいんだ」
「不肖、この亀ゴンも犬を入れないようにして先生のお手伝いをしますのでがんばってください」
最新のつつじの状況を写真に撮っておきました。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/20528?authkey=m8YQaOVn8AU
なお、小谷小学校のつつじについては、カテゴリー(つつじの再生『小谷小学校』)に時系列的に入っております。
(別件)おゆみ野の街の散策者を募集しています。
① 日程 6月1日
② 時間 午前9時半から12時まで
③ 集合場所 鎌取駅改札口(ここに齋藤さんと私がいます)
④ 散策コース
・四季の道(夏の道) ここでケヤキ並木の剪定がされたがその後の経緯について確認する。
・泉谷公園 森および菖蒲園の散策 植生について齋藤さんのレクチャーあり
・泉谷公園 川沿いの道 あずまやや水車小屋が放火や破壊されたが、その後の経緯について確認
・苅田郷 時間があればここまで足をのばす。時間がなくなれば学園前駅で解散。
⑤ 雨の場合は取りやめ(別途日にちを設定する)
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