(20.4.27)チャレンジ富士五湖112kmに出場する
「おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
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私は自分の行動を見て、つくづく愚かだと思う。本日(27日)富士五湖で行なわれるウルトラマラソン、チャレンジ富士五湖112kmにエントリーしたことだ。
実はこれは5月の連休に行なわれる川の道250kmの練習としてエントリーしたのだが、練習としては距離が長すぎる。
何しろ、翌週には250km走るのだから、どう考えても疲れが抜けそうにない。
「俺は愚かだ」頭を抱えてしまった。
どうしてこのような状態になってしまうかと言うと、エントリーをする時期が、3ヶ月以上も前だからである。
その頃は気分も高揚し「やはり、事前に100kmを2本は走っておこう」なんて気分になっているのだが、大会が近づくにつれ現実と向かい合わなければならなくなる。
つい2週間前に行なった葛西臨海公園の12時間走では、100km走るつもりが88kmしか走れなかった。
「これじゃ、112kmなんてとても無理だ」
実は練習として走る場合と、レースとして走る場合は走り方がまったく違う。練習の場合は実力の8割程度で走っている。そうしないと練習で燃え尽きてしまうからだ。
一方、それが目標のレースの場合は、実力の120%程度で走らないといけない。実力以上ということは身体が壊れても走ると言うことで、実際、昨年甲州夢街道215kmを走った時は、最後の50kmは死んでいた。
「富士五湖をまじめに112km走ったら身体がこわれてしまう。どうしよう」
出場を辞退すると言う方法もあるのだが、何しろエントリー代としてすでに16000円払い込んでいる。私のような年金生活者はこれがなんとしても痛い。
「元を取りもどしたい」福沢諭吉が目の前でちらちらする。
結局行くことにした。112kmの制限時間は14時間30分だから、今回は14時間30分走を行なうことにした。スピードは上げないで、淡々とこの時間まで走るのである。時間が切れたらそこで止めることにする。
「これなら身体が壊れないだろう」
私は毎年のようにこの富士五湖のレースに出ているが、その理由は近場で行なわれ、交通費がかからないウルトラマラソンはここ位だからである。
通常ウルトラマラソンは非常に長い距離を走り、場合によっては交通規制もおこなわれるので、交通上の問題が難しい。
北海道のサロマや秋田のリゾートカップ100や、高知の四万十のように交通量の少ない地方で実施されるのはこのためである。
いづれも遠く、交通費が馬鹿にならない。
その意味で富士五湖ウルトラマラソンは連休中でもあり、かなり交通量が多いにもかかわらず実施される実に不思議なレースだ。
景色は晴れていれば抜群にいい。富士山が目の前に迫ってきたり、河口湖の周りのさくらが満開だったりして、気持ちのいいコースだ。
今日はデジカメを持って楽しく写真を撮りながら走ろう。今はそう思っている。完走しなくても読者に許していただきたい。
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