(20.4.21)おゆみ野の森の春祭り
「おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード
おゆみ野の森の「森の春まつり」が20日おこなわれた。おゆみ野の森ができて、1年目を迎える記念日だ。
この森は京成電鉄学園前駅の近くに広がる、約3haの市民の森だ。
おゆみ野の森は市ではなく住民が育てる森で、「市民緑地制度」に基づきこの地区の住民が積極的に参加して、この森を維持管理することが求められている。
そのために「おゆみ野の森を育てる会」ができていており、メンバーは300名を越えている。
私もこの会のメンバーだが、たまたま都川源流の里山整備の活動日と重なってしまったため、今まではあまり参加することはできなかった。
1年前のオープニングイベントに出たのと、夏に約1週間、草刈をしたぐらいだ。
しかし今日は実に多くのメンバーが集まっていた。正確に数えたわけではないが150名程度はいたと思う。
「森の春まつり」にあわせ人気の「ピザ焼き」や「バーべキュー」がおこなわれたのも人が集まった理由かもしれない。
今回は1周年記念でもあったので、音楽会も開催された。おゆみ野に住む「プー・カルテット」のメンバーが10曲の演奏をしてくれた。
あいにくと肌寒い日だったが、薄着でがんばっていた「プー・カルテット」のメンバーに感謝したい。
この森のコンセプトは「市民が自主的に森を育てていく」ことにあるが、そおは言っても素人にはどのようにして育てていくのか分からない。
このため、NPO法人、「NPOみどりのネットワーク千葉」のインストラクターが森の探検・観察や森の種まき、工作つくり等を指導してくれる。今回も5名のインストラクターが来てくれた。
そして今、この市民の森の一番の課題は「森の未来図」を描くことにあるらしい。2月、3月の2ヶ月をかけて、「森の未来図」の検討会がおこなわれている。
私はこの会議に出席していないので詳細は知らないが、インストラクターで樹木医のTさんの説明を聞くと、どおやらポイントは「この森に生き物をよみがえらせる」ことにあるようだった。
Tさんがウサギの糞を見せながら、「ここにはウサギや狸が生息している」と説明していた。
そしてさらに多くの鳥や獣を集めるためには食べ物が必要で、そのために今回ひまわりを遊歩道沿いに植えることにしたらしい。
「なるほど、動物達と共生できる空間を作りたいのだな」そお理解した。
今回の参加者は大人と子供が半々だったが、見ていると大人のメンバーは積極的に会場作りや、ピザ焼きやバーベキュー作りに参加していた。
私は初めてだったので、最初は見ているだけだったが途中からピザ焼きを手伝った。レンガの釜で焼くのだがやってみるとなかなか楽しい。少し焦げてしまったが初めてなので我慢してもらうことにした。
しかし本当の市民参加はなかなか難しそうだ。1ヶ月に1回のイベント日に参加して、会場作りや食事作りの手伝いはできるが、それ以上の参画となると戸惑う。
現状はネットワーク千葉のインストラクターや新都市ライフのOさんに頼っているのが実情だ。
市民ネットの市議、福谷さんもこのメンバーで、ピザを配るのに奮闘していたが「でもね、山崎さん、将来ネットワーク千葉のインストラクターや、新都市ライフの人たちがいなくなったら、私たちがこの森を守るのですから」と言っていた。さすがに福谷さんは先を見ている。
おりしも森の遊びの達人でインストラクターのSさんから、「おゆみ野の森だけでなく、おゆみ野地区のすてきな場所や、またおゆみ野の本当の姿が分かるような散策活動ができないだろうか」と相談を受けてしまった。
「山崎さんはおゆみ野のことをよく知っているので協力してほしいのです」
これが市民参画の一環なのだろうか。正直言って少し戸惑いもあるが、人に頼まれて断れない性格が災いしそうだ。
森の春まつりの写真をできるだけ内容が分かるように撮ってきました。
http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/2041802?authkey=aypukNMIXUM
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