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(20.3.4)24時間走を走ってきた

おゆみ野四季の道」のテーマソング。以下のファイルをダウンロードすると曲が始まります。
 「pianotokurarinetto.mid」をダウンロード



 初めての24時間走を走ってきたが、いやはや疲れきってしまった。
昨日(2日)はほうほうの体でやっと我が家にたどり着いた。
なにしろ24時間寝ないで身体を動かしていたので、帰り着いたらすぐに寝てしまった。

 朝起きてみると案の定身体のあちこちが痛い。左足のひざの周りの筋肉に鋭い痛みがある。起き上がるのも手で支えないと起き上がれない。
足と腰の筋肉が固まってしまってオラウータンウォークになっている。
胃もひどく荒れてしまって、何を食べてもおいしくない。
またのどの奥が切れているみたいで、食物が通過するたびに「イテー」と悲鳴を上げそうだ。

 24時間走に始めて参加してみたが、この競技のきつさにはびっくりした。1.5kmの周回コースを24時間ひた走るのだが、景色がまったく同じなので飽き飽きしてしまう。
 通常のロングランでは景色が変わるのと、途中で誰もいなくなってしまうので何か孤独な修行僧のような雰囲気を感じられるのだが、周回コースだと速い人に何回も追い抜かされて、あせりさえ感じる。

 今回の目的は24時間休まず身体を動かすことと、140km走ることだったが、残念ながら少し目標に足らなかった。
確かに一度も仮眠を取らなかったのだが、エイドステーションの横で食べながら芝生の上で休んでいる時、ふと気がつくと寝てしまっていた。

 特に20時間を越えた頃からこれがひどくなり、走っている時間よりも休んで、うとうとしている時間の方が多くなった。
結果的に距離も伸びず130km程度に終わってしまったのはこのためだ。

 この競技の正式名は「24時間チャリティラン・ウォーク」と言うのだが、24時間走以外に12時間走6時間走があり、また24時間ウォークも用意されていて全体で300個人・チームが参加していた。

 メインの24時間個人走の参加者は144名で、私より年配者は4名だった。
うぅーん、俺もついに最年長組みになってしまったか」感無量だ。

 最終結果は確認していないがトップの選手は240km程度走ったらしい。いつまでたっても速力の衰えない選手がいたが、たぶんその人だろう。
3時間ごとに個人別の走行距離が張り出されるので大体の順位がわかる。
私の走行距離の130kmは、順位が真ん中よりやや上という程度だった。今回はこの程度でも満足しなければなるまい。

 競技の行なわれた場所は臨海副都心の船の科学館の周りの周回コースだが、夜の東京湾はことのほか寒い。
スタートは午後の3時だからスタートしてすぐに夜になる。
夜半は陸から海に向かって風が吹くのだが、その風の通り道では身体が凍えるようだった。

 当初24時間走では全員が寝ないで走るのだろうと思っていたが、半分以上の人が仮眠を取っていたみたいだ。
夜の12時を過ぎた頃から走っている人が少なくなり、4時ごろはシリアスな目標狙いの選手だけが走っていた。

 私の場合はどう考えてもシリアスなランナーとはいえないのだが、24時間身体を動かすことが目的だったから、身体だけは動かし続けた。
走っていたのではない。ただ動かしていただけだ。

 この「24時間チャリティラン・ウォーク」は海宝道義さんと言う方が開催されている。
かつてトランスアメリカと言うアメリカ横断競技を2回も完走したウルトラランナーだ。
その後国内でのウルトラマラソンの主催者となったのだが、私の知っている限り海宝道義さんの主催する競技のサポート体制が最高だ。

 ボランティアクルー海宝さんの人柄をしたって参加しており、アルバイトボランティアは一人もいない。
私のマラソン仲間も何人もボランティアクルーに参加していた。

 参加費用も24時間走12000円と格安だ。しかもエイドには豊富な食料が用意されていて競技者を飽きさせない。
通常のお菓子やバナナや清涼飲料水のほかに、コーヒー、おにぎり、コーンスープ、野菜スープ、ソーメン、燻製の肉まであって、私は走ることより食べることに興味があったくらいだ。

 特に後半失速してからは、エイドステーションにつくたびに「なにかおいしいものはないか、こねこちゃん」の雰囲気だった。
このサポート体制の手厚さは海宝さんの方針らしく、どお考えても赤字になるのではないかと思われるほどの手厚さだ。
おそらく海宝さんはこの競技を主催しても手元にお金が残ることはあるまい。
こうした金銭に対する淡白さが、海宝さんの人柄の真骨頂だ。

 しかし疲れた。24時間走はどう考えても競技としての面白さはない。ただ耐えるだけだ。
疲れに耐え、寒さに耐え、睡魔に耐え、人に抜かされる苦痛に耐えた24時間だった。


競技が分かる写真を掲載します。
(スライドショーで見てください)

http://picasaweb.google.co.jp/yamazakijirou/242032?authkey=dObcU0HC_Qk


長距離のウルトラマラソンに興味のある方に伺います。この記事は参考になったでしょうか。

 

 

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